A・サンチェス渾身のFKをバトランドが横っ飛びスーパーストップ!【アンビリーバブル・セーブス】

2020.07.17 11:00 Fri
Getty Images
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。

◆バトランドがみせた美しい横っ飛びセーブ

今回はストーク・シティのイングランド代表GKジャック・バトランドがアーセナル戦で見せたスーパーストップだ。

バーミンガムユースで育ったバトランドは、若きストッパーとして注目を集め、早くからイングランドの次期守護神候補の1人に挙がっていた。多くのビッグクラブが獲得に関心を寄せる中、2013年1月にストークへ移籍。プレミアリーグデビューを飾った。
そんなバトランドは2015年9月12日に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル戦で鬼人のごときセーブをしてみせた。

アーセナルのホーム、エミレーツ・スタジアムで行われたこの一戦では、ホームのアーセナルが序盤から攻勢に出る展開となった。試合開始から立て続けにチャンスを作ったアーセナルは6分、ストークのハーフの中心やや左の位置でFKを得る。

キッカーのFWアレクシス・サンチェスは、ゆっくりとした助走から渾身のシュート。縦回転が少しかかったボールはゴール左へ曲がっていき、GKの手前で急降下した。しかし、冷静にボールの軌道を追ったバトランドは、絶妙のタイミングで横っ飛びセーブ。コーナーに逃れ事なきを得た。

その後アーセナルは攻勢を緩めず試合は2-0でアーセナルが勝利。しかし、このセーブを含めて合計10本のセーブを記録したバトランドは、敗れたにもかかわらずマン・オブ・ザ・マッチを獲得する活躍を見せた。

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