修行先で才能光らすアマド・ディアロ、来季のユナイテッドでチャンスか

2023.05.13 19:00 Sat
Getty Images
来季のマンチェスター・ユナイテッドはコートジボワール代表FWアマド・ディアロ(20)にチャンスを授けるようだ。

2021年1月に才能を買われ、アタランタから加入したアマド・ディアロ。大器と評されながら、その秘めたる力を見せる場がなかなか巡らず、昨年1月のレンジャーズ行きから、ローンが続いている。

今季からはサンダーランドが新たな修行先となり、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)が舞台だが、公式戦40試合で13得点4アシストを記録。チームとしてもプレーオフ進出の原動力となる。
ほかにもハンニバル・メイブリや、アルバロ・フェルナンデスをはじめ、将来が楽しみな若い才能を貸し出し中のユナイテッドだが、アマド・ディアロは来季のトップチーム入りもありうる模様だ。

イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ユナイテッドを率いるエリク・テン・ハグ監督はアマド・ディアロの将来がクラブにあるかと問われると、「イエス。もちろんだ」と返して、プランを明かした。
「成長させ、進歩させ、そして呼び戻すのを目的に彼らのような若い選手を貸し出している。彼らを指導し、フォローし、シーズン中もコミュニケーションを取ってもいる。特に、ダレン・フレッチャーがこのようなプロセスに注力してくれていて、その目的は経験を積ませ、より良い選手となり、帰ってきてもらうことだ」

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最優秀若手に送られるゴールデンボーイ賞の最終候補25名が発表、大本命ヤマルらが選出

イタリア『トゥットスポルト』は17日、2024年のゴールデンボーイ賞候補25名を発表した。同賞はヨーロッパのクラブでプレーする、最も活躍した21歳以下の選手に贈られる。 昨年はレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが受賞。2022年はバルセロナのスペイン代表MFガビ、2021年はバルセロナのスペイン代表MFペドリ、2020年はノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)と錚々たる面々が受賞している。 22回目となる今回、候補にはバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルやパリ・サンジェルマンのポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス、フランス代表MFウォーレン・ザイール=エメリらが選出されている。受賞者は12月16日に発表される。候補者は以下の通り。 ◆ゴールデンボーイ賞最終候補20名 ラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン/ポルトガル) ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド/アルゼンチン) パウ・クバルシ(バルセロナ/スペイン) サヴィオ(マンチェスター・シティ/ブラジル) リコ・ルイス(マンチェスター・シティ/イングランド) アレクサンダル・パブロビッチ(バイエルン/ドイツ) コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ヨレル・ハト(アヤックス/オランダ) レニー・ヨロ(マンチェスター・ユナイテッド/フランス) ジェイミー・バイノー=ギテンス(ドルトムント/イングランド) ケナン・ユルドゥズ(ユベントス/トルコ) クリスティアン・モスケラ(バレンシア/スペイン) アダム・ウォートン(クリスタル・パレス/イングランド) アルダ・ギュレル(レアル・マドリー/トルコ) マティス・テル(バイエルン/フランス) デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン/フランス) オスカル・グルーク(ザルツブルク/イスラエル) サム・オモロディオン(ポルト/スペイン) ◆ワイルドカード5名 ウィルソン・オドベール(トッテナム/フランス) エンドリッキ(レアル・マドリー/ブラジル) サミュエル・バングーラ(ユベントス/ベルギー) アンドレアス・シェルデルップ(ベンフィカ/ノルウェー) エリーズ・ベン・セギル(モナコ/モロッコ) 2024.10.18 06:00 Fri

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