「後悔してもしょうがない」SBで躍動の旗手怜央、フリーランの重要性は登里享平を手本に「意識してやっている」
2021.06.12 21:25 Sat
U-24日本代表のDF旗手怜央(川崎フロンターレ)が、ジャマイカ代表戦を振り返った。
さらに42分には遠藤航がボックス付近からコースを狙ったミドルシュートを決めて追加点。前半を2-0で終える。
ハーフタイムで3名を交代させると、57分には三笘薫のスルーパスに反応した上田綺世がGKの位置をよく見たループシュートを決めて追加点。64分には久保のスルーパスに反応した相馬勇紀がボックス左から折り返し、最後は堂安律が蹴り込んで4-0。快勝を収めた。
自身のプレーについては「どのポジションでも僕は結果を求めていたので、ゴールやアシストができなかったので、そこに関してはすごく悔しい思いはあります」と語り、目に見える数字を残せなかったことを悔やんでいるとのこと。それでも「ただ試合を重ねていくにつれて、自分のやりたい攻撃に行きたい場所は、チームメイトにわかってもらえていたので、そこは凄く良くなった部分かなと思います」と、チームメイトとの連係を含めて、良くなっていっている手応えがあると語った。
この試合では久保に入れるパスから決定を迎えるなど、攻撃面でも貢献していたが「僕自身、ボールを持っている時は前の選手を生かさないといけないですし、CBやボランチの選手に僕を生かしてもらう動きをしないといけないので、そういったところでは、A代表と試合した時と比べると凄く良くなっていると思います」と、この合宿で、攻撃面も改善されているとのことだ。
オーバーエイジの3人とも一緒に試合をしたが「凄く楽しく今日の試合はできましたし、多少緊張はありましたけど、OAの選手やA代表に関わっている選手と一緒のピッチに立ってプレーできたのは、僕自身楽しくプレーできました。よかったなと思います」と語り、ピッチ上でもその違いを感じた様子だ。
ここから東京オリンピックの最終選考がスタートする。「この間の試合は中山選手がサイドバックをやっていて、どちらかというと守備が強いタイプだと思いますが、僕は攻撃で違いを見せないといけなかったので、攻撃参加や自分が持った時のパスをすごく意識していました」とコメント。「今日は最後の試合だったので、公式戦の中で自分の表現したいことができたのはよかったです」と語り、自分がやりたいことを示せたと語り「後悔してもしょうがないことなので、僕が今持っている力は出し切ったと思います」と、あとは待つのみだと語った。
攻撃面といえば、フリーランニングでのチャンスメイクを何度もしていた旗手。「サイドバックをやっていて、ボールを持っていない時の動きというのは、凄く重要になりますし、自チームだと登里選手がそういったプレーをしていて、僕はそれを見て自分の持ち味にしていくということを意識してやっている」とコメント。「今日は人に食いつくチームだったので、サイドハーフの選手が中に入った時に自分がオーバーラップするとか、そういったことを意識したのがよかったと思います」と、チームでサイドバックを務める登里享平から学んでいるところだと語った。
また食いつく相手に対しては「フリーランで自分がボールもらえればいいですし、味方の選手をフリーにさせる動きもできていたので、そういった部分はJリーグとは違って世界は個が強いと思うので、そういったときに自分のフリーラン一本でもらった選手がフリーでもらえたり前を向けるプレーができるのであれば、そういったプレーをどんどん出していかないといけないと思います」とコメント。チーム2点目の遠藤のゴールも旗手のフリーランによってコースが空いたが「その前に1つ久保選手が同じような位置でボールを持ったときにオーバーラップして、僕がボールをもらってシュートを打ったシーンもありましたが、大外で自分が走れば、ボールを持っている選手が選択肢が2つ、3つと1つ多く選択肢を持てるので、そういったところで僕自身がもらえればラッキーですし、遠藤選手がゴールを決めてくれたので、あれはあれで僕的には考え通りのプレーだったので、あのフリーラン1本でゴールが生まれたのはよかったと思います」と語り、自身のフリーランが生きたいシーンを喜んだ。
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U-24日本代表は12日、国際親善試合でジャマイカ代表と対戦。試合は4-0で日本が勝利した。東京五輪のメンバー選考に向けた最後の試合となったこのゲーム。立ち上がりから積極的に攻め込む日本は、32分に酒井宏樹の素早いスローインのリスタートから久保建英が4人の股を抜くシュートを見せて先制する。ハーフタイムで3名を交代させると、57分には三笘薫のスルーパスに反応した上田綺世がGKの位置をよく見たループシュートを決めて追加点。64分には久保のスルーパスに反応した相馬勇紀がボックス左から折り返し、最後は堂安律が蹴り込んで4-0。快勝を収めた。
この試合への思いについては「まず自分のやるべきことをしっかりやるということと、ポジションもサイドバックだったので失点を絶対しないという意識を持っていました」とコメント。守備の意識を高く持ったとした。
自身のプレーについては「どのポジションでも僕は結果を求めていたので、ゴールやアシストができなかったので、そこに関してはすごく悔しい思いはあります」と語り、目に見える数字を残せなかったことを悔やんでいるとのこと。それでも「ただ試合を重ねていくにつれて、自分のやりたい攻撃に行きたい場所は、チームメイトにわかってもらえていたので、そこは凄く良くなった部分かなと思います」と、チームメイトとの連係を含めて、良くなっていっている手応えがあると語った。
この試合では久保に入れるパスから決定を迎えるなど、攻撃面でも貢献していたが「僕自身、ボールを持っている時は前の選手を生かさないといけないですし、CBやボランチの選手に僕を生かしてもらう動きをしないといけないので、そういったところでは、A代表と試合した時と比べると凄く良くなっていると思います」と、この合宿で、攻撃面も改善されているとのことだ。
オーバーエイジの3人とも一緒に試合をしたが「凄く楽しく今日の試合はできましたし、多少緊張はありましたけど、OAの選手やA代表に関わっている選手と一緒のピッチに立ってプレーできたのは、僕自身楽しくプレーできました。よかったなと思います」と語り、ピッチ上でもその違いを感じた様子だ。
ここから東京オリンピックの最終選考がスタートする。「この間の試合は中山選手がサイドバックをやっていて、どちらかというと守備が強いタイプだと思いますが、僕は攻撃で違いを見せないといけなかったので、攻撃参加や自分が持った時のパスをすごく意識していました」とコメント。「今日は最後の試合だったので、公式戦の中で自分の表現したいことができたのはよかったです」と語り、自分がやりたいことを示せたと語り「後悔してもしょうがないことなので、僕が今持っている力は出し切ったと思います」と、あとは待つのみだと語った。
攻撃面といえば、フリーランニングでのチャンスメイクを何度もしていた旗手。「サイドバックをやっていて、ボールを持っていない時の動きというのは、凄く重要になりますし、自チームだと登里選手がそういったプレーをしていて、僕はそれを見て自分の持ち味にしていくということを意識してやっている」とコメント。「今日は人に食いつくチームだったので、サイドハーフの選手が中に入った時に自分がオーバーラップするとか、そういったことを意識したのがよかったと思います」と、チームでサイドバックを務める登里享平から学んでいるところだと語った。
また食いつく相手に対しては「フリーランで自分がボールもらえればいいですし、味方の選手をフリーにさせる動きもできていたので、そういった部分はJリーグとは違って世界は個が強いと思うので、そういったときに自分のフリーラン一本でもらった選手がフリーでもらえたり前を向けるプレーができるのであれば、そういったプレーをどんどん出していかないといけないと思います」とコメント。チーム2点目の遠藤のゴールも旗手のフリーランによってコースが空いたが「その前に1つ久保選手が同じような位置でボールを持ったときにオーバーラップして、僕がボールをもらってシュートを打ったシーンもありましたが、大外で自分が走れば、ボールを持っている選手が選択肢が2つ、3つと1つ多く選択肢を持てるので、そういったところで僕自身がもらえればラッキーですし、遠藤選手がゴールを決めてくれたので、あれはあれで僕的には考え通りのプレーだったので、あのフリーラン1本でゴールが生まれたのはよかったと思います」と語り、自身のフリーランが生きたいシーンを喜んだ。
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ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)のU-23日本代表FW小田裕太郎がゴールで逆転勝利に貢献した。 13日、スコティッシュ・プレミアシップ第33節でハーツはホームにリヴィング・ストンを無開けた。 セルティック、レンジャーズに続いて3位につけるハーツ。パリ五輪世代の小田は最終予選のメンバーには招集できず、リヴィングストン戦で先発出場を果たした。 しかし、試合はリヴィングストンのステファン・ケリーが早々に連続ゴールを決め、ハーツは2点ビハインドに。それでも、29分に1点を返すと、32分に小田がみせた。 自陣からのロングフィードが流れると、上手く抜け出したローレンス・シャンクランドがボックス内左から折り返し。これに猛然と飛び込んでいた小田が相手ともつれながらもしっかりと押し込み、同点に追いついた。 小田にとってはこれが今シーズン5ゴール目。ファンは「素晴らしい」、「調子上げてる!」、「良いゴールだ」とコメントを寄せている。 なお、チームはその後逆転し、4-2で勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】小田裕太郎が逆転勝利につながる貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="NFDGeVzW3DM";var video_start = 125;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.14 13:55 Sun3
20歳の誕生日を迎えた久保建英がFC東京・長谷川健太監督に感謝、20歳の意気込みは「大人のサッカー」
U-24日本代表は、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けた前日練習に臨んだ。 3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。 U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。 メディアのオンライン取材に応対したMF久保建英(ヘタフェ)は4日が20歳の誕生日。代表合宿ではチームメイトから手荒い祝福をされることが多いが「今のところ大丈夫です」とまだ被害を受けていないとコメントした。 今回は急な試合に始まり、この日は移動が予定通りにいかないこととなった。この状況については「ポジティブに捉えていると思います」と語り、「こういう状況に本番じゃなく、本番前に想定できることは自分たちにはポジティブに働くかなと。明日が大事なので、明日に向けて逆算していかに戦えるかが試されていると思います」と語り、不測の事態にどう対応できるかが測れる良い機会だとした。 改めて昨日のA代表との試合については「チームとしては急遽試合が決まって、明日も試合があるので、思ったようなスケジュールではないというか、過密日程のなかで1つ組み込まれてしまったという感じです」とコメント。それでも「自分たちもできる限りのコンディションで臨もうとしましたが、その中でやっぱり急遽決まった試合で、メンバーもあまり決められずにというか、5日をイメージした中でコンディションが良かったメンバーが試合に出たと思います」と語り、コンディションが優先されたと語った。 ただ、良い機会だったために悔しさも露わにし「その中では折角の対決だったので、しっかり準備して100%で臨みたかったという思いはあります」とコメント。自身のパフォーマンスについては「個人的には手応えもありましたし、全然やれていないということもなく、なんならいつも練習している人たちが相手だったので、自分が壁を感じることなくやれたと思いますけど、結果で3-0で負けたことは個人的には悔しかったです」と、個人のパフォーマンスには満足感を示すも、結果として負けたことを悔しがった。 明日はU-24ガーナ代表との試合。アフリカ勢との試合となるが「初戦の相手が南アフリカで、仮想ということで組んでもらっているので、しっかり自分たちがアフリカ勢にどう対応するかを含めて、本番が近づいているのでそれを想定しているのではないかなと思います」とコメント。アフリカ勢に対してのポイントは「最近はアフリカの選手も万能で、僕たちの上位互換のような選手が何人もいますが、全体的には飛び込んでくる選手が多いなと経験から感じています」と語り、「敢えてボールを晒したり、ワンフェイント多めに入れようかなと意識しています」と、攻略法も明かした。 また、メンバーにはヘタフェで共にプレーしたMFサビト・アブドゥライが招集されている。アブドゥライについては「さっきも連絡を取りました」と語り、「個人的に仲が良くて、彼が免許なくて僕が車で迎えに行ったりする仲です。来るなら連絡くれよと言っていて、連絡をもらいました」と、互いに意識する仲のようだ。 スタイルについては「謙遜していましたが、何試合か一緒にやって、メッシ選手を潰したり臆することなく、球際もすごく強いです、練習からもバチバチやっていました」と強度の高いプレーをする選手だとし、「ヘタフェを象徴するような選手です。臆することなく自分たちも正面からぶつかることが大事だと思います」と、しっかりと向き合わないと痛い目に遭う可能性が高い相手のようだ。 この日20歳になった久保。改めて20歳になったことについては「まだあまり実感ないですけど、明日の試合から20歳で1つギアを上げて。19歳ではないので、20歳なので大人な自分をピッチ内で見せられればと思います」と、20歳になってすぐの試合に意気込みを語った。 久保の言う大人のサッカーとは「簡単にいうと、経験だったりとか、昨日の試合を途中から見ていて遠藤選手が入って落ち着いたとか、自分ならここに1人入って欲しいなというところにスッと入って前を向いてくれて、つけてくれたり、しっかり試合でどういうプレーするのかを頭に入っていると思います」とオーバーエイジとしてプレーしたMF遠藤航のプレーを挙げ、「時間帯を考えたりチーム全体を俯瞰してゲームを見るとか、余裕を持ってプレーすると言っていますが、個人だけでなく、チームの流れや時間帯を考えた余裕が大人だと思いました」と、より俯瞰で試合に絡めるようになりたいと語った。 また、FC東京の長谷川健太監督が20歳を迎えた久保にエールを送っていたが、久保にとっての長谷川監督は「自分は健太さんに選手として大きくしてもらいました。辛いことも意見が食い違うことも、健太さんの要求に自分が応えられないこともありました」と、想いを語った。 さらに「自分は18歳の誕生日でヨーロッパに行きたいという考えがあって、そのためには18歳の年に出られなかった諦めようと考えていた中で、監督がプレシーズンでチャンスをくれて、プレシーズンで結果を出せば今シーズンは使ってやると言われて、それに自分が応える事ができて、そこから東京で成長できました」とFC東京時代を回想。「結果として東京のチームを離れることになりましたけど、感謝しかないですし、健太監督に自分は大きくしてもらったと思っています」と感謝の気持ちを述べ、「監督が喜んでくれるような選手になることが恩返しだと思います」と世界で活躍する事が恩返しになるとし、改めて意気込みを語った。 2021.06.04 21:35 Fri
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横浜FMのMF喜田が脳震盪でU-22日本代表候補を辞退《トレーニングキャンプ》
▽日本サッカー協会(JFA)は21日、23日より京都で行われるU-22日本代表候補トレーニングキャンプに招集されていた横浜FMのMF喜田拓也が不参加となることを発表した。なお追加招集は行わないことも発表されている。 ▽クラブの発表によると、喜田は21日の練習中に脳震盪を起こしたとのことで、今回のトレーニングキャンプ参加を見送ることとなった。 2015.08.21 18:08 Fri5