クラウチ専用クロス!空中戦最強FWへのピンポイントアシスト/2011-12【ベスト・アシスト】

2021.03.11 16:00 Thu
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サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。今回はイングランド3部のフリートウッド・タウンに所属する元アイルランド代表MFグレン・ウィーランストーク・シティ時代に記録したアシストだ。

◆クラウチ専用のハイクロス!
Whelan's fabulous cross sets up Crouch
Whelan's fabulous cross sets up Crouch
Glenn Whelan's delivery was on a plate for Peter Crouch in 2012's FA Cup clash between Stoke City and Crawley Town. The frontman's header looped into the Crawley goal to secure City's progress in the FA Cup.
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マンチェスター・シティでプロデビューしたウィーランは、シェフィールド・ウェンズデーを経て2008年1月にストークに加入。2017年夏に退団するまで、9シーズンに渡って主力MFとして活躍した。
守備的MFとして中盤の底から攻守に存在感を発揮したウィーランだが、2012年2月19日に行われたFAカップ5回戦のクローリー・タウン戦では見事なアシストを記録している。

1-0とストークリードの52分、ストークがボックス左角手前でFKのチャンスを得る。キッカーのウィーランが右足のインスイングのボールをボックス内に入れると、高めのクロスは、ファーポストで圧倒的高さをみせたFWピーター・クラウチの頭にジャストミート。ゴール左に見事な追加点が決まった。
身長200cmを超えるクラウチへの完璧なクロスでリードを広げたストーク。そのまま2-0で勝利している。

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