柏、今季J2で4試合出場のFW細谷真大ら3選手のトップ昇格を発表

2019.09.12 15:20 Thu
Getty Images
柏レイソルは12日、U-18に所属するU-18日本代表DF井出敬大(18)、FW鵜木郁哉(18)、FW細谷真大(18)の来シーズントップチーム昇格が内定したことを発表した。
PR
井出は、柏のアライアンスクラブであるカナリーニョFCから柏U-15に入団して柏下部組織に加入。身長180㎝、体重67㎏のディフェンダーだ。鵜木はFC佐倉から柏U-15に入団。身長167㎝、体重67㎏のフォワードだ。U-18日本代表候補にも選出されたことがあり、今シーズンは2種登録選手としてYBCルヴァンカップに1試合出場している。
細谷は柏のアライアンスアカデミーである柏レイソルA.A.TOR'82からU-15に入団。身長177㎝、体重67㎏のフォワードだ。U-18日本代表候補。今シーズンは2種登録選手として、明治安田生命J2リーグに4試合、ルヴァンカップに1試合出場。天皇杯では1試合1ゴールを記録している。

◆井出敬大
「トップチームに昇格することが決まりました。柏レイソルという歴史あるクラブでプロサッカー選手としてのキャリアを始められることを大変嬉しく思います。感謝の気持ちを忘れず、チームに恩返しできるよう日々努力していきたいです。応援よろしくお願いします」
◆鵜木郁哉
「来季からトップ昇格することになりました。鵜木 郁哉です。小学5年生からこの柏レイソルでプロサッカー選手という夢に向けて日々努力してきました。そしてこの素晴らしいチームでのトップ昇格が決まり、とても嬉しいです。トップに昇格するにあたってここまで支えてくれた家族やコーチをはじめ、様々な方々に感謝し、いち早くチームに貢献できるよう全力で頑張っていきたいと思います」

◆細谷真大
「トップ昇格することになりました細谷 真大です。幼い頃からの夢であるプロサッカー選手になれて、大変嬉しく思います。支えてくださった方々への感謝を忘れずに、少しでも早くチームの勝利に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」

PR

井出敬大の関連記事

日本フットボールリーグ(JFL)が延期分を除いて約1カ月ぶりに再開。台風10号の影響により、31日は3試合が行われるにとどまった。 もともと31日は6試合が開催予定も、[高知vsV大分]が翌9月1日に延期され、[マルヤスvs枚方]と[V三重vs栃木C]は今週中の開催を断念。 上位陣の試合はなく、中位から上位 2024.08.31 20:35 Sat
13〜14日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第6節の8試合が各地で行われた。 ◇Honda 3-0 ミネベア 毎年恒例のスロースタートとはいえ、開幕5試合で1勝&直近4試合未勝利だった王者Honda FC。ここまで2ゴールと得点力不足も深刻だったが、ミネベアミツミFCとの企業対決で3発快勝だ。 2024.04.14 15:10 Sun
6〜7日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第5節の8試合が各地で行われた。 ◇浦安 2-1 武蔵野 開幕4試合連続で0-1の敗戦中だったブリオベッカ浦安と、開幕4試合で勝ち点7を積み上げた横河武蔵野FC。 ここまで得点さえなかった浦安は45+1分、右CKの混戦から古巣対戦となったMF岩出拓也が蹴り込 2024.04.07 17:30 Sun
日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が精力的な補強に動いた。 昨年11月28日、Jリーグ理事会は滋賀に2024シーズンJ3クラブライセンスを交付。しかし、滋賀はMIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀時代から数えてJFL16年目となった2023シーズン、交付直前の26日に行われた最終節で2位から3位へ転落… 2024.01.21 16:50 Sun
栃木SCは20日、DF井出敬大(21)がJFLのMIOびわこ滋賀へ完全移籍することを発表した。 井出は柏レイソルのアカデミー出身で、2種登録期間を経て、2020年にトップチーム昇格。同年6月から栃木に活躍の場を移した。 しかし、出番に恵まれず、2022シーズンも明治安田生命J2リーグで1試合の出場のみ。天皇 2023.01.20 14:30 Fri

柏レイソルの関連記事

柏レイソルは9日、DF犬飼智也の負傷についてを発表した。 犬飼は3日に行われた明治安田J1リーグ第35節のアビスパ福岡戦で負傷。全治については明らかにされていないものの、右多発肋骨骨折、血気胸、肺挫傷との診断を受けたという。 柏2年目の今季もDFリーダーとして、ここまで明治安田J1リーグで25試合に出場し、 2024.11.09 19:32 Sat
日本代表は9日、日本サッカー協会(JFA)を通じて選手変更を発表した。 今月も北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本。7日にメンバーが発表され、インドネシア代表&中国代表とのアウェイ連戦に向け、いよいよ活動が始まる。 だが、シント=トロイデンDF谷口彰悟が合流前最後の試合で負傷交代のアクシデン 2024.11.09 19:17 Sat
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争い 2024.11.09 17:59 Sat
thumb 9日、明治安田J1リーグ第36節の柏レイソルvsアルビレックス新潟が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 残留を争う16位新潟(勝ち点40)と17位柏(勝ち点39)による直接対決。降格圏内の18位ジュビロ磐田(勝ち点35)は消化試合数が1試合少なく、どちらも勝ち点「3」を手にしたいシッ 2024.11.09 17:10 Sat
【明治安田J1リーグ第36節】 2024年11月9日(土) 15:00キックオフ 柏レイソル(17位/39pt) vs アルビレックス新潟(16位/40pt) [三協フロンテア柏スタジアム] ◆明暗分けるシックスポインター【柏レイソル】 残留争いにずっと身を置いていた柏。後半戦も結果的には大きく勝ち 2024.11.09 11:50 Sat

J2の関連記事

栃木SCは22日、桐蔭横浜大学のDF岩崎博(22)と平成国際大学のMF屋宜和真(21)が来季加入で内定したと発表した。 岩崎はヴァンフォーレ甲府のアカデミー出身。屋宜の方は鹿島アントラーズのジュニアユースから昌平高校に進学した。両選手はクラブの公式サイトでそれぞれ次のように決意を語っている。 ◆岩崎博 「 2024.11.22 12:25 Fri
鹿児島ユナイテッドFCは21日、2025シーズンの新ユニフォームを発表した。 2025シーズンのテーマは「天文館」。鹿児島の繁華街・歓楽街として知られるエリアであり、鹿児島で暮らす人々にとって、そして、鹿児島を愛する人々にとって、とても親しみのある大切な場所を、トップチームのユニフォームを通して表現している。 2024.11.21 22:25 Thu
ロアッソ熊本は21日、相生学院高校に在学するDF長嶋志歩(18)の2025シーズン加入内定を発表した。 大阪府出身の長嶋は、ジュニアユース時代までガンバ大阪の下部組織に所属。その後、相生学院高校に進学していた。 来シーズンからプロキャリアをスタートさせることが決まった長嶋は、クラブを通じてコメントしている。 2024.11.21 15:55 Thu
徳島ヴォルティスは21日、スペイン人GKホセ・アウレリオ・スアレス(28)、ブラジル人FWチアゴ・アウベス(31)との契約満了を発表した。 ホセ・アウレリオ・スアレスはバルセロナのカンテラ・Bチームに所属した経歴を持ち、ジローナ、ヒムナスティック・タラゴナでのプレーを経て、2022年に徳島へ加入。チームの守護神に 2024.11.21 15:25 Thu
大分トリニータは21日、FW渡邉新太(29)との契約満了を発表した。 新潟県出身の渡邉は、2018年に下部組織時代も過ごしたアルビレックス新潟でプロデビュー。3シーズンを過ごした後で、2021年に大分への完全移籍が発表された。 大分では昨シーズン、負傷がありながらもJ2リーグ19試合2得点。 今シーズンはキ 2024.11.21 15:15 Thu

記事をさがす

井出敬大の人気記事ランキング

1

悲願のJ3参入へ…JFLレイラック滋賀はJリーグから新戦力7名、関西1部MVPや元柏ユースFWも補強

日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が精力的な補強に動いた。 昨年11月28日、Jリーグ理事会は滋賀に2024シーズンJ3クラブライセンスを交付。しかし、滋賀はMIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀時代から数えてJFL16年目となった2023シーズン、交付直前の26日に行われた最終節で2位から3位へ転落…入替戦へ進めず、最速でのJ3参入を果たせなかった。 とはいえ「3位」はJFL16年目にして過去最高順位であり、J3ライセンス交付に向けての課題であった本拠地「平和堂HATOスタジアム」の照明はJリーグ基準をクリア。悔しいシーズンではあったが、大きな大きな進歩も遂げた。 2024シーズンに向けては15日からチーム練習がスタート。2023シーズン終了後、6年間にわたって背番号「10」を背負ったMF嘉茂良悟が引退し、22名もの退団が発表されたなか、新加入選手も14名発表されている。 DF平井駿助(21)ら昨年レンタル加入からの完全移籍移行組が14名中4名を占める一方、Jリーグからの新戦力も7名。また、2023シーズンの関西サッカーリーグ1部最優秀選手賞を受賞したMF竜田柊士(25)、柏レイソルユース時代からその名が通る早稲田大学FW奥田陽琉(22)といった興味深い選手も加入した。 なお、滋賀は2024シーズンJFL第1節で、3月10日(日)にホームで昇格組の栃木シティと対戦する。 ◆契約更新選手(登録継続/1月21日現在) ▽年齢・2023シーズンJFL成績 GK伊東倖希(27歳/28試合37失点) GK池末知史(26歳/0試合0失点) DF平尾壮(27歳/26試合1得点) DF井出敬大(22歳/25試合3得点) DF宮城雅史(33歳/12試合2得点) DF俣野亜以己(24歳/11試合2得点) DF山口真司(27歳/0試合0得点) MF角田駿(27歳/22試合2得点) MF海口彦太(27歳/27試合2得点) MF薬真寺孝弥(24歳/3試合0得点) ※1 MF庄司一輝(23歳/1試合0得点) MF斎藤翔太(27歳/2試合0得点) MF坂本広大(28歳/8試合0得点) FW秋山駿(24歳/10試合1得点) FW榎本大輝(27歳/27試合7得点) FW大垣勇樹(23歳/21試合5得点) ※2 FW菊島卓(30歳/15試合4得点) FW松原大芽(23歳/18試合1得点) ※1 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入後は出場なし ※2 FCティアモ枚方からシーズン途中に加入。加入前の成績を含む ◆新加入選手(1月21日現在) ▽年齢・前所属・移籍形態 DF平井駿助(21歳/横浜FM/期限付き移籍→完全移籍移行) DF面矢行斗(25歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行) DF小野寺健也(26歳/栃木SC/完全移籍) DF前川智敬(24歳/アスルクラロ沼津/完全移籍) DF大里皇馬(19歳/サガン鳥栖/期限付き移籍) DF岸本駿朔(23歳/アルビレックス新潟シンガポール/完全移籍) MF田部井悠(24歳/ザスパクサツ群馬/期限付き移籍→完全移籍移行) MF竜田柊士(25歳/アルテリーヴォ和歌山/完全移籍) MF南拓都(21歳/横浜FM/完全移籍) MF白石智之(30歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍) MF久保田和音(27歳/ザスパクサツ群馬/完全移籍) MF山下雄大(23歳/徳島ヴォルティス/期限付き移籍) FW五十嵐理人(24歳/栃木SC/期限付き移籍→完全移籍移行) FW奥田陽琉(22歳/早稲田大学/新規入団) 2024.01.21 16:50 Sun
2

開幕4連敗の浦安が武蔵野撃破でついに今季初白星! 首位高知は鈴鹿をねじ伏せて開幕5連勝【JFL第5節】

6〜7日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第5節の8試合が各地で行われた。 ◇浦安 2-1 武蔵野 開幕4試合連続で0-1の敗戦中だったブリオベッカ浦安と、開幕4試合で勝ち点7を積み上げた横河武蔵野FC。 ここまで得点さえなかった浦安は45+1分、右CKの混戦から古巣対戦となったMF岩出拓也が蹴り込んで先制。後半頭の47分には、速攻からMF山崎広大が右足シュートを流し込んで追加点。効率よく2点を奪う。 その後1点を返され、終盤には数的不利を迎えた浦安だが、なんとか逃げ切って今季初白星に。今節での最下位脱出はならずも、待望の勝ち点3をゲット。次節は栃木シティとのアウェイゲームだ。 ◇新宿 2-0 栃木C 浦安同様開幕4試合未勝利だったクリアソン新宿は、今季昇格で関東サッカーリーグ1部時代からのライバルである栃木シティを撃破。 味の素フィールド西が丘で行われた一戦は59分、MF石井圭太がボックス外から内巻きの右足ミドルを突き刺して先制。終盤の86分には、前がかりになる栃木Cを尻目に速攻を仕掛け、一度は減速も、最後はゴール前の混戦からMF中山雄登が蹴り込んで追加点となった。 互いに関東1部時代の2021年以来となった対戦を制した新宿。今季初白星の勢いで、次節は敵地でアトレチコ鈴鹿も撃破したい。 ◇滋賀 0-1 V大分 昨季3位でJ3参入を逃したレイラック滋賀と、2020年のJFL王者・ヴェルスパ大分。滋賀は開幕4試合で2勝1分け1敗と及第点ギリギリの船出になり、対するV大分は開幕4戦未勝利だ。 ともにJ参入を見据えるなか、この対戦は是が非でも勝ち点3が欲しいところ…均衡を破ったのは敵地に乗り込んだV大分。11分、MF堀研太が倒されて得たPKをFW中村真人が蹴り込む。 追いかける滋賀は58分、DF井出敬大がプレー中断中の暴力行為で一発レッドに。審判団が3分近く協議した末、レッドカードが提示された。 これで数的不利となった滋賀は最後まで1点が遠く、最少失点での黒星に。2試合未勝利となった。V大分は今季初白星で13位浮上だ。 ◇高知 2-0 鈴鹿 16チーム中唯一の開幕4連勝で首位を突っ走る高知ユナイテッドSCと、開幕2勝2敗の新生・アトレチコ鈴鹿。 勢いと完成度で他の15チームを凌駕する高知は17分、MF佐々木敦河が右から上げた低いクロスに、昨季天皇杯で勝利の横浜FCからレンタル加入したMF宇田光史朗がスライディングで飛び込んで先制。19歳宇田はキャリア初得点だ。 さらに65分、鈴鹿のビルドアップを刈り取り、カウンターを発動。佐々木のスルーパスに抜け出したのは、前節栃木C戦で2得点のFW東家聡樹。GKとの一対一を制し、右足シュートを流し込んだ。 地元出身の背番号「10」佐々木が2アシストで勝ち点3をもたらした高知は開幕5連勝。5試合で12得点2失点が眩しい…今後の観客動員増にも期待が膨らむ。 ◇枚方 1-0 Honda 昨季王者のHonda FCが、敵地でFCティアモ枚方に敗れて今季初黒星。毎年スロースターターのHondaではあるが、今季は開幕戦で勝利後、3試合連続ドローからの今季初黒星に。 この間、ゴールは第1節と第2節で1得点ずつの計「2」得点のみ。今節含め、直近3試合ノーゴールだ。昨季10得点のエースFW岡﨑優希も今季ノーゴール…Jへの門番は厳しい戦いが続く。 ◆JFL第6節 ▽4月6日(土) ブリオベッカ浦安 2-1 横河武蔵野FC FCマルヤス岡崎 1-2 ヴィアティン三重 ▽4月7日(日) クリアソン新宿 2-0 栃木シティ レイラック滋賀 0-1 ヴェルスパ大分 高知ユナイテッドSC 2-0 アトレチコ鈴鹿 沖縄SV 2-1 ラインメール青森 FCティアモ枚方 1-0 Honda FC ミネベアミツミFC 0-0 ソニー仙台FC ◆順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点15 | +10 2位 沖縄SV | 勝ち点11 | +6 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点10 | +3 4位 ソニー仙台FC | 勝ち点7 | +1 5位 FCティアモ枚方 | 勝ち点7 | ±0 6位 横河武蔵野FC | 勝ち点7 | ±0 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点7 | ±0 8位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点6 | ±0 9位 Honda FC | 勝ち点6 | ±0 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点6 | -1 11位 栃木シティ | 勝ち点6 | -2 12位 ラインメール青森 | 勝ち点5 | -1 13位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点5 | -2 14位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -3 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点4 | -8 16位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点3 | -3 2024.04.07 17:30 Sun
3

【JFL第18節】J3参入目指す滋賀が監督交代から2連勝で光明! 都並浦安は9試合21ゴールの得点力で4連勝

日本フットボールリーグ(JFL)が延期分を除いて約1カ月ぶりに再開。台風10号の影響により、31日は3試合が行われるにとどまった。 もともと31日は6試合が開催予定も、[高知vsV大分]が翌9月1日に延期され、[マルヤスvs枚方]と[V三重vs栃木C]は今週中の開催を断念。 上位陣の試合はなく、中位から上位進出を目指すクラブ、また残留争いの渦中にいるクラブが各会場でしのぎを削った。 ◇浦安 2-0 ソニー 開幕9試合でわずか1勝の最下位から一転、直近8試合6勝1分け1敗とイッキに降格圏を遠ざけた浦安。中断明け初戦はソニー仙台FCから今季初の無失点勝利となり、4連勝とした。 まずは11分、小島樹が敵陣でのボール奪取から前進し、ラストパスに飛び込んだFW峯勇斗のバースデーゴールで先制。クールな背番号「10」峯は39分にもPKを沈めて今季7得点だ。 浦安は暫定7位まで浮上。第10節から9試合で積み上げた勝ち点「22」は現在、首位高知および2位栃木Cと並ぶリーグ最多の数字であり、この間21ゴールと得点力が光る。 ◇ミネベア 0-3 滋賀 24日(第15節延期分)の角田誠監督初陣で劇的勝利を収めた6位・レイラック滋賀は、15位・ミネベアミツミFCに3発快勝。2連勝とした。 45+6分に森本ヒマンの加入後2点目となるヘディング弾で先制し、56分にはタテへタテへの素早い展開から榎本大輝が追加点。69分に井出敬大のヘディング弾で勝負を決めた。 開幕から中位を彷徨う滋賀だが、監督交代でひとつ方向性が見えてきた格好か。2連勝はいずれも下位相手の無失点。ホームで迎える次節・高知戦が大変重要な90分間となりそうだ。 ◇新宿 0-1 Honda クリアソン新宿は23日のV三重戦(第17節再開試合)で逆転負けを喫し、単独最下位に。リーグ最少得点&リーグ最多失点というなか、この日もHonda FC相手に劣勢を強いられる。 前半を無失点で凌ぎ、後半頭は立て続けに決定機を作られ、相手の枠外シュートで難を逃れる格好に。次第に一進一退の攻防へ持ち込むが、互いに決め手を欠いてスコアが動かない。 迎えた後半アディショナルタイム、Hondaが波状攻撃を展開し、90+1分にショートコーナーから庄司夢ノ介がヘディング弾。86分に途中出場したばかりのFWが均衡を破る。 これが劇的決勝点となり、新宿は0-1敗戦。最下位脱出ならずの8試合未勝利となった。対する昨季王者Hondaは5試合ぶりの勝ち点3。滋賀に次ぐ暫定5位とした。 ◆第18節 ▽8月31日(土) ブリオベッカ浦安 2-0 ソニー仙台FC ミネベアミツミFC 0-3 レイラック滋賀 クリアソン新宿 0-1 Honda FC ヴィアティン三重 [中止] 栃木シティ FCマルヤス岡崎 [中止] FCティアモ枚方 ▽9月1日(日) 高知ユナイテッドSC vs ヴェルスパ大分 ラインメール青森 vs 横河武蔵野FC アトレチコ鈴鹿 [中止] 沖縄SV ◆暫定順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点33 | +10 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点30 | +7 4位 レイラック滋賀 | 勝ち点28 | +10 5位 Honda FC | 勝ち点27 | +5 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点27 | +1 7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点26 | +5 8位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1 9位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +5 10位 沖縄SV | 勝ち点23 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -5 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -14 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -20 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -23 <span class="paragraph-title">【写真】都並敏史の...勝利の雄叫び???</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">試合終了!!<br><br>この勝利でブリオベッカは4連勝!!<br>本日も現地、配信での熱い応援ありがとうございました<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E6%B5%A6%E5%AE%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブリオベッカ浦安</a> <a href="https://t.co/jTAn2d83Xh">pic.twitter.com/jTAn2d83Xh</a></p>&mdash; ブリオベッカ浦安【公式】 (@briobecca) <a href="https://twitter.com/briobecca/status/1829779265996669056?ref_src=twsrc%5Etfw">August 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 20:35 Sat

柏レイソルの人気記事ランキング

1

元日本代表MF細貝萌が地元・群馬で現役引退! 浦和、柏、群馬の他、ドイツやタイでもプレー…2011年にはアジアカップ制覇

ザスパ群馬は23日、元日本代表MF細貝萌(38)の現役引退を発表した。 群馬県前橋市出身の細貝は、前橋育英高校から2005年に浦和レッズでプロ入り。センターバックやサイドバックでプレーしたのちにボランチでプレーした。 2011年にレバークーゼンへと移籍し、海外でのプレーに挑戦。アウグスブルク、ヘルタ・ベルリン、ブルサシュポル、シュツットガルトでプレーすると、2017年に柏レイソルへと完全移籍しJリーグへ復帰。その後、ブリーラム・ユナイテッド、バンコク・ユナイテッドとタイでプレーすると、2021年にザスパクサツ群馬(現:ザスパ群馬)に加入していた。 浦和時代には、2006年のJ1優勝を経験した他、2005年、2006 年の天皇杯連覇、2007年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を経験。J1通算120試合5得点、J2通算36試合に出場。リーグカップで15試合1得点、天皇杯で32試合2得点、ACLで9試合1得点を記録した。 また、ブンデスリーガでも102試合3得点、2.ブンデスリーガで17試合に出場。ヨーロッパリーグでも4試合プレーしている。 日本代表としても世代別のU-16からプレーし、2008年には北京オリンピックにU-23日本代表として出場。2010年にはアルベルト・ザッケローニ監督の下でA代表デビューを果たすと、2011年のアジア杯優勝を経験。ブラジル・ワールドカップに向けた予選でもプレーしたが、本大会出場は叶わなかった。日本代表通算30試合1得点を記録していた。 今シーズンはチームがJ2で苦しむ中、細貝は3試合の途中出場に終わっており、チームも最下位でJ2に降格している。 2024.10.23 09:33 Wed
2

G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!

9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat
3

重傷説の谷口彰悟はやはり辞退に 日本代表が前月に続いて柏DF関根大輝を追加招集

日本代表は9日、日本サッカー協会(JFA)を通じて選手変更を発表した。 今月も北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本。7日にメンバーが発表され、インドネシア代表&中国代表とのアウェイ連戦に向け、いよいよ活動が始まる。 だが、シント=トロイデンDF谷口彰悟が合流前最後の試合で負傷交代のアクシデント。指揮官は初期の診断として「アキレス腱断裂」を示唆し、今季絶望の可能性が浮かぶ。 そのため、代表辞退の可能性も取り沙汰されるなか、やはり負傷不参加に。日本は代わって、柏レイソルDF関根大輝を追加招集した。関根は前月に続く追加招集となる。 谷口はここまでの北中米W杯アジア最終予選で全4試合に先発。痛手となる。 2024.11.09 19:17 Sat
4

「オフサイドの可能性があった」柏戦での川崎F・脇坂泰斗のゴールシーンに審判委員会が見解「GKへのチャレンジにフォーカスが」「オフサイドのチェックをしなかった」

11日、日本サッカー協会(JFA)は第6回のレフェリーブリーフィングを実施した。 中断期間などを挟み、久々の開催となった今回のブリーフィング。第23節〜第29節の試合から、いくつかのジャッジをピックアップして判定に関しての説明がなされた。 その中の1つの事象は、明治安田J1リーグ第24節の柏レイソルvs川崎フロンターレの一戦。79分に決まったゴールのシーンだ。 このシーンは、ボックス内右からの瀬古樹のグラウンダーのパスをマルシーニョがダイレクトシュート。力のないシュートはGK松本健太の正面に飛ぶ。松本がしっかりとボールを収めたかと思われたが、これをファンブル。すると、猛然と飛び込んだ瀬川祐輔がシュートもGK松本がブロック。しかし、こぼれ球を拾った脇坂泰斗が蹴り込み、川崎Fが2-3と勝ち越しに成功。そのまま勝利を収めていた。 ゴール後、GK松本が痛んでいたこともあり、瀬川のファウルが疑われたが、映像を見返してもボールを蹴りに行っておりファウルはなし。ゴールが認められてもおかしくはなかったが、大きな見落としがあった。 ファウルかどうかに焦点が集まっていたが、実際にはその後、GKが弾いたボールに脇坂が触れた瞬間にオフサイドの可能性があった。しかし、VARを含めて誰もチェックせず。ファウルがなかったということで、得点が認められて終わっていた。 ブリーフィングに出席した佐藤隆治JFAレフェリーマネジャーはこの件について言及している。 「最初にファウルじゃないかどうかというところに目が入った。ボールに触れているかどうか、チャレンジ自体がどうだったかという確認をして、現場が得点を認めた。これは得点を認めたのでファウルはないで終わってしまった」 「ただ、オフサイドの可能性があった。ファウルはないが、GKが弾いたボールを拾った際にオフサイドだった可能性がある」 しっかりとチェックをしていればオフサイドだった可能性は非常に高く、ボールよりも脇坂が前にいた可能性が高い。 今回の件が発生した理由について佐藤氏は「GKへのチャレンジにフォーカスが行っていた。レフェリーもVARもチェックすることに集中していたが、オフサイドのチェックをしなかった」とコメント。審判団のミスを認め、「チームとは話しをしました」と、判定を変えることはできず、結果的にこのゴールで敗戦となってしまったが、説明責任を果たしたという。 佐藤氏は「残り数試合となった中で、1つの判定が大きな差になる。正しいポジションにいても見られないこともある。どこにフォーカスするかが大事」とコメント。目立った事象に目を奪われてしまい、実際にそこで起こっているチェックすべき事象を見逃しては行けないとした。 ここから先、優勝争い、残留争いとシビアな戦いが増えてくる。単純なミスをいかに減らせるか、審判団も今まで以上に気を引き締めてジャッジに取り組んでくれるはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】混戦の中で決まったゴール!ポイントはファウルではなくオフサイドだった…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6p0O_qIueH0";var video_start = 434;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 23:15 Wed
5

「魂を見せてくれた」柏に泥臭く勝ち切った東京Vは勝ち点40超え…城福監督「残留はこのクラブで絶対的に与えられた使命」

東京ヴェルディの城福浩監督が、泥臭く勝ち切った柏レイソルとの激闘を振り返った。 東京Vは8月31日、三協フロンテア柏スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第29節の柏戦を3-2で勝利した。 前節、3位の鹿島アントラーズを2-1で下し、4戦ぶりの得点と共に4戦ぶりの白星を挙げた東京Vは、16位の柏とのアウェイゲームで約3カ月ぶりとなる今季3度目の連勝を狙った。 今節も[3-4-2-1]の布陣で臨んだ東京Vは、鹿島と共通点も少なくない柏の[4-4-2]に対して、ミスマッチの優位性を意識した戦い方で臨むプランだったが、この試合で柏は可変式の布陣を採用。守備時には右サイドハーフのMF鵜木郁哉を1列下げて5バックを形成し、攻撃時もより流動的な形で揺さぶりをかけた。 その想定外の出方に加え、FW細谷真大、MFマテウス・サヴィオの両エースを起点にクオリティとインテンシティの高さを見せた相手に面食らう形でバタバタした入りを強いられると、8分に細谷に先制点を奪われる。 それでも、失点直後のピッチ上で円陣を組んで改めて意思統一を図り、連続失点を回避すると、15分にFW木村勇大、30分にFW山見大登の連続ゴールによって逆転。ただ、前半終了間際に相手のデザインしたセットプレーからMF戸嶋祥郎に強烈な一撃を浴びて2-2のイーブンで試合を折り返した。 迎えた後半、3枚替えで通常の[4-4-2]の戦い方に変化した相手に押し込まれる入りとなったものの、一瞬の隙を突いて55分のMF翁長聖の技ありシュートで勝ち越しに成功。その後は完全に押し込まれてハーフコートゲームを展開されたが、ディフェンスラインを中心としたハードワークに守護神マテウスの土壇場のビッグセーブによって相手の猛攻を耐え抜き、白熱のシーソーゲームをモノにした。 同試合後、公式会見に出席した城福監督は勝ち点3を得た充実感と共に心身ともに激しい消耗を強いられたであろう一戦を総括。チーム全体の献身を称えながらも、自身のアプローチを含め課題の部分をより強調した。 「ゲームの中で反省すべきは前半の入り方と終わらせ方。ここはいくらロッカールームで徹底しようと言っても、自分が徹底させきれなかったと思います。選手がやれなかったら自分の問題なので、どういうアプローチがよかったのか、どういう表現がよかったのか。そこは自分でもしっかり振り返りたいと思います」 「ただ、点を取られてからも我々のペースを崩さなかったこと。そこで2点取ったことはポジティブ。前半は相手の左サイド。ジエゴとマテウス・サヴィオ、あるいは小屋松の2列目のところで、浮いたところをどう掴むかという部分で苦労し、ちょっと押し込まれました。あそこの整理をもっと早くしてあげればよかったと思っています」 「後半は相手も2トップ気味にやってきたので、掴みづらさはなくなったけれどもゴール前の迫力が増えたので、選手はよく体を張って、球際のところでシュートブロックしてくれたなと思います」 押し込まれ続けてセカンドボールを拾えず、奪ったボールも前線への長いボールを選択せざるを得ない厳しい状況となった後半の戦いに関して、MF齋藤功佑や山見は傑出したパフォーマンスを見せたサヴィオら相手のクオリティの高さを認めると共に、攻め切れた前半にもう少し相手陣内でボールを動かす時間帯を作るべきだったとの反省の言葉も口にしていた。 それに加えて、指揮官は交代策の部分で少なからず誤算があったことを示唆。 本来であれば、優れたキープ力と献身的な守備で流れを好転させられたであろうFW染野唯月はコンディションに問題があったか、全体的に無理が利かない場面が散見された。 その点については「我々もちょっとそれを心配していましたけど、本人に確認したら問題ないと。ただ、彼もリードをしている状況で、失点したくないという状況だったので、かなり守備の方に気を使っていたと思います」と、本来での出来ではなかったものの、その中でもチームのためにプレーし続けたエースを慮った。 その染野以外では負傷明けでのプレーとなったDF林尚輝の比較的早いタイミングでの交代、交代枠を使い切った後で足が攣った翁長を最前線に配置せざるを得ないアクシデントも指揮官のゲームプランをより難しいものとした。 「もちろん相手はリスクを冒して、両サイドバックが非常に高い位置を取ってきましたし、そこを裏返すようなボールであったり、動き出しであったり、キープであったりというところは、ちょっと守備に追われて疲弊して押し返すようなキープ、ボールの持ち方ができなかった」 「最後は特に翁長聖が足を攣った中で、我々のカードの切り方も最初に1枚を切った後に、2枚ずつ切った後でのアクシデントだったので、1枚少ないような状況だったので、余計を押し返すことができなかった」 それでも、「ただみんなはそれを承知の上で彼も足を引きずりながらでしたが、よく耐えたなと思います。何よりもゴール前のところやバイタルエリアのシュートブロックというのは魂を見せてくれた」と、試合終了のホイッスルが鳴ったと同時にピッチに倒れ込んだ選手たちの献身に満足感を示した。 昇格プレーオフを制しての昇格という部分で“20番目のチーム”という位置づけで16年ぶりのJ1の戦いに挑み、開幕前はダントツで降格候補に挙げられながらも、今回の勝利によって残留争いの目安のひとつである勝ち点40の大台を超え、勝ち点41で暫定ながら7位に浮上した。 久々のJ1の舞台でサプライズを起こしたいという力強い宣言と共に、常々J1残留への危機感を強調してきた百戦錬磨の指揮官だが、やはり9試合を残しての現在の立ち位置によって最低限であり、最大の目標到達に近づきつつあると感じている。 「我々のクラブの目標が残留であることは間違いない。それはもう経験値とクラブの規模を考えたら、それは絶対唯一無二の目標であることは間違いない。ただ、それを最終節まで持ち込むのか、あとは何試合かを残して、我々らしく我々のサッカーを示すという状況で、終盤を迎えるのかというところでは、選手の経験値としても大きな差がある」 「とにかく一試合一試合を勝ち点3にこだわって、どのステージで最後J1の中で競い合うというところは高い意識を持っていますけど、それにしても後ろを気にしているわけではないですけども、残留というのはこのクラブで絶対的に与えられた使命だと思いますし、まずはそこに到達したいなという思いです」 2024.09.01 07:35 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly