【J1ピックアッププレビュー】両雄の差はわずか「1」 文字通りの負けられない下位決戦《鳥栖vsG大阪》
2018.08.25 18:15 Sat
▽24日から26日の3日間にかけて行われる明治安田生命J1リーグ第24節の最注目カード、サガン鳥栖(16位/勝ち点22)vsガンバ大阪(17位/同21)。残留争いの真っ只中にいる両者にとって、文字通りの負けられない一戦になる。
◆地の利を生かせるか〜サガン鳥栖〜
▽鳥栖は前節、勝ち点で並ぶ残留争いのライバルである名古屋グランパスのホームに乗り込み、0-3の敗戦。破竹の4連勝中だった名古屋の勢いに3試合連続無失点の堅守も通じず、内容的にも負けに相応しい戦いを露呈した。
▽そして、22日に行われた天皇杯の戦いを経て、迎える残留争い直接対決2連戦の2戦目となる相手はG大阪。鳥栖にとって、直近の成績で4連敗中と分が悪く、前回対戦も0-3で敗れた相手となる。
▽だが、今夏加入のFWフェルナンド・トーレスに天皇杯で来日初ゴールが飛び出すなど、G大阪との大一番を前に好材料も。2連勝中のホーム開催であるアドバンテージを生かして、G大阪を叩きたい。
◆準備万端、日程面を突けるか〜ガンバ大阪〜
▽対するG大阪は、敵地で行われた前節のベガルタ仙台戦を1-2で敗戦。新戦力のFW渡邉千真が即スタメンで得点を挙げたが、宮本恒靖監督就任6試合で2度目の逆転負けと後半の失速癖が改善されず、波に乗り切れない戦いが続いている。
▽天皇杯2回戦敗退のG大阪は、ミッドウィークに試合がなく、鳥栖より日程面で優位に。宮本監督就任後初の公開練習で課題の体力強化を徹底するなど、今節に向けた準備の時間も確保した。あとはどう結果に結びつけるかだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サガン鳥栖[4-3-1-2]
DF:小林祐三、キム・ミンヒョク、高橋祐治、安在和樹
MF:福田晃斗、高橋秀人、原川力、小野裕二、
FW:金崎夢生、フェルナンド・トーレス
監督:マッシモ・フィッカデンティ
▽DF吉田豊が引き続き欠場濃厚。その代役として、DF安在和樹が左サイドバックとしてシーズン初先発の可能性がある。
◆ガンバ大阪[4-4-2]
DF:三浦弦太、菅沼駿哉、ファビオ、オ・ジェソク
MF:藤本淳吾、高宇洋、遠藤保仁、倉田秋
FW:渡邉千真、アデミウソン
監督:宮本恒靖
▽MF藤本淳吾がMF小野瀬康介に代わって先発出場か。また、U-23チームで好パフォーマンスが続くMF妹尾直哉がトップの練習に帯同しており、出場が期待される。
【注目選手】
◆FWフェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)
◆MF倉田秋(ガンバ大阪)
◆課題をどう隠すか
▽残留争いの渦中に身を置く両雄の一戦は、露呈してきた課題を感じさせない戦いにどう持っていくかが勝敗の行方を分けるポイントになりそうだ。鳥栖であれば、金崎やフェルナンド・トーレスを軸とした攻撃の形。G大阪でいえば、試合運びに影響する終盤にかけての守り方。これまで支払ってきた高い授業料を今節の勝利に結びつけるチームは果たして──。鳥栖vsG大阪は26日にベストアメニティスタジアムで19時にキックオフを迎える。
◆地の利を生かせるか〜サガン鳥栖〜
▽鳥栖は前節、勝ち点で並ぶ残留争いのライバルである名古屋グランパスのホームに乗り込み、0-3の敗戦。破竹の4連勝中だった名古屋の勢いに3試合連続無失点の堅守も通じず、内容的にも負けに相応しい戦いを露呈した。
▽そして、22日に行われた天皇杯の戦いを経て、迎える残留争い直接対決2連戦の2戦目となる相手はG大阪。鳥栖にとって、直近の成績で4連敗中と分が悪く、前回対戦も0-3で敗れた相手となる。
◆準備万端、日程面を突けるか〜ガンバ大阪〜
▽対するG大阪は、敵地で行われた前節のベガルタ仙台戦を1-2で敗戦。新戦力のFW渡邉千真が即スタメンで得点を挙げたが、宮本恒靖監督就任6試合で2度目の逆転負けと後半の失速癖が改善されず、波に乗り切れない戦いが続いている。
▽そうした中で迎える相手は、勝ち点1差の鳥栖だ。残留争いの直接的なライバルであり、勝てば、他会場の結果次第で降格圏脱出もあり得る大一番となる。ここで勝つのと敗れるのでは雲泥の差が生じてくるだけに、勝ち切りたいのが本音だ。
▽天皇杯2回戦敗退のG大阪は、ミッドウィークに試合がなく、鳥栖より日程面で優位に。宮本監督就任後初の公開練習で課題の体力強化を徹底するなど、今節に向けた準備の時間も確保した。あとはどう結果に結びつけるかだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆サガン鳥栖[4-3-1-2]

(C)CWS Brains,LTD.
GK:権田修一DF:小林祐三、キム・ミンヒョク、高橋祐治、安在和樹
MF:福田晃斗、高橋秀人、原川力、小野裕二、
FW:金崎夢生、フェルナンド・トーレス
監督:マッシモ・フィッカデンティ
▽DF吉田豊が引き続き欠場濃厚。その代役として、DF安在和樹が左サイドバックとしてシーズン初先発の可能性がある。
◆ガンバ大阪[4-4-2]

(C)CWS Brains,LTD.
GK:東口順昭DF:三浦弦太、菅沼駿哉、ファビオ、オ・ジェソク
MF:藤本淳吾、高宇洋、遠藤保仁、倉田秋
FW:渡邉千真、アデミウソン
監督:宮本恒靖
▽MF藤本淳吾がMF小野瀬康介に代わって先発出場か。また、U-23チームで好パフォーマンスが続くMF妹尾直哉がトップの練習に帯同しており、出場が期待される。
【注目選手】
◆FWフェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)

(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽鳥栖のキープレーヤーは、フェルナンド・トーレスだ。今夏に加入して以降、ゴールが遠い日々を過ごしてきたが、今週ミッドウィークの天皇杯で遂に来日初ゴール。公式戦8戦目にしての得点は、今節の重要な一戦に向けても弾みをつける一発になったはずだ。鳥栖を救うためにやって来たストライカーとして、連発を狙わないわけがない。◆MF倉田秋(ガンバ大阪)

(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽G大阪の注目選手は、マルチロールな働きが際立つMF倉田秋だ。今節対戦の鳥栖は、自身3試合連発中と好相性の相手。その本人も「相性が良いなら点を取らないといけない」と鼻息を荒くする。ただ、今夏加入のFW渡邉千真も過去リーグ戦における対鳥栖で12試合10得点を記録する“鳥栖キラー”。その強力な“援軍”の下、自身4連発を目指す。◆課題をどう隠すか
▽残留争いの渦中に身を置く両雄の一戦は、露呈してきた課題を感じさせない戦いにどう持っていくかが勝敗の行方を分けるポイントになりそうだ。鳥栖であれば、金崎やフェルナンド・トーレスを軸とした攻撃の形。G大阪でいえば、試合運びに影響する終盤にかけての守り方。これまで支払ってきた高い授業料を今節の勝利に結びつけるチームは果たして──。鳥栖vsG大阪は26日にベストアメニティスタジアムで19時にキックオフを迎える。
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まだJ1からの降格をしたことがないチームってどこまで粘ってきたの?!の巻/倉井史也のJリーグ
J1から降格したことのない3チームってどこ? 鹿島と横浜FMと……実は鳥栖。その鳥栖が最下位ですからね。嘆きのメール、たくさんいただいております。まぁそういう嘆き方って正しいんですけどね。サッカークラブが売ってるのは、夢じゃなくてストレスなんだから。 ともあれ、先週の札幌の回でも書いたんだけど、やっぱり1試合あたり2失点以上というのはかなりヤバいんですよ。でもね、鳥栖って落ちてないけどかなり危ないときが過去何度もあったんじゃないかと思うんです。クラブが危ないときも多かったけど、残留もヤバイって時が。 ということで、ここでは鳥栖が昇格した2012年以降、最低順位と最高順位をピックアップしてみました。 2012年:最低順位13位/最高順位 3位 2013年:最低順位15位/最高順位 5位 2014年:最低順位 9位/最高順位 1位 2015年:最低順位14位/最高順位 3位 2016年:最低順位17位/最高順位 2位 2017年:最低順位17位/最高順位 8位 2018年:最低順位17位/最高順位 6位 2019年:最低順位18位/最高順位14位 2020年:最低順位17位/最高順位11位 2021年:最低順位 7位/最高順位 2位 2022年:最低順位12位/最高順位 5位 2023年:最低順位18位/最高順位 8位 ちなみに最終順位は 2012年: 5位 2013年:12位 2014年: 5位 2015年:11位 2016年:11位 2017年: 8位 2018年:14位 2019年:15位 2020年:13位 2021年: 7位 2022年:11位 2023年:14位 おお、確かにサポーターが騒ぐ気持ちもよく分かる。 2023年に18位だったのは第1節のみ。2019年は第1節から第3節、第7節から第11節、第15節から第16節、第19節から第20節って12節も最下位だったけど、ルイス・カレーラス監督を第9節のあとに解任。そこまで1勝1分7敗だったチームを金明輝監督が10勝6分18敗までもちこんで最終節に残留を果たしたって年でした。 鳥栖って今年も波瀾万丈ありそうね。これまでの奇跡の力に期待ってとこでしょうか。 2024.04.20 10:30 Sat5