絶好調で迎えるマドリッド・ダービー! シメオネ監督は相手の守備力を警戒

2020.12.12 16:15 Sat
Getty Images
アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が、12日のラ・リーガ第13節で激突するレアル・マドリー撃破に向けて意気込みを語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

ラ・リーガ10試合を消化した時点で8勝2分けで首位に立つ絶好調のアトレティコ。8連勝を目指す今節は、前節にセビージャとの上位対決を制したマドリーのホームに乗り込む。

この上なく好調の中で"マドリッド・ダービー"に臨むシメオネ監督は、マドリーのチーム内競争を称賛。ベテランと若手のバランスの取れたチームだと評価した。
「両チームに素晴らしい選手が揃い、非常に美しい試合になるだろう。マドリーは何年も年齢に関係なく在籍している選手たちが若手を中心に激しい競争を繰り広げている。歴史的なライバルとはいえ立派なことだよ。我々は相手を倒せるという思いで試合に臨む」

また、リーグ戦3試合未勝利になるなど、安定感を欠くマドリーについて、改善されつつあると印象を語るシメオネ監督。そのなかでも守備力の高さを警戒した。
「マドリーは最近の試合で改善していて、セビージャ戦でとても良い試合をしていた。彼らは守備面で大きく改善し、敵陣内でプレッシャーをかけたり、スピードを活かして素早いリトリートも見せている」

「例えばヴィニシウス(・ジュニオール)やロドリゴ、ルーカス(・バスケス)、(マルコ・)アセンシオらは特長は異なるが、特に前回の試合では成長している姿が見られた。我々ができる最大限を相手にぶつけたい」

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