吉田にも影響? サウサンプトンがモナコ解任のジャルディムに関心

2018.10.20 18:41 Sat
Getty Images
サウサンプトンが今月初めにモナコを解任されたレオナルド・ジャルディム氏(44)の招へいに興味を示しているようだ。イギリス『sportsmole』が伝えている。

▽サウサンプトンは今年5月にマーク・ヒューズ監督と新たな3年契約を結んでいるが、今季は開幕8試合で1勝5敗2分けという低調な戦績に加え、8試合でわずかに6得点という深刻な得点力不足に悩まされている。

▽クラブはこの不振の一端がヒューズ監督の采配にあると考えており、今後の数試合で目に見える改善がない場合、解任に踏み切ることも視野に入れているようだ。そして、クラブはヒューズ監督の解任に備えてジャルディム氏の招へいに動き始めているようだ。
▽ブラガ、オリンピアコス、スポルティング・リスボンでの指揮を経て2014年からモナコを率いたジャルディム氏。2016-17シーズンにモナコを17年ぶりとなるリーグ優勝に導き、チャンピオンズリーグ(CL)では13年ぶりとなる準決勝進出を果たした。

▽さらに、卓越した育成能力を持つポルトガル人指揮官はMFベルナルド・シウバやFWキリアン・ムバッペ、MFトマ・レマル、MFファビーニョら若手逸材を一人前に育て上げ、その高額な売却益をクラブにもたらした。
▽しかし、今季は度重なる主力流出が響き開幕から公式戦11試合でわずかに1勝と、就任以来最も厳しいスタートを強いられると、今月11日に成績不振を理由に解任されることになった。

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