なぜ? スローインしたのにタックル、ラグビーのような斬新な妨害が話題に

2021.02.10 19:30 Wed
Getty Images
9日、FAカップ5回戦でマンチェスター・ユナイテッドウェストハムが対戦。0-0のまま延長戦へと突入し、延長前半のMFスコット・マクトミネイのゴールでユナイテッドが1-0と勝利した。ウェストハムのキャプテンを務めるイングランド人MFマーク・ノーブルは、プレミアリーグでは中々先発機会がないものの、この日は中盤の中央でフル出場。

44分には、気合いが入りすぎたのかスローインを投げようとする相手にタックルをかますというプレーもあった。

右サイドでのルーズボールをユナイテッドMFドニー・ファン・デ・ベークとウェストハムDFアーロン・クレスウェルが競り合い、ユナイテッドボールでのスローインとなる。
ボールが近くに転がっていたことから、ファン・デ・ベークは素早くボールを拾うとスローイン。これを受けに来たFWメイソン・グリーンウッドに繋がった。

しかしその瞬間、ノーブルはグリーンウッドではなくスローインを投げようとしていたファン・デ・ベークにタックル。バランスを崩したファン・デ・ベークはピッチ外に倒れ込み、「何で?」と言わんばかりにキョトンとした表情を浮かべていた。
ボールがグリーンウッドに繋がったため、主審はこのプレーに対してアドバンテージを取っていたが、直後にグリーンウッドが潰されたところでファウルが取られていた。

なお、この試合のノーブルはこの2分後にグリーンウッドから華麗な股抜きを食らい、FWマーカス・ラッシュフォードのターンで止まれず地面に飛び込むなど、かなり目立っていた。

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