「チームとして乗れる」横浜FMの水沼宏太が途中出場の選手の活躍を喜ぶ「良い結果を報告できて良かった」

2020.11.26 10:37 Thu
©Y.F.M.
横浜F・マリノスのMF水沼宏太が、上海上港戦を振り返った。

横浜FMは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020グループH第3節で上海上港(中国)と対戦。0-1で勝利を収めた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断し、今月18日からカタールでの集中開催で再開したACLの東地区。2月以来のACLとなった横浜FMは、カタールですでに2連勝を収めている上海上港と対戦した。
立ち上がりから横浜FMが主導権を握る展開で進む中、なかなかゴールが生まれず。後半に入っても横浜FMがペースを握る中、80分に松原健がボックス内で相手を倒しPK。しかし、元ブラジル代表MFオスカルのシュートを、GKオビ・パウエル・オビンナが防いでピンチをしのぐ。

このままゴールレスドローかと思われた中90分に高野遼のクロスを仲川輝人がヘッド。GKがセーブするも、こぼれ球を天野純が押し込み、土壇場で先制。そのまま勝利を収めた。
この試合で先発出場した水沼は試合を振り返り「とにかく来て一発目の試合で勝つことができたのは、チームとして勢いをもたらす試合だったと思います」と再開初戦での勝利を喜んだ。

試合運びについては「相手が最後の方落ちてくることは連戦だったのでわかっていたので、途中から出た選手がパワーを持って、一発のチャンスを決めてくれたことはチームとして乗れます」と語り、途中出場の選手が結果を残したことを評価した。

また、「みんなが勝つという強い気持ちを持って臨んだ結果が出たのは本当に良かったので、日本で応援してくださる皆さんに良い結果を報告できて良かったと思います」とコメント。日本で応援するファンに勝利を届けられたことを喜んだ。

横浜FMは3試合を終えて3連勝でグループH首位に。次戦で上海上港に勝利するとグループステージ突破が決定する。

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上海海港のオーストラリアン指揮官、ケヴィン・マスカット監督が、中国『体育周報』で中国サッカーについてあれこれ語った。 2023シーズンまで横浜F・マリノスを指揮し、今季から中国スーパーリーグ(超級)の上海海港を率いるマスカット監督。新天地中国では、就任1年目にしてリーグ優勝を成し遂げている。 指揮官の経歴を振り返ると、メルボルン・ビクトリーでAリーグ・メンを制し、横浜FMでJ1リーグを制覇…3カ国のトップディビジョンで頂点に立ったのが、ケヴィン・マスカットである。 年内最終戦のACLEも終わり、中国紙でロングインタビュー。中国超級について複数の質問が飛び、指揮官は自らの見解を語っていった。 「中国サッカーに対する私なりの考えが正しいかどうかはわからない。就任前はいっさい知らない世界だったし、超級もテレビ画面越しにしか観たことがなかったからね」 「例えば、オーストラリアのAリーグには『サラリーキャップ』があり、中国超級にはそれと同じようで形の異なるものがある。日本のJリーグにはそもそも存在しない。この時点で3つのリーグを比較するのはフェアじゃない」 「純粋に、ここ3〜4カ月で中国超級の競争力がかなり高まったと感じる。それまでと全く異なる攻撃的・積極的なサッカーが増えたとみているよ。プレーヤーが己を向上させるには役立つ変化だ。豪州も日本もA代表の大半が欧州でプレーし、日本に至っては欧州のトップディビションだけで100人近くを送り込んでいる」 また、各国リーグの比較を嫌うマスカット監督だが、ワールドカップ(W杯)に長らく出場していない中国サッカーが結果至上主義へ流れやすいと認識しているそうだ。 「まあどの国も同じ、結果を重視しがちだとは思うけどね。とはいえ、中国でも10歳前後の子どもたちへのサッカーの投資がないわけではないだろう? ケーキを切って、大きい部分は10歳くらいの子どもに与えようではないか」 「なぜなら、ワールドカップ(W杯)に出場できるのは、この子たちだけだからね。今ここで既存の選手たちに結果を求めても、それは無理があると言わざるを得ない。『より若い世代が現世代より優れている』と信じて育成したい」 「ようは『準備』だ。私で言えば、クラブの監督として、選手たちのパフォーマンスに集中しているが、ある頃からそれが長く効果を発揮できるかどうかを意識するようになり、『準備』が良いプレーの確率を高めてくれると知った」 「今日現在なら、来シーズンへの準備。具体的な準備を積めば積むほど、来季良いパフォーマンスを披露できると考えている。もちろん、たいへん困難な作業の連続だ」 なお、マスカット監督は今夏欧州クラブから自身にアプローチがあったことを認めつつ、「興味の範囲外だった」「これからも海港で働けることを嬉しく思う」と続投を示唆している。 2024.12.11 20:47 Wed
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元豪代表DFキスノルボ氏がJリーグでコーチ就任か メルボルン・ビクトリー指揮官を辞任、豪紙「横浜FMかC大阪か磐田」

Aリーグ・メン(オーストラリア1部相当)のメルボルン・ビクトリーは17日、パトリック・キスノルボ監督(43)の辞任を発表した。 キスノルボ氏はイタリア系の元オーストラリア代表DF。クラブキャリアは、レスター・シティやリーズ・ユナイテッド、イプスウィッチ・タウンと、イングランドで長くプレーした。 引退後はメルボルン・シティでエリク・モンバエルツ監督のアシスタントを担うなどし、今年7月からメルボルン・ビクトリーの指揮官に。 チームは24-25シーズンのAリーグで現在3位につけ、つい先日には、年明けの加入が決定しているGKランゲラック(名古屋グランパス)に言及するなど、退任の兆候は伝わっていなかった。 しかし、メルボルン・ビクトリーは17日、キスノルボ氏の辞任を「海外で活躍するためにクラブを去った」と説明。クラブの会長は取材対応で「残念だ」と口にした。 豪『news.com.au』いわく、行き先は日本。同紙はキスノルボ氏が横浜F・マリノス、セレッソ大阪、ジュビロ磐田のいずれかでアシスタントコーチを担う可能性が高いとしている。 2024.12.17 14:04 Tue
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山形が吉尾海夏に続いて横浜FMから2人目補強! 下部組織育ちのGK寺門陸を完全移籍で獲得「いつまでもF・マリノスは僕の心の中にあります」

モンテディオ山形は23日、横浜F・マリノスのGK寺門陸(22)が完全移籍で加入することを発表した。 寺門は横浜FMのジュニアユース、ユースと昇格。2021年に昇格すると、そのままレノファ山口FCに3シーズン育成型期限付き移籍。今シーズンから復帰していた。 復帰した今シーズンはリーグ戦での出番はなかったが、YBCルヴァンカップで1試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)でも1試合に出場したが、7失点大敗という不名誉な試合となってしまった。 下部組織の先輩でもあるMF吉尾海夏に続いて山形に加入する寺門は、両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆モンテディオ山形</h3> 「モンテディオ山形のファン・サポーターの皆さん、はじめまして。横浜F・マリノスから完全移籍で加入することになりました寺門陸です。強い覚悟を持ってここに来ることを決めました。自分の持っている力を全て注ぎ、モンテディオ山形に関わるすべての方々と共にすばらしい景色を見られるように、日々精進していきます。必ずJ1に昇格しましょう!応援よろしくお願いします」 <h3>◆横浜F・マリノス</h3> 「このたび、モンテディオ山形に完全移籍することになりました。まず初めに、スペシャルクラス、そしてジュニアユースからユース、トップチームに昇格して、現在に至るまで関わったすべての方々、皆さんがいなければ、プロとしてプレーすることはできなかったと思います。本当にありがとうございました」 「今シーズン、横浜F・マリノスに復帰をして初めてプロとしてこのエンブレムを背負い、夢であり憧れであったこのクラブで試合に出場することができたのは、すごく幸せに思います。心からこのクラブに入ってよかったと思いますし、F・マリノスのエンブレムをつけて育ち、F・マリノスのために戦えたことを本当に誇りに思います」 「このタイミングでクラブを離れなければならなくなったのは、自分の力不足なので、悔しい気持ちや、寂しい思いはありますが、プロとしてサッカー人生をより良いものにするために、強い覚悟を持って新しい挑戦をしていきます」 「山口にいる時も、気にかけて応援していただいたり、F・マリノスに帰ってきた時には温かく迎え入れていただき、ありがとうございました。ファン・サポーターの皆さんの存在は本当に心強かったです。いつまでもF・マリノスは僕の心の中にあります。感謝の気持ちを忘れずに新天地でも自分らしく頑張ります。本当にお世話になりました。ありがとう。横浜F・マリノス」 2024.12.23 11:37 Mon
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松田詠太郎が2020年以来の横浜FM復帰! 新潟で3年間プレー「タイトル獲得に向けてチームに貢献したい」

横浜F・マリノスは23日、アルビレックス新潟へ期限付き移籍していたMF松田詠太郎(23)の復帰を発表した。 松田は横浜FMの下部組織出身。ジュニアユース追浜、ユースと昇格すると2020年にトップチーム昇格。そのままSC相模原へ育成型期限付き移籍していた。 2021年は大宮アルディージャに、2022年からは新潟に期限付き移籍で武者修行。3シーズン在籍し、J1で44試合1得点、J2で38試合4得点、リーグカップで9試合2得点、天皇杯が7試合に出場した。 2020年以来の古巣復帰となる松田は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆横浜F・マリノス</h3> 「約4年ぶりに、横浜F・マリノスに復帰することとなりました。横浜F・マリノスのエンブレムをつけてプレーできる喜びをかみしめながら、クラブを支えてくださる方々のために一生懸命に戦います」 「横浜を離れている間に成長したことを示すためにも、自分が積み上げてきたものをすべて発揮し、タイトル獲得に向けてチームに貢献したいと思います。熱い応援をよろしくお願いいたします」 <h3>◆アルビレックス新潟</h3> 「期限付き移籍の選手として、3年続けて同じクラブでプレーするのは珍しいケースだったと振り返っていますが、2022シーズンからの3年間、本当にお世話になりました」 「新潟に所属する時間が長くなっていくほどに、チームメイトやクラブスタッフ、サポーターの皆さんの温かさはもちろん、新潟という地域や暮らしている方々の心の温かみを、身に沁みて感じられました」 「自分が加わった2022年にはJ2リーグで優勝し、今季はルヴァンカップで準優勝をおさめるという素晴らしい経験をさせていただいた一方で、J1リーグに残留するための戦いを強いられたという苦しい経験もしました。いい時も難しい時も、ホームでもアウェイでも、毎回最高の雰囲気をつくってくださるサポーターの皆さんには深く感謝していますし、最高の雰囲気の中で試合ができることは、大きな喜びでした。個人的には、皆さんが寄せてくださる期待に、結果で応えることが少なかったことを申し訳なく思っています」 「それでも、新潟で過ごした時間が自分にとってサッカー選手としても、一人の人間としても大きく成長させてくれました。皆さんからいただいたサポートや熱い想いに感謝し、胸を張って次の道を進んでいきます」 「あっという間の3年間でしたが、自分にとって新潟は家族のように温かいホームです。本当にありがとうございました。お世話になりました!」 2024.12.23 16:13 Mon
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横浜FMにACL準優勝の面影ゼロ 光州FCに7失点惨敗、初戦で繰り返された“韓国勢の外国籍アタッカー”に対する対応力欠如【ACLE2024-25】

横浜F・マリノスは17日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024-25のリーグステージ第1節を戦い、アウェイで光州FC(韓国)に3-7と惨敗だ。 従来のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は再編され、2024-25からAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)、AFCチャレンジリーグ(ACGL)へ。 言うなれば、欧州におけるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)。 西地区・東地区の概念が残った一方、グループステージは全8試合の「リーグステージ」となってホーム&アウェイ方式がなくなり、横浜FMの第1節は、敵地韓国での光州戦となった。 開始2分、横浜FMが一度もボールキープしていないなかで光州に先制点。右からカットインしたアルバニア代表FWジャシル・アサニの左足シュートに対し、横浜FMは21歳GK寺門陸が処理しきれず。手を弾いてネットへ吸い込まれた。 実質的な“第4GK起用”がいきなり裏目に出た横浜FMは9分、中央を綺麗にテンポ良く崩した流れからエウベルが内幕きのクロス。植中朝日がヘディングシュートも枠上へ外れる。 15分に光州がシュート2本目で追加点。 速攻からチェ・ギョンロクが右サイドのフリースペースを独走し、クロスにファーでオ・フソンが頭から飛び込んだ。大幅にメンバーを落とした横浜FMは難なくサイドを切り裂かれ、GK寺門もシュートに反応しきれていない。 横浜FMはピッチコンディションも相まって普段よりボール回しに苦心するなか、最終ラインから出た高精度のロングフィードで追撃弾。 34分、上島拓巳が対角のエウベルを狙い、一度は跳ね返されるも植中がルーズボールの競り合いに勝利。こぼれに反応したエウベルが迷わず右足を振り抜き、強烈な一撃はファーポストを弾いてネットへ吸い込まれた。 1点を返した横浜FMだが、主力を並べる光州にフィジカル・スピードで劣り、左サイドバックの加藤聖はアサニをほぼ止められず。追撃弾直後にもバイタルエリアであっさり突破を許し、吹っ切れたGK寺門の好反応に救われている。 結局、加藤聖はハーフタイムに松原健と交代。松原が本職の右に入り、加藤蓮が左へ。これをひとつのテコ入れとする形で後半に突入する。 54分、渡辺皓太が相手のビルドアップに全速力で寄せてインターセプト、ショートカウンターの起点を作るが、主審の笛が鳴ってファウル。 直後の55分、光州のアサニが先制点同様カットインすると、横浜FMは誰も距離感を詰めず。結局アサニに左足を振り抜かれ、吹っ切れたGK寺門も届かないファーのサイドネットへ完璧なショットを突き刺されてしまう。 それでも59分、横浜FMは速攻から植中が前線での奮闘でボールを収め、ややラッキーな形、意図せずして、左を駆け上がったエウベルの足元にボールが渡る。エウベルが再び右足を振り抜き、またしても1点差とする。 ところが68分、拙速な守備の連続から決定的なピンチが2つ続き、最後は途中出場したばかりの元ジョージア代表FWベカ・ミケルタゼにフリーでボレーを打たせて4失点目。 続けて72分、光州の途中出場組2人、イ・ホイギュンとガブリエウ・ティグロだけで完結させられる形で5失点目。速攻からイ・ホイギュンに運ばれ、ガブリエウを一度経由し、最後はイ・ホイギュンが左足シュートを突き刺した。 74分、今度は光州が横浜FMにとっての左サイドを難なく崩し、クロスにGK寺門は真上へパンチング。詰め込んできた重戦車タイプのガブリエウを松原では対処できず、猪突猛進のヘディングシュートを流し込まれた。 78分、今度は1分前に途中出場したばかりのエドゥアルドが、ガブリエウを倒したことによる決定機阻止で1発レッドカード。 ほぼ1年前、昨季ACL初戦の仁川ユナイテッドFC戦(2●4)でも顕著だった「韓国Kリーグ勢の外国籍アタッカーに対応できない守備陣」が繰り返された横浜FMだ。 数的不利となった横浜FMは85分、西村拓真の目が覚めるようなスーパーボレーが決まってスコアが3-6に。直近のJ1リーグで苦い1発レッドを喰らった西村の気概を感じるも、チームの救いにはならず。 90+1分、光州のアサニにハットトリックとなるチップショットを許し、とうとう7失点。アル・アイン相手の5失点に続く、大会を跨いだ見るも無残な惨敗だ。 光州FC 7-3 横浜F・マリノス 【光州】 ジャシル・アサニ(前2、後10、後46) オ・フソン(前15) ベカ・ミケルタゼ(後23) イ・ホイギュン(後27) ガブリエウ・ティグロ(後29) 【横浜FM】 エウベル(前34、後14) 西村拓真(後40) 2024.09.17 21:02 Tue

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