【ラ・リーガ第3節プレビュー】新生バルサvs久保ビジャレアル! アトレティコ&セビージャも初陣

2020.09.26 19:00 Sat
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先週末に開催された第2節では、初陣となった王者レアル・マドリーがレアル・ソシエダ相手にまさかのドロー発進となった一方、ベティス、グラナダが開幕2連勝。また、MF久保建英を擁するビジャレアルが、MF乾貴士、FW武藤嘉紀を擁するエイバルとの日本人対決を制し、新天地での初白星を手にしている。

今回の第3節ではヨーロッパのコンペティション参戦の影響で開幕後ろ倒しが許可されていたバルセロナ、アトレティコ・マドリー、セビージャの3クラブが、対戦カードの関係で開幕が待たれていた昇格組エルチェと共に初陣を迎え、いよいよ今シーズンが本格的にスタート。

そして、監督交代にエースの去就問題、多くの主力の放出など、混迷を極めている昨季2位のバルセロナは、ビジャレアルとのホームゲームで新シーズンをスタートする。

今夏、バルセロナはクラブOBのクーマンを新指揮官に据え、MFピャニッチ、FWトリンコン、FWペドリ、レンタルバックのMFコウチーニョを新戦力として迎え入れた一方、FWスアレス、MFラキティッチ、MFビダル、DFセメドと昨季までチームを支えた主力を揃って放出。プレーシーズンでは[4-3-3]、[4-2-3-1]を併用してヒムナスティック、ジローナ、エルチェに連勝を飾ったが、チームの全容は完全には見えてきておらず、今回の初陣には良くも悪くも注目が集まるところ。とりわけ、オランダ人指揮官の信頼を得ていると言われるFWグリーズマン、コウチーニョ、モチベーション低下が懸念されるFWメッシのプレーは要注目だ。

そのバルセロナ相手に連勝を目指すビジャレアルは、前節のエイバル戦を2-1で制してエメリ新体制初白星。両サイドバックの主力の長期離脱は懸念材料も、FWジェラール・モレノ、FWアルカセルの2トップが結果を出すなど、徐々にパフォーマンスを上げている印象だ。その中で開幕2戦連続で途中出場が続いている久保には古巣対戦での今季初先発に期待が集まるところだが、エメリ監督は攻守のバランスが取れたMFモイゴメス、FWチュクウェゼの両翼に満足しており、守備面でやや問題を抱える久保は引き続きベンチスタートが濃厚だ。

FWモラタがユベントスに旅立ち、代わってスアレスが加入したアトレティコは、バルセロナFWのデビューも期待されるホームでの今季初陣で開幕連勝のグラナダと対戦する。前述のストライカーの入れ替え、副官ブルゴスが去った以外に大きな変化のない昨季3位チームだが、新型コロナウイルスの影響でプレシーズンのキャンプやトレーニングマッチが中止となり、シメオネ監督に陽性反応が出るなど、開幕に向けて十分な準備ができなかった。対戦相手のグラナダは昨季同様、良い形でシーズンをスタートしており、タフな開幕戦になりそうだ。

昨季4位でヨーロッパリーグ(EL)王者のセビージャは、24日に行われたバイエルンとのUEFAスーパーカップでシーズンをスタート。延長戦の末にチャンピオンズリーグ(CL)王者に1-2で競り負けたものの、新戦力のラキティッチのフィット具合を含め、仕上がりは上々。前節、今季初勝利を手にした昇格組カディスとのアンダルシア自治州ダービーでは、アンダルシアの雄として貫録の戦いぶりが期待できそうだ。

前述の3強に先駆けて前節に開幕を迎えた王者マドリーは、ソシエダ相手に主導権こそ握ったものの、最後の局面で質を欠き0-0のドローで連覇を狙うシーズンをスタート。守備的に戦った対戦相手の健闘を評価したいところだが、左右のウイングで起用されたFWロドリゴ、FWヴィニシウスのブラジル人コンビはやや見せ場を欠いており、初勝利に向けてはエースFWベンゼマにいかに決定機を供給できるかがカギとなる。ただ、コンディションに問題を抱えるMFアザール、FWアセンシオの2人は引き続き招集外となっている。

一方、元エルブランコ指揮官のペジェグリーニを新指揮官に据えたベティスは開幕2連勝と好調な滑り出しを見せている。後半アディショナルタイムの劇的ゴールで勝利したアラベスとの開幕戦とは一転して、前節はバジャドリー相手に前半序盤に奪った2ゴールを最後まで守り抜いての2-0の快勝と、指揮官の求める新たなスタイルの浸透も進む。また、昨季は王者相手に1勝1分けと好成績を収めている。

共に今季初白星を目指す日本人選手所属チームでは、乾と武藤のエイバルがアスレティック・ビルバオとのバスク自治州ダービー、FW岡崎慎司所属のウエスカがバレンシア戦に臨む。

前節、ビジャレアルに競り負けたエイバルでは乾が開幕2試合連続でスタメンを飾り、ゴールこそ奪えていないものの上々のパフォーマンスを見せている。また、加入即ベンチ入りを果たした武藤に関してはメンディリバル監督の評価も高く、ダービーでのラ・リーガデビューも期待されるところ。一方、開幕2戦連続フル出場もチームと共に結果が出ていない岡崎は、格上バレンシアを相手にプリメーラ初ゴール&初勝利を期待したい。

《ラ・リーガ第3節》
▽9/26(土)
《20:00》
アラベス vs ヘタフェ
《23:00》
バレンシア vs ウエスカ
《25:30》
エルチェ vs レアル・ソシエダ
《28:00》
ベティス vs レアル・マドリー

▽9/27(日)
《19:00》
オサスナ vs レバンテ
《21:00》
エイバル vs アスレティック・ビルバオ
《23:00》
アトレティコ・マドリー vs グラナダ
《25:30》
カディス vs セビージャ
バジャドリー vs セルタ
《28:00》
バルセロナ vs ビジャレアル

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【ラ・リーガ第6節プレビュー】久保建英が首位レアル・マドリーに挑む! 今季初のミッドウィーク開催

先週末に行われた第5節ではレアル・マドリーがバレンシアとの首位攻防戦を制し、首位をキープ。一方、アトレティコ・マドリーとセビージャはバスク勢との上位対決をいずれもドローで終え、バルセロナは格下グラナダ相手にホームで痛恨のドローを喫した。 今季初のミッドウィーク開催となる今節は、マジョルカのMF久保建英が自身初のサンティアゴ・ベルナベウで、保有元のレアル・マドリーと激突する一戦が、最大の注目カードだ。 久保は前節、昨季前半戦を過ごした古巣のビジャレアルと対戦。自身を評価しなかった敵将エメリの前で決定的な仕事を見せたが、チームは相手の堅守をこじ開けられず、ゴールレスドローに終わった。それでも、久保自身は右サイドから積極的な仕掛けや正確なパスで攻撃の起点となり、古巣相手にきっちり存在感を示した。ただ、本人としてはそろそろ目に見える結果を残したいところだ。 これまで保有元のレアル・マドリーとは通算4度対戦しているが、コロナ禍と改修工事の影響によって2度のアウェイゲームは、いずれもサブグラウンドのアルフレド・ディ・ステファノでのプレーとなった。したがって、久保にとって今回の一戦は自身初のサンティアゴ・ベルナベウでのプレーとなる。その夢の舞台に来シーズン戻ってくるため、決定的な仕事を期待したい。 対するレアル・マドリーは前節のバレンシア戦で今季初黒星の危機を迎えていたが、試合終盤にエースFWベンゼマと覚醒中のFWヴィニシウスのコンビが決めた2ゴールによって、勝ち点0を勝ち点3に変える会心の勝利を収めた。昇格組をホームで迎え撃つこの一戦では絶好調の2人の躍動が期待されるところだ。 その首位チームを勝ち点2差で追うアトレティコは、開幕5戦全敗のヘタフェとのマドリード自治州ダービーに臨む。チャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦、前節のアスレティック・ビルバオ戦を2試合連続ゴールレスドローで終えたチームは、攻撃面が完全に停滞。多士済々の攻撃陣の組み合わせに関して最適解を見いだせておらず、FWルイス・スアレスとFWグリーズマンのコンディション不良も懸念材料だ。 ここ数試合ではシメオネ監督の攻撃的な選手交代によって、ようやく攻撃のギアが上がるという展開が続いており、開幕全敗と苦境の格下相手には前半からよりアグレッシブに戦い、早い時間帯の先制点を狙いたい。 1試合未消化ながら首位と5ポイント差のバルセロナは、カディスとのアウェイゲームで公式戦3試合ぶりの勝利を目指す。マンデーナイトでの開催となったグラナダ戦では試合開始直後にセットプレーの流れから先制を許すと、以降のほぼ90分は相手陣内でハーフコートゲームを展開。しかし、完全に専守防衛の構えを見せる相手に対して崩しの精度、アイデアを欠いた。 その後、途中出場のDFピケをFWルーク・デ・ヨングと共にパワープレー要員として投入し、カンプ・ノウにクロスの雨を降らせると、90分には同じく前線に上げたDFアラウホが何とかゴールをこじ開けて公式戦連敗こそ回避したものの、クラブの攻撃哲学を捨ててまで勝ちに行った試合をモノにできず、クーマン監督に対する風当たりはさらに強くなっている。同じく堅守速攻を得意とする今回のカディス戦で同じ轍を踏むようなことがあれば、指揮官更迭も現実味を帯びてくる。 また、直近の公式戦3試合連続ドローと足踏み状態が続くセビージャは、前節レアル・マドリーと激闘を演じたバレンシアとの上位対決で4試合ぶりの勝利を目指す。今シーズンも昨季同様の堅守は健在も、10人のラージョ相手に3点を奪った開幕戦を除き公式戦4試合では一度も複数得点を奪えておらず、前節のレアル・ソシエダ戦では今季初の無得点に終わった。今夏の補強によって使える前線の駒は確実に増えているだけに、湿りがちな主砲エン=ネシリを中心に攻撃陣の奮起が求められるところだ。 その他では開幕4戦連続ドローのビジャレアルや4戦全敗のアラベスを含め、今季初白星が遠いセルタやグラナダ、レバンテ、エスパニョールの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第6節》 ▽9/21(火) 《26:30》 ヘタフェ vs アトレティコ・マドリー 《29:00》 アスレティック・ビルバオ vs ラージョ レバンテ vs セルタ ▽9/22(水) 《26:30》 エスパニョール vs アラベス セビージャ vs バレンシア 《29:00》 ビジャレアル vs エルチェ レアル・マドリー vs マジョルカ ▽9/23(木) 《26:30》 オサスナ vs ベティス グラナダ vs レアル・ソシエダ 《29:00》 カディス vs バルセロナ 2021.09.21 19:00 Tue
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【ブンデス第5節プレビュー】日本代表勢が強豪と対戦

前節はバイエルンがライプツィヒに完勝し、3勝目をマーク。そしてドルトムントがレバークーゼンとの派手な打ち合いを制して同じく3勝目を挙げている。唯一の4連勝はヴォルフスブルクとなった。迎える第5節、日本代表勢が強豪と対戦する。 まずはドルトムントに挑むMF原口、MF遠藤渓太のウニオン・ベルリンから。ウニオンは前節、原口が前半半ばに味方の負傷交代を受けて緊急出場となった中、0-0の引き分けに終わった。1勝3分けと無敗を維持している中、木曜に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグではスラビア・プラハと対戦し、原口が先発したものの1-3で敗戦。リーグ戦では無敗となっているが、ドルトムント相手に勝ち点を奪えるか。 一方、レバークーゼンとの派手な打ち合いを4-3で制したドルトムントは、水曜に行われたチャンピオンズリーグではベシクタシュとのアウェイ戦に挑み、2-1で制した。善戦してきたベシクタシュに苦戦したものの勝ち切ったドルトムントは、その勢いをリーグ戦に持ち込めるか。 続いてヴォルフスブルクvsフランクフルト。フランクフルトは前節、鎌田が先発した中、シュツットガルトにドローに持ち込まれた。ELフェネルバフチェ戦では鎌田がフル出場したものの、やはり1-1の引き分けに。公式戦未勝利が続くが唯一の4連勝スタートとなったヴォルフスブルク相手に古巣対決となるグラスナー監督は初勝利を飾れるか。 続いてレバークーゼンに挑むシュツットガルト。MF遠藤航は前節フランクフルト戦で先発。伊藤が後半半ばから出場した中、味方が退場するアクシデントがあったものの、終盤の同点弾で引き分けに持ち込んだ。ドルトムントに打ち負けて2勝1分け1敗スタートとなったレバークーゼンに対し、シュツットガルトは開幕節以来の勝利となるか。 そして負傷欠場が続いていたボーフムFW浅野は、バイエルンとのアウェイ戦に臨む。内転筋を痛めてここ2試合欠場していた浅野だが、練習には復帰しているとのこと。バイエルン戦出場なるか。 対するバイエルンは前節ライプツィヒに4-1で完勝。ナーゲルスマン監督の古巣対決となった中、チーム力の差を見せ付けた。そしてCLではバルセロナ相手に敵地で3-0と快勝。FWコマンが軽度の心臓手術により戦列を離れたが、圧倒的な戦力を武器にボーフム戦も圧倒するか。 最後に前節ボルシアMG戦で今季初ゴールを決めたMF奥川のビーレフェルトは、ホッフェンハイムとのホーム戦に臨む。前節トップ下の位置で好プレーを見せ、ゴールも決めた奥川だが、今節も存在感を示せるか。チームの初勝利に貢献したい。 ◆ブンデスリーガ第5節 ▽9/17(金) 《27:30》 ヘルタ・ベルリン 2-1 グロイター・フュルト ▽9/18(土) 《22:30》 ビーレフェルトvsホッフェンハイム アウグスブルクvsボルシアMG マインツvsフライブルク バイエルンvsボーフム 《25:30》 ケルンvsライプツィヒ ▽9/19(日) 《22:30》 シュツットガルトvsレバークーゼン 《24:30》 ドルトムントvsウニオン・ベルリン 《26:30》 ヴォルフスブルクvsフランクフルト 2021.09.18 07:00 Sat
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【セリエA第4節プレビュー】未勝利のユーベvs3連勝ミランのビッグマッチ

前節はミランがラツィオとの連勝スタート対決を制し、ユベントスを下したナポリ、ローマと共に3クラブが3連勝スタートとしている。インテルはDF吉田のゴールもあってサンプドリアにドロー。また、3試合を終えた段階で2クラブが監督解任に踏み切った。カリアリではセンプリチ監督からマッツァーリ監督へ、ヴェローナではディ・フランチェスコからトゥドール監督に指揮権が渡っている。迎える第4節は未勝利のユベントスと3連勝のミランが激突する。 前節ナポリ戦を圧倒された中1-2と逆転負けしたユベントスは、1分け2敗スタートと大きく躓いた。ただ、火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではマルメ相手に3-0と快勝。今季の公式戦初勝利を挙げている。ようやく第2次アッレグリ政権下でまともな試合を演じた中、ミランとのビッグマッチで真価を試されることになる。 一方、ミランは前節ラツィオとの連勝スタート対決を復帰したFWイブラヒモビッチのゴールなどで2-0と快勝とした。3連勝発進とした中、水曜に行われたCLリバプール戦では劣勢の中で一時は逆転に成功したものの、2-3で敗戦。今季の公式戦初黒星となった中、イブラヒモビッチが負傷で再離脱となった一方、コロナから復活したFWジルーに期待が懸かる。ユベントスを下して4連勝となるか。 ミラン、ナポリと共に3連勝スタートとしたローマはヴェローナとのアウェイ戦に臨む。モウリーニョ監督率いる新生ローマは前節サッスオーロに苦しめられながらもGKルイ・パトリシオの好守とFWエル・シャーラウェイの試合終了間際弾で2-1と競り勝った。そして木曜に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグでも勝利し、公式戦6連勝とした中、監督交代のあったヴェローナに勝利となるか。 4連勝を目指すナポリは月曜にウディネーゼとのアウェイ戦に臨む。ユベントス戦では先制を許したものの、ほぼ一方的な試合を演じたナポリ。ELではレスター・シティ相手に2-2の引き分けに持ち込み、好調を維持。2勝1分けと好スタートを切ったウディネーゼ相手に4連勝となるか。 サンプドリアに引き分けたインテルはDF冨安がアーセナルに旅立ったボローニャとのホーム戦に臨む。サンプドリア戦では2度のリードを生かせず引き分けに終わったインテル。水曜に行われたCLではレアル・マドリー相手に優勢に運んだものの、終盤の失点で敗戦に終わってしまった。昨季の連敗に続く悔しい黒星となった中、リーグ戦に切り替えられるか。 その他、CLビジャレアル戦を引き分けたアタランタは昇格組サレルニターナとのアウェイ戦を、ELガラタサライ戦を落としたラツィオは監督交代のあったカリアリとのホーム戦に臨む。 そしてインテル相手にゴールを決めたサンプドリアの吉田は、エンポリとのアウェイ戦で今季初勝利を目指す。 ◆セリエA第4節 ▽9/17(金) 《27:45》 サッスオーロ 0-1 トリノ ▽9/18(土) 《22:00》 ジェノアvsフィオレンティーナ 《25:00》 インテルvsボローニャ 《27:45》 サレルニターナvsアタランタ ▽9/19(日) 《19:30》 エンポリvsサンプドリア 《22:00》 ヴェネツィアvsスペツィア 《25:00》 ラツィオvsカリアリ ヴェローナvsローマ 《27:45》 ユベントスvsミラン ▽9/20(月) 《27:45》 ウディネーゼvsナポリ 2021.09.18 07:00 Sat
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【プレミアリーグ第5節プレビュー】トッテナムとチェルシーが激突! 熾烈な上位争いで有利に立つのは?

先週行われた第4節では、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、リバプールら上位陣が軒並み快勝を収めた一方、唯一4連勝がかかっていたトッテナムはクリスタル・パレスに完敗し、初黒星が付いた。 今節はそんなトッテナムとチェルシーが激突。前節はアウェイで敗戦を喫したトッテナムだが、ホームでは2連勝中。ただ、プレミアリーグにおいてホームで3連勝したことは、過去に2000-01シーズンと02-03シーズンの2度しかない。だが、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでの直近10試合の成績は8勝2敗かつ6度のクリーンシートを記録しており、悪くない戦績となっている。 エースのケインは、チェルシー戦最初の4試合で3ゴールをマークしたが、ここ8試合ではわずか1ゴールと沈黙。それでも、同本拠地で行われたリーグ戦のロンドン・ダービーでは、ここ9試合で7ゴール5アシストを記録している。 対するチェルシーは、リーグ戦アウェイ開催のロンドン・ダービーは5連勝中。しかし、6連勝したことは一度もない。先月のアーセナル戦ではルカクとリース・ジェームズがゴールを決めたが、プレミアリーグにおいて、同一シーズンにアーセナルとトッテナムからアウェイゴールを決めたのは、チェルシーでは12-13シーズンのフアン・マタと17-18シーズンのマルコス・アロンソの2人だけだ。 前節のニューカッスル戦でクリスティアーノ・ロナウドが2ゴールで復帰戦をド派手飾ったユナイテッドはウェストハムとのアウェイ戦に臨む。そのロナウドは、以前のユナイテッド在籍時代のウェストハム戦では、直近4試合で5ゴール1アシストの成績を収めている。 一方のウェストハムは、リーグ戦ここ7試合無敗(4勝3分け)で、2016年2月から4月にかけての10試合連続無敗に次ぐ長丁場に。だが、指揮官のデイビッド・モイーズは、2014年にユナイテッドをクビになって以降、全コンペティションにおいて対レッド・デビルズ戦は7戦全敗となっている。 リバプールはホームでクリスタル・パレスと対戦。プレミアリーグでは過去8試合で24得点5失点のお得意様だ。その中でマネは8試合連続ゴール中で、同リーグにおいて、同じ相手に9試合連続で得点した選手はいない。 ただ、そんなリバプールもクリスタル・パレスに警戒しなければならない選手がいる。今夏にセルティックから加入したオドソンヌ・エドゥアールだ。前節のトッテナム戦がデビュー戦となった同選手は84分から出場すると、わずか27秒後にネットを揺らし、さらに後半アディショナルタイムにも2点目を挙げ、クリスティアーノ・ロナウドにも勝るとも劣らない鮮烈デビューを果たした。 デビュー戦でベンチスタートから2得点したのは2011年8月のアグエロ(マンチェスター・シティ)以来の快挙。また、クリスタル・パレスにおいて、デビュー戦2試合でゴールを決めているのはバカリ・サコのみとなっている。 ユナイテッド、チェルシー、リバプールと並んで、開幕から3勝1分けと快調な成績を収めているのがエバートンだ。ここまでセインツ、リーズ、ブライトン、バーンリーと相手に恵まれていることは事実だが、タウンゼントやグレイら前線の新戦力が揃って結果を出していることは非常に前向きな要素だ。 タウンゼントに関しては、ここまでの4試合で1ゴール2アシストで3得点に関与しているが、前所属のクリスタル・パレスでの直近31試合と同じ数字(3アシスト)であることを比較すると明らかに好調。なお、今節の対戦相手であるアストン・ビラとは、リーグ戦ここ6試合で3勝1分け2敗となっている。 前節のノリッジ戦で初勝利を挙げたアーセナルはバーンリーとのアウェイ戦。ノリッジ戦でチームとしても初ゴールとなったオーバメヤンは、過去7度のバーンリー戦で8ゴールを挙げている。また、アーセナルはターフ・ムーアで直近9試合は4勝5分け無敗。最後に敗れたのは1973年12月まで遡る。 ◆プレミアリーグ第5節 ▽9/17(金) 《28:00》 ニューカッスル vs リーズ・ユナイテッド ▽9/18(土) 《20:30》 ウォルバーハンプトン vs ブレントフォード 《23:00》 バーンリー vs アーセナル リバプール vs クリスタル・パレス マンチェスター・シティ vs サウサンプトン ノリッジ vs ワトフォード 《25:30》 アストン・ビラ vs エバートン ▽9/19(日) 《22:00》 ブライトン vs レスター・シティ ウェストハム vs マンチェスター・ユナイテッド 《24:30》 トッテナム vs チェルシー 2021.09.17 20:00 Fri
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【ラ・リーガ第5節プレビュー】バレンシアとレアル・マドリーの首位攻防戦! 久保は古巣ビジャレアル戦

先週末に行われた第4節ではインターナショナルマッチウィークの難しい戦いとなったものの、アトレティコ・マドリー、レアル・マドリー、バレンシアといった上位陣が順当に制して無敗を継続している。 チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ開幕によって、ビッグクラブにとってはほぼ中3日の過密日程がスタート。そういった中、CL参戦の5チームの中で唯一白星スタートを飾った首位のレアル・マドリーは、2位のバレンシアを相手にラ・リーガ首位攻防戦に臨む。 前節、1年半ぶりに戻ってきたサンティアゴ・ベルナベウでセルタと対戦したレアル・マドリーは、前半に2度のリードを許したものの、FWベンゼマのトリプレーテとMFカマヴィンガのデビューゴールなどで5-2の快勝を飾った。また、CL初戦となったグループ最大のライバル、インテル戦では今季課題の守備陣が相手の強力攻撃陣を無失点で抑えた上、途中投入のFWロドリゴが試合終盤に値千金の決勝点を奪う、会心の勝利を挙げた。カマヴィンガの驚異的なフィットに、FWヴィニシウスの完全覚醒と最高な状態で難所メスタージャに乗り込む。 対するバレンシアは開幕前の下馬評は低かったものの、ボルダラス新監督の下で開幕からソリッドなパフォーマンスを見せている。開幕2試合は堅実な守備を生かして勝ち点を重ねたものの、以降のアラベス戦、オサスナ戦ではMFソレール、FWゴンサロ・ゲデスを中心に攻撃陣が躍動感を見せ、2試合連続3ゴール以上を奪っての連勝を収めている。ただ、ここまでは比較的力が劣る相手との対戦が続いていた部分もあり、今回のレアル・マドリー戦が新チームの現在地を図る試金石となるはずだ。 その上位2チームと同じ勝ち点10で並ぶアトレティコは、開幕から4戦無敗の難敵アスレティック・ビルバオをホームで迎え撃つ。前節のエスパニョール戦では代表戦明け特有の動きの重さが目立ったものの、後半序盤に5枚の交代カードを切って流れを引き寄せると、物議を醸した10分のアディショナルタイムの最終盤にMFレマルが値千金の逆転ゴールを挙げ、痺れる2-1の勝利を収めた。 ただ、リバプールとミランと共に“死の組”に組み込まれたCL初戦ではポルトの堅守に手を焼き、消化不良のゴールレスドローに。賛否両論のワンダ・メトロポリターノ凱旋となったFWグリーズマンも精彩を欠き、攻撃面では大いに課題を残す。そういった中、開幕4試合でわずか1失点と堅守が光るアスレティックとの対戦は非常にタフなモノになるはずだ。 また、マドリードの2強と共にビッグマッチに臨むのが、MF久保建英を擁するマジョルカだ。前節、アスレティックを前に力の差を見せつけられた昇格組は、昨季のEL王者ビジャレアルと対戦。そのビジャレアルはCL初戦でアタランタと2-2のドローに終わり、公式戦4試合連続ドローと今季初勝利が遠いが、それだけにマジョルカ戦に懸ける想いは強い。 一方、古巣対戦となる久保はアスレティック戦で局面では鋭い仕掛けで見せ場を作った一方、決定機演出などチームに流れを引き寄せるような形は出せず。MFイ・ガンインやFWエル・ニーニョなど、イメージを共有できそうな味方との連携を向上させつつ、昨季冷遇されたエメリ監督の前で決定的な仕事を見せたい。 カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選に多くの選手を送り出した関係で前節が延期となったバルセロナとセビージャは、グラナダとレアル・ソシエダという難敵相手に中断明け後、最初の白星を目指す。 ミッドウィークのCLでは一昨季に2-8の大敗を喫したバイエルン相手にリベンジを図ったバルセロナだが、0-3のスコア以上に力の差を感じさせられる完敗となった。さらに、同試合ではDFジョルディ・アルバ、MFペドリの2選手が負傷しており、ジリ貧の状況だ。そういった中、バイエルン戦の途中出場で一時良い流れを持ってきたMFコウチーニョやDFアレックス・バルデ、MFガビといった控え、若手選手たちの奮起が求められる。 一方、レッドブル・ザルツブルクとのCL初戦では前半に3つのPKを献上した上、FWエン=ネシリが退場となりながらも、最終的に1-1のドローで試合を終えたセビージャ。バルセロナとの開幕戦の大敗以降、リーグ戦3連勝と絶好調のソシエダとの上位対決では不用意に退場したエン=ネシリや新戦力たちの活躍が求められる。 その他では開幕4連敗、3連敗と苦境が続くヘタフェとアラベスの下位2チームの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第5節》 ▽9/17(金) 《28:00》 セルタ vs カディス ▽9/18(土) 《21:00》 ラージョ vs ヘタフェ 《23:15》 アトレティコ・マドリー vs アスレティック・ビルバオ 《25:30》 エルチェ vs レバンテ 《28:00》 アラベス vs オサスナ ▽9/19(日) 《21:00》 マジョルカ vs ビジャレアル 《23:15》 レアル・ソシエダ vs セビージャ 《25:30》 ベティス vs エスパニョール 《28:00》 バレンシア vs レアル・マドリー ▽9/20(月) 《28:00》 バルセロナ vs グラナダ 2021.09.17 19:00 Fri
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