ローマ、ファラオーネ後釜に2選手をリストアップか?
2019.07.14 16:19 Sun
ローマは上海申花に移籍したイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ(26)の後釜に2選手をリストアップしているようだ。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。
ローマは2020年夏に契約が終了するエル・シャーラウィの慰留を目指していたもののサラリー面の問題で交渉が難航した結果、最終的に総額1800万ユーロ(約21億9000万円)の移籍金で上海申花に放出することになった。
そのため、昨季セリエAでチーム最多の11ゴールを記録したファラオーネの後釜探しが今夏の補強ポイントの1つとなっている。
その中で現在、最有力候補の1人に挙がっているのが、昨夏にも獲得に動いた経緯があるレバークーゼンのジャマイカ代表FWレオン・ベイリー(21)だ。
爆発的な加速力とドリブルテクニックに加え、ここ最近はアタッキングサードでの判断力、決定力向上が著しい左利きのウイングに関して、ローマは今夏も獲得交渉を行っているという。
ローマとしては加入以降、思うようにフィットしていないシックの放出自体に異論はないものの、サンプドリアからの獲得時の契約条項が問題になっているという。
2017年に総額4200万ユーロ(約51億1000万円)でローマに加入したシックに関しては、複雑な契約が結ばれており、現時点でローマは1年間の有償レンタルの金額として500万ユーロ、昨夏に完全移籍への切り替えの一時金として900万ユーロをすでに支払っている。その一方、最大800万ユーロと言われるボーナスに関しては同選手のパフォーマンスが微妙なこともあり、大きな問題とはなっていないようだ。
ただ、ベイリーの交渉に関して問題になっているのは、2020年2月1日までにローマがシックを売却した場合、移籍金の50パーセントをサンプドリアに支払わなければならないという条項だ。今回レバークーゼンはシック+移籍金でのベイリー放出を望んでいるためにシックの移籍金の取り扱いに関して複雑な手続きが必要になる可能性がある。
仮に、この形での交渉が難しい場合、ローマは2020年2月に予定されている2000万ユーロの移籍金をサンプドリアに先払いし、保有権をハッキリとさせた状態でシックをトレードでレバークーゼンに放出する形を取ることになるかもしれない。
その一方でローマはベイリー以外の候補としてクラブ・ブルージュに所属するオランダ代表FWアルノー・ダンジュマ(22)にも関心を示しているという。
PSVの下部組織出身でNECナイメヘンを経て2018年夏にクラブ・ブルージュに加入したダンジュマは、左ウイングを主戦場に2列目の複数ポジションでプレー可能な右利きのドリブラー。
優れたスプリント能力と卓越したボールスキルを生かしたドリブル突破を最大の特長とする22歳は、昨シーズンに足首のケガで長期離脱を強いられながらも公式戦24試合で6ゴール4アシストを記録。さらに、昨年10月にはオランダ代表デビューも飾り、2キャップ目となったベルギー代表戦では初ゴールも記録している。
なお、ベイリーに比べて実績で劣るダンジュマの移籍金に関しては1200万~1400万ユーロ(約14億6000万~17億円)程度とみられている。
ローマは2020年夏に契約が終了するエル・シャーラウィの慰留を目指していたもののサラリー面の問題で交渉が難航した結果、最終的に総額1800万ユーロ(約21億9000万円)の移籍金で上海申花に放出することになった。
そのため、昨季セリエAでチーム最多の11ゴールを記録したファラオーネの後釜探しが今夏の補強ポイントの1つとなっている。
爆発的な加速力とドリブルテクニックに加え、ここ最近はアタッキングサードでの判断力、決定力向上が著しい左利きのウイングに関して、ローマは今夏も獲得交渉を行っているという。
しかし、『スカイ・スポルト』が伝えるところによれば、レバークーゼンはチェコ代表FWパトリック・シック(23)の譲渡+移籍金1000万ユーロ(約12億2000万円)を要求しているという。
ローマとしては加入以降、思うようにフィットしていないシックの放出自体に異論はないものの、サンプドリアからの獲得時の契約条項が問題になっているという。
2017年に総額4200万ユーロ(約51億1000万円)でローマに加入したシックに関しては、複雑な契約が結ばれており、現時点でローマは1年間の有償レンタルの金額として500万ユーロ、昨夏に完全移籍への切り替えの一時金として900万ユーロをすでに支払っている。その一方、最大800万ユーロと言われるボーナスに関しては同選手のパフォーマンスが微妙なこともあり、大きな問題とはなっていないようだ。
ただ、ベイリーの交渉に関して問題になっているのは、2020年2月1日までにローマがシックを売却した場合、移籍金の50パーセントをサンプドリアに支払わなければならないという条項だ。今回レバークーゼンはシック+移籍金でのベイリー放出を望んでいるためにシックの移籍金の取り扱いに関して複雑な手続きが必要になる可能性がある。
仮に、この形での交渉が難しい場合、ローマは2020年2月に予定されている2000万ユーロの移籍金をサンプドリアに先払いし、保有権をハッキリとさせた状態でシックをトレードでレバークーゼンに放出する形を取ることになるかもしれない。
その一方でローマはベイリー以外の候補としてクラブ・ブルージュに所属するオランダ代表FWアルノー・ダンジュマ(22)にも関心を示しているという。
PSVの下部組織出身でNECナイメヘンを経て2018年夏にクラブ・ブルージュに加入したダンジュマは、左ウイングを主戦場に2列目の複数ポジションでプレー可能な右利きのドリブラー。
優れたスプリント能力と卓越したボールスキルを生かしたドリブル突破を最大の特長とする22歳は、昨シーズンに足首のケガで長期離脱を強いられながらも公式戦24試合で6ゴール4アシストを記録。さらに、昨年10月にはオランダ代表デビューも飾り、2キャップ目となったベルギー代表戦では初ゴールも記録している。
なお、ベイリーに比べて実績で劣るダンジュマの移籍金に関しては1200万~1400万ユーロ(約14億6000万~17億円)程度とみられている。
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