流れを生かせずメキシコに敗戦の森保一監督「今日の試合を糧にしなければいけない」
2020.11.18 13:10 Wed
日本代表は17日、国際親善試合でメキシコ代表とオーストリアで戦い、0-2でメキシコが勝利した。
前半は日本が押し込む展開となったが、GKギジェルモ・オチョアの好セーブもありゴールレス。後半、DFルイス・ロドリゲス、DFエドソン・アルバレスを投入して流れを変えると、ラウール・ヒメネスが技ありゴール。さらにイルビング・ロサーノがショートカウンターからゴールを奪い、0-2でメキシコが勝利を収めた。
試合後、森保監督が記者会見に応じ、メキシコ戦を振り返ってコメント。まだまだ力の差を痛感したとした。
◆森保一監督(日本代表)
──率直な感想を
──前半かなり積極的な攻撃であったが、その要因は
「前の試合の反省ということではなく、チームのコンセプトとして、良い守備から良い攻撃に繋げていくというカウンターであったり、速攻を仕掛けるということと、我々のGKにボールが入った時からチーム全体が変わって、ビルドアップして攻撃のチャンスを作っていくという部分です」
「選手たちがまずは局面で出てきた課題をアグレッシブに戦ってくれて、相手のハイプレッシャーに引っかかる部分もありましたけれど、予測して動いて、勇気をもってボールに関わりながら攻撃を仕掛けてくれたところはチャンスを作れたところかなと思います」
「あとは負けて悔しい思いはいっぱいありますけれども、そういうチャンスは作れて、試合内容的には自分たちが勝って終われるだけのチャンスは作れた部分は、選手たちに継続して、さらに長い時間より数多くのチャンスを作れるように自信を持って続けてほしいなという風に思います」
───チームの作り方は良いと感じるか、それとも何か修正が必要だと感じているか
「もちろん改善しなければいけないところは攻撃も守備もあると思いますが、チームの戦い方としては今やっていることをより長い時間、強度が強い中でやっていけるように個のレベルを上げていきながら、チームのレベルを上げていくという部分をやっていければなと思っています」
────相手はギアを上げてきたように見えたが、それに対してどういう対応をしたいと思ったか
「後半相手は強度を上げてきた時に我々も入りの部分は悪くなかったと思いますが、何度か攻撃のところでプレッシャーを受けて、ミスが出てしまったところで、そのミスの回数というか、プレッシャーを受けて、上手くいかない回数が多くて、相手に流れを持っていかれたところがあると思います」
「まずそういう相手が強度を上げてきた中でも、掻い潜っていけるように、ボールの移動中に予測をもって、運動量をもって、ポジションを取る。相手のプレッシャーを外していけるようにしていかなければならないと思います」
「そこは先ほども違う質問でもお話しさせていただきましたけれども、できることをより長い時間できるようにトライし続けていかなければならないと思っています。ただ守るだけで相手に勝っていると思わないですし、世界の舞台でも我々が勝っていくためには、良い守備から良い攻撃で、ボールを握った時に相手の強度の高いプレッシャーをより長い時間、回数を多く掻い潜って、チャンスを作るというところはこれからもやっていきたいなと思います」
「交代のところですと、交代はその流れの中で攻撃のギアを上げていけるということで交代のカードを切りましたし、強度の高い試合の中で戦っているので、交代選手によりチームを活性化してもらえるようにということで交代枠を使いました」
「残念ながら得点を奪うことはできなかったと思いますし、試合にも勝つことができなかったと思いますが、選手たちが途中で足を止めてしまうことは無く、最後まで戦い続けてくれてたと思いますので、負けたショックはあると思いますけど、やはりそこからしっかり反発力を持って今後の成長につなげて欲しいなと思います」
────打開する上でどういうプランを持ってやっていたか
「まずは戦術的にどこが空いてくるというよりも相手がハイプレッシャーをかけてくるということは、スカウティングの部分で分析はできていましたし、おそらくボールを保持して攻撃をしようとした場合、何度か相手のプレッシャーを受けてボールロストするかなという風には予想はしてました」
「選手たちには話をしている中で、やりつづけることで相手のプレッシャーはずっと続くわけではないので、そこを何とかミスとした後にカバーして、守りながら続けることによって相手のプレッシャーが弱くなったり、そこを掻い潜っていけるようになるかなと思っていました」
「また、選手たちがプレーの強度に慣れてきて、相手のプレッシャーよりも早くいいポジションを取る、ボールを動かせるということができてきて、プレッシャーを掻い潜れるようになってきたのかなという風に思います」
「しかしながら最後仕留めて終わるというところ、しっかり課題として変えなければいけないと思いますし、後半の部分であったりはもっと長い時間自分たちでコントロールして試合を進められるようにしなければいけないかなと思います」
────今までの監督に比べるとGKを固定して使うということが無いがGKを固定しない理由は
「勿論考え方として1人のGKを使い続けて、チーム作りということもあるとは思いますが、GKだけではなくて、今回も選手をパナマ戦から大幅に代えて、7人(実際は9人)代えたと思いますけど、試合に臨んだという中でよりチームとして全体的にレベルアップをして、チームの強化を図っていくということをやっていければなと思っています」
「ただ代表の試合は特に1試合1試合の勝敗というか責任が問われると思っていますので、チーム全体の底上げを、GKも含めてやっていく中で、結果も求められるという部分は、覚悟してやってますし、この一戦が一番大切だということで結果も問われると思って、やっていますが、チーム全体の強化は絶対的に必要だなと思って、考えて、選手を1試合目、2試合目と基本代えて戦いました」
────今回のパナマ戦とメキシコ戦で先に権田、後にシュミットを使った理由は
「2人の特徴を見たときに、権田はシュートストップが特徴で、シュミットは足元の部分が特徴としてプレーができる選手かなという風に思っています」
「1戦目のパナマ戦をまずは10月の活動のときに、カメルーン戦で権田にプレーしてもらって、チームの課題としてキーパーからビルドアップしていくという部分を課題に挙げて、コートジボワールの時はシュミットにプレーしてもらったので、まずは権田にその課題を出した後の取り組みとして1試合目プレーしてもらって、その課題をどう克服していくかというのをみたいなと思いまして、プレーしてもらいました」
「パナマも前線からプレッシャーをかけてくる中で非常に勇気をもってビルドアップの部分に関わってくれたと思いますし、失点の部分で言えば、無失点ということで守備の部分の自分の特徴も出しながら、トライしてくれたかなと思います」
「それもあって2戦目はどうしようかなと思ってましたけれども、2戦目の起用については前回コートジボワールの時に勝利という結果のところで、無失点とそのプレーに貢献していたシュミットをもう1回メキシコの時に使おうという判断をしました」
────メキシコのしたたかな戦い方はどう捉えているか
「メキシコから学ばなければならないというところは、もちろん今日の結果を踏まえてあると思いますし、我々がより成長するために今日の試合を糧にしなければいけないかなというように思っています」
「後半の部分は逆に試合全体を見たときにはまだ足りない部分はありましたけど、前半は我々が同じような戦い方ができたかなと思っています」
「そういった意味では我々も流れがつかめてない時に我慢しながら流れを引き寄せるという部分、チャンスを作るというところまでできていたと思いますので、そこでワンチャンスをモノにする部分の決定力というか、したたかさというところはさらに身に付けていかなければいけないところかなと思います」
────3月までに森保さん側がやっていくことはどんなことを考えているか
「今はまだ11月の活動の成果と課題というのはまだ整理できていませんので、11月の活動の成果と課題というところを分析して抽出しなければならないと思います」
「10月、11月という活動で選手たちにフィードバックするという部分のコミュニケーションをとっていきたいなと。できれば、私やコーチングスタッフがヨーロッパに向かって選手たちに直接コミュニケーションをとって、個人の部分の成果と課題とチームとしての成果と課題、これからどうしてほしいということは話ができればなと思っています」
「本当に可能であれば、ヨーロッパに渡って、選手たちとこれまでの振り返りとこれからやってもらいたいことを話をできればと思っています。それができない場合もまたウェブ上でミーティングしたり等々、実際どうするかはまだ全然決めてないんですけど、考えて、今後の活動に生かしていきたいと思っています」
前半は日本が押し込む展開となったが、GKギジェルモ・オチョアの好セーブもありゴールレス。後半、DFルイス・ロドリゲス、DFエドソン・アルバレスを投入して流れを変えると、ラウール・ヒメネスが技ありゴール。さらにイルビング・ロサーノがショートカウンターからゴールを奪い、0-2でメキシコが勝利を収めた。
試合後、森保監督が記者会見に応じ、メキシコ戦を振り返ってコメント。まだまだ力の差を痛感したとした。
──率直な感想を
「0-2という結果になって、勝負強さという部分であそこで点を奪われたのかなと。世界の舞台で勝っていくためには、まずは攻守のコンセプトをしっかりとするということ。強度が高いなかでのプレーのクオリティを高めていくということ。そして決定力という部分で勝負強さを身に付けていかなければいけないということをこのメキシコ戦でしっかりわかったかなと思います」
──前半かなり積極的な攻撃であったが、その要因は
「前の試合の反省ということではなく、チームのコンセプトとして、良い守備から良い攻撃に繋げていくというカウンターであったり、速攻を仕掛けるということと、我々のGKにボールが入った時からチーム全体が変わって、ビルドアップして攻撃のチャンスを作っていくという部分です」
「選手たちがまずは局面で出てきた課題をアグレッシブに戦ってくれて、相手のハイプレッシャーに引っかかる部分もありましたけれど、予測して動いて、勇気をもってボールに関わりながら攻撃を仕掛けてくれたところはチャンスを作れたところかなと思います」
「あとは負けて悔しい思いはいっぱいありますけれども、そういうチャンスは作れて、試合内容的には自分たちが勝って終われるだけのチャンスは作れた部分は、選手たちに継続して、さらに長い時間より数多くのチャンスを作れるように自信を持って続けてほしいなという風に思います」
───チームの作り方は良いと感じるか、それとも何か修正が必要だと感じているか
「もちろん改善しなければいけないところは攻撃も守備もあると思いますが、チームの戦い方としては今やっていることをより長い時間、強度が強い中でやっていけるように個のレベルを上げていきながら、チームのレベルを上げていくという部分をやっていければなと思っています」
────相手はギアを上げてきたように見えたが、それに対してどういう対応をしたいと思ったか
「後半相手は強度を上げてきた時に我々も入りの部分は悪くなかったと思いますが、何度か攻撃のところでプレッシャーを受けて、ミスが出てしまったところで、そのミスの回数というか、プレッシャーを受けて、上手くいかない回数が多くて、相手に流れを持っていかれたところがあると思います」
「まずそういう相手が強度を上げてきた中でも、掻い潜っていけるように、ボールの移動中に予測をもって、運動量をもって、ポジションを取る。相手のプレッシャーを外していけるようにしていかなければならないと思います」
「そこは先ほども違う質問でもお話しさせていただきましたけれども、できることをより長い時間できるようにトライし続けていかなければならないと思っています。ただ守るだけで相手に勝っていると思わないですし、世界の舞台でも我々が勝っていくためには、良い守備から良い攻撃で、ボールを握った時に相手の強度の高いプレッシャーをより長い時間、回数を多く掻い潜って、チャンスを作るというところはこれからもやっていきたいなと思います」
「交代のところですと、交代はその流れの中で攻撃のギアを上げていけるということで交代のカードを切りましたし、強度の高い試合の中で戦っているので、交代選手によりチームを活性化してもらえるようにということで交代枠を使いました」
「残念ながら得点を奪うことはできなかったと思いますし、試合にも勝つことができなかったと思いますが、選手たちが途中で足を止めてしまうことは無く、最後まで戦い続けてくれてたと思いますので、負けたショックはあると思いますけど、やはりそこからしっかり反発力を持って今後の成長につなげて欲しいなと思います」
────打開する上でどういうプランを持ってやっていたか
「まずは戦術的にどこが空いてくるというよりも相手がハイプレッシャーをかけてくるということは、スカウティングの部分で分析はできていましたし、おそらくボールを保持して攻撃をしようとした場合、何度か相手のプレッシャーを受けてボールロストするかなという風には予想はしてました」
「選手たちには話をしている中で、やりつづけることで相手のプレッシャーはずっと続くわけではないので、そこを何とかミスとした後にカバーして、守りながら続けることによって相手のプレッシャーが弱くなったり、そこを掻い潜っていけるようになるかなと思っていました」
「また、選手たちがプレーの強度に慣れてきて、相手のプレッシャーよりも早くいいポジションを取る、ボールを動かせるということができてきて、プレッシャーを掻い潜れるようになってきたのかなという風に思います」
「しかしながら最後仕留めて終わるというところ、しっかり課題として変えなければいけないと思いますし、後半の部分であったりはもっと長い時間自分たちでコントロールして試合を進められるようにしなければいけないかなと思います」
────今までの監督に比べるとGKを固定して使うということが無いがGKを固定しない理由は
「勿論考え方として1人のGKを使い続けて、チーム作りということもあるとは思いますが、GKだけではなくて、今回も選手をパナマ戦から大幅に代えて、7人(実際は9人)代えたと思いますけど、試合に臨んだという中でよりチームとして全体的にレベルアップをして、チームの強化を図っていくということをやっていければなと思っています」
「ただ代表の試合は特に1試合1試合の勝敗というか責任が問われると思っていますので、チーム全体の底上げを、GKも含めてやっていく中で、結果も求められるという部分は、覚悟してやってますし、この一戦が一番大切だということで結果も問われると思って、やっていますが、チーム全体の強化は絶対的に必要だなと思って、考えて、選手を1試合目、2試合目と基本代えて戦いました」
────今回のパナマ戦とメキシコ戦で先に権田、後にシュミットを使った理由は
「2人の特徴を見たときに、権田はシュートストップが特徴で、シュミットは足元の部分が特徴としてプレーができる選手かなという風に思っています」
「1戦目のパナマ戦をまずは10月の活動のときに、カメルーン戦で権田にプレーしてもらって、チームの課題としてキーパーからビルドアップしていくという部分を課題に挙げて、コートジボワールの時はシュミットにプレーしてもらったので、まずは権田にその課題を出した後の取り組みとして1試合目プレーしてもらって、その課題をどう克服していくかというのをみたいなと思いまして、プレーしてもらいました」
「パナマも前線からプレッシャーをかけてくる中で非常に勇気をもってビルドアップの部分に関わってくれたと思いますし、失点の部分で言えば、無失点ということで守備の部分の自分の特徴も出しながら、トライしてくれたかなと思います」
「それもあって2戦目はどうしようかなと思ってましたけれども、2戦目の起用については前回コートジボワールの時に勝利という結果のところで、無失点とそのプレーに貢献していたシュミットをもう1回メキシコの時に使おうという判断をしました」
────メキシコのしたたかな戦い方はどう捉えているか
「メキシコから学ばなければならないというところは、もちろん今日の結果を踏まえてあると思いますし、我々がより成長するために今日の試合を糧にしなければいけないかなというように思っています」
「後半の部分は逆に試合全体を見たときにはまだ足りない部分はありましたけど、前半は我々が同じような戦い方ができたかなと思っています」
「そういった意味では我々も流れがつかめてない時に我慢しながら流れを引き寄せるという部分、チャンスを作るというところまでできていたと思いますので、そこでワンチャンスをモノにする部分の決定力というか、したたかさというところはさらに身に付けていかなければいけないところかなと思います」
────3月までに森保さん側がやっていくことはどんなことを考えているか
「今はまだ11月の活動の成果と課題というのはまだ整理できていませんので、11月の活動の成果と課題というところを分析して抽出しなければならないと思います」
「10月、11月という活動で選手たちにフィードバックするという部分のコミュニケーションをとっていきたいなと。できれば、私やコーチングスタッフがヨーロッパに向かって選手たちに直接コミュニケーションをとって、個人の部分の成果と課題とチームとしての成果と課題、これからどうしてほしいということは話ができればなと思っています」
「本当に可能であれば、ヨーロッパに渡って、選手たちとこれまでの振り返りとこれからやってもらいたいことを話をできればと思っています。それができない場合もまたウェブ上でミーティングしたり等々、実際どうするかはまだ全然決めてないんですけど、考えて、今後の活動に生かしていきたいと思っています」
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日本サッカー協会(JFA)は4日、MF南野拓実が日本代表から離脱することを発表した。 現在、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選に臨んでいる日本代表。2日に行われた初戦のオマーン代表戦は、相手のインテンシティの高さに為す術なく敗戦を喫した。 7日にカタールのドーハで行われる中国代表戦に向けて調整中の日本だが、南野はケガのため離脱することが報告された。オマーン戦も左太ももの問題でベンチ入りも出場していなかった。 なお、JFAは追加招集選手に関しては決定次第知らせると伝えている。 今回の活動では、すでにMF板倉滉(シャルケ)とDF酒井宏樹(浦和)が離脱しており、南野で3人目となった。 2021.09.04 15:11 Sat4
「公式がこれは泣けるよ」W杯を終えた日本代表、JFA公開の映像がイナズマイレブンの楽曲含め大反響「4年後も期待」
日本サッカー協会(JFA)の公開したショートムービーに注目が集まっている。 7大会連続7回目となるワールドカップ(W杯)に臨んだサッカー日本代表。カタールではグループステージでドイツ代表、スペイン代表を逆転で下す快挙を達成し、決勝トーナメント進出を決めた。 史上初のベスト8進出を目指した5日のラウンド16では難敵・クロアチア代表と対戦。1-1で120分を終了し、PK戦までもつれ込んだが、残念ながら涙をのむこととなった。 激闘を終えた日本代表。7日にはJFAの公式TikTokアカウントが改めてラウンド16のシーンを振り返る映像を公開すると、これに大きな反響が寄せられた。 「この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました」 BGMにはイナズマイレブンで使用された楽曲、T-Pistonz+KMCの『GOODキター!』が採用されており、締めくくりの折り鶴と相まって琴線に触れるとの声が相次いだ。 「公式がイナズマイレブンは泣けるのよ」、「4年後もイナズマイレブンの曲使ってくださるの期待してます」、「世代すぎて泣ける」など、選曲への賛辞が送られるとともに、「こんなに熱くなれたのは日本代表のおかげ!感動をありがとう」、「まじ公式ありがとう。日本代表もありがとう!」日本代表への労いのメッセージが多数届いている。 目標としていたベスト8進出とはならなかったが、国内のみならず世界中に大きな感動を与えた日本。4年後こそは新しい景色を期待せずにはいられない。 <span class="paragraph-title">【動画】楽曲含め大きな反響を呼んでいるJFA公開のショートムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue/video/7174331420096138498" data-video-id="7174331420096138498" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@jfa_samuraiblue" href="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue?refer=embed">@jfa_samuraiblue</a> この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 <a title="サッカー日本代表" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?refer=embed">#サッカー日本代表</a> <a title="worldcup2022" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/worldcup2022?refer=embed">#worldcup2022</a> <a title="fifaworldcup" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/fifaworldcup?refer=embed">#fifaworldcup</a> <a target="_blank" title="♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-サッカー日本代表JFA-7174331431253379842?refer=embed">♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.12.08 20:05 Thu5
