シュツットガルトが1部対決を制し3回戦進出!大迫のブレーメンは原口&室屋のハノーファーに快勝《DFBポカール》
2020.12.24 07:41 Thu
遠藤航の所属するシュツットガルトは23日、DFBポカール2回戦でフライブルクと対戦し1-0で勝利した。遠藤はフル出場している。
1回戦で3. リーガ(ドイツ3部)のハンザ・ロストックを下したシュツットガルトは、直近のヴォルフスブルク戦からスタメンを5人変更。遠藤が[3-5-2]のボランチで公式戦15試合連続のスタメンとなった。
立ち上がりから攻勢に出るシュツットガルトは15分、カストロのパスでDFの裏に抜け出したカラジッチがGKとの一対一を難なく制し、右足のシュートを流し込んだ。
その後も主導権を握るシュツットガルトは、何度もフライブルク陣内に攻め込むもアタッキングサードまでボールを運ぶもアタッキングサードでのアイデアが足りず、決定機まで持ち込めない。結局、前半の枠内シュートはゴールとなった1本にとどまった。
後半もやや押し気味な入りを見せたシュツットガルトだったが、60分にピンチを迎える。ボックス左から侵入したギュンターの折り返しがDFに当たると、こぼれ球に反応したGKブレドウがファンブル。これをデミロビッチに詰められたが、シュートはGKブレドウが弾き出す。
守護神の好守に応えたいシュツットガルトは、83分にボックス右でボールを受けたディダヴィの落としからボックス右手前に走り込んだ遠藤がダイレクトシュートで狙ったが、これは相手GKのセーブに阻まれた。
その後も一進一退の展開が続いたが、最終的にこれ以上スコアは動かず。シュツットガルトが、カラジッチのゴールで逃げ切り3回戦進出を決めた。
また、日本人所属クラブ同士の対戦となったDFBポカール2回戦のハノーファーvsブレーメンは、0-3でブレーメンが勝利した。
ハノーファーのMF原口元気は右MFで先発しフル出場、DF室屋成は右サイドバックで先発し68分までプレー。一方、ブレーメンのFW大迫勇也はベンチ入りしたが出場機会はなかった。
試合は立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ブレーメンが30分に先制する。味方のパスで左サイドを駆け上がったアウグスティンションがダイレクトクロスを供給するとゴール前に走り込んだゲブレ・セラシェが右足でゴール左にシュートを突き刺した。
先手を取ったブレーメンは、32分にもモイサンデルのパスで抜け出したサージェントがゴールネットを揺らし、2点のリードで前半を終えた。
後半に入っても主導権を握るブレーメンは、61分にボックス右でパスを受けたチョンが縦への仕掛けから折り返すと、最後はゴール前のエンボムが流し込み、試合を決定づける3点目を決めた。
結局、試合はそのまま0-3で終了。アウェイで3ゴールを奪ったブレーメンが快勝で3回戦に駒を進めた。
◆DFBポカール2回戦 結果
▽12/23(水)
ヴォルフスブルク 4-0 ザントハウゼン
ロートヴァイス・エッセン 3-2 デュッセルドルフ
シュツットガルト 1-0 フライブルク
ハノーファー 0-3 ブレーメン
マインツ 2-2(PK:0-3) ボーフム
ヴェーエン・ヴィースバーデン 0-0(PK:2-4) ヤーン・レーゲンスブルク
▽1/12(火)
レバークーゼン vs フランクフルト
▽1/13(水)
ホルシュタイン・キール vs バイエルン
▽12/22(火)
アウグスブルク 0-3 RBライプツィヒ
ケルン 1-0 オスナブルック
ホッフェンハイム 2-2(PK:6-7) グロイターフェルト
SSVウルム1846 1-3 シャルケ
ブラウンシュヴァイク 0-2 ドルトムント
ウニオン・ベルリン 2-3 パーダーボルン
エルヴェルスベルク 0-5 ボルシアMG
ディナモ・ドレスデン 0-3 ダルムシュタット
1回戦で3. リーガ(ドイツ3部)のハンザ・ロストックを下したシュツットガルトは、直近のヴォルフスブルク戦からスタメンを5人変更。遠藤が[3-5-2]のボランチで公式戦15試合連続のスタメンとなった。
立ち上がりから攻勢に出るシュツットガルトは15分、カストロのパスでDFの裏に抜け出したカラジッチがGKとの一対一を難なく制し、右足のシュートを流し込んだ。
後半もやや押し気味な入りを見せたシュツットガルトだったが、60分にピンチを迎える。ボックス左から侵入したギュンターの折り返しがDFに当たると、こぼれ球に反応したGKブレドウがファンブル。これをデミロビッチに詰められたが、シュートはGKブレドウが弾き出す。
さらに81分にもクォン・チャンフンのパスをペナルティアーク左で受けたデミロビッチにカットインから強烈なシュートを許したが、これもGKブレドウの好セーブで難を逃れた。
守護神の好守に応えたいシュツットガルトは、83分にボックス右でボールを受けたディダヴィの落としからボックス右手前に走り込んだ遠藤がダイレクトシュートで狙ったが、これは相手GKのセーブに阻まれた。
その後も一進一退の展開が続いたが、最終的にこれ以上スコアは動かず。シュツットガルトが、カラジッチのゴールで逃げ切り3回戦進出を決めた。
また、日本人所属クラブ同士の対戦となったDFBポカール2回戦のハノーファーvsブレーメンは、0-3でブレーメンが勝利した。
ハノーファーのMF原口元気は右MFで先発しフル出場、DF室屋成は右サイドバックで先発し68分までプレー。一方、ブレーメンのFW大迫勇也はベンチ入りしたが出場機会はなかった。
試合は立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ブレーメンが30分に先制する。味方のパスで左サイドを駆け上がったアウグスティンションがダイレクトクロスを供給するとゴール前に走り込んだゲブレ・セラシェが右足でゴール左にシュートを突き刺した。
先手を取ったブレーメンは、32分にもモイサンデルのパスで抜け出したサージェントがゴールネットを揺らし、2点のリードで前半を終えた。
後半に入っても主導権を握るブレーメンは、61分にボックス右でパスを受けたチョンが縦への仕掛けから折り返すと、最後はゴール前のエンボムが流し込み、試合を決定づける3点目を決めた。
結局、試合はそのまま0-3で終了。アウェイで3ゴールを奪ったブレーメンが快勝で3回戦に駒を進めた。
◆DFBポカール2回戦 結果
▽12/23(水)
ヴォルフスブルク 4-0 ザントハウゼン
ロートヴァイス・エッセン 3-2 デュッセルドルフ
シュツットガルト 1-0 フライブルク
ハノーファー 0-3 ブレーメン
マインツ 2-2(PK:0-3) ボーフム
ヴェーエン・ヴィースバーデン 0-0(PK:2-4) ヤーン・レーゲンスブルク
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▽1/13(水)
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▽12/22(火)
アウグスブルク 0-3 RBライプツィヒ
ケルン 1-0 オスナブルック
ホッフェンハイム 2-2(PK:6-7) グロイターフェルト
SSVウルム1846 1-3 シャルケ
ブラウンシュヴァイク 0-2 ドルトムント
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シュツットガルトの幹部が、リバプールへと移籍した日本代表MF遠藤航との別れを惜しみ、チームへの打撃を語った。クラブ公式サイトが伝えた。 18日、リバプールはシュツットガルトから遠藤の獲得を発表。完全移籍での加入となり、4年契約を結んだとされている。 シュツットガルトではレンタル移籍で加入した時期も含め、公式戦133試合で15ゴール12アシストを記録。キャプテンとしてチームのブンデスリーガ残留に2年連続で貢献するなど、レジェンドとしての扱いを受けていた。 残り契約1年となった中で、今シーズンもチームの中心としてのプレーが期待されていた遠藤。しかし、ブンデスリーガ開幕を目前にしての電撃移籍は、多くの衝撃を与えた。 クラブのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるファビアン・ヴォルゲムート氏は、遠藤の移籍はクラブにとって大きな損失だと名言。クラブにとっての存在の大きさを語りながらも、エールを送った。 「遠藤航の存在により、シュツットガルトのアイデンティティの大部分が失われてしまった。ファンの皆さんの反応も良く分かる」 「シュツットガルトが最大のスポーツ的な課題に直面していた時代に、ワタルはアスリートとしても1人の人間としてもここで伝説となった。彼を失ったことは非常に重い」 「今季以降もチームの中心となるはずだった。だから、我々は何週間もこの件で彼の代理人と格闘してきた。このような状況でワタルを手放すことになったのは、経済的な制約だけによるものではない。我々のクラブ文化の非常に根本的な問題に触れている」 「シュツットガルトはこのような傑出した選手のキャラクターにどう対処するのか。リバプールはそのオファーで事実を作り上げてきた。そしてワタルは、プレミアリーグという障害の夢を叶えたいという願いを込めて、我々に話してくれた」 「我々はワタルと彼の家族の幸運を祈り、シュツットガルトでの彼の貢献に感謝している。我々はこの状況に対処し、本当にかけがえのない選手の退団を受け入れるための解決策を模索する」 また、アレクサンダー・ウェラ会長を務めているも遠藤との別れを惜しむコメントを残し、貢献に応えるために夢を叶えさせてたげたかったとコメント。ただ、リバプールから相応の対価を引き出すことは譲らなかったとした。 「ブンデスリーガでの3年間で99試合。これはシュツットガルトにとって、遠藤航の重要性を物語っている。キャプテンとして、彼はピッチ上で我々のチームのリーダーであり、その情熱、重要なゴール、そして信頼できる好感の持てる態度で、全てのファンの心を掴んだ」 「彼はレジェンドの称号も手にした。そのような選手がチームを去ってしまうのはとても悲しいことだ」 「しかし同時に、リバプールからのオファーはワタルにとって、またとない機会であることも認識しなければならない。だからこそ、契約最終年にキャプテンの夢を潰すわけにはいかなかった」 「しかし、この移籍を承認するための前提条件は、シュツットガルトにおける遠藤の重要性を正当に評価する移籍の補償を受け取ることだった。これで交渉は成功した」 「シュツットガルト全体は、ワタルと彼の家族のイギリスへの移住を心より祈っている。我々の扉は、将来的にも常に開かれている」 2023.08.18 23:05 Fri2
シュツットガルトDFソサ、アヤックスに完全移籍
アヤックスは1日、シュツットガルトのクロアチア代表DFボルナ・ソサ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月までの2年間、移籍金は1000万ユーロ(約15億7000万円)とのことだ。 今夏でのシュツットガルト退団を希望していたソサにはこれまでバルセロナやバイエルン、チェルシーといったメガクラブが獲得に関心を寄せていた。ただ、具体的なオファーは届かず、セビージャが買い取りオプション付きのレンタルで今夏獲得を希望していたとされる。 だが、完全移籍を望むシュツットガルトが拒否。移籍が決まらない状況が続いていた。 アヤックスは同じくシュツットガルトのDF伊藤洋輝の獲得を狙っていたとされ、個人合意まで至っていたとされるが、シュツットガルトが伊藤の残留を望んだことで破談になったと報じられていた。 ソサは2018年夏にディナモ・ザグレブからシュツットガルトに移籍。正確な左足を武器に活躍し、公式戦115試合に出場して5ゴール36アシストをマークした。 2023.09.02 06:40 Sat3
フランクフルト時代の完全復活は遠い過去…ライプツィヒがアンドレ・シウバ売却を望むも一筋縄ではいかず
元ポルトガル代表FWアンドレ・シウバ(28)の去就が不透明だ。ドイツ『ビルト』が伝える。 2016-17シーズン、トップ昇格1年目のポルトで公式戦21得点を叩き出し、17年夏に早くもミランへと旅立ったアンドレ・シウバ。 しかし、イタリアサッカーに適応できず、1年でセビージャへレンタル放出され、さらにその1年後、フランクフルトへ完全移籍。加入2年目にブンデスリーガ32試合で28得点をマークし、ストライカーの完全復活を印象付けた。 ただ、21-22シーズン加入のRBライプツィヒで停滞し、23-24シーズンはレアル・ソシエダへレンタル放出。ケガも抱えてほとんど活躍できず、買い取りオプションは行使されなかった。 そうして8日、約1年ぶりにライプツィヒの練習場へ戻ってきたアンドレ・シウバ。再会したチームメイトらと笑顔で汗を流したそうだが、ライプツィヒ・フットボールにフィットしていないため、クラブは売却に動いているという。 移籍金として1500万ユーロ(約26.1億円)を望むも、獲得時のコストや残りの契約期間から、減価償却による資産価値が1000万ユーロを下回っており、現状、完全移籍での買い手が現れるメドも立っていないそうだ。 5日にはシュツットガルトからの関心が判明も、現時点でオファーはなし。ライプツィヒは1000万ユーロ以下での売却、また買取OP付きのレンタル放出を選択肢に含めたとされる。 アンドレ・シウバはフランクフルト時代に市場価値が4500万ユーロ(約78.4億円)まで到達も、現在は600万ユーロ(約10.4億円)。1500万ユーロで売れる可能性は、ほぼないだろう。 カタールW杯を最後にポルトガル代表からフェードアウト…アンドレ・シウバは11月で29歳となる。 2024.07.09 14:50 Tue4
元ドイツ代表のバトシュトゥバーが33歳で引退…「成功に満ちたキャリアだった」
元ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥバー(33)が5日、自身のツイッターを通じて現役引退を発表した。 「親愛なるファンの皆さん、プロサッカー選手としての13年間を経て、ここでキャリアを終えることを報告する。様々なタイトルに恵まれた、成功のキャリアを振り返ることができるよ」 「だけどもちろん、もう少し深刻なケガがなければよかったのにとも思う。でも、達成してきたことへの喜びは本当に大きなものだ。全てに感謝しているよ」 「だけど、多くのチームメイトと離れるのは恋しいね。近くにファンがいてくれるのと同じように、僕にとってはいつも大切な存在だった」 「長く応援してくれて本当にありがとう。僕はサッカーと自分の情熱に誠実であり続けたい。父の跡を辿って指導者になりたいと思う。役割は違うけど、長くサッカーに携わっていきたい」 「全ての仲間とファンに感謝します」 シュツットガルトやバイエルンの下部組織で育ったバトシュトゥバーは、2009-10シーズンのブンデスリーガ開幕節のホッフェンハイム戦でプロデビュー。前十字靭帯断裂や腱断裂、太ももや足首のケガに悩まされ続けたキャリアだったが、バイエルンでは公式戦177試合に出場し、ブンデスリーガ6回、DFBポカール4回、チャンピオンズリーグ1回など16個のトロフィーを獲得した。 その後はシャルケやシュツットガルトを経て、2021年夏にスイスのルツェルンに加入。開幕からレギュラーとして公式戦18試合に出場していたが、同年12月に契約解除。以降はフリーの状態が続いていた。 また、ドイツ代表では2010年5がつのハンガリー戦でデビュー。2010年のワールドカップや2012年のユーロなど通算31試合に出場した。 2022.09.05 19:25 Mon5