元同僚サラー相手にメッシ封殺の再現目指すマノラス、「マンマークではなくチームワークで」

2018.04.23 16:41 Mon
Getty Images
ローマのギリシャ代表DFコスタス・マノラスは、昨シーズンまでのチームメートであるリバプールFWモハメド・サラーを封じる自信を持っているようだ。イタリア『La Stampa』が伝えている。

▽ローマは24日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでリバプールとのアウェイゲームに臨む。そして、この試合一番の注目ポイントは、昨シーズンまでローマの主力アタッカーとして活躍したサラーとローマ守備陣のマッチアップだ。

▽ローマのディフェンスリーダーとして活躍するマノラスは、今季異次元のパフォーマンスを披露するかつての同僚封じに向けて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを封じたバルセロナとの準々決勝2ndレグの再現を狙っているようだ。
「僕たちはサラーに対してマンマークを行うつもりはないよ。なぜなら、バルセロナとレオ・メッシを封じられたのはチームワークのおかげだからね」

「だから、サラーに対しても同じやり方で封じることができるはずだ。もちろん、それは決して簡単なことではないよ。だけど、僕たちは準備できている」
▽また、マノラスは今大会屈指の破壊力を持つリバプール相手に対しても、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が志向する“普段通り”のスタイルで臨むべきだと主張している。

「今シーズンの僕たちの信念は監督が授けてくれたフットボール哲学から来ている。ローマは対戦相手に関わらず、自分たちのやり方を決して変えてはいけないんだ」

「ディ・フランチェスコはとてもヨーロッパ的な感覚を持った監督だ。彼は僕たちに対して、常に圧力とインテンシティを持って試合を支配することを求めているんだ」

「確かに僕たちは今季のセリエAであと6か7ポイントほど多く勝ち点を得ているべきだったと思う。だけど、チャンピオンズリーグでプレーしているときは、自分たちが持っている以上の力を出すことができている

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