クロース、構想外のベイルに言及 「誰にとっても満足のいく状況ではない」
2020.07.26 15:30 Sun
レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースが、去就や出場機会を巡って問題を抱える同僚のウェールズ代表MFガレス・ベイルについて言及した。スペイン『マルカ』が伝えている。
昨夏、中国移籍が土壇場で破談に終わるなど紆余曲折を経て、クラブに残留したベイル。心機一転で臨んだ今シーズンは、序盤戦こそ出場機会を手にしていたが、ブラジル人若手コンビの台頭や新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による長期に渡る中断期間を経て一部主力が戦列に復帰を果たすと、出場機会が減少。とりわけ、リーグ再開後は2試合の出場に留まり、ラ・リーガ最終節でも監督判断でベンチ外となっていた。
さらに、出場機会減少に不満を抱くベイルはベンチでの悪態が物議を醸すなど、ジネディーヌ・ジダン監督との更なる関係悪化が顕著となっている。
ベイルの加入1年後にマドリーにやってきて6年以上をチームメートとして過ごすクロースは、ドイツ『Lauschangriff』のポッドキャストでウェールズ代表MFの現状について言及。「誰にとっても満足のいく状況ではない」と、やや同情的に捉えている。
「実際のところ、誰にとっても満足のいく状況ではないね。ベイルは現状のように少しだけプレーするために契約しているわけではない」
元来、率直な物言いで知られるドイツ代表MFはベイルとクラブの間に問題があることを認めているが、同僚が日常的にチーム内に問題をもたらしているとの噂に関してはハッキリと否定している。
「だけど、僕らはそれを大げさに扱ってはいけない。ベイルとチームの間ではすべてがうまくいっているし、彼はこの6年間で多くのモノを勝ち取る助けとなってくれた」
昨夏、中国移籍が土壇場で破談に終わるなど紆余曲折を経て、クラブに残留したベイル。心機一転で臨んだ今シーズンは、序盤戦こそ出場機会を手にしていたが、ブラジル人若手コンビの台頭や新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による長期に渡る中断期間を経て一部主力が戦列に復帰を果たすと、出場機会が減少。とりわけ、リーグ再開後は2試合の出場に留まり、ラ・リーガ最終節でも監督判断でベンチ外となっていた。
さらに、出場機会減少に不満を抱くベイルはベンチでの悪態が物議を醸すなど、ジネディーヌ・ジダン監督との更なる関係悪化が顕著となっている。
「実際のところ、誰にとっても満足のいく状況ではないね。ベイルは現状のように少しだけプレーするために契約しているわけではない」
「原則として、彼は去年の夏に退団しようとしていたと思うし、それに対してクラブはイエスと返答し、その後に再びノーと言ったと思う。彼がそれについてまだ、腹を立てているのかはわからない。だけど、それが難しい問題であることは事実だよ」
元来、率直な物言いで知られるドイツ代表MFはベイルとクラブの間に問題があることを認めているが、同僚が日常的にチーム内に問題をもたらしているとの噂に関してはハッキリと否定している。
「だけど、僕らはそれを大げさに扱ってはいけない。ベイルとチームの間ではすべてがうまくいっているし、彼はこの6年間で多くのモノを勝ち取る助けとなってくれた」
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