マドリーの生え抜きFWマジョラルがラツィオ移籍へ? 直近2シーズンはレバンテにレンタル

2020.08.02 17:14 Sun
Getty Images
レアル・マドリーのスペイン人FWボルハ・マジョラル(23)にラツィオ移籍の可能性が高まっているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

2015年にトップチームデビューを飾ったマジョラルは、2017-18シーズンに公式戦24試合7ゴールの活躍をみせ、ブレイクの兆しを見せた。

しかし、以降はトップチーム定着とはならず、直近2シーズンはレバンテに武者修行に出ることに。今シーズンのラ・リーガでは34試合8ゴール2アシストと上々の数字を残していた。
ただ、2021年に契約満了を迎えるエルブランコに生え抜きのストライカーの居場所はなく、クラブサイドは同じく生え抜きのスペイン人DFセルヒオ・レギロン(23)と共に換金対象の一人とみなしているようだ。

そして、そのマジョラルに対しては、来シーズンに久々のチャンピオンズリーグ(CL)に参戦する今季セリエA4位のラツィオが、手薄な前線の補強候補として熱視線を注いでいるという。
現時点でクラブ間の合意には至っていないものの、ラツィオとマジョラルの個人間での交渉は非常に進んでおり、今後クラブ間の交渉を詰めていく段階にあるという。

マドリーはラツィオへの売却にこだわっていないものの、希望する2000万ユーロ(約25億円)を満たすオファーが届いた場合、快く売却に応じる構えだ。

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カルチョを彩った“鬼才”ズデネク・ゼーマン氏、昨年10月に続く脳卒中で緊急搬送…現在は右腕片麻痺に言語障害も

ズデネク・ゼーマン氏(77)が脳卒中で緊急搬送。容態は安定しているとのことだ。 チェコスロバキアが生んだ鬼才、ズデネク・ゼーマン氏。プロサッカー選手歴を持たぬ指揮官として、30代の頃からイタリアサッカーに身を置き、のちにトッププレーヤーとなる無名の若者を掘り起こしたいくつもの功績が眩しい。 氏は2023-24シーズンにセリエC・ぺスカーラを指揮も、2023年12月に一過性脳虚血発作に見舞われ、当初はすぐに現場復帰もほどなくして辞任。以来、現場に戻れていない。 昨年10月には再び軽度の一過性脳虚血発作を起こし、脳卒中の診断が。この時に右腕の片麻痺も患い、自宅での療養生活が続いていた。 チェコ『iDNES』によると、2月27日、ゼーマン氏は再び脳卒中を起こして搬送され、イタリア・ローマ市内の病院に入院。病院関係者いわく、現在のゼーマン氏は脳循環障害に伴う言語障害も患っているという。 幸いにも容態は安定し、意識もあるとのことだが、集中治療室での治療が続き、これからさらなる検査へ。ゼーマン氏の周辺は不安な日々を過ごしているようだ。 2025.03.02 18:30 Sun

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