ホイルンド2発で逆転のユナイテッドがEL3連勝! 週末のダービーへ弾み【EL】

2024.12.13 05:18 Fri
ユナイテッドが敵地で逆転勝利
Getty Images
ユナイテッドが敵地で逆転勝利
ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第6節、ビクトリア・プルゼニvsマンチェスター・ユナイテッドが12日にスタディオン・メスタ・ブルゼニで行われ、アウェイのユナイテッドが1-2で逆転勝利した。前節のボデ/グリムト戦でアモリム体制初勝利を挙げた12位のユナイテッドは、13位のプルゼニとのアウェイゲームでEL3連勝を狙った。

直近のリーグ戦ではアーセナル、ノッティンガム・フォレスト相手に連敗し、次節にマンチェスター・ダービーを控えるなか、今回の一戦では直近の試合から先発5人を変更。マズラウィ、カゼミロ、ラッシュフォードがスタメン復帰したほか、最前線にザークツィーが起用された。
開始5分にはボックス右に持ち込んだザークツィーが果敢な仕掛けからファーストシュートを記録したユナイテッド。まずまずの入りを見せたなか、以降はメリハリを利かせた守備的な戦いを貫くホームチームに対して、ボールを握りながら攻め手を窺う。

流れの中では決定機まで持ち込めないが、前半半ば過ぎにはブルーノ・フェルナンデスのFKをゴール前で競り勝ったザークツィーが頭で合わせるが、これは惜しくも枠の左へ外れた。さらに、31分にはザークツィーを起点とした鮮やかなロングカウンターを仕掛け、最後はボックス手前のブルーノが枠の左下隅を狙った鋭いミドルシュートを放つが、これは惜しくも相手GKのビッグセーブに阻まれた。
ただ、以降は徐々に膠着状態に持ち込まれると、相手が狙うカウンターとセットプレーから際どいシーンを作られるなど、やや消化不良の形で前半をゴールレスで終えることになった。

ハーフタイムの修正によって勢いを持って後半に入りたいところだったが、出ばなを挫かれる。48分、ビルドアップの局面でGKオナナが相手のプレスに嵌ると、苦し紛れにデ・リフトに出したパスをボックス内でシュルツに奪われて、その折り返しをヴィドラにゴールネットへ蹴り込まれた。

守護神の痛恨ミスでビハインドを背負うことになったユナイテッドはすぐさま反撃に出るが、なかなかチャンスまで持ち込めず。これを受けてアモリム監督は56分にカードトラブルのリスクがあったラッシュフォードを下げてホイルンド、60分には2枚替えを敢行し、マラシアとザークツィーに代えてアントニー、マウントを投入。すると、この交代策が反撃の口火となった。

62分、カウンターから右サイドでアントニーのスルーパスに反応したアマドがボックス内に侵入して左足シュート。これはDFのブロックに阻まれたが、ゴール前でこぼれ球に詰めたホイルンドが冷静に左足で流し込み、同点ゴールとした。

1-1のイーブンに戻った後は完全に主導権を握ったアウェイチームは、右のアントニーとアマドのコンビを軸に攻め立てる。その流れでマウントに2度のビッグチャンスが訪れたが、相手GKの再三の好守に阻まれる。

なんとかこのまま押し切りたい赤い悪魔は81分、ダロトとカゼミロを下げてガルナチョ、ウガルテとより攻撃的なカードを切って前がかると、土壇場で逆転に成功した。88分、相手陣内中央で得たFKの場面でサインプレーからキッカーのブルーノがボックス左のホイルンドにグラウンダーの縦パスを送ると、半身でワントラップしたデンマーク代表FWの左足シュートがゴール右隅に決まった。

その後、一進一退の後半最終盤の攻防を冷静にコントロールしたユナイテッドが苦しみながらも敵地で逆転勝利。EL3連勝を飾るとともに週末のマンチェスタ・ダービーに弾みを付けた。

ビクトリア・プルゼニ 1-2 マンチェスター・ユナイテッド
【ビクトリア・プルゼニ】
マチェイ・ヴィドラ(後3)
【マンチェスター・ユナイテッド】
ラスムス・ホイルンド(後17、後43)

1 2

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