チェルシーMFロフタス=チーク、ブレイクのきっかけとなったキャリア初ハット【ハットトリック・ヒーローズ】
2020.08.23 21:00 Sun
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)
8歳からチェルシー下部組織に在籍していたロフタス=チークは、2014年12月にチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング・リスボン戦でトップチームデビュー。2017-18シーズンにレンタルで加入したクリスタル・パレスで才能が開花すると、チェルシーに復帰した2019-20シーズンは公式戦40試合で10ゴール5アシストを記録した。
そのロフタス=チークは、2018年10月25日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループリーグのBATE戦でキャリア初のハットトリックを達成している。
そして54分、FWペドロの突破のこぼれ球を拾うと、正確にゴール右に流し込み、自身初のハットトリックを達成。この試合から徐々に出場機会を獲得していったロフタス=チークにとって、転機となった試合であることは間違いないだろう。
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サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。今回は、チェルシーのイングランド代表MFルベン・ロフタス=チークが決めたハットトリックだ。◆ロフタス=チークのブレイクのきっかけとなったキャリア初ハット
8歳からチェルシー下部組織に在籍していたロフタス=チークは、2014年12月にチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング・リスボン戦でトップチームデビュー。2017-18シーズンにレンタルで加入したクリスタル・パレスで才能が開花すると、チェルシーに復帰した2019-20シーズンは公式戦40試合で10ゴール5アシストを記録した。
そのロフタス=チークは、2018年10月25日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループリーグのBATE戦でキャリア初のハットトリックを達成している。
まずは試合開始早々の2分、右サイドを突破したDFダビデ・ザッパコスタのグラウンダーのクロスに反応し先制点を記録。さらに7分には、右CKからMFウィリアンが供給したボールをダイレクトで流し込み、早々に2点目を記録した。
そして54分、FWペドロの突破のこぼれ球を拾うと、正確にゴール右に流し込み、自身初のハットトリックを達成。この試合から徐々に出場機会を獲得していったロフタス=チークにとって、転機となった試合であることは間違いないだろう。
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