「一番は得点を獲ること」バックアップから正式登録となった鳥栖FW林大地、大学時代の学びで掴んだ五輪切符
2021.07.08 18:58 Thu
東京オリンピックに向けた事前合宿に臨んでいるU-24日本代表。FW林大地(サガン鳥栖)がオンラインのメディア取材に応じた。
6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。
合宿4日目を迎えた中、当初はバックアップメンバーだった林は正式に登録メンバーとなった。その心境については、「東京オリンピックが終わるまで、本当にギリギリのところまでチャンスが来たという印象です」とコメント。「22人になったことで、よりチャンスが広がりましたし、ベンチに入れるのは18人で、試合に出られるのは11人で、ここからさらに自分の立ち位置を上げていかなければいけないと思いました」と、試合に出るための競争がこの先に待っていると語った。
現在の合宿については「レベルの高い環境でやれているので、凄く充実しています」とコメント。FWとして選ばれている上田綺世(鹿島アントラーズ)、前田大然(横浜F・マリノス)が別メニュー調整をしている状況で、アピールしたいと語った。
「一番は得点を獲ることなので、そういったところを練習からアピールしていかないと、本大会に出られるように少しずつ立ち位置を上げていかなければいけない立場なので、しっかり練習から違いを見せることが一番大事だと思います」
「出発前に限らず、オリンピックに出場できる可能性が自分に出た時に、トヨさんがオリンピックに出場されていたので、その時の雰囲気やどういう感じかを自分から聞きに行きました」
「移籍が決まる前からこれがという特別なものはないですが、練習中とか色々アドバイスをくれたり、ピッチ外でも人として模範になるような素晴らしい方なので、そういったところは特別指定の時から2年半で学ぶことがたくさんありました」
決してエリートコースを歩んでいた訳ではない林。ガンバ大阪のジュニアユースから履正社高校へ進学し、大阪体育大学を経て鳥栖でプロになった。
「昔から自分は上手い選手ではなかったので、負けん気の強さだったり、人との一対一の勝負強さで生き残ってきたと思っています。しっかりと1人の選手としてじゃないですが、戦えるようになってきたねって第三者から評価を頂いたのは、大学生になってからです」
注目を集めたのはごく最近だった林。大学時代には「スアレスやロナウド(ブラジル)なんかは、大学の時の監督やコーチに映像を見せてもらってりしました」とコメント。特別好きな選手はいないとしながらもゴールを量産している世界的なストライカーを参考にしていたと語った。
U-24日本代表は2列目に堂安律(PSV)や久保建英(レアル・マドリー)など、強力なタレントが揃っているが、林は「生かすというよりは、生かしてもらいたいなと思っています。練習からでも律や建英は近い良い位置にいるので、見方を味方を意識して走ったりしています」と、自分が生かされたいと語った。
大柄ではないものの、体の強さと背負った時の強さを見せる林。そのスタイルは大学時代が大きく影響しているようだ。
「自分はそんなにテクニックがあるタイプではないですが、上手いこと足だけでボールを動かしてなんとかしようとしていました」
「大学でイチから体の仕組みや動きを学んだことによって、自分の体の向きや頭の位置、ボールを取りに来ている相手に対して体のどこを触ったら人が簡単に動くということをイチから学ばせてもらったので、今のスタイルがより生きるようになったかなと思います」
仕組みを理解し、それを実践に移すという作業を大学時代に繰り返した林。その際には「ひたすらボールをない練習を2時間やったり、柔道とか少林寺などそっち系の練習を色々しました」と、体の動きを覚えるためのトレーニングを多くしたという。
また、独特なシュートフォームについても「シュートも全部、大学の時にボールに対してどの角度で足をついて、打つ時の足の角度や体の姿勢を教えてもらったので、もともと前傾になってうつタイプではなく、大学で教えてもらって練習してそうなりました」とコメント。大学時代の経験が生かされ、ここまでのポジションに上がってきたようだ。
6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。
合宿4日目を迎えた中、当初はバックアップメンバーだった林は正式に登録メンバーとなった。その心境については、「東京オリンピックが終わるまで、本当にギリギリのところまでチャンスが来たという印象です」とコメント。「22人になったことで、よりチャンスが広がりましたし、ベンチに入れるのは18人で、試合に出られるのは11人で、ここからさらに自分の立ち位置を上げていかなければいけないと思いました」と、試合に出るための競争がこの先に待っていると語った。
「一番は得点を獲ることなので、そういったところを練習からアピールしていかないと、本大会に出られるように少しずつ立ち位置を上げていかなければいけない立場なので、しっかり練習から違いを見せることが一番大事だと思います」
3月に追加招集として初めてチームに加わり、6月の活動を経て選出された林。先日栃木SCへの完全移籍が発表された、元チームメイトであり、北京オリンピックに出場経験がある元日本代表FW豊田陽平からはアドバイスももらったという。
「出発前に限らず、オリンピックに出場できる可能性が自分に出た時に、トヨさんがオリンピックに出場されていたので、その時の雰囲気やどういう感じかを自分から聞きに行きました」
「移籍が決まる前からこれがという特別なものはないですが、練習中とか色々アドバイスをくれたり、ピッチ外でも人として模範になるような素晴らしい方なので、そういったところは特別指定の時から2年半で学ぶことがたくさんありました」
決してエリートコースを歩んでいた訳ではない林。ガンバ大阪のジュニアユースから履正社高校へ進学し、大阪体育大学を経て鳥栖でプロになった。
「昔から自分は上手い選手ではなかったので、負けん気の強さだったり、人との一対一の勝負強さで生き残ってきたと思っています。しっかりと1人の選手としてじゃないですが、戦えるようになってきたねって第三者から評価を頂いたのは、大学生になってからです」
注目を集めたのはごく最近だった林。大学時代には「スアレスやロナウド(ブラジル)なんかは、大学の時の監督やコーチに映像を見せてもらってりしました」とコメント。特別好きな選手はいないとしながらもゴールを量産している世界的なストライカーを参考にしていたと語った。
U-24日本代表は2列目に堂安律(PSV)や久保建英(レアル・マドリー)など、強力なタレントが揃っているが、林は「生かすというよりは、生かしてもらいたいなと思っています。練習からでも律や建英は近い良い位置にいるので、見方を味方を意識して走ったりしています」と、自分が生かされたいと語った。
大柄ではないものの、体の強さと背負った時の強さを見せる林。そのスタイルは大学時代が大きく影響しているようだ。
「自分はそんなにテクニックがあるタイプではないですが、上手いこと足だけでボールを動かしてなんとかしようとしていました」
「大学でイチから体の仕組みや動きを学んだことによって、自分の体の向きや頭の位置、ボールを取りに来ている相手に対して体のどこを触ったら人が簡単に動くということをイチから学ばせてもらったので、今のスタイルがより生きるようになったかなと思います」
仕組みを理解し、それを実践に移すという作業を大学時代に繰り返した林。その際には「ひたすらボールをない練習を2時間やったり、柔道とか少林寺などそっち系の練習を色々しました」と、体の動きを覚えるためのトレーニングを多くしたという。
また、独特なシュートフォームについても「シュートも全部、大学の時にボールに対してどの角度で足をついて、打つ時の足の角度や体の姿勢を教えてもらったので、もともと前傾になってうつタイプではなく、大学で教えてもらって練習してそうなりました」とコメント。大学時代の経験が生かされ、ここまでのポジションに上がってきたようだ。
林大地の関連記事
U-23日本代表の関連記事
オリンピックの関連記事
記事をさがす
|
|
林大地の人気記事ランキング
1
「歴史に残る一戦になる」W杯出場を決めたい南野拓実、オーストラリア戦へ「何がなんでも勝たなければ」
日本代表のMF南野拓実(リバプール)がオンライン取材に応じた。 カタール・ワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表は、アジア最終予選でオーストラリア代表、ベトナム代表と対戦。24日に行われるアウェイでのオーストラリア戦に勝利すれば、7大会連続7度目のW杯出場が決まる。 今回はヨーロッパ組や国内組がバラバラで現地オーストラリアに集合。試合前日にしか全員が集まることができないという厳しいスケジュールとなっている。 前回のサウジアラビア代表戦で、最終予選初ゴールを記録した南野。明日のオーストラリア戦に向けては「準備する時間が短いので、今日の練習を凄く大事に明日の試合のイメージをみんなで共有してやることが大事だと思います」とコメント。「明日は何がなんでも勝たなければいけないです。時間はないですがやれることを精一杯やるだけかなと思っています」としっかりと準備していきたいとした。 今回はFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が不在となるが「迫くんはチームにとって重要な選手の1人で、他にも何人か選手が抜けていて、その中で僕たちもやらなければいけないです」と離脱者がいることに言及。「どこで出るかわからないですが、自分のやるべきことをやる。サイドだったらそこから中に、ゴール前で良い形でプレーできるようにということを意識しています。誰が入るかわからないので、今日はしっかりやれればと思います」と、どういう組み合わせになるかはしっかりと練習で合わせたいとした。 トップに入るのが予想されるのはFW上田綺世(鹿島アントラーズ)やFW林大地(シント=トロイデン)といった東京五輪世代の選手に。南野は2人について「オリンピックの試合もなん試合か見ていましたし、上田綺世は鹿島の試合のハイライトも見ていて、多彩なシュートパターンを持っていると思いますし、力強いし、上手いし強いというイメージを持っています」とコメント。「林大地に関しては、オリンピックでポストプレーがうまくて、ヨーロッパでも点をとっていて、いろいろ経験を積んでいる選手。2人ともチームにとって頼りになる選手です」とある程度特徴は掴んでいるようだ。 「若いですけど海外を見るとそんなに若い年齢ではないと思うので、2人はFWですしチャンスがあったらゴールとかでチームを引っ張っていってくれればと期待しています」と、戦力として結果でチームに貢献して欲しいと期待を寄せた。 トップでの起用も考えられる南野だがポジションについてはあまり考えていないとのこと。「どこのポジションで出るかはあまり考えていないです。出たポジションでどうやってチームに貢献できるかを常に考えています。試合に出たらしっかり全部発揮できればと思います」と、プレー面に集中したいとした。 自身のゴールについては「それでチームに貢献したいという気持ちは一番持っています。何よりもチームの勝利のため、誰がゴールを決めるかよりもチームの勝利が大事なので、頼りになる選手がいっぱいいることはチームにとっては良いですし、自分もそこで貢献したいと思います」とし、ゴールを目指しながらも、しっかりと勝利に貢献することを考えたいとした。 勝てば自身初のW杯への道が開けることとなる南野。W杯については「W杯は選手にとって特別なもので、自分にとっても小さい頃から出場したいと思っていた舞台です。代表を通してW杯に向けてプレーさせてもらっている中で、その気持ちというのも強くなりましたし、だからこそ明日絶対に勝利して、出場を勝ち取りたいなと思っています」と強い思いを持って臨むとコメント。もっと早く出たかったという気持ちもある中で、「カタールに行けるように全力を尽くしたいと思います」と切符を掴むことを誓った。 日本は2大会連続でオーストラリア戦でW杯出場を決めている。南野は「オーストラリアを相手に日本が割と出場を決めてきた試合が多かったなというのはユースの頃から見ていて思っていました」とコメント。「明日は非常に重要な一戦で、決められれば僕が見てきたような歴史に残る一戦になるのかなと思うので、このチームで成し遂げられればと思います」と改めて気持ちを強く持っているようだ。 そのオーストラリア戦のカギについては「こういう決まる試合は経験上堅い試合になります。いつもとは違う緊張感、今までの最終予選を振り返っても感じます」とコメント。「競り勝ってきたという自信もあると思いますし、気持ちの強さが一番重要になって来ます」とメンタル面は重要だとし、「僕は攻撃の選手なので決め切るとか、体を張った守備とか、そういう部分が1つのカギになると思います」と語った。 2022.03.23 11:25 Wed2
創設100周年のシント=トロイデン、元神戸指揮のトルステン・フィンク氏が監督就任「ワクワクしています」
日本人選手が5名所属しているジュピラー・プロ・リーグのシント=トロイデンは16日、トルステン・フィンク氏(55)を新監督に招へいしたことを発表した。 ベルント・ホラーバッハ監督が率いていた中、今シーズンはジュピラー・プロ・リーグを12位で終了。プレーオフに進めず、早々にシーズンの終わりを迎えた。 今シーズンの日本人選手は日本代表のGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、元日本代表FW岡崎慎司、そしてFW林大地、FW原大智の5名が所属している状況。ただ、シュミット・ダニエル、岡崎には退団の噂も出ている。 また、ホラーバッハ監督は昨年12月に今シーズン限りでの退任を明言。そのため、新たな監督に誰を迎えるかが話題となっていた。 フィンク氏は、ドルトムント生まれ。現役時代はドルトムントの下部組織やカールスルーエ、バイエルンなどでプレーした。引退後は指導者の道を歩み、ザルツブルクの下部組織で監督業をスタート。その後、インゴルシュタットやバーゼル、ハンブルガーSV、APOEL、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなど、様々な国で監督を務めると、2019年6月から2020年9月までは神戸を指揮していた。 天皇杯優勝などタイトルを獲得した一方で、リーグ戦では苦戦。家庭に事情で急遽退任したが、その後ラトビア1部のリガFCで指揮を執っていた。 2022年5月に他国リーグからのオファーがあるとして退任すると、UAEのアル・ナスル(クリスティアーノ・ロナウドが所属しているクラブとは別)で指揮を執っていたが、2022年11月に解任されていた。 フィンク氏はクラブを通じてコメントしている。 「豊かな歴史を持ち、熱狂的なファンがいるSTVVの監督に就任することができて、ワクワクしています。クラブ創設から100周年を迎えるシーズンを特別なものにするため、コーチ・選手と共に良いシーズンを過ごせるよう全力を尽くします」 また、最高経営責任者(CEO)の立石敬之氏もコメントしている。 「STVV創設100周年を迎える記念すべきシーズンに『勝者のメンタリティー』を持つフィンク監督を招聘することができ、とても光栄に思います。若手の育成に長け、昨シーズンまで積み上げてきた組織的な守備に攻撃力を上積みしたサッカーを見せられることができるように新監督と共にチームを準備し、戦っていきたいです」 2023.05.16 19:12 Tue3
G大阪が選手背番号を発表! 注目の18歳・名和田我空は“出世番号”、山田康太は移籍の同い年アタッカーから“継承”
ガンバ大阪は7日、2025シーズンのトップチーム選手がつける背番号を発表した。 ダニエル・ポヤトス監督2年目の昨季、J1リーグ4位&天皇杯準優勝と躍進のG大阪。昨季までユースコーチだったクラブOBの明神智和氏を新たにトップチームコーチとして入閣させ、ポヤトス体制3年目のシーズンを迎える。 そんなG大阪は7日から始動したなか、選手背番号も決定し、超高校級FWの名和田我空はMF堂安律やFW中村敬斗の両日本代表勢もつけた出世番号、「38」に。MF奥抜侃志は「44」、DF佐々木翔悟は「67」を背負う。 また、昨季からのメンバーでは2選手が変更。MF山田康太は東京ヴェルディに移籍した同い年のMF福田湧矢から「14」を受け継ぎ、FW林大地が「9」を新たにつける。 ◆トップチーム選手&背番号 GK 1.東口順昭 18.荒木琉偉←ガンバ大阪ユース/昇格 22.一森純 31.張奥林 DF 2.福岡将太 3.半田陸 4.黒川圭介 5.三浦弦太 15.岸本武流 20.中谷進之介 24.江川湧清 33.中野伸哉 67.佐々木翔悟←ジェフユナイテッド千葉/完全 MF 6.ネタ・ラヴィ 10.倉田秋 14.山田康太 ※背番号変更「9」 16.鈴木徳真 23.ダワン 27.美藤倫 38.名和田我空←神村学園高等部/新加入 44.奥抜侃志←ニュルンベルク(ドイツ)/完全 47.ファン・アラーノ FW 7.宇佐美貴史 8.食野亮太郎 9.林大地 ※背番号変更「91」 11.イッサム・ジェバリ 17.山下諒也 40.唐山翔自←ロアッソ熊本/復帰 42.南野遥海←栃木SC/復帰 97.ウェルトン <span class="paragraph-title">【動画】G大阪の新ユニは2002年以来の襟付き!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="et" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hummel_JP?ref_src=twsrc%5Etfw">@hummel_JP</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ガンバ大阪</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/GAMBAOSAKA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#GAMBAOSAKA</a> <a href="https://t.co/hIOyh3VD8f">pic.twitter.com/hIOyh3VD8f</a></p>— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) <a href="https://twitter.com/GAMBA_OFFICIAL/status/1876563818530369887?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.07 19:30 TueU-23日本代表の人気記事ランキング
1
松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み
今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon2
日本代表対決のスタメン発表! OAの3名はベンチスタート
3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu3
【パリ行きの命運を託された23選手】”驚き”の招集も190cmの長身と冷静な判断力でGKチームに刺激をもたらす、山田大樹
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、山田大樹にフォーカスする。 ■山田大樹(GK/鹿島アントラーズ) 鹿島アントラーズにはジュニア時代から所属する山田。ジュニアユース、ユースと昇格すると、2018年、2019年は2種登録。2020年に正式にトップチームに昇格した。 190cmという恵まれた体格を持ち、プロ1年目には当時の1つ上の先輩であるGK沖悠哉(清水エスパルス)が離脱したことでいきなりプロデビュー。さらにJ1でもデビューを果たすなどした。 ただ、1つ違いの沖が2020年途中から正守護神となり、出番が得られず。2022年はクォン・スンテ、早川友基、沖に続く4番手の扱いとなりルーキーイヤー以来出番はなし。2023年はファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍すると、開幕から出番をもらうもポジション争いに敗れてリーグと天皇杯合わせて8試合の出場に終わった。 今シーズンから鹿島に戻るもまだ出番はなし。それでも、世代を代表するGKの1人ということもあり、パリ・オリンピック出場を懸けた最終予選に急遽招集を受けることとなった。 山田はU-15日本代表から招集を受けると、U-16日本代表ではAFC U-16選手権で守護神として優勝を経験。しかし、パリ五輪世代の選手が出場した2019年のU-17ワールドカップはケガの影響でメンバー外。その後も世代別の代表を経験し、多くの国際大会に招集され、2023年にはアジア競技大会にも参加していたが、チーム事情で早期離脱。出番はなかった。 クラブでも代表でもあまり出番がない中での招集。持ち味はやはり身長を生かしたハイボールの処理と、ショットストップ、そして状況の判断力を持ち合わせたポジショニングも武器としている。 GK1人しか出場できないポジションだけに、出番が巡ってくるかはわからないが、日本代表はどの世代もGKチームは一丸となって取り組む部分があり、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野澤大志ブランドン(FC東京)とのトリオで高め合っていきたいところだ。 2024.04.13 21:00 Sat4
レーティング:U-23ギニア 1-2 U-23日本《トゥーロン国際大会》
▽U-23日本代表は25日、トゥーロン国際大会グループB第3節でU-23ギニア代表と対戦し、2-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。 ▽U-23日本採点 GK 1 櫛引政敏 5.5 失点に絡むも後半は安定したプレーでチームを支えた DF 2 ファン・ウェルメスケルケン・際 4.5 ポジショニングや判断の悪さが目立つ低調な出来 (→井手口陽介 5.5) ハードワークは見せたが、攻守にもの足りない 3 三浦弦太 5.5 相手のスピードに苦戦も大崩れせず 5 植田直通 5.5 急造の最終ラインを何とか統率 13 三丸拡 6.0 前半に一度不用意なボールロストがあったものの、高精度のクロスから先制点をアシスト MF 14 前田直輝 5.5 前後半に見せ場があったものの、後半の絶好機を決め切れず。アピールに失敗 15 喜田拓也 5.5 ボランチと慣れない右サイドバックで奮闘。ミスはあったが、気迫は見せた 19 鎌田大地 6.0 フィニッシュの精度こそ欠いたものの、1アシストなど要所で起点に (→大島僚太 5.0) チーム全体のパフォーマンスもあり、目立ったプレーはなかった 7 原川力 5.5 攻守に最低限の仕事はこなしたが、ゲームキャプテンとしては少しもの足りない 18 南野拓実 6.0 さすがの決定力で決勝点を記録 (→浅野拓磨 5.5) 終盤に見せ場を作ったが、味方とうまく絡めず、攻撃を停滞させてしまった FW 20 富樫敬真 6.0 貴重な先制点を記録。ポジションを移した後半はやや停滞も前半は上々の出来 (→野津田岳人 5.0) ほとんど攻撃に絡めなかった 監督 手倉森誠 6.0 負傷者と疲労を抱えながら何とか選手をやり繰りし、嬉しい大会初勝利 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 富樫敬真(U-23日本) ▽この試合で傑出したパフォーマンスを披露した選手はいなかったが、先発起用に応える先制点を記録するなど、リオ五輪メンバー入りに向けてアピールした横浜F・マリノスの若手ストライカーをMOMに選出。 U-23ギニア 1-2 U-23日本 【U-23ギニア】 バンガリー・スマー(前10) 【U-23日本】 富樫敬真(前3) 南野拓実(前39) 2016.05.26 02:10 Thu5
