中盤の刷新目指すウェストハム、モイーズ監督はサウサンプトンの主将獲得を熱望か

2022.06.16 11:47 Thu
Getty Images
ウェストハムサウサンプトンのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(27)の獲得を狙っているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

ウェストハムはプレミアリーグ6位と躍進した昨シーズンに続き、今シーズンも前半戦は一時4位につけるなど好調を維持。久々の参戦となったヨーロッパリーグ(EL)でもベスト4に進出するなど、チームの成長を印象づけた。

しかし、チームは負傷者が多く出たこともあり失速。リーグ7位でフィニッシュすると、ELも準決勝で敗退。やや不満の残る状態でシーズンを終えている。
より高い目標を目指すデイビッド・モイーズ監督はMFマーク・ノーブルが引退したほか、MFトマシュ・ソウチェクの去就も不透明となっている中盤の刷新を検討。新たな主力候補として、ウォード=プラウズの獲得を熱望しているようだ。

高いキック精度を誇り、FKの名手としても知られるウォード=プラウズは、下部組織時代から所属するサウサンプトンでここまで公式戦通算362試合に出場して44ゴール48アシストを記録。今季もキャプテンとしてプレミアリーグ36試合に出場して10ゴール5アシストをマークするなど、好調なシーズンを送った。
昨夏にはアストン・ビラからオファーがあったものの、サウサンプトンはこれを拒否。その後に2026年までの長期契約を結んだことから、ウェストハムがウォード=プラウズを獲得するためには莫大な移籍金が必要になると予想されている。

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