レアルで“プレーするのに必死だった”ハメスは「正しい場所を見つけた」 エバートンで蘇らせた恩師が語る

2020.11.13 13:35 Fri
Getty Images
エバートンカルロ・アンチェロッティ監督が今季から再びタッグを組むコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに関して、「正しい場所を見つけた」と語った。

ハメスは今夏にレアル・マドリーからエバートンに加入。レアル・マドリーやバイエルン時代にも師事したアンチェロッティ監督との再々タッグを果たす形でイングランド初上陸を果たすと、ここまで公式戦8試合の出場で3得点4アシストとスペインで才能を再び輝かせている。

ジネディーヌ・ジダン監督の下で出番を得られず、消化不良に終わった昨季と打って変わり、エバートンで水を得た魚のように印象的な活躍を披露し続けるハメスにアンチェロッティ監督も“正しい選択”だったと認識しているようだ。『NBC Sports』で復活ぶりに喜びの心境を語った。
「彼はまずレアル・マドリーのときよりも頻繁にプレーできるクラブを探していた」

「レアル・マドリーであまり出番をもらえない時期があり、新たなチャレンジを求め、プレーするのに必死だったんだ。正しい場所を見つけたと思う。クラブは良くなろうとして、大きなプロジェクトもある」
「彼は自らのクオリティを発揮するのに適した場所を見つけた。もちろん、本当に才能があり、パスやコントロール、シュートもミスしない。雑なフットボールをするんじゃなく、シンプルなプレーをしている」

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