マンチェスター・ユナイテッド移籍のオランダ代表MF
ドニー・ファン・デ・ベークが新天地デビューを果たした。
昨季のプレミアリーグで3位フィニッシュを遂げ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したユナイテッド。今季のプレミアリーグは今週末から開幕したが、昨季のヨーロッパリーグ(EL)でベスト4まで勝ち上がったユナイテッドは第1節が先送りされ、19日にホームで行われるクリスタル・パレス戦が初戦となる。
そんなユナイテッドは調整を続けるなか、12日にプレシーズン唯一の対外試合として、アストン・ビラと対戦。代表活動から戻って来て間もないポルトガル代表MF
ブルーノ・フェルナンデスや新型コロナウイルス感染から回復したばかりのフランス代表MF
ポール・ポグバら一部主力を欠いた影響もあり、0-1の敗北を喫した。
しかし、今夏にアヤックスから加入したファン・デ・ベークはシェフィールド・ユナイテッドからレンタルバックのイングランド代表GK
ディーン・ヘンダーソンもスタートから起用されたなか、フル出場を果たしてユナイテッドデビュー。
オーレ・グンナー・スールシャール監督は試合後、そのファン・デ・ベークについてこう評した。
「ドニーはフィールドプレーヤーのなかで最大のプラスだったかもしれない。彼はフィールド上でスペースを見つけ、自分のタイミングと動き出しで時間を作れる。彼のパフォーマンスに関して言えば、非常に満足している」
プレシーズン唯一の対外試合を落としてのシーズンインが決まったスールシャール監督だが、これから選手の状態が向上していくことに期待を寄せ、来週に迫るクリスタル・パレスとの今季初戦にフォーカスした。
「来週までには多くの選手のマッチフィットネスが上がっているだろう。今日の遠征に参加しなかった選手のなかには出場期間が不要だった者もいる。何人かはこれから取り戻していくはずだ」
