今治がMF松井治輝と契約満了…今季はJFL岡崎でプレー「受け入れてくれたFC今治に心から感謝」

FC今治は10日、MF松井治輝(22)との契約満了を発表した。

兵庫県出身の松井は、2021年に神戸弘陵学園高校から今治へ加入。同シーズンにJリーグデビューを果たした。

その後は出場機会に恵まれず、2023シーズン途中から日本フットボールリーグ(JFL)に所属するFCマルヤス岡崎へ育成型期限付き移籍。今シーズンも移籍期間延長で岡崎に留まると、JFLで15試合に出場していた。
岡崎からも期限付き移籍期間満了が発表された松井は、両クラブを通じてコメントしている。

◆FC今治
「今シーズン限りでFC今治を離れることになりました。4年間面倒見て頂いたFC今治にとても感謝しています。高校3年生の夏、何者でもなかった自分に可能性を信じてくれてプロサッカー選手としての道を作ってくれた小原さん、そして自分を受け入れてくれたFC今治に心から感謝しています」「しかし、昨シーズンの9月からFC今治のために戦えなかったことが悔しく、申し訳ない気持ちです。今治で過ごしたのは2年半でしたが、沢山のチームメイト、監督、コーチ、スタッフに出会えて、毎日学ぶばかりの生活でサッカー選手としても1人の人間としても成長させて頂きました」

「いつも暖かく支えてくれた街の方々、気にかけてくれたファン・サポーターに感謝しています。 離れた場所からFC今治が昇格するところを目にし、ここに立ちたかったという悔しい気持ちをこれからのサッカー人生の活力にして、這い上がっていきます」

「必ずまた、FC今治のファン・サポーターの耳に僕の名前が入ってくる選手になって皆さんの前でプレーを見せたいと思います。 プロサッカー選手として初めてのクラブがFC今治でよかったです。4年間ありがとうございました!!」

◆FCマルヤス岡崎
「今シーズンをもちましてFCマルヤス岡崎を退団することになりました。 なかなか試合に出れない自分を昨シーズンの途中から受け入れてくれたFCマルヤス岡崎に心から感謝しています」

「僕自身初めての移籍で不安を抱えながらでしたが、サッカーに集中できる環境があり、たくさんの選手、スタッフに出会えて共に戦うことができてよかったです。 FCマルヤス岡崎での経験を活かしてこれからもさらに成長していきます。 一年半本当にありがとうございました!」