EL3連勝のユナイテッド、指揮官がストレートイン圏浮上の逆転劇に「今は勝利が重要」
2024.12.13 10:55 Fri
マンチェスター・ユナイテッドが12日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節でビクトリア・プルゼニのホームに乗り込み、3連勝だ。48分にGKアンドレ・オナナのミスパスから先制を許したが、63分にFWラスムス・ホイルンドが同点弾。88分にもホイルンドが勝ち越し弾を決め、逆転勝利した。
ユナイテッドはこれでラウンド16にストレートイン圏内の7位に浮上。ルベン・アモリム監督はイギリス『TNT Sports』でこう振り返る。イギリス『BBC』が報じた。
「試合中に改善していった。前半をコントロールしたが、大きなチャンスなしだったからね。スピードと動きが足りず、ストライカーと連携し難かったのもあって、ボールを握りきれなかった。ビクトリアの方もチャンスなしだったがね」
「後半は先制されてしまったが、うまく対応した。相手を自陣に押し込み、ゴールを決められたよ。今は勝利が重要だし、次の試合に向けていい形で備えられた」
「彼は成長しているね。今はゴールにより近づいていっている。自分が求められる動きをよく理解しているよ。今夜はもっとゴールを決められたかもしれないが、得点、動き、ボールコントロールがよかった」
そんなアモリム監督はこれがユナイテッドで公式戦6試合目。チームとしての結果とともに戦術の浸透が求められるここまでのなか、進歩した部分と改善すべき点を語っている。
「いくつかのディテールで良くなっていっている。トランジションのところをうまくコントロールしたし、ボールを失ったときもアグレッシブだった。(ポゼッションでは)相手ゴールの近くでもっと時間を過ごす必要があるね」
今週末のプレミアリーグでマンチェスター・シティと対戦のユナイテッド。ELで弾みをつけてのダービーマッチになるが、果たして。
ユナイテッドはこれでラウンド16にストレートイン圏内の7位に浮上。ルベン・アモリム監督はイギリス『TNT Sports』でこう振り返る。イギリス『BBC』が報じた。
「後半は先制されてしまったが、うまく対応した。相手を自陣に押し込み、ゴールを決められたよ。今は勝利が重要だし、次の試合に向けていい形で備えられた」
そう話すポルトガル人指揮官は56分にFWマーカス・ラッシュフォードを下げ、ホイルンドをピッチへ。これが結果的に逆転を呼び込み、指揮官もホイルンドを称える。
「彼は成長しているね。今はゴールにより近づいていっている。自分が求められる動きをよく理解しているよ。今夜はもっとゴールを決められたかもしれないが、得点、動き、ボールコントロールがよかった」
そんなアモリム監督はこれがユナイテッドで公式戦6試合目。チームとしての結果とともに戦術の浸透が求められるここまでのなか、進歩した部分と改善すべき点を語っている。
「いくつかのディテールで良くなっていっている。トランジションのところをうまくコントロールしたし、ボールを失ったときもアグレッシブだった。(ポゼッションでは)相手ゴールの近くでもっと時間を過ごす必要があるね」
今週末のプレミアリーグでマンチェスター・シティと対戦のユナイテッド。ELで弾みをつけてのダービーマッチになるが、果たして。
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2024年のマンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグが創設された1992年以降、最低の勝ち点となった。 長い不振が続く名門は2024年、プレミアリーグで勝ち点を51獲得するに留まり、2022年の勝ち点59を大きく下回った。プレミアリーグ創設以前まで遡ると、1989年の勝ち点50に次ぐ悪い成績となった。ちなみに1989年にはアレックス・ファーガソン監督が率い、12月には解任を要求する弾幕がサポーターによって掲げられたそうだが、その半年後にFAカップを獲得。1990年代の黄金時代を築く足掛けとなった。 話を現在に戻し、今月ユナイテッドは公式戦6敗を喫したが、これは1930年9月以来の出来事。そして18失点は1964年3月に記録したワーストに並んだとのこと。そしてホーム3連敗は1979年以来となる。 ルベン・アモリム監督の下、改革に取り組んでいるユナイテッドだが、この苦境を耐えファーガソン監督がかつて築いたような新たな黄金時代を再び迎えることができるだろうか。 2024.12.31 11:30 Tue3
ニューカッスル戦完敗のユナイテッド、アモリム監督は信念を貫き通す一方で残留争いも見据える
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が30日に行われたプレミアリーグ第19節、0-2で完敗したニューカッスル戦を振り返った。 ユナイテッドは公式戦3連敗で迎えたニューカッスル戦。FWジョシュア・ザークツィーを2シャドーの一角で先発起用。しかし開始4分にあっさり先制されると、その後も劣勢を強いられ、19分に追加点を許した。33分にはザークツィーを諦めてMFコビー・メイヌーを投入して盛り返しにかかるも、0-2のまま完敗した。 公式戦4連敗で2024年を終えることになり、降格圏のイプスウィッチとは7ポイント差となった。残留争いにも巻き込まれない状況の中、アモリム監督はニューカッスル戦を次のように振り返った。 「早々に失点を許した。そこから巻き返すのは本当に難しくなる。努力はしていたが、クオリティが足りない。我々にはまだベースがない。ニューカッスルの方がその点で優れたチームだ。試合をコントロールしていたし、彼らがやっていたことはチームプレーだった。一方で我々は個々の判断に委ねられることが多かった」 「残留争いが現実味を帯びており、我々は向き合わなければならない。今はマンチェスター・ユナイテッドの歴史の中で最も困難な瞬間の一つで、我々はこの状況に対して誠実に取り組まなければならない」 また、自身が持ち込んでいる[3-4-2-1]のシステムがフィットしていないものの、ここまで貫いているアモリム監督は「監督が変わるまで私は自分の考えを貫くつもりだ。チームにとってそれが最善だと感じているから後戻りはしない。最後まで自分の考えを貫き通す」と今後もシステム変更はないと断言した。 2024.12.31 09:15 Tue4
ニューカッスル戦で屈辱の前半途中交代ザークツィー、セリエA復帰に拍車か
マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)のセリエAの復帰が迫っているのかもしれない。 ザークツィーは12月30日に行われたプレミアリーグ第19節ニューカッスル戦に先発。しかし不慣れな2シャドーの一角で先発した中、2点ビハインドとなった33分に屈辱の交代を告げられていた。 交代の際、ユナイテッドのファンからブーイングを受けるとともに、代わって入った生え抜きMFコビー・メイヌーには大歓声が送られていた。そのままコートを着てベンチから立ち去ったザークツィーはロッカールームへと消えていったが、トンネル内では涙を浮かべていたと報じられている。 ルベン・アモリム監督への反抗的な態度とも取られかねない事態だったが、スタッフに諭されたのか3分後にはベンチに戻ってきていた。 そのザークツィーに対してアモリム監督は「ジョシュアは試合中、苦しんでいた。そして我々はもう一人MFが必要だった。彼とは話している。あの瞬間ではああするしかなかった。彼がトンネルに向かった時、一部の人はジョシュアがひどい男だと思ったかもしれないが、そうではない。我々は今後もジョシュアを支える」と試合後にフォローしていた。 ただ、ザークツィーがユナイテッドで実力を発揮できていないのは紛れもない事実で、イギリス『Teamtalk』はザークツィーがニューカッスル戦後、代理人にセリエAからのオファーがあるかを聞いたと報道。昨季ボローニャで師弟関係にあったチアゴ・モッタ監督が率いるユベントスの他、ミラン、そして古巣のボローニャがレンタルでの獲得に興味を示していると報じられているが、半年でイタリアに戻ることになるのだろうか。 2025.01.01 10:30 Wed5