リーガはまだ終わっていない…/原ゆみこのマドリッド
2025.05.09 21:00 Fri
「何言ってんだか」そんな風に私が呆れていたのは木曜日、10年ぶりの決勝進出が叶わなかったバルサのラポルタ会長が、CL準決勝2ndレグでインテルに負けたのは多分に審判のせいと言っているのを聞いた時のことでした。いやあ、確かに火曜のサン・シーロでの試合終了直後から、フリック監督の「5分5分のプレーの時、主審は常に相手側有利に取った」という発言に始まり、選手たちも声を揃えて、自分たちに不利なジャッジをされたと文句を言っていたんですけどね。
あまつさえ、ガビなど、「No han querido que lleguemos a esa final porque con la temporada que estamos haciendo estaban cagados/ノー・アン・ケリードー・ケ・ジェゲモス・ア・エセ・フィナル・ポルケ・コン・ラ・テンポラーダ・ケ・エスタモス・アシエンドー・エスタバン・カガードス(今季、ボクらがやっていることに恐れをなしていたから、ウチが決勝に行くのを望まなかった)」と自身のインスタでぶちまけていたんですが、いやいや。アチェビのハンドは自分の脚に跳ねたボールが肩と胸に当たっていたし、クバルシはボールでなくラウタロの足を蹴っていたし、ジャマルがムヒタリアンに足をかけられたのはエリア外。
ペナルティの是非は正当だったとなれば、リプレービデオですら、正確な判定が不可能だったフリアン・アルバレスの両足が触れたとして、まさにそのマルシニアク主審にPKを無効にされたアトレティコの方が遥かに悲惨では?まあ、それも最後はジョレンテが外し、お隣さんとのCL16強対決2ndレグのPK戦で敗退となったため、要はシメオネ監督のチームの自業自得なんですが、そのレアル・マドリーも準々決勝でアーセナルに総合スコア5-1で負けてすでに蚊帳の外。決勝トーナメントに3チーム進んだスペイン勢全てが5月31日の決勝を前に姿を消してしまったのはちょっと、残念ではあるんですが…。
ちなみにそのミラノでのインテル戦2ndレグがどんな試合だったかというと、ええ、1stレグは何となくバル(スペインの喫茶店兼バー)での観戦を遠慮してしまった私だったんですが、一応、準決勝ともなるとビッグイベントですからね。火曜は普段、マドリーのCLマッチデー同様、席がなくなることを恐れて、キックオフ45分前にお店に行ったところ、何と試合開始10分前までガラガラだったって、やっぱりマドリッドにはバルサファンは少ない?
それでもCLアンセムが聞こえる頃にはテーブル席全てが埋まったものの、グループで応援に来るマドリーファンとは違い、特にバルサのユニを着たサポーターがいる訳でもなく、静かに試合は始まったんですが、ええ、1週間前の1stレグでも3-3と撃ち合っていた両者でしたからね。私もすぐにゴールが見られるだろうと期待していたものの、この日も先手を取ったのはインテルの方だったんですよ。ええ、前半21分、ダニ・オルモが自陣でボールを奪われ、エリア前からトゥラムが送ったラストパスをフリーだったラウタロが決めたんですが、その時、店内から拍手が聞こえたのはもしや、ギャラリーにヒマ潰しに見に来たマドリーファンが混ざっていたのかも。
いえ、彼らの怖さは今年になって2度も2点を先行しながら、コパ・デル・レイ準決勝1stレグとリーガで4点を取られ、試合を引っくり返されたアトレティコファンなら、誰でも知っていること。この日も後半になってエンジンがかかったか、9分にはジェラール・マルティンのクロスをエリック・ガルシアがvolea(ボレア/ボレーシュート)で決めて1点を返すと、15分には再びジェラールがボールを入れて、オルモのヘッドであっさりと同点に追いつくことに。
更に22分にはムヒタリアンに倒されたジャマルがPK獲得かと思われたものの、エリアすぐ前のFKにされたため、ここでは勝ち越し点を挙げることはできず、いえ、それよりマズかったのは31分にイニゴ・マルティネスが筋肉痛でアラウホに代わったことの方なんですけどね。ただ、それが発覚するのは、張り切る17才、ジャマルが何度もGKゾマーにparadon(パラドン/スーパーセーブ)を喰らった後の43分、とうとうラフィーニャの2度撃ちでバルサに逆転の3点目が入ってからだったんですよ。
そう、すでにバルサファンが決勝の地、ミュンヘンへの応援旅行手配を始めていたロスタイム3分、インテルは最後の反撃を試みて、CBアチェボを前線に上げていたんですけどね。まさか、後ろにアラウホがくっついていながら、ダンフリースのラストパスをその37才に流し込まれ、土壇場で3-3にされてしまったから、私も驚いたの何のって。おかげで試合は延長戦突入となり、いえ、バルの店員さんはドリンクのおかわりを頼むお客さんが増えて、ホクホク顔でしたよ。それが、日曜のリーガクラシコ(伝統の一戦)を前にマドリーファンがまさに望んだ通りの結果に終わることになるとは!
いやあ、延長戦前半8分にはまたアラウホがトゥラムを逃がし、彼の折り返しのパスがタレミからエリア内の真空にいたフラテッシに渡ると、そのシュートでインテルが逆転返しの4点目を挙げているのには私も目が点になったものですけどね。もちろん、その後のバルサは同点を目指し、最後まで渾身の力を振り絞って戦ったのは言うまでもなし。後半のラストには負傷明けのレバンドフスキも足慣らしだったか、ピッチに入っていた上、ジャマルなど、延長戦終盤にも3本もシュートを撃って、奮闘したものの…再逆転はならず、そのまま4-3、総合スコア7-6で負けてしまいましたっけ。
うーん、試合後はピッチで泣いているメンバーもいたんですが、ジャマルを始め、クバルシ、ペドリ、ガビ、フェルミンとこの先、15回ぐらいはCL優勝にチャレンジできる選手がいるバルサですからね。36才のレバンドフスキ、すでに昨季末には一旦、引退を宣言していた35才のGKシュチェスニーのポーランド人コンビ、34才のイニゴ・マルティネス以外、その辺はあまり悲観しなくてもいいんですが、問題はこのCL準決勝敗退のショックを彼らは中4日で乗り越えないといけないこと。そう、日曜午後4時15分(日本時間午後11時15分)にはリーガ優勝争いの大一番、勝ち点4差のマドリーとガチンコ勝負がやって来るから。
これはまさに3月のCL16強対決2ndレグの延長戦、PK戦敗退で消耗した後、奇しくも当のバルサと当たり、2-0から2-4に逆転されて、リーガ逆転優勝の目が遠ざかったアトレティコの例を思い出す状況ですが、果たしてフリック監督の教え子たちは体力の回復はもとより、気持ちを切り替えることができるのかどうか。すでにコパ優勝をしているとはいえ、この1週間で全てを失くすこともありえますしね。木曜には練習場施設でセッション後、決起ランチをしたとはいえ、まずはあのザル守備を何とかしないとマズいかも。
え、うっかり失点が多いのは前節のセルタ戦も3-0から、3-2まで追い詰められたマドリーも同じだろうって?そうですね、実際、今季のクラシコでは10月のサンティアゴ・ベルナベウでのリーガ戦で0-4、1月のスペイン・スーパーカップ決勝では2-5、4月のコパ決勝でも3-2と宿敵に3連敗しているアンチェロッティ監督のチームなんですが、そうは言ってもリーガ逆転優勝のためにはこれが最後のチャンスですからね。負傷禍真っ盛りのDF陣で長期リハビリ中のカルバハル、ミリトンを始め、コパ決勝で退場して6試合の出場停止となった上、ヒザの半月板の手術をしたリュディガー、同じく手術組のアラバ、まさにその試合で復帰しながら、10分ともたなかったメンディもいないとはいえ、体力で勝る今回こそ、撃ち勝たないことには仕方ないかと。
それにはセルタ戦でも2得点し、とうとうリーガピチチ(得点王)のレバンドフスキにあと1本と迫ったエムバペのゴールが欠かせませんが、水曜のCL準決勝もう1つのカード、PSGvsアーセナル戦2ndレグで自身の古巣がマドリーのリベンジを果たし、総合スコア3-1で決勝に進出したのは、もしかしてショックだったかも。そんな中、期待がかかるのは、風邪でセルタ戦を欠場したロドリゴは回復したものの、ここ21試合でたった1得点の彼に代わり、スタメン入りが予想されているギュレル。ここ数試合、いいプレーをしている上、前節はgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)も披露しているため、やはり最近はあまりゴールづいていないビニシウスの助けにもなるんじゃないかと思いますが、さて。
何はともあれ、このクラシコではマドリーが勝って、残り3節が消化試合にならないことを祈るばかりですが、この週末の他のマドリッド勢の予定も見ておくことにすると。先陣を切るのは2週連続で金曜試合となったラージョで、ラス・パルマスとのアウェイゲームなんですが、ヘタフェとの弟分ダービーで4試合ぶりに勝利したことで、彼らには再び、来季のヨーロッパの大会出場の夢が戻ってくることに。そう、勝ち点はオサスナ、マジョルカと同じながら、イニゴ・ペレス監督のチームは8位となり、コンフェレンスリーグ出場圏入りしたんですが、ネックはエスタディオ・バジェカスではUEFAの基準を満たせないこと。
要はもし、コンフェレンスリーグなり、たった勝ち点2差の7位に上がってのELなりをプレーすることになると、サンティアゴ・ベルナベウやメトロポリターノといった兄貴分のスタジアムを借りることになるんですが、それとは別にラス・パルマスは弟分仲間のレガネス、そしてアラベスとの残留争いの渦中にいるチームですからね。4月にはヘタフェ、アトレティコが情けなくも連敗して、マドリッド勢の連帯感を示せなかったため、ようやくカメージョのケガが治って復帰したラージョには是非、援護射撃をお願いしたいところかと。
そして土曜にはまず現在、13位のヘタフェがメスタジャで前節、とうとう順位も1つ抜かれてしまった好調バレンシアに挑むんですが、「残り試合で4連勝すれば、来季ヨーロッハの大会に出られる」と楽観的なアンヘル・トーレス会長はすでにUEFAライセンス(大会に出場するための資格)を申請済みなのだとか。いやあ、今回もウチェ、アランバリが出場停止、弟分ダービーで審判に悪態をついて退場したジェネも3試合の処分を喰らったため、ちょっとそれは難しい気がしますが、ヘタフェもここ4連敗中ですからね。早いところ、運気を変えて、いい感触で今季を終えないといけませんよね。
一方、土曜の午後9時(日本時間翌午前4時)にメトロポリターノにレアル・ソシエダを迎えるのがアトレティコで、こちらは本当にシーズンが終わってしまった感が激しくてねえ。実際、スコアレスドローだった前節のアラベス戦で5枚目のイエローカードをもらい、この試合は出場停止となるフリアン・アルバレスなど、火水と個人休暇をもらっていたなんてこともあったんですが、シメオネ監督はこの1週間、セルロートの1トップでマハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションを進めていたよう。一応、ホームではファンがしっかり見張っているため、そんなにダメダメなプレーはしないはずですが、11位ながら、8位とはたったの勝ち点2差。今季限りで退団するソシエダを絶対、5年連続のヨーロッパの大会出場に導いて、花道を飾りたいと考えているイマノル監督のチームを甘く見ると、ヤケドしかねませんよ。
そして日曜、まさしくクラシコ直前の時間帯にレガネスはブタルケにエスパニョールを迎えて、17位のアラベスとの勝ち点4差を縮める戦いとなるんですが、彼らは前節のセビージャ戦でも2-2と引き分けて、ここ3試合ドロー続き。しかもサンチェス・ピスファンでの試合の後、AVE(スペインの新幹線)が路線設備のケーブル盗難により運航停止となり、駅で何時間も待たされた上、マドリッドに帰還したのが朝の6時だったという災難にも遭っているんですが、もうここまで来たら、一切、言い訳は通じませんからね。勝って残留への望みを繋ぐか、2部最速Uターンに甘んじるかの二択となれば、そう、相手はヘタフェと同じ勝ち点39まで到達したばかり。もしかして油断してくれるかもしれませんし、ホームのファンの応援を力に踏ん張れたらいいのですが。
あまつさえ、ガビなど、「No han querido que lleguemos a esa final porque con la temporada que estamos haciendo estaban cagados/ノー・アン・ケリードー・ケ・ジェゲモス・ア・エセ・フィナル・ポルケ・コン・ラ・テンポラーダ・ケ・エスタモス・アシエンドー・エスタバン・カガードス(今季、ボクらがやっていることに恐れをなしていたから、ウチが決勝に行くのを望まなかった)」と自身のインスタでぶちまけていたんですが、いやいや。アチェビのハンドは自分の脚に跳ねたボールが肩と胸に当たっていたし、クバルシはボールでなくラウタロの足を蹴っていたし、ジャマルがムヒタリアンに足をかけられたのはエリア外。
ペナルティの是非は正当だったとなれば、リプレービデオですら、正確な判定が不可能だったフリアン・アルバレスの両足が触れたとして、まさにそのマルシニアク主審にPKを無効にされたアトレティコの方が遥かに悲惨では?まあ、それも最後はジョレンテが外し、お隣さんとのCL16強対決2ndレグのPK戦で敗退となったため、要はシメオネ監督のチームの自業自得なんですが、そのレアル・マドリーも準々決勝でアーセナルに総合スコア5-1で負けてすでに蚊帳の外。決勝トーナメントに3チーム進んだスペイン勢全てが5月31日の決勝を前に姿を消してしまったのはちょっと、残念ではあるんですが…。
それでもCLアンセムが聞こえる頃にはテーブル席全てが埋まったものの、グループで応援に来るマドリーファンとは違い、特にバルサのユニを着たサポーターがいる訳でもなく、静かに試合は始まったんですが、ええ、1週間前の1stレグでも3-3と撃ち合っていた両者でしたからね。私もすぐにゴールが見られるだろうと期待していたものの、この日も先手を取ったのはインテルの方だったんですよ。ええ、前半21分、ダニ・オルモが自陣でボールを奪われ、エリア前からトゥラムが送ったラストパスをフリーだったラウタロが決めたんですが、その時、店内から拍手が聞こえたのはもしや、ギャラリーにヒマ潰しに見に来たマドリーファンが混ざっていたのかも。
実際、このバルサ、序盤から2点のビハインドに陥った1stレグの反省がまったくできていなかったようで、41分にもクバルシがラウタロからボールを奪おうとエリア内でタックルをかけたところ、うーん、その後、モンジュイックでのケガでこの試合の出場が前日まで疑問視されていた当人が、プレーが一巡する間もずっと倒れたままだったからですかね。遅ればせながら、VAR(ビデオ審判)注進が入り、モニターチェックでインテルがPKをゲット。チャルハノールが決めて、2-0でハーフタイム入りとなれば、バルサもかなり厳しい状況に陥ったかに見えたんですが…。
いえ、彼らの怖さは今年になって2度も2点を先行しながら、コパ・デル・レイ準決勝1stレグとリーガで4点を取られ、試合を引っくり返されたアトレティコファンなら、誰でも知っていること。この日も後半になってエンジンがかかったか、9分にはジェラール・マルティンのクロスをエリック・ガルシアがvolea(ボレア/ボレーシュート)で決めて1点を返すと、15分には再びジェラールがボールを入れて、オルモのヘッドであっさりと同点に追いつくことに。
更に22分にはムヒタリアンに倒されたジャマルがPK獲得かと思われたものの、エリアすぐ前のFKにされたため、ここでは勝ち越し点を挙げることはできず、いえ、それよりマズかったのは31分にイニゴ・マルティネスが筋肉痛でアラウホに代わったことの方なんですけどね。ただ、それが発覚するのは、張り切る17才、ジャマルが何度もGKゾマーにparadon(パラドン/スーパーセーブ)を喰らった後の43分、とうとうラフィーニャの2度撃ちでバルサに逆転の3点目が入ってからだったんですよ。
そう、すでにバルサファンが決勝の地、ミュンヘンへの応援旅行手配を始めていたロスタイム3分、インテルは最後の反撃を試みて、CBアチェボを前線に上げていたんですけどね。まさか、後ろにアラウホがくっついていながら、ダンフリースのラストパスをその37才に流し込まれ、土壇場で3-3にされてしまったから、私も驚いたの何のって。おかげで試合は延長戦突入となり、いえ、バルの店員さんはドリンクのおかわりを頼むお客さんが増えて、ホクホク顔でしたよ。それが、日曜のリーガクラシコ(伝統の一戦)を前にマドリーファンがまさに望んだ通りの結果に終わることになるとは!
いやあ、延長戦前半8分にはまたアラウホがトゥラムを逃がし、彼の折り返しのパスがタレミからエリア内の真空にいたフラテッシに渡ると、そのシュートでインテルが逆転返しの4点目を挙げているのには私も目が点になったものですけどね。もちろん、その後のバルサは同点を目指し、最後まで渾身の力を振り絞って戦ったのは言うまでもなし。後半のラストには負傷明けのレバンドフスキも足慣らしだったか、ピッチに入っていた上、ジャマルなど、延長戦終盤にも3本もシュートを撃って、奮闘したものの…再逆転はならず、そのまま4-3、総合スコア7-6で負けてしまいましたっけ。
うーん、試合後はピッチで泣いているメンバーもいたんですが、ジャマルを始め、クバルシ、ペドリ、ガビ、フェルミンとこの先、15回ぐらいはCL優勝にチャレンジできる選手がいるバルサですからね。36才のレバンドフスキ、すでに昨季末には一旦、引退を宣言していた35才のGKシュチェスニーのポーランド人コンビ、34才のイニゴ・マルティネス以外、その辺はあまり悲観しなくてもいいんですが、問題はこのCL準決勝敗退のショックを彼らは中4日で乗り越えないといけないこと。そう、日曜午後4時15分(日本時間午後11時15分)にはリーガ優勝争いの大一番、勝ち点4差のマドリーとガチンコ勝負がやって来るから。
これはまさに3月のCL16強対決2ndレグの延長戦、PK戦敗退で消耗した後、奇しくも当のバルサと当たり、2-0から2-4に逆転されて、リーガ逆転優勝の目が遠ざかったアトレティコの例を思い出す状況ですが、果たしてフリック監督の教え子たちは体力の回復はもとより、気持ちを切り替えることができるのかどうか。すでにコパ優勝をしているとはいえ、この1週間で全てを失くすこともありえますしね。木曜には練習場施設でセッション後、決起ランチをしたとはいえ、まずはあのザル守備を何とかしないとマズいかも。
え、うっかり失点が多いのは前節のセルタ戦も3-0から、3-2まで追い詰められたマドリーも同じだろうって?そうですね、実際、今季のクラシコでは10月のサンティアゴ・ベルナベウでのリーガ戦で0-4、1月のスペイン・スーパーカップ決勝では2-5、4月のコパ決勝でも3-2と宿敵に3連敗しているアンチェロッティ監督のチームなんですが、そうは言ってもリーガ逆転優勝のためにはこれが最後のチャンスですからね。負傷禍真っ盛りのDF陣で長期リハビリ中のカルバハル、ミリトンを始め、コパ決勝で退場して6試合の出場停止となった上、ヒザの半月板の手術をしたリュディガー、同じく手術組のアラバ、まさにその試合で復帰しながら、10分ともたなかったメンディもいないとはいえ、体力で勝る今回こそ、撃ち勝たないことには仕方ないかと。
それにはセルタ戦でも2得点し、とうとうリーガピチチ(得点王)のレバンドフスキにあと1本と迫ったエムバペのゴールが欠かせませんが、水曜のCL準決勝もう1つのカード、PSGvsアーセナル戦2ndレグで自身の古巣がマドリーのリベンジを果たし、総合スコア3-1で決勝に進出したのは、もしかしてショックだったかも。そんな中、期待がかかるのは、風邪でセルタ戦を欠場したロドリゴは回復したものの、ここ21試合でたった1得点の彼に代わり、スタメン入りが予想されているギュレル。ここ数試合、いいプレーをしている上、前節はgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)も披露しているため、やはり最近はあまりゴールづいていないビニシウスの助けにもなるんじゃないかと思いますが、さて。
何はともあれ、このクラシコではマドリーが勝って、残り3節が消化試合にならないことを祈るばかりですが、この週末の他のマドリッド勢の予定も見ておくことにすると。先陣を切るのは2週連続で金曜試合となったラージョで、ラス・パルマスとのアウェイゲームなんですが、ヘタフェとの弟分ダービーで4試合ぶりに勝利したことで、彼らには再び、来季のヨーロッパの大会出場の夢が戻ってくることに。そう、勝ち点はオサスナ、マジョルカと同じながら、イニゴ・ペレス監督のチームは8位となり、コンフェレンスリーグ出場圏入りしたんですが、ネックはエスタディオ・バジェカスではUEFAの基準を満たせないこと。
要はもし、コンフェレンスリーグなり、たった勝ち点2差の7位に上がってのELなりをプレーすることになると、サンティアゴ・ベルナベウやメトロポリターノといった兄貴分のスタジアムを借りることになるんですが、それとは別にラス・パルマスは弟分仲間のレガネス、そしてアラベスとの残留争いの渦中にいるチームですからね。4月にはヘタフェ、アトレティコが情けなくも連敗して、マドリッド勢の連帯感を示せなかったため、ようやくカメージョのケガが治って復帰したラージョには是非、援護射撃をお願いしたいところかと。
そして土曜にはまず現在、13位のヘタフェがメスタジャで前節、とうとう順位も1つ抜かれてしまった好調バレンシアに挑むんですが、「残り試合で4連勝すれば、来季ヨーロッハの大会に出られる」と楽観的なアンヘル・トーレス会長はすでにUEFAライセンス(大会に出場するための資格)を申請済みなのだとか。いやあ、今回もウチェ、アランバリが出場停止、弟分ダービーで審判に悪態をついて退場したジェネも3試合の処分を喰らったため、ちょっとそれは難しい気がしますが、ヘタフェもここ4連敗中ですからね。早いところ、運気を変えて、いい感触で今季を終えないといけませんよね。
一方、土曜の午後9時(日本時間翌午前4時)にメトロポリターノにレアル・ソシエダを迎えるのがアトレティコで、こちらは本当にシーズンが終わってしまった感が激しくてねえ。実際、スコアレスドローだった前節のアラベス戦で5枚目のイエローカードをもらい、この試合は出場停止となるフリアン・アルバレスなど、火水と個人休暇をもらっていたなんてこともあったんですが、シメオネ監督はこの1週間、セルロートの1トップでマハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションを進めていたよう。一応、ホームではファンがしっかり見張っているため、そんなにダメダメなプレーはしないはずですが、11位ながら、8位とはたったの勝ち点2差。今季限りで退団するソシエダを絶対、5年連続のヨーロッパの大会出場に導いて、花道を飾りたいと考えているイマノル監督のチームを甘く見ると、ヤケドしかねませんよ。
そして日曜、まさしくクラシコ直前の時間帯にレガネスはブタルケにエスパニョールを迎えて、17位のアラベスとの勝ち点4差を縮める戦いとなるんですが、彼らは前節のセビージャ戦でも2-2と引き分けて、ここ3試合ドロー続き。しかもサンチェス・ピスファンでの試合の後、AVE(スペインの新幹線)が路線設備のケーブル盗難により運航停止となり、駅で何時間も待たされた上、マドリッドに帰還したのが朝の6時だったという災難にも遭っているんですが、もうここまで来たら、一切、言い訳は通じませんからね。勝って残留への望みを繋ぐか、2部最速Uターンに甘んじるかの二択となれば、そう、相手はヘタフェと同じ勝ち点39まで到達したばかり。もしかして油断してくれるかもしれませんし、ホームのファンの応援を力に踏ん張れたらいいのですが。
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バルセロナのフランス代表DFジュール・クンデが注目を集める自身のファッションへのこだわりを語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 ハンジ・フリック新監督のもとでも右サイドバックの主力に収まり、バルセロナの開幕4連勝に貢献したクンデ。8月31日に行われたラ・リーガ第4節のレアル・バジャドリー戦を終えると、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むフランス代表に合流した。 代表合流時には毎回披露する私服が話題に。記者会見に出席したクンデは、普段から身だしなみに気を遣っていると明かし、ポジティブな影響があると語った。 「かっこいい服を着るのが好きで、ファッションが好きで、服にまつわる全てのことが好きなのは秘密ではないよ。いつもおしゃれをするのが好きで、ちょっとした外出でもそうだ。パンを買いに行ったり、買い物に出かけたりするような時さえね」 「上品な格好をするのは、精神的にも助けになる。僕が求めているリラクゼーションの1つだ。研究したり、それを記録したり。それは僕の情熱の一部だ」 「(代表入り時の服装は)多くの人が待ち望んでいる瞬間になっていることは知っているよ。ソーシャルメディアでは特に話題になっているし、メディアも興味を持っている」 「素晴らしいことだし、選手たちの間ではちょっとした競争もある。僕はそれを楽しんでいるし、健全なことだと思う。楽しいし、自分らしい服を着ていて気分が良い」 直近のSNSの投稿では、柄入りのノースリーブにスカートとブーツを合わせた格好を披露。「ファッションの王様。大好き」、「世界で最もスタイリッシュな選手」、「みんなが待っていた写真」や、「このクソみたいなスタイルはなんだ」「これはファッションショーではなく、フランス代表の集まりだ」と、賛否が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】スカートも着こなすクンデ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C_bTeMxoXF7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C_bTeMxoXF7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C_bTeMxoXF7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Jules Kounde(@jkeey4)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.09.04 18:30 Wed3
バルセロナが新カンプ・ノウのイメージを発表!収容人数11万人
バルセロナが新カンプ・ノウの新たなイメージを発表した。クラブの公式SNSで伝えている。 バルセロナはエスパイ・バルサ計画というカンプ・ノウの改修を軸としたプランを発表。当初の計画では2021年に完成予定だったものの、現時点では2025年に完成の予定だ。 カンプ・ノウの改修を行うのはコンペを勝ち抜いた日本の設計事務所、日建設計で、完成時には収容人数を11万人まで増員する予定だ。 また、改修工事のためにバルセロナは2022年夏以降、最長で1年間のホーム開催試合をカンプ・ノウ以外で行う可能性も報じられている。 17日に行われたラ・リーガ第9節のバレンシア戦では観客を100%収容可能だったものの、4万7317人の入場者数にとどまっていたバルセロナだが、新カンプ・ノウに向けてサポーターたちの熱量を取り戻すことができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】日本の設計事務所が担当する新カンプ・ノウのイメージムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJpaU5nOGtodiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.10.20 05:45 Wed4
