カメルーン代表の正守護神・オナナが新型コロナウイルス感染者の1人、日本代表戦を欠場

2020.10.09 13:25 Fri
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9日に日本代表と対戦するカメルーン代表。オランダ入国後に2選手が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示し、チームを離脱したと発表された。試合前日の公式会見で、チームのチーフメディカルオフィサーのウィリアム・エンガシュ氏がこの事実を報告。陽性反応の選手2名と濃厚接触の1名がチームを離脱し、帰国したと発表していた。

トニ・コンセイソン監督は感染した選手に関して、発表する権限がないと公表していなかったが、カメルーンサッカー協会(FECAFOOT)は、エンガシュ氏による状況報告を発表。陽性反応の2名はGKアンドレ・オナナ(アヤックス)とMFピエール・クンデ・マロン(マインツ)の2選手と発表した。
オナナはアヤックスでも正守護神を務め、カメルーン代表でも正守護神と務めており、今回の日本戦に出場できないことはカメルーンにとっても大きな痛手となる。

『Cameroon-info.net』によれば、濃厚接触者については、クンデと同じ部屋で過ごしていたであるDFジョイスキム・ダワ(ヴァルミエラ/ラトビア)とのこと。2人と同様に隔離措置が取られることとなる。
なお、ケガ人として監督も報告していたのはFWイグニアティウス・ガナゴ(RCランス/フランス)、FWジャン=ピエール・エンサメ(ヤング・ボーイズ/スイス)、DFジェローム・オンゲネ(ザルツブルク/オーストリア)とのこと。

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カメルーン代表から追放処分のオナナ、原因は指揮官との衝突か

突如懲戒処分となったカメルーン代表GKアンドレ・オナナに関して、試合前に監督との衝突があったと報じられている。 28日にセルビア戦が控えていたカメルーンは、キックオフからおよそ1時間前に、懲戒処分のためオナナをチームから除外することを発表した。協会はその理由は詳細については明らかにしなかったが、徐々に様々なメディアから真相がわかってきた。 イタリア『メディアセット』によれば、その理由はリゴベール・ソング監督との衝突。元々、オナナのプレースタイルやピッチ上での振る舞いに関して両者の関係は悪かったとされており、その中でオナナが試合前のミーティングで指揮官の決定に異を唱えたことが引き金となり、今回の処分に至ったようだ。 カメルーンサッカー協会からは処分期間も明かされなかったが、『メディアセット』を含む複数メディアは、すでにチームからの追放命令が出ており、カタールW杯においてこれ以上の出番はないと伝えている。 2022.11.28 19:35 Mon
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カメルーンを率いたリゴベール・ソング監督が退任…エトー会長が明かす「サッカーの世界は厳しいもの」

カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)のサミュエル・エトー会長が、同代表を率いるリゴベール・ソング監督の退任を明かした。 ソング監督は、2022年3月に解任されたトニ・コンセイソン前監督の後任としてカメルーン代表の新指揮官に就任。 ここまで通算23試合を指揮し、6勝8分け9敗の戦績を残していた。先月行われたアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023では、グループステージを突破するも、決勝トーナメント1回戦でナイジェリア代表に敗れ、ベスト16敗退となっていた。 この結果を受け、カメルーンサッカー連盟はソング監督との契約を更新しないことを決断。エトー会長は『フランス24』の独占インタビューで以下のようにコメントした。 「ソング監督はこのチームに多くのものをもたらしてくれたが、我々は目標を達成できなかった。サッカーの世界は厳しいものだ。私は彼と話し合う機会があったから、我々の立場を説明した。我々は、彼の今後のキャリアにおける成功を祈りつつ、今は代表の将来について考えなければならない」 「私の代表チームでのキャプテンだったリゴベール・ソングに、この場を借りて賛辞を送らせてください」 2024.02.29 07:00 Thu
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鳥栖フューチャーズでもプレーした元カメルーン代表キャプテンのタタウ氏が57歳で死去

かつてカメルーン代表のキャプテンも務め、サガン鳥栖の前身である鳥栖フューチャーズでもプレーしたステファン・タタウ氏が亡くなった。57歳だった。イギリス『BBC』が伝えた。 タタウ氏は、カメルーン代表の一員として1990年のイタリア・ワールドカップに出場。キャプテンとしてチームをベスト8へ導いた事で知られている。 また、1994年のアメリカ・ワールドカップにも出場。キャプテンとして3試合に出場していた。 クラブレベルではカメルーンでプレーし、1995年1月からは鳥栖フューチャーズでプレー。2年間プレーし、そのまま現役を引退した。 なお、死因についてはまだ発表されていない。 2020.08.02 21:15 Sun

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