対戦相手関心のアワールはシティ撃破に集中! 同席指揮官とユーモア溢れる掛け合いも

2020.08.15 15:27 Sat
Getty Images
リヨンのU-21フランス代表MFフセム・アワール(22)は、自身への関心が伝えられるマンチェスター・シティとの大一番を前に、100%リヨンでのプレーに集中している。クラブ公式サイトが公式会見コメントを伝えた。
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リヨンは、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16で優勝候補ユベントスと対戦。2戦合計2-2のスコアで並ぶもアウェイゴール数の差で退け、ベスト8進出を果たした。そして、ベスト4進出を懸けて臨む15日のCL準々決勝では同じく優勝候補のシティという難敵と対戦する。リヨンはそのシティと昨季のCLグループステージで対戦しており、敵地で2-1の勝利、ホームで2-2のドローと1勝1分けという優位な戦績を残している。
そして、昨季の対戦で現トッテナムのフランス代表MFタンギ・エンドンベレと共に印象的なパフォーマンスを披露したアワールには、国内外のビッグクラブと同様にシティが強い関心を示していると言われる。

その渦中のアワールはルディ・ガルシア監督と共に同席した公式会見の場で、シティとの大一番に向けた意気込みを語っている。
「昨季の対戦成績は精神的に大きな助けになるね。今シーズンは大きく異なるけど、すべてが可能だ。もちろん、過去は過去だし、新たな対戦に向けて良い準備をしたいと思うよ。あとは他の準々決勝の試合が自分たちに幾つかのアイデアを与えてくれると思う」

「自分たちが本命でないことは明らかだけど、リラックスした気持ちと高いモチベーションと共にハードに戦うつもりだよ。それに僕らは昨年シティ相手に3ゴールを決めたマクスウェル・コルネについて話しているんだ。彼は左サイドでよく僕らを助けてくれているし、頼りにしているよ」

「僕らはこういったビッグマッチが近づくにつれて、とても団結してきている。同時に、虚さと自信を持って臨むつもりだ。こういった試合は自分自身を超えたいと思わせてくれるんだ」

また、同会見ではアワールに対して去就に関する質問が飛んだが、U-21フランス代表MFはガルシア監督とユーモア溢れる掛け合いを見せるなど、明言を避けている。イギリス『マンチェスター・イブニング・スタンダード』が伝えている。

この試合がシティ相手の就職面接になるかとの直球の質問に対して、アワールの返答を遮ったガルシア監督は、「彼はチャンピオンズリーグで優勝したときにしか辞めることができない」と、冗談交じりにコメント。

その後、アワール自身は、「明日の夜、就職面接があるかどうかはわからないけど、自分の名前がそういったクラブとリンクしているのは、それがお世辞だとしても嬉しいことさ。だけど、重要な試合を前に自分の状況を話すのは、少し筋違いだと思うよ。現在、100%リヨンのことに集中しているよ」と、リラックスした表情で語った。

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