レアル・マドリー、マジョラルを1部クラブにレンタルへ...移籍先候補はアラベスとレガネス

2017.07.19 23:54 Wed
レアル・マドリーは今夏FWボルハ・マジョラルをリーガエスパニョーラ1部のクラブにレンタルする意向のようだ。

マジョラルは現時点、マドリーでFWカリム・ベンゼマ、FWアルバロ・モラタに次ぐ3番手のCFだ。昨季この役割を担ったFWマリアーノ・ディアスはほとんど出番を得られないままリヨンへの移籍を決断。そういった背景もあり、マドリーは今夏マジョラルをレンタル放出することを検討している。

昨季ヴォルフスブルクに1年レンタルで加入したマジョラルだが、公式戦19試合出場と望んだような出場機会を確保できなかった。再び20歳FWの1年間レンタルを画策しているマドリーは、マジョラルにより経験を積ませられるクラブを探している。

そこで移籍先として浮上しているのがアラベスとレガネスだ。1部昇格2年目を迎える2チームは戦力補強を必須としており、マジョラルが移籍すれば選手の求める出場機会増加が叶えられるとみられている。


提供:goal.com

ボルハ・マジョラルの関連記事

「結局、潰し合わないといけないのね」そんな風に私が眉をしかめていたのは月曜日、お昼にあったコパ・デル・レイ準々決勝抽選の結果を知った時のことでした。いやあ、今季はマドリッド勢1部5チーム中、ラージョ以外の4チームが16強対決を勝ち抜き、生き残り8チームの半数を占めるという凄いことになっているんですけどね。それぞれ、外様 2025.01.21 23:30 Tue
「ここで休みが入るのは勿体ないかも」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日、リーガの年内最終節が終わった翌朝のことでした。いやあ、土曜の夜には奇跡が起こり、破竹の連勝も11までだろうと諦めていたアトレティコがバルサに土壇場の逆転勝利。お隣さんまで追い越して、首位に踊り出たとはいえ、それはおそらく年明け3日、レアル・マドリー 2024.12.24 23:00 Tue
「どこが首位になってもおかしくない」そんな風に私がリーガの順位表と睨めっこしていたのは木曜日、インターコンチネンタルカップも無事にレアル・マドリーの優勝で終わったことだしと、早めに週末の予定を確認していた時のことでした。いやあ、10月などは不調のドン底で、一時は首位のバルサに勝ち点10差をつけられていたアトレティコだっ 2024.12.20 21:00 Fri
ヘタフェのスペイン人FWボルハ・マジョラルの自宅が火災の被害に遭った。 スペイン『EFE通信』によれば、11日午後2時半ごろにマドリード西部のポスエロ・デ・アラルコンにあるマジョラルの自宅で火災が発生。2階建ての建物の寝室の1つで発生し、当時家の中には誰もおらず、ケガ人はいなかった。 ただ、マジョラルのパー 2024.11.12 22:30 Tue
「もしやクロースよりナチョがいないことを悔やむべきでは?」そんな風に私が考え込んでいたのは各国代表戦週間入りした月曜日、すでにネーションリーグ16強対決の進出が決定しているスペイン代表の11月の合宿スタートが1日遅れに。ラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会本部グラウンドでの公開練習も火曜夕方になったため、ゆっく 2024.11.12 18:30 Tue

レアル・マドリーの関連記事

「あと大変なのは弟分だけね」そんな風に私が呟いていたのは金曜日、慌ただしいミッドウィーク開催36節がバルサのリーガ優勝で終わった翌朝のことでした。いやあ、もちろん、水曜のサンティアゴ・ベルナベウでマジョルカ相手に意地で勝利を挙げた甲斐もなく、翌日にはクラシコ(伝統の一戦)で勝ち点差を7にした宿敵がエスパニョールに0-2 2025.05.17 21:00 Sat
レアル・マドリーは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得合意を発表した。契約期間は2025年6月1日~2030年6月30日までの5年間となる。 なおボーンマスによれば、マドリーは契約解除金として5000万ポンド(約97億円)を支払ったとのことだ。 ハイセンは197cmの 2025.05.17 20:00 Sat
レアル・マドリーのスペイン代表DFラウール・アセンシオが、女性の性的動画を違法に共有した疑いで刑事訴追を受けている中、ついに口を開いた。 問題の事件は2023年6月15日に発生。いずれもマドリーのアカデミー出身者のアセンシオ、フェラン・ルイス(ジローナ)、フアン・ロドリゲス(タラソナ)、アンドレス・ガルシア(アル 2025.05.16 23:40 Fri
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポル 2025.05.16 17:40 Fri
レアル・マドリーのスペイン代表DFラウール・アセンシオ(22)が女性の性的動画を違法に共有した疑いで刑事訴追される見込みだ。スペイン『アス』が報じている。 問題の事件は2023年6月15日に発生。いずれもマドリーのアカデミー出身者のアセンシオ、フェラン・ルイス(ジローナ)、フアン・ロドリゲス(タラソナ)、アンドレ 2025.05.15 18:45 Thu

ラ・リーガの関連記事

記事をさがす

ボルハ・マジョラルの人気記事ランキング

1

カルバハルは短気!? ロンドで怒りが爆発しマドリー若手にボールを蹴り込む…キャプテンの対応で事態は鎮静化

▽レアル・マドリーのトレーニング中に事件が発生したようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 ▽報道によると、マドリーは26日のトレーニングで通常通りにロンドでウォーミングアップを行っていた模様。すると、カルバハルは接触してピッチ上に倒れ込んだ。無事に起き上がると、鬼の形相で味方をにらみつけ、すぐさまボールを拾うといきなり蹴り込んだ。 ▽『マルカ』は動画でこの事態を紹介。ダニエル・カルバハルがボールを蹴り込んだ方向には、ルーカス・バスケス、ボルハ・マジョラル、マルコ・アセンシオがいたようで、彼らとのトラブルがカルバハルの怒りの原因だとしている。 ▽異様な空気に包まれたピッチだったが、キャプテンの行動で落ち着いたようだ。セルヒオ・ラモスは、治療を終えたカルバハルを笑顔で抱きしめて事態の鎮静化をはかったようだ。その後トレーニングは普通に行われたという。 ▽なお、マドリーは27日にホームのサンチャゴ・ベルナベウでバレンシアとの試合を控えている。 2017.08.27 11:42 Sun
2

豪華メンツのゴールデンボーイ賞ノミネート発表 ムバッペ、ラッシュフォード、O・デンベレら

▽イタリア『トゥットスポルト』主催のゴールデンボーイ賞のノミネート25選手が発表された。 ▽ヨーロッパでプレーする21歳以下の選手に贈られるゴールデンボーイ賞。2017年度のノミネートは、今夏にモナコからパリ・サンジェルマンに買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したフランス代表FWキリアン・ムバッペ(18)やマンチェスター・ユナイテッドでインパクトを残しているイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(19)、ドルトムントからバルセロナ入りしたフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(20)らが名を連ねた。 ▽ゴールデンボーイ賞は、30名のジャーナリストによって決定。今年は10月に受賞者が明かされる予定だ。 ▽今回のゴールデンボーイ賞のノミネート25選手と過去の受賞者は以下のとおり。 ◆2017ノミネート DFアーロン・マルティン(エスパニョール) FWジャン=ケビン・オギュスタン(ライプツィヒ) MFロドリゴ・ベンタンクール(ユベントス) FWステフェン・ベルグヴィン(PSV) FWドミニク・カルバート=ルーウィン(エバートン) FWフェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ) FWウスマーヌ・デンベレ(バルセロナ) MFアマドゥ・ディアワラ(ナポリ) FWカスパー・ドルベリ(アヤックス) GKジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン) FWガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ) DFジョー・ゴメス(リバプール) DFベンジャミン・ヘンリクス(レバークーゼン) FWボルハ・マジョラル(レアル・マドリー) FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) MFエムレ・モル(セルタ) MFリース・オックスフォード(ボルシアMG) MFクリスティアン・プリシッチ(ドルトムント) FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド) MFアラン・セント=マクシミン(ニース) FWドミニク・ソランケ(リバプール) DFテオ・エルナンデス(レアル・マドリー) MFユーリ・ティーレマンス(モナコ) FWユネス・ウナル(ビジャレアル) DFカイル・ウォーカー=ピータース(トッテナム) ◆歴代受賞者 2003:MFラファエル・ファン・デル・ファールト 2004:FWウェイン・ルーニー 2005:FWリオネル・メッシ 2006:MFセスク・ファブレガス 2007:FWセルヒオ・アグエロ 2008:MFアンデルソン 2009:FWアレシャンドレ・パト 2010:FWマリオ・バロテッリ 2011:MFマリオ・ゲッツェ 2012:MFイスコ 2013:MFポール・ポグバ 2014:FWラヒーム・スターリング 2015:FWアントニー・マルシャル 2016:MFレナト・サンチェス 2017.09.20 11:05 Wed
3

「11」を奪われたベイルの新背番号は「18」に決定、セバージョス&ウーデゴールは番号与えられず

プレシーズンでは背番号「50」を背負い、注目を集めていたレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルだが、新たな背番号が決定したようだ。 2013年夏にトッテナムからマドリーへと加入したベイル。これまでは背番号「11」を背負ってプレーしていた。しかし、2020-21シーズンは古巣のトッテナムに7年ぶりにレンタル移籍で復帰。その間、自身の背番号「11」は奪われ、スペイン代表FWマルコ・アセンシオが着用していた。 トッテナムはベイルの買い取りを行わず、今シーズンはマドリーへと復帰したベイル。しかし、自身がつけていた「11」はアセンシオのものとなっており、付ける番号を失っていた。 プレシーズンマッチにも出場していたベイルだが、その背中には「50」の番号が。しかし、ラ・リーガの規定ではファーストチーム登録の選手は1番から25番の背番号を着用することが義務付けられており、リザーブチームやユースチーム登録にならない限り、それ以上大きな番号を背負うことができない。 そのため、ベイルが一体何番になるのか、それとも番号を与えられない可能性もあるのかと話題となったが、開幕を前にマドリーは選手の新たな背番号を発表した。 渦中のベイルは「18」に決定。昨シーズンはフランクフルトへとレンタル移籍を果たしていたセルビア代表FWルカ・ヨビッチが背負っていた番号だ。 そのヨビッチは、「16」に変更。昨季途中からローマへレンタル移籍中のボルハ・マジョラルが付けていた番号だ。その他、FWロドリゴ・ゴエスが「25」から「21」に変更となっている。 また、アーセナルへのレンタル移籍から復帰しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとスペイン代表MFダニ・セバージョス、グラナダへのレンタル移籍から復帰したスペイン代表DFヘスス・バジェホに関しては、背番号が与えられておらず、ラ・リーガの登録メンバーに入っていない状況だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ラ・リーガ開幕に向けたレアル最後のトレーニング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIwS1dmSG93VCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.08.14 17:30 Sat
4

ソシエダが待望のストライカー獲得か?昨季17ゴールのヘタフェFWマジョラル獲得へ…ただヒザの手術で半年プレーしていない状況

日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。今週来日し、ガンバ大阪との試合を戦う。 プレシーズンを過ごしているソシエダだが、今夏3人目の契約選手が到着する可能性があるとのこと。スペイン人FWボルハ・マジョラル(27)の加入が迫っているという。スペイン『Noticias de Gipuzkoa』が伝えた。 ストライカーの補強を目指しているソシエダは、予てから獲得を目指していたマジョラル。ヘタフェでプレーするマジョラルの獲得に向け、クラブ間での交渉が進んでいた。 マジョラルは半年前に半月板の手術を受けており、ケガの回復具合も含めて話し合いが行われたとのこと。移籍に向けて前向きな話もできているという。 マジョラルはレアル・マドリーのカンテラ育ちで、2016年7月にファーストチームに昇格。以降、ヴォルフスブルク、レバンテ、ローマ、ヘタフェと武者修行を続けていた。 2022年8月にヘタフェに完全移籍し、ついにマドリーから離れることに。そのヘタフェでは公式戦87試合で32ゴール4アシストを記録していた。 ラ・リーガで通算165試合43ゴール10アシスト、セリエAでも36試合10ゴールを記録しているマジョラル。ソシエダはスコアラーが欲しい状態が続いており、目をつけたという。 なお、ヘタフェは2000〜2500万ユーロ(約34億1500万〜42億7000万円)を求めていたが、どうやら大幅に減額した見込み。将来の売却時の利益をヘタフェに渡す条項が盛り込まれているとも見られている。 加えて、マジョラルが半年間プレーしていないという事実。昨シーズンは17ゴールを奪ったものの、負傷後はプレーしておらず、どこまで万全の状態かという点も重要なポイントとなりそうだ。 2024.07.22 22:55 Mon
5

ようやく一息つけるけど…/原ゆみこのマドリッド

「ここで休みが入るのは勿体ないかも」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日、リーガの年内最終節が終わった翌朝のことでした。いやあ、土曜の夜には奇跡が起こり、破竹の連勝も11までだろうと諦めていたアトレティコがバルサに土壇場の逆転勝利。お隣さんまで追い越して、首位に踊り出たとはいえ、それはおそらく年明け3日、レアル・マドリーが洪水災害で延期されていた12節、折しもお昼のニュースでバラハ監督の解任報道があったバレンシアとの一戦を済ませれば、勝ち点2差で2位になってしまうんでしょうけどね。 気になるのはアトレテシコのリーガ次戦、19節オサスナ戦が開催されるのが遥か3週間先であることで、ええ、連戦続きでお疲れだった選手たちが体を休められるのは有難いんですが、そんなに間が空いたら、ツキが変わっている恐れが。いえ、確かに10月末から始まった連勝街道は11月の各国代表戦週間のparon(パロン/リーガの停止期間)で2週間、試合がなかった期間があっても無事、継続できたんですけどね。今回もリーガ再開の1週間前にはコパ・デル・レイ32強対決マルベージャ(RFEF1部/実質3部)戦があるため、年内29日にはもう練習再開となるんですが、今は選手たちがあまりクリスマス呆けしないで戻って来てくれることを祈るばかりでしょうか。 まあ、そんなことはともかく、18節のマドリッド勢の試合がどうだったか、お伝えしていくことにすると。先陣を切ったのは弟分ヘタフェのマジョルカ戦で、私も今年最後のコリセウム訪問をしたんですが、ピッチでアップ中のところを見て、相手チームに浅野拓磨選手がいたことを思い出す始末でねえ。というのも8月にはお隣さんのレガネスとの試合に来た彼でしたが、9月にハムストリングを負傷し、途中、再発などもあったため、12月頭まで招集メンバーに入れず。ようやくこの日が復帰後初先発だったからですが、ブタルケには5、6人いた日本人記者が1人に減っていたのは、同日、久保建英選手のいるレアル・ソシエダのセルタ戦が被っていたせいだった? 試合の方はというと、前節ではメトロポリターノで兄貴分のアトレティコに0-1の僅差で負けていたヘタフェでしたから、バジャドリー、エスパニョールと2連勝していたホームでのいい波長が続くことを願っていたんですけどね。前半は浅野選手のエリア内シュートもGKダビド・ソリアが弾き、0-0を保っていながら、後半序盤に交代出場したばかりのCBベロカルがラリンを倒し、PKを献上していてはねえ。先発したCFベルトゥがイエローカードをもらい、前半中にペテルに交代させられたのと同様、ジェネを代えてしまったボルダラス監督の恒例の退場予防策が裏目に出た感じですが、後半8分、ラリンにPKを決められて、リードを奪われてしまったから、さあ大変! その後はアルバロ・ロドリゲスを入れ、シュートも計23本(うち枠内5本)と攻めたヘタフェだったんですが、結末はいつもと同じ。ええ、ゴール力がほぼない彼らはたったの1点が返せず、0-1で負けてしまったんですが、ドンマイ。要はこれ、1月の移籍市場が開いて、点の取れるFWを補強orボルハ・マジョラルの完全復活がない限り、解決しない問題なため、ボルダラス監督も記者会見に第2監督を送り込み、耳タコの言い訳をする手間を省いていましたしね。幸い翌日、エスパニョールがラス・パルマスに負けてくれたため、残留圏ギリギリの17位に踏み留まることができましたし、1月3日のコパ、グラナダ(2部)戦は程々に流して、今は12日のラス・パルマス戦で恩を仇で報いる勝利を目指すしかないかと。 そして夜には近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に向かった私だったんですが、アトレティコの試合には珍しく、一応、用心してキックオフ30分前に行ったところ、すでに店内は満員状態。季節柄、クリスマス前の仕事納めを祝っているグループだろうと思っていたんですが、これは後で大間違いだったことが判明することに。何とか、試合が始まる前に客が席を立ったテーブルを確保できたのはラッキーでしたが、とにかく開始から20分程はバルサの猛攻が続いてねえ。自陣エリア付近からまったく離れられないまま、GKオブラクがイニゴ・マルティネスのシュートやガビのヘッドを弾いてくれたおかげで、失点を免れていたシメオネ監督のチームだったんですが…。 それが29分、とうとう来るべき時が来て、ガビとの連携でエリア内に入ったペドリに先制ゴールを決められてしまったんですよ。最近は逆転するアトレティコもよく見るようになってきたとはいえ、相手はバルサ。おまけにせっかく1-0のまま、ハーフタイムに入りながら、得意の後半頭から3人一斉交代もなく、最初にピッチを出ることになったのは6分、健康体になった今季、初めて筋肉系のケガをしたヒメネスで急遽、ビッツェルが入っているようでは。相変わらず、バルサはガンガン攻めていて、ラフィーニャのシュートがゴールバーに当たった際など、もう見るのを止めたくなったのは私だけではない? でも大丈夫。何と14分にはアトレティコのカウンターが発動し、いえ、フリアン・アルバレスがエリア内へと折り返したパスはカサドーにtaconazo(タコナソ/ヒールキック)でカットされちゃったんですけどね。そのボールが第1陣より遅れて、自分のリズムで到着したデ・パウルの前に転がり、彼のエリア前からのシュートが決まった時、バル中のお客さんが歓声を上げていたから、ビックリしたのなんのって。そう、てっきり試合には興味のないグループだろうと思っていたのは大間違いで、彼らもアトレティコの応援をしていたのがそれでわかったんですが、いやあ。CL決勝トーナメントの試合でもないのに、いつものお店にこんなにアトレティコファンが集まったのを見たのは初めてだったかと。 この同点をキッカケにシメオネ監督は人事配転を開始し、まずはジュリアーノとギャラガーをモリーナとコケに交代。27分には何とグリーズマンとジョレンテを下げ、セルロートとル・ノルマンにしたんですが、その間もオブラクの八面六臂の活躍は続いていてねえ。ラフィーニャやペドリのシュートをparadon(パラドン/スーパーセーブ)する度、「Obi, Oblak, cada día te quiero más/オビ、オブラク、カーダ・ディア・テ・キエロ・マス(オブラク、君が毎日、ますます好きになる)」のカンティコが店内には響き渡っていたんですが、私がずっと気にしていたのはいつ、シメオネ監督がスーパーサブ、土壇場のゴールを持つコレアを投入してくれるのか。 だってえ、今季のマドリーダービーの引分けやPSG戦のロスタイム勝ち越し弾を挙げているコレアですよ。引分けでも悪くはないものの、彼が入れば勝利もあるかもと思って、イライラしながら待っていたんですが、ホント、間抜けですよね。後半45分を回ってから、「La lesión de Giménez no me ha dado opción de refrescar con Correa/ラ・レシオン・デ・ヒメネス・ノー・メ・ア・ダードー・オプシオンデ・レフレスカル・コン・コレア(ヒメネスの負傷がコレアでチームをリフレッシュするイプションを与えてくれなかった)」(シメオネ監督)ことに気づくとは! そう、すでに5人の交代枠を使い果たしていたため、コレアは入れず、その時から私の頭は1-1絶対死守に傾いたんですが、いやいや。そう、アトレティコの選手たちは決して諦めず、最後の最後まで虎視眈々とカウンターのチャンスを伺っていたんです。それが実ったのがロスタイム6分の最後の分、左サイドでボールを受けたデ・パウルが、これぞまさにW杯王者というタイミングで駆け上がるモリーナにスルーパスを出し、モリーナもW杯王者にふさわしいラストパスを供給。クバルシ、イニゴ・マルティネスを通り抜けたボールを待ち受けていたセルロートがワンタッチでゴールを決め、とうとう1-2で勝ってしまったとなれば、お客さん全員が完全にお祭り状態ですって。 いやあ、「Lo más fuerte que tenemos es el grupo/ロ・マス・フエウテ・ケ・テネモス・エス・エル・グルッポ(ウチが持っている一番の力はグループだ)。交代で入った選手が本当にやってくれる」とシメオネ監督も言っていた通り、確かにセルロートも途中出場で前節ヘタフェ戦の決勝ゴールやアラベス戦での逆転ゴールを挙げていましたからね。まさにコレアに続く、奇跡のremontada(レモンターダ/逆転劇)男がアトレティコに誕生したのは喜ぶべきことですが、それも「Hemos resistido, hemos aguantado, sabíamos que llegarían oportunidades/エモス・レシスティードー、エモス・アグアンタードー、サビアモス・ケ・ジェガリアン・オポルトゥニダーデス(ボクらは抵抗して、踏み留まった。チャンスが来ることはわかっていたよ)」(オブラク)という、7本ものの敵の枠内シュートを弾いてくれた守護神の活躍があってこそ。 そこに今季のチーム総得点33のうち、42%の14本が後半30分以降のものという、「Tuvimos la diosa fortuna de la contundencia/トゥビモス・ラ・ディオサ・フォウルトゥーナ・デ・ラ・コントゥンデンシア(ウチには決定力の幸運の女神がついていた)」(シメオネ監督)のが重なり、ついに12連勝、リーガでは7連勝。その間、勝ち点5しか稼げなかったバルサとの10ポイント差を詰め、逆に3ポイント差で首位に立つことができたんですが、まあリーガは年明けのオサスナ戦でようやく道半ばですからね。ヒメネスのケガもそれ程、重傷ではなかったようですが、2025年もこの快進撃が続くよう、今は皆、ゆっくり休んでほしいものです。 一方、翌日曜にセビージャ戦を迎えたのがマドリーだったんですが、久々のサンティアゴ・ベルナベウでの試合は先日のインターコンチネンタルカップ優勝を称えるPasillo de campeones(パシージョ・デ・カンペオネス/チャンピオンの花道)でスタート。更にセビージャの選手たちの間を通ったマドリー選手たちが花道に連なり、最後にモドリッチがトロフィーを披露した後、次はこの日で現役引退をするセビージャの39才のキャプテン、ヘスス・ナバスが場内の大拍手を浴びて登場という流れでしたが、ビニシウスがザ・ベストのトロフィーを披露に来なかったのは意外だったかと。 結局、アンチェロッティ監督が3-3で引き分けたラージョ戦の後に言っていたのと違い、その日の試合が出場停止だった彼はバケーション入りを早め、NFLの試合を見るため、マイアミに飛んでいたのが翌日にはわかったんですが、全然、マドリーのプレーには影響はなし。だってえ、前半10分にはもう、エムバペのエリア外からのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)が決まって先制すると、20分にもショートCKからバルベルデが、こちらもエリア外からの阻止不能な弾丸シュートで2点目が入っているんですよ。続いて34分にもルーカス・バスケスからのラストパスでロドリゴがvolea(ボレア/ループシュート)を決め、早くも3点リードとなったら、その1分後にイサークがヘッドで1点を返したって、焼石に水ですって。 後半8分にはブライムもエムバペのアシストで4点目を挙げ、これでほぼ年内終業状態となったマドリーだったんですが、そんなスコアが4-1になった20分、いよいよナバスが交代出場。スタンドのマドリーファンもスペイン代表第1期黄金期(2008年~2012年のユーロ、W杯、ユーロ3連覇)時代と昨夏のユーロ優勝メンバーだったレジェンドの最後のプレーを見守ったんですが、まあ本格的なお別れ試合は前節、サンチェス・ピスファンでのセルタ戦で済んでいましたからね。39分にはペケのスルーパスから、ルケバキオが2点目を挙げ、最後は4-2の敗戦で終わったとはいえ、ナバスも満足していたのは良かったのでは? この結果、今度はアトレティコと勝ち点1差の2位となったマドリーは翌日からバケーション入り。バルデベバスでの練習再開は30日午前11時(日本時間翌午前19時)、エスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノでの年1回、恒例の公開セッションとなるんですが、ええ、何せこの1年で5タイトルを獲った彼らには年明け早々にもトロフィーを増やす機会がやって来ますからね。そう、3日のバレンシア戦、6日のコパ、デポルティボ・ミネラ(RFEF2部)戦の後、サウジアラビアで開催されるスペイン・スーパーカップで9日にまずマジョルカを倒し、12日にはアスレティックvsバルサ戦の勝者との決勝というハードスケジュールとなるんですが、これって貧乏ヒマなしの対極かも。 そして日曜は兄貴分の試合が終わった後、ブタルケでレガネスがビジャレアル戦となったんですが、うーん、開始6分にシセが先制ゴールを挙げた時はサンティアゴ・ベルナベウからの帰り道、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の中継を聴いていた私もバルサ戦勝利の2匹目のドジョウを期待したんですけどね。こちらはまったく違った展開となり、16分にはバリーのゴールで同点に追いつかれた彼らは、33分にラバがPKで再びリードを奪ったものの、前半ロスタイムにナスタシッチがPKを献上すると、再びバリーが決めて、2-2でハーフタイムに。 後半は更に大波乱で、ええ、いくらジェレミー・ピノに挑発されたからといって、オスカル・ロドリゲスが相手の首を掴んで引っくり返しては、レッドカードも仕方ありませんって。10人になったレガネスは20分にバリーにハットトリックを許すと、37分にはサエンスまでが退場して9人に。最後はジェラール・モレノのPKとカバネスのゴールで2-5の大敗となって、今年を締め括ることになったのはちょっと残念でしたが、何よりは降格圏と勝ち点3差の15位で年を越せることだったかと。 一方、2024年最後のリーガ戦となったベティスvsラージョ戦では前半37分、長期の負傷から回復後、初めて先発となったイスコのPKで先制されてしまったイニゴ・ペレス監督のチームだったんですけどね。後半6分にはイシがエムバペやバルベルデにも負けない、エリア外からの弾丸シュートを決め、同点ゴールをゲット。そのまま、1-1で引分けて、順位はマドリッドの弟分中、一番上の15位、しかも勝ち点7差の降格圏より、3差のコンフェレンスリーグ出場圏7位の方が近いという、居心地のいい場所で終わったんですが、もう今はどこもバケーションに入っちゃいましたからね。年明けはレガネスがカルタヘナ、ラージョがラシン・フェロルと2部チーム相手のコパから始まりますが、それまで私もゆっくりできそうなのは嬉しいです。 2024.12.24 23:00 Tue

レアル・マドリーの人気記事ランキング

1

バルベルデのシュートが隣のマンション直撃!家主は悲鳴もファンは物件に嫉妬?「試合見放題じゃん」「この部屋住みたい」

レアル・マドリーのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが驚愕のシュートを放った。 7日にバジェカスで行われたラ・リーガ第13節のラージョ・バジェカーノ戦を2-3で落とし、今シーズンリーグ戦初の黒星を喫したマドリー。バルベルデはフル出場を果たしていた。 ラージョ戦の後半アディショナルタイムにはこんな珍事が。1点を追いかけるマドリーが左CKを獲得すると、マルコ・アセンシオのキックのこぼれ球がバルベルデのもとへと転がる。 バルベルデは難しい体勢からダイレクトでシュートを放ったが、上手く捉えられなかったボールは枠の大きく上を飛んでいくと、そのままゴール裏のないスタジアムを越え、隣接しているマンションの一室へと吸い込まれていった。 バルコニーで観戦していた家主は試合の動画を撮影していたようで、シュートが向かってくる瞬間もリアルタイムで撮影。その動画には、「そこゴールちゃう、家や」、「どこまで飛ばすんだ」といったコメントのほか、「この部屋住みたい」、「試合見放題じゃん」とサッカーファンにとっては好立地の物件を羨む声が上がっている。 なお、このボールはさすがにボールボーイも回収できず、住民がゲットしたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】シュートが一直線に向かってくる!マンションの住民が実際に撮影していた映像</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¿Te imaginas que un balón chutado por Fede Valverde entre por tu terraza y acaba en tu salón? <br><br>Ayer ocurrió. Hamza estaba viendo el Rayo - Real Madrid desde su balcón y...<br><br>Entramos en su casa para que nos lo cuente él mismo. <br><br> <a href="https://t.co/awKGahVOco">https://t.co/awKGahVOco</a> <a href="https://t.co/sT8JNuVyPo">pic.twitter.com/sT8JNuVyPo</a></p>&mdash; Relevo (@relevo) <a href="https://twitter.com/relevo/status/1589947999899504640?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.09 12:05 Wed
2

飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?

ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig&#39;s head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed
3

カシージャスの心臓発作後に最初に連絡を入れたのはモウリーニョ! 「最初に心配してくれた人」

かつてレアル・マドリー、スペイン代表で活躍したイケル・カシージャス氏が、昨年の心臓発作後にジョゼ・モウリーニョ監督から最初に連絡を受けていたことを明かした。 これまでマドリー、スペイン代表で多くのトロフィーを獲得した世界屈指の名GKだったカシージャス氏は、自身最後の所属先となったポルト時代の昨年5月に心臓発作を起こした。その後、同年11月に練習復帰を果たしたものの、実戦復帰を果たせぬまま、今年8月に現役引退を発表した。 <div id="cws_ad"><br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI4VVVPckFSTCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> また、カシージャス氏によると、自身に心臓発作が起こった数週間後には妻であるサラ・カルボネロさんにも卵巣がんが見つかり、治療を受ける必要があり、同時期はカシージャス一家にとって非常に困難な時期だったという。 そういった苦境の中、カシージャス氏には世界中のフットボールコミュニティから多くの励ましの声が届いていたが、いの一番に連絡をくれたのは、マドリー時代に確執が公のものとなっていたモウリーニョ監督という意外な人物だった。 モウリーニョ監督はマドリーを率いた時代に、当時“アンタッチャブル”と思われていたカシージャス氏から守護神の座をはく奪し、実績で大きく劣るGKディエゴ・ロペスを起用。だが、その数年後には両者の関係は修復され、良好な関係を築けている。 今回、スペイン『ESPN Deportes』のインタビューに応じた元スペイン代表GKは、自身と妻に対するポルトガル人指揮官からの思いやりある行動を明かしている。 「(病気を経験して)以前は親しくなかった人たちとも親しくなれる」 「多くの人は知らないだろうけど、例えば、私の昔の監督であるモウリーニョが最初に私の身に起こったことを心配してくれた人だった。その後、彼は私の妻のことも心配してくれたんだ」 また、カシージャス氏は心臓発作を経験したことにより、自身の人生観にも大きな変化が生まれたことを認めている。 「長い間会っていなかった人たちと再会したよ。これまでよりも普通の日常を大切にしていると思う」 「明日や来週に何をすべきかを考えるのに悩まされることはないよ。今日が何をもたらすのかを考え、その瞬間をより楽しむことが重要なんだ」 「私は多くの部分でとても幸運だったと思っているが、多くの人はそうではない。あの日は絶対に死ぬと思っていたし、あの経験が私に多くのことを考え直させた。自分が特権を与えられている幸運な人間であることを思い知らされたよ」 2020.10.11 14:50 Sun
4

コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語

バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun
5

モウリーニョ監督、レアル時代に衝突のカシージャス氏引退に「最も偉大なGKの1人」

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が現役引退を表明した元スペイン代表GKのイケル・カシージャス氏との関係性について言及した。スペイン『アス』が伝えた。 昨年5月に所属するポルトでの練習中に心臓発作を起こしたカシージャスは、事実上の引退状態だった中、4日に現役引退を正式に発表。22年間の現役生活に幕を下ろした。 そんなカシージャス氏はマドリーで公式戦通算725試合の出場を誇るも、モウリーニョ監督の下では守護神の座を外されることに。その結果、両者には軋轢が生じていたとされた中、ポルトガル人指揮官はカシージャス氏の引退について言及した。 「彼の知性と完成度はに対し、常に互いをリスペクトしてきた。数年後には良い友人になれたことを意味していた」 「素晴らしいGKであり、素晴らしい男だ。レアル・マドリーの歴史、スペインの歴史、サッカーの歴史の中でも最も偉大なGKの1人だ。彼とともに、我々は全ての記録を破ってリーグ戦を優勝した」 「私が下した判断により、我々の間には難しい時期もあった。他の選手を守護神に指名したのは個人的な決定ではなく、プロとしての決定だった」 また、カシージャスが心臓発作で倒れた際にもメッセージを送っていたというモウリーニョ監督。当時は衝突していたことを認め、その関係は修復していると強調した。 「誰もが知っている。私がチームから彼を外すと決めた時に対立していた。それは自我の衝突ではなく、マドリーのキャプテンとマドリーの監督としての対立だった。この決定をするのは簡単ではなかった」 「彼もまたこれを受け入れるのに簡単ではなかった。しかし、我々の関係はポジティブだ。多くの人が考えているようなものではない」 2020.08.05 16:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly