【JFL第21節】“2位以内”確保へ瀬戸際のレイラック滋賀が浦安に3発快勝 次節はヴェルスパ大分との敵地大一番に

2024.09.23 15:04 Mon
レイラック滋賀が希望を繋ぐ3-0快勝
©超ワールドサッカー
レイラック滋賀が希望を繋ぐ3-0快勝
23日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節のレイラック滋賀vsブリオベッカ浦安が行われ、ホームの滋賀が3-0と快勝。希望を繋いだ。
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暫定8位のレイラック滋賀は、昨オフ大型補強の反動でチーム構築に時間を要したか、前半戦からうだつの上がらない戦いが続き、監督交代も経ていよいよ瀬戸際。現状「2位以内(※)」の確保も難しくなっていると言わざるを得ない。(※)J3入会へ成績面での最低ライン。2025シーズンJ3クラブライセンスの取得を前提とした場合、優勝なら自動昇格、2位なら入替戦へ
前節はクリアソン新宿に敗れたなか、今節ホームでブリオベッカ浦安と。もはや勝ち点「3」以外は負けに等しいなか39分、中央突破で浦安を綺麗に崩し、最後はMF五十嵐理人。GKをかわして先制点となる右足シュートを流し込む。

続けて43分、浦安最終ラインのDF藤森隆汰に、元浦安のFW菊島卓がプレッシャーをかけてボール奪取。最後は初先発の大卒ルーキーFW奥田陽琉がGKとの一対一を制して追加点に。“後半型”の滋賀が前半で2点リードとする。
ゲームテンポが上がった後半も63分、左CKのこぼれを拾ったMF海口彦太がボックス外から右足ミドルをズドン。浦安の反撃をファウルで止めるシーンが多かったのは気がかりだが、それだけ球際の意識も強かったということか。

何はともあれ、滋賀は2位以内確保へ意地の3-0快勝。比較的苦手としている印象のvs関東勢で勝ち点「3」を積み上げ、次節はアウェイでヴェルスパ大分と。滋賀とV大分…敗れたほうはおそらく、J3昇格争いから脱落する。

レイラック滋賀 3-0 ブリオベッカ浦安
【滋賀】
五十嵐理人(前39)
奥田陽琉(前43)
海口彦太(後18)

◆第21節
▽9月23日(月・祝)
レイラック滋賀 3-0 ブリオベッカ浦安
アトレチコ鈴鹿 [15:00] 横河武蔵野FC

▽9月21日(土)
FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿
ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC
Honda FC 3-0 ヴィアティン三重
栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎

▽9月22日(日)
ソニー仙台FC 1-2 ラインメール青森
ヴェルスパ大分 2-2 沖縄SV

◆暫定順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20
2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15
3位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +9
4位 Honda FC | 勝ち点33 | +8
5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点33 | +2
6位 レイラック滋賀 | 勝ち点32 | +12
7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2
8位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +3
9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2
10位 沖縄SV | 勝ち点27 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6
13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -7
14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19
16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19

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JFLが最終盤でとうとう首位交代…3連敗高知に代わって栃木Cが順位表の最上段へ 3位滋賀は敗れる【JFL第24節】

12日、日本フットボールリーグ(JFL)第24節の4試合が各地で行われた。 ◇武蔵野 1-0 高知 高知ユナイテッドSCがとうとう首位陥落。残留争い中の横河武蔵野FCとアウェイで対戦し、0-1のウノゼロ負けに。3試合連続ノーゴール&3連敗で、深刻なチーム状況が垣間見えた。 ここ最近共通しているのは、立ち上がりの攻勢下で1点を奪えず、逆に1発で仕留められる流れ。現状について言及できる点は他にも様々あるが、とにかく登録選手の平均年齢がJFLで最も若いチームはいま、苦境に立たされる。 卓越したキック精度、バランス感覚を併せ持つMF佐々木敦河の負傷による不在も痛いところか。栃木シティに首位を譲ったなか、次節はホームで沖縄SVと。試行錯誤の続く高知だが、まずは原点に立ち返るべきではないか。 ◇栃木C 5-3 ミネベア 高知に代わって首位浮上は、昇格組にしてリーグトップクラスの選手層を誇る栃木シティ。なかでも3トップの選択肢が豊富で、ミネベアミツミFCとの今節は、取って取られてのシーソーゲームから5発勝利となった。 主たる得点源のFW吉田篤志、FW藤原拓海をベンチスタートとしたなか、半年ぶりの先発起用から3試合連続でスタメン出場したFW鈴木国友などがゴールを奪い、2-3で迎えた83分からは、5分間で3得点。一気に再逆転した。 詰まるところ、高知と対照的な、圧倒的な得点力。リーグダントツ最多の「50」得点が光り、第13節からこれで12試合無敗ということに。凄まじい火力で猪突猛進中である。 ◇ソニー 3-1 滋賀 一方、3位・レイラック滋賀が痛恨の敗戦。今季限りで活動を終えるソニー仙台FCとの最終対戦に臨み、開始25分で3失点…後半1点を返すも、これ以上の反撃は叶わなかった。 これにより、残り6試合で2位高知と勝ち点「10」差に。空前の大型補強で今季に挑んだ滋賀だが、チームの整備に時間を要したか、開幕から低空飛行が続き、指揮官交代も。 チーム状態は角田誠新監督のもとで上向き、前節・Honda FC戦は逞しいアタッキングで3発逆転勝利、そして3連勝。ただ、現実的に「2位以内」が遠のいている状況だ。 ◆第24節 ▽10月12日(土) 横河武蔵野FC 1-0 高知ユナイテッドSC 栃木シティ 5-3 ミネベアミツミFC ソニー仙台FC 3-1 レイラック滋賀 Honda FC 0-0 ヴェルスパ大分 ▽10月13日(日) [13:00] ヴィアティン三重 vs ブリオベッカ浦安 ラインメール青森 vs クリアソン新宿 アトレチコ鈴鹿 vs FCティアモ枚方 ▽10月14日(月) [15:00] 沖縄SV vs FCマルヤス岡崎 ◆暫定順位表 1位 栃木シティ | 勝ち点50 | +20 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +15 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点38 | +14 4位 Honda FC | 勝ち点37 | +8 5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点37 | ±0 6位 ヴィアティン三重 | 勝ち点35 | +2 7位 ラインメール青森 | 勝ち点34 | +7 8位 沖縄SV | 勝ち点34 | +6 9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点32 | +3 10位 FCティアモ枚方 | 勝ち点32 | -2 11位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点31 | +2 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点26 | -6 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点23 | -8 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -17 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点18 | -22 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点16 | -22 2024.10.12 21:30 Sat
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レイラック滋賀の平尾壮28歳が現役引退へ 昨季はJFL最多の10アシスト「ホーム最終戦、チーム一丸となって戦います」

日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が18日、DF平尾壮(28)の現役引退を発表。 平尾は大阪府出身で、ガンバ大阪の下部組織から2015年にトップ昇格。J1リーグの出場叶わずも、G大阪U-23の一員としては、J3リーグで51試合に出場した。 2018年に当時J2リーグのアビスパ福岡へ期限付き移籍すると、2019年に当時J2のFC町田ゼルビアへ完全移籍。2020〜22年はザスパ群馬に所属し、昨季からJFL滋賀へとやってきた。 滋賀では最終ラインが主戦場となり、腕章を巻く試合も多かった平尾。加入1年目の昨季は26試合出場でリーグ最多「10」アシストを記録するなど活躍し、今季は途中出場も増えたが、先発する試合では必ず腕章を巻いた。 ただ、チームは昨季3位、今季も最終節1試合を残して3位と、あと一歩でJ3リーグ入会への成績要件を満たせず。今季最終節は24日のホームゲーム・ヴィアティン三重戦となり、試合後には平尾の引退セレモニーが実施されるという。 平尾はクラブ公式サイトを通じ、コメントを寄せている。 「今年をもってサッカー選手としてのキャリアを終える事を決めました。まず、オーナー・麗さん(※麗ビューティー皮フ科クリニック 居原田麗院長)・レイラックを応援してくれる皆様、Jリーグ昇格という目標を達成しないまま引退を決断してしまい申し訳ありません」 「ですが、レイラックに関わる全ての人のおかげでこのチームが大好きになりました。レイラックで引退できて心から幸せです」 「ありがたい事に最終節後にセレモニーをしていただけるという事なので、その他の想いや感謝の気持ちは自分の口から話させていただこうと思っています」 「ホーム最終戦、チーム一丸となって戦うのでまた最高の声援を宜しくお願いします!」 2024.11.19 12:30 Tue

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