新生バルセロナの希望の光 “ラ・マシア"の逸材、リキ・プッチ【ライジング・スター】
2020.08.26 13:00 Wed
ビジャレアルに移籍した日本代表MF久保建英など、10代の選手の活躍が目立っているサッカー界。この企画『Rising Stars』では、近いうちにサッカー界の主役を担うであろう、注目の若手選手たちを紹介していく。
バルセロナと言えば、チャビ・エルナンデス(現アル・サッド監督)、アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)、そしてリオネル・メッシら、同クラブの育成組織“ラ・マシア"から数々の名選手を生み出したことで知られているが、“ラ・マシア"からの次なるビッグスター候補としてファンから期待されているのが、21歳の逸材と称されるリキ・プッチだ。
地元・カタルーニャのマタデペーラで生まれたリキ・プッチは、2013年に13歳でバルセロナの下部組織に入団。父である、カルレス・プッチ氏もバルセロナのローカルクラブで、現在は4部リーグに所属するタラサFCで左サイドバックとして長年プレーしており、幼い頃からフットボールに触れて育った。
順調にバルセロナのカンテラで結果を残したリキ・プッチは、2018年にバルセロナBのU-23 UEFAユースリーグ優勝に中心選手として貢献。その活躍もあり、同年の12月のコパ・デル・レイ、クルトゥアル・レオネサ戦でトップチームデビューを果たすと、2019年にはクラブの最優秀若手選手に選出されるなど、才能が花開いている。
エルネスト・バルベルデ監督の下ではリーグ戦2試合出場に留まったリキ・プッチだが、新たに就任したキケ・セティエン監督の下で出場機会を得ると、リーグ中断明けからは主力としてプレーした。
しかし、バルセロナは12年ぶりの無冠となった事で、シーズン途中に就任していたキケ・セティエン監督を解任。クラブOBのロナルド・クーマン監督を招へいした。
変革の時期を迎えたバルセロナにおいて、リキ・プッチやアンス・ファティというカンテラーノへの期待はさらに大きくなっている。リキ・プッチが新生バルサの核となるか。“ラ・マシア"の逸材にはこれまで以上に注目が集まっている。
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今回はバルセロナのスペイン人MFリキ・プッチ(21)だ。◆リキ・プッチのカンテラ時代からの神童ぶりをチェック
バルセロナと言えば、チャビ・エルナンデス(現アル・サッド監督)、アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)、そしてリオネル・メッシら、同クラブの育成組織“ラ・マシア"から数々の名選手を生み出したことで知られているが、“ラ・マシア"からの次なるビッグスター候補としてファンから期待されているのが、21歳の逸材と称されるリキ・プッチだ。
地元・カタルーニャのマタデペーラで生まれたリキ・プッチは、2013年に13歳でバルセロナの下部組織に入団。父である、カルレス・プッチ氏もバルセロナのローカルクラブで、現在は4部リーグに所属するタラサFCで左サイドバックとして長年プレーしており、幼い頃からフットボールに触れて育った。
順調にバルセロナのカンテラで結果を残したリキ・プッチは、2018年にバルセロナBのU-23 UEFAユースリーグ優勝に中心選手として貢献。その活躍もあり、同年の12月のコパ・デル・レイ、クルトゥアル・レオネサ戦でトップチームデビューを果たすと、2019年にはクラブの最優秀若手選手に選出されるなど、才能が花開いている。
169cmとフットボーラーとしてはかなり小柄なリキ・プッチは、インテリオールやトップ下でのプレーを得意とし、自らの憧れの選手であり、同じ“ラ・マシア"出身のレジェンドでもある、アンドレス・イニエスタを彷彿とさせるエレガントなプレースタイルが特徴だ。 抜群のパスセンスと、状況把握能力に優れており、まさにバルセロナの選手といったタイプの選手だ。
エルネスト・バルベルデ監督の下ではリーグ戦2試合出場に留まったリキ・プッチだが、新たに就任したキケ・セティエン監督の下で出場機会を得ると、リーグ中断明けからは主力としてプレーした。
しかし、バルセロナは12年ぶりの無冠となった事で、シーズン途中に就任していたキケ・セティエン監督を解任。クラブOBのロナルド・クーマン監督を招へいした。
変革の時期を迎えたバルセロナにおいて、リキ・プッチやアンス・ファティというカンテラーノへの期待はさらに大きくなっている。リキ・プッチが新生バルサの核となるか。“ラ・マシア"の逸材にはこれまで以上に注目が集まっている。
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