インテル、ラウタロ売却へバルセロナに新たな条件を提示か

2020.05.01 00:35 Fri
Getty Images
インテルが、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(22)の売却に関して、バルセロナに新たな条件を提示したようだ。スペイン『アス』が伝えている。

L・マルティネスは、2018年にインテルに加入して以来、チームの貴重な得点源として活躍。今シーズンもここまでセリエAで22試合に出場し11ゴール3アシスト、チャンピオンズリーグでも6試合に出場し5ゴールを記録していた。

そんな同選手には、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの後継者を探すバルセロナが早くから獲得に着手。しかし、1億1000万ユーロ(約128億円)と超高額な契約解除金に加え、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による経済的問題も重なり、交渉は難航していた。
そのバルセロナは、選手を譲渡することで移籍金の引き下げを目指しているが、以前インテルが要求したブラジル代表MFアルトゥールの譲渡はバルセロナが拒否していた。

そんな中、『アス』によれば、インテルは新たに移籍金9000万ユーロ(約105億円)+チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの譲渡+フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの無償レンタルという新条件を提示したようだ。しかし、この提案をバルセロナ側が受け入れる可能性は限りなく低いとのこと。
また、同紙はL・マルティネスの獲得が困難となった場合、バルセロナは同選手より安価で獲得のできるライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(23)の獲得にシフトする可能性があるようだ。

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「この状況は信じられないし言葉が出ない」フリック監督、欧州参戦チームへの配慮欠くラ・リーガの日程に不満露わ

バルセロナのハンジ・フリック監督が、ラ・リーガの日程面に関する不満を示した。スペイン『ESPN』が伝えている。 現在、2位以下に4ポイント差を付けて首位を維持するバルセロナ。さらに、先日にはチャンピオンズリーグ(CL)でドルトムントを撃破しベスト4進出。加えて、今月末にはコパ・デル・レイ決勝のレアル・マドリー戦とシーズン3冠の可能性を残している。 19日にはラ・リーガ第32節で難敵セルタとのホームゲームが控えるが、15日にドイツの地でアウェイゲームを戦ったなか、試合開始時間は現地時間16:15(日本時間23:15)と厳しいスケジュールとなっている。 とりわけ、ドルトムント戦後に選手たちがバルセロナに戻ったのは、翌日の早朝となっており、他国に比べてヨーロッパを戦うチームへの配慮に欠けるリーグへの不満を露わにしている。 「どのリーグもクラブを守ろうとする。特にチャンピオンズリーグの準決勝ではなおさらだ。信じられないし、我々は休む暇もない」 「私としては、言い訳も不満も言いたくないが、この件の責任者たちと話し合いたい。(CL準決勝のインテル戦の間に行われる)日曜日の午後2時にバジャドリーと対戦しないのは嬉しい」 「だが、なぜいつものように午後6時に試合ができないんだ? 理由を一つ挙げてくれ。私にとっては冗談のようなもので、スペインフットボール界に影響を与えている。ヨーロッパリーグの他のチームにはメリットがある」 「この状況は信じられないし、言葉が出ない。ブンデスリーガやプレミアリーグでは、クラブの面倒を見ているのに…彼ら(ラ・リーガ)は、この(遅い到着)が選手にとって何を意味するのか全くわかっていない」 なお、7位とヨーロッパも狙える順位にいるセルタとの対戦に向けてドイツ人指揮官は「彼の仕事ぶりには最大限の敬意を払っている。素晴らしいチームを率いてきたし、年齢は全く関係ない」と37歳のクラウディオ・ヒラルデス監督の手腕を称賛。 その上で「セルタは自分たちの戦い方を明確に理解しており、非常に勇敢に準備を進めている。我々にとって重要なのは、ドルトムント戦で見落としていた強みを見せることだ。ドルトムント戦で経験した状況について話し合ったが、明日はもっと良いプレーをしなければならない。最高のレベルでプレーしなければならない。それに、彼らはアウェイでの試合を得意としている」と、2025年初黒星となったドルトムント戦を教訓に難敵撃破を誓った。 2025.04.19 20:00 Sat

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