ドルトムント大改造? 香川ら獲得のミスリンタートTD復帰&ケディラGM誕生の可能性も
2024.03.12 14:30 Tue
スヴェン・ミスリンタート氏(左)、サミ・ケディラ氏(右)
スヴェン・ミスリンタート氏(51)にドルトムント復帰の可能性があるようだ。
ユルゲン・クロップ監督時代のドルトムントを築いた功績で知られるミスリンタート氏。慧眼ダイレクターとして、香川真司(現セレッソ大阪)やロベルト・レヴァンドフスキ(現バルセロナ)などなどヒット補強を連発…2010年代初頭のドルトムントはブンデスリーガ2連覇にチャンピオンズリーグ(CL)準優勝を成し遂げている。
伊藤洋輝を当時J2リーグのジュビロ磐田からシュツットガルトへ引っ張り上げたのも、このミスリンタート氏。アーセナルとアヤックス(昨年9月に首脳陣間の派閥争いが影響して4カ月で解任)ではお世辞にも手腕を発揮したとは言い難いが、それでもドイツ国内では名高い存在なのだ。
オランダ『Voetbal International』によると、ドルトムントは2025年に退任する最高経営責任者(CEO)ハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏が、自身の後任としてミスリンタート氏を検討。ヴァツケCEOは今季終了後、翌年の退任に先立ってリクルート部門の職務を終える予定となっている。
ヴァツケCEOのプランAは、元ドイツ代表MFセバスティアン・ケール氏をスポーツ・ディレクター(SD)からゼネラル・マネージャー(GM)に昇進させたうえで、ミスリンタート氏をテクニカル・ディレクター(TD)に配置、というもの。
そこで、「クラブ顧問も務めたザマー氏が推薦している」と噂が広まっているのが、元ドイツ代表MFサミ・ケディラ氏(36)。ドイツ代表としてW杯優勝を経験し、クラブキャリアの全盛期はレアル・マドリーでCL優勝も成し遂げた名手だ。引退後は古巣シュツットガルトで1年間アドバイザーを務めるも、要職経験は今のところない。
このようにリクルート部門の人事案がさまざまなアイデアで溢れるドルトムントだが、果たして。
ユルゲン・クロップ監督時代のドルトムントを築いた功績で知られるミスリンタート氏。慧眼ダイレクターとして、香川真司(現セレッソ大阪)やロベルト・レヴァンドフスキ(現バルセロナ)などなどヒット補強を連発…2010年代初頭のドルトムントはブンデスリーガ2連覇にチャンピオンズリーグ(CL)準優勝を成し遂げている。
伊藤洋輝を当時J2リーグのジュビロ磐田からシュツットガルトへ引っ張り上げたのも、このミスリンタート氏。アーセナルとアヤックス(昨年9月に首脳陣間の派閥争いが影響して4カ月で解任)ではお世辞にも手腕を発揮したとは言い難いが、それでもドイツ国内では名高い存在なのだ。
ヴァツケCEOのプランAは、元ドイツ代表MFセバスティアン・ケール氏をスポーツ・ディレクター(SD)からゼネラル・マネージャー(GM)に昇進させたうえで、ミスリンタート氏をテクニカル・ディレクター(TD)に配置、というもの。
ただし、ケール氏がGMへの昇進案に乗り気でないとされ、ドイツ『スカイ』によると、代案1のOBマティアス・ザマー氏は脳卒中を患って以来、一線から退いて8年が経過…。代案2である前SDミヒャエル・ツォルク氏の2年ぶり再登板も、現実味がないアイデアとされている。
そこで、「クラブ顧問も務めたザマー氏が推薦している」と噂が広まっているのが、元ドイツ代表MFサミ・ケディラ氏(36)。ドイツ代表としてW杯優勝を経験し、クラブキャリアの全盛期はレアル・マドリーでCL優勝も成し遂げた名手だ。引退後は古巣シュツットガルトで1年間アドバイザーを務めるも、要職経験は今のところない。
このようにリクルート部門の人事案がさまざまなアイデアで溢れるドルトムントだが、果たして。
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