指揮官ジェラードも“天才的”と絶賛!レンジャーズMFがハーフウェイラインから叩き込んだEL新記録となるロングシュート【インクレディブル・ゴールズ】

2021.01.09 10:00 Sat
Getty Images
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回はレンジャーズのジャマイカ人MFケマル・ルーフェが決めたゴールだ。

◆ルーフェが決めたEL新記録となる長距離弾

イングランド下部リーグを渡り歩いたルーフェは、2020年夏にスティーブン・ジェラード監督率いるレンジャーズに加入。新戦力ながら主力として活躍している。
今シーズン公式戦21試合で12ゴールを記録するなど、新天地で飛躍を果たしているルーフェだが、2020年10月22日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージのスタンダール・リエージュ戦では、驚愕のゴールを決めている。

1-0とレンジャーズがリードして迎えた終了間際の92分、最後の攻勢をかける相手チームに対して、自陣でボールを奪ったルーフェはドリブルを開始。相手からのプレスを上手くかわしながら、ハーフウェイラインまでボールを運ぶと、そこから一気にロングシュートを放った。意表を突かれたGKは、必死にゴールに戻るも間に合わず、シュートがゴールネットを揺らした。
EL新記録となるゴールからの距離49.9mの位置から決まった圧巻のゴールには、レンジャーズの指揮官スティーブン・ジェラード氏も、試合後に「天才的」「今まで見たゴールの中でベスト」と手放しで絶賛している。

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