【プレミア注目プレビュー】首位快走リバプールと下位低迷ユナイテッドによる新年最初の名門対決
2025.01.05 17:45 Sun
新年最初の名門対決
プレミアリーグ第20節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間5日25:30にアンフィールドでキックオフされる。首位快走のレッズと、残留争いに巻き込まれ始める苦境の赤い悪魔による、新年最初のビッグマッチだ。
前節、ウェストハム相手に5-0の圧勝を収めリーグ3連勝で2024年の戦いを締めくくったリバプール(勝ち点45)。この勝利によって1試合未消化ながら2位以下に6ポイント差を付けて首位を快走。さらに、今節一足先に試合を行った有力なライバルのアーセナル、チェルシーが勝ち点を取りこぼしており、勝ち点差を広げる格好のチャンスを得た。
新年初戦となる今節はテン・ハグ体制だった前回対戦で3-0の快勝を収めた手負いの赤い悪魔とのホームゲーム。異次元のパフォーマンスを見せるエースに加え、ガクポ、ルイス・ディアスが好調を維持し、ポジション奪取を狙う中盤や前線の控え選手も躍動感を見せるチームに死角はなし。アンフィールドが作り出す圧倒的なホームアドバンテージを活かし、自信喪失のアウェイチームに対して早い時間帯に得点できれば、超過密日程のなかでラクな展開に持ち込むことも可能だ。
対する14位のユナイテッド(勝ち点22)は前節、ホームでニューカッスルに0-2の敗戦。後半はセットプレーを軸にゴールへ迫る場面もあったが、完全に力負けだった。これでリーグ3連敗とともに公式戦4連敗で厳しい2024年の戦いを終え、以前から新体制での苦戦を予言していた指揮官は「残留争い」という表現も用い、より悲壮な覚悟で後半戦に臨む考えを示している。
先日のマンチェスター・ダービーでは劇的な逆転勝利で火事場の馬鹿力を見せたが、今回の対戦相手は不振のシティではなく絶好調の首位チームが相手。勝ち点3に色気を見せず、なんとか勝ち点を持ち帰ることを一番に考えたい。次のFAカップはアーセナルが相手ということもあり、公式戦6連敗という最悪なシナリオだけは回避したいところだ。
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:グラフェンベルフ、マク・アリスター
MF:サラー、ソボスライ、ガクポ
FW:ルイス・ディアス
負傷者:DFジョー・ゴメス、ブラッドリー、コナテ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。逆に、サスペンション明けのソボスライが復帰する。負傷者に関してはハムストリングを痛めたジョー・ゴメスの欠場が確定。一方で、トレーニング復帰のブラッドリー、コナテのメンバー入りが濃厚だ。
スタメンに関してはコナテの復帰を前提に前述の11名を予想。仮に間に合わない場合はクアンサーが代役を担う。中盤では休養十分のソボスライの復帰とみるが、カーティス・ジョーンズの継続起用も十分にありそうだ。
その他ではこれが今季19試合目となる関係で、あと1枚のイエローカードで累積警告のリスクがあるガクポ、グラフェンベルフ、コナテ、ヌニェスに関しては状況次第で起用法を配慮する可能性もある。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【3-4-2-1】
▽予想スタメン

GK:オナナ
DF:ヨロ、デ・リフト、マルティネス
MF:マズラウィ、ウガルテ、メイヌー、ダロト
MF:アマド、ブルーノ・フェルナンデス
FW:ホイルンド
負傷者:DFリンデロフ、ショー、MFマウント、FWラッシュフォード
出場停止者:なし
出場停止者はいない。逆に、ウガルテとブルーノがサスペンション明けで復帰となる。負傷者に関しては長期離脱組に加え、体調不良のラッシュフォードが欠場となる。
対リバプールのアウェイゲームという部分で守備に重きを置いた前述のメンバーの起用を予想。3バックの中央にマグワイアを配置する形やアマドの右ウイングバックなどのオプションも想定される。
★注目選手
◆リバプール:FWコーディ・ガクポ

同胞指揮官の下で真価発揮中。クロップ前体制では、時にインサイドハーフをこなすなど前線のマルチロールの位置付けだった25歳だが、同胞スロット監督の下では開幕から左ウイングに固定。ポジション争いのライバルであるルイス・ディアスのセンターフォワード起用の恩恵もあって、より主力の位置付けとなり、ここまで公式戦27試合11ゴール4アシストと上々の前半戦を過ごした。
とりわけ、ここ最近の試合ではカットインからの精度の高いシュートに正確なラストパスでフィニッシャー、チャンスメーカーとして質の高い仕事ぶりが光り、逆サイドのサラーとともに攻撃の牽引車の一人となっている。
今回のビッグマッチではかつて加入の可能性があった相手に攻撃面の躍動を期待しつつ、守備面においてはアマド相手に劣勢を強いられる可能性もあるロバートソンを的確にサポートしたい。リバプールではリーグ戦3試合連続ゴールは一度もなく、今回の一戦では得意のカットインシュートに加え、セットプレーの守備に難がある相手にファン・ダイクらをオトリに虎視眈々とゴールを狙いたい。
◆マンチェスター・ユナイテッド:GKアンドレ・オナナ

劣勢必至の一戦で守護神の存在感示せるか。難攻不落のアンフィールドの一戦においてユナイテッドが勝ち点を持ち帰るためにはいかに失点を防ぐかが重要なポイントだ。とりわけ、直近の4試合ではセットプレーの拙守を含め複数失点が続いており、その修正が最も求められる部分だ。
今季はシーズン序盤に比べてビルドアップ、シュート、セットプレーの対応において個人としてのミスも目立っており、後半戦初戦ではその悪い流れを払拭する上で力強いパフォーマンスを期待したい。
現状のチーム全体の守備力を考えれば、クロスにフリーで合わせられる場面やずるずると引いてシュートコースも限定できない状況でのミドルシュートなどGKとしては非常に困難な状況での対応が想定されるが、傑出した身体能力と集中力を発揮し、いかに“理不尽”なセービングを重ねられるかが勝ち点奪取のカギを握る。
前節、ウェストハム相手に5-0の圧勝を収めリーグ3連勝で2024年の戦いを締めくくったリバプール(勝ち点45)。この勝利によって1試合未消化ながら2位以下に6ポイント差を付けて首位を快走。さらに、今節一足先に試合を行った有力なライバルのアーセナル、チェルシーが勝ち点を取りこぼしており、勝ち点差を広げる格好のチャンスを得た。
新年初戦となる今節はテン・ハグ体制だった前回対戦で3-0の快勝を収めた手負いの赤い悪魔とのホームゲーム。異次元のパフォーマンスを見せるエースに加え、ガクポ、ルイス・ディアスが好調を維持し、ポジション奪取を狙う中盤や前線の控え選手も躍動感を見せるチームに死角はなし。アンフィールドが作り出す圧倒的なホームアドバンテージを活かし、自信喪失のアウェイチームに対して早い時間帯に得点できれば、超過密日程のなかでラクな展開に持ち込むことも可能だ。
先日のマンチェスター・ダービーでは劇的な逆転勝利で火事場の馬鹿力を見せたが、今回の対戦相手は不振のシティではなく絶好調の首位チームが相手。勝ち点3に色気を見せず、なんとか勝ち点を持ち帰ることを一番に考えたい。次のFAカップはアーセナルが相手ということもあり、公式戦6連敗という最悪なシナリオだけは回避したいところだ。
◆リバプール◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:グラフェンベルフ、マク・アリスター
MF:サラー、ソボスライ、ガクポ
FW:ルイス・ディアス
負傷者:DFジョー・ゴメス、ブラッドリー、コナテ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。逆に、サスペンション明けのソボスライが復帰する。負傷者に関してはハムストリングを痛めたジョー・ゴメスの欠場が確定。一方で、トレーニング復帰のブラッドリー、コナテのメンバー入りが濃厚だ。
スタメンに関してはコナテの復帰を前提に前述の11名を予想。仮に間に合わない場合はクアンサーが代役を担う。中盤では休養十分のソボスライの復帰とみるが、カーティス・ジョーンズの継続起用も十分にありそうだ。
その他ではこれが今季19試合目となる関係で、あと1枚のイエローカードで累積警告のリスクがあるガクポ、グラフェンベルフ、コナテ、ヌニェスに関しては状況次第で起用法を配慮する可能性もある。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【3-4-2-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オナナ
DF:ヨロ、デ・リフト、マルティネス
MF:マズラウィ、ウガルテ、メイヌー、ダロト
MF:アマド、ブルーノ・フェルナンデス
FW:ホイルンド
負傷者:DFリンデロフ、ショー、MFマウント、FWラッシュフォード
出場停止者:なし
出場停止者はいない。逆に、ウガルテとブルーノがサスペンション明けで復帰となる。負傷者に関しては長期離脱組に加え、体調不良のラッシュフォードが欠場となる。
対リバプールのアウェイゲームという部分で守備に重きを置いた前述のメンバーの起用を予想。3バックの中央にマグワイアを配置する形やアマドの右ウイングバックなどのオプションも想定される。
★注目選手
◆リバプール:FWコーディ・ガクポ

Getty Images
同胞指揮官の下で真価発揮中。クロップ前体制では、時にインサイドハーフをこなすなど前線のマルチロールの位置付けだった25歳だが、同胞スロット監督の下では開幕から左ウイングに固定。ポジション争いのライバルであるルイス・ディアスのセンターフォワード起用の恩恵もあって、より主力の位置付けとなり、ここまで公式戦27試合11ゴール4アシストと上々の前半戦を過ごした。
とりわけ、ここ最近の試合ではカットインからの精度の高いシュートに正確なラストパスでフィニッシャー、チャンスメーカーとして質の高い仕事ぶりが光り、逆サイドのサラーとともに攻撃の牽引車の一人となっている。
今回のビッグマッチではかつて加入の可能性があった相手に攻撃面の躍動を期待しつつ、守備面においてはアマド相手に劣勢を強いられる可能性もあるロバートソンを的確にサポートしたい。リバプールではリーグ戦3試合連続ゴールは一度もなく、今回の一戦では得意のカットインシュートに加え、セットプレーの守備に難がある相手にファン・ダイクらをオトリに虎視眈々とゴールを狙いたい。
◆マンチェスター・ユナイテッド:GKアンドレ・オナナ

Getty Images
劣勢必至の一戦で守護神の存在感示せるか。難攻不落のアンフィールドの一戦においてユナイテッドが勝ち点を持ち帰るためにはいかに失点を防ぐかが重要なポイントだ。とりわけ、直近の4試合ではセットプレーの拙守を含め複数失点が続いており、その修正が最も求められる部分だ。
今季はシーズン序盤に比べてビルドアップ、シュート、セットプレーの対応において個人としてのミスも目立っており、後半戦初戦ではその悪い流れを払拭する上で力強いパフォーマンスを期待したい。
現状のチーム全体の守備力を考えれば、クロスにフリーで合わせられる場面やずるずると引いてシュートコースも限定できない状況でのミドルシュートなどGKとしては非常に困難な状況での対応が想定されるが、傑出した身体能力と集中力を発揮し、いかに“理不尽”なセービングを重ねられるかが勝ち点奪取のカギを握る。
コーディ・ガクポの関連記事
リバプールの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
コーディ・ガクポの人気記事ランキング
1
「なぜ遠藤航を先発させない?」「サラー以外の攻撃陣が…」2つのタイトル逃したリバプール…チーム編成やスロット監督の采配への疑問も
1週間で2つのタイトルを失うことになったリバプールについて、いくつかの問題点が指摘されている。 今シーズン、新たに就任したアルネ・スロット監督の下で飛ぶ鳥を落とす勢いだったリバプール。FAカップこそ早期敗退となったが、プレミアリーグは首位を独走、チャンピオンズリーグ(CL)はグループフェーズ首位通過、EFLカップ(カラバオカップ)は決勝進出と、望外のシーズンを過ごしていた。 しかし、CLラウンド16ではPSG相手に1stレグで勝利しながらも、アンフィールドでアドバンテージを守り切れずベスト16敗退。続くEFLカップ決勝はニューカッスルの勢いに気圧される形となって1-2で敗れ、タイトル獲得はならなかった。 最大の目標だったプレミアリーグでこそ残り9試合で2位アーセナルに12ポイント差をつけており、よほどのことがなければタイトル獲得を果たせそうだが、今後を考えるとこうした失速は無視できない状況。EFLカップ決勝後にはターンオーバーに消極的なスロット監督の采配や、そもそも信頼できるサブメンバーの少なさなどが指摘されていた。 そんな中、イギリス『FourFourTwo』は、絶対的エースであるFWモハメド・サラー以外の攻撃陣に課題があると指摘。ニューカッスル戦でまとまった時間を得た攻撃陣だと、FWダルウィン・ヌニェスは今シーズン公式戦40試合に出場しながら7ゴールと物足りず、FWルイス・ディアスは今年に入ってからリーグ戦わずか1ゴール、FWジオゴ・ジョタが最後に得点を挙げたのは1月まで遡る状態だ。唯一FWコーディ・ガクポこそ安定した成績を残しているが、負傷から復帰した後はコンディションを取り戻せていない。 サラーが絶好調であれば問題なくとも、現在のように調子を落とした場合は攻撃陣全体の物足りなさが顕著に。もっとも、クラブはこうした問題を把握しており、今夏の移籍市場ではニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク獲得に動く可能性が報じられている。 また、『FourFourTwo』ではスロットの柔軟性が課題だとも指摘。PSGとの2試合の間に挟まれたサウサンプトン戦で最低限のターンオーバーしかしなかった点に触れ、MF遠藤航らを起用しない決断に疑問を呈している。 「エリオットやキエーザ、そして遠藤航を起用しなかったことは批判されるだろう。ライアン・グラフェンベルフはまだ22歳ながら今季リーグ戦全試合で先発出場し、使いすぎの兆候を見せている」 「一方、遠藤は出場が許されたすべての試合で実力を発揮してきた。なぜグラフェンベルフを最高の状態に保てるよう、遠藤をリーグ戦でたまにでも先発出場させないのだろうか」 さまざまな課題が指摘されつつあるが、いずれにしてもリバプールのシーズン残り試合はプレミアリーグの9試合のみ。このまま走り抜ける可能性は高いが、課題が残されているのも事実であり、今夏にはスカッドの刷新が予想されている。 2025.03.18 18:40 Tue2
「うまくいっていないチームに行き着いてしまった」オランダ代表クーマン監督がガクポのリバプール移籍を嘆く
オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、リバプールへと移籍したオランダ代表FWコーディ・ガクポについて言及した。 クーマン監督は、カタール・ワールドカップ(W杯)を率いたルイス・ファン・ハール監督の後任としてオランダ代表監督に就任。当面は2024年のユーロ2024出場を目指すこととなる。 そのクーマン監督は、今冬の移籍市場でPSVからリバプールへと完全移籍したガクポについて、元オランダ代表FWアンディ・ファン・デル・メイデ氏のYouTubeチャンネルで語った。 「彼はうまくいっていないチームに行き着いてしまった。見ての通りだ。新加入の彼にとっては、より困難な状況となってしまう。若い選手にとって、得点できなかったり、重要な役割を果たせなかったり、試合に勝てなかったとしたら、とても難しくなる」 「それが28歳の経験のある選手であれば話は別だが」 ガクポはカタールW杯にもオランダ代表の一員として出場。グループステージでは3試合連続ゴールを記録するなど、チームのベスト8入りに貢献していた。 その活躍もあり、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を希望しながらも、最終的にはリバプールへとステップアップ。しかし、そのリバプールは大苦戦中。加入後6試合に出場しわずか1勝。ノーゴールと苦しんでいる。 クーマン監督は「イングランドのレベルはオランダよりも高い」とコメント。「しかし、彼はまだ若いだろ?ライアン・グラフェンベルフがバイエルンに行って、プレーしていないようにね。そうなると難しい」と、適応までにも時間がかかるだろうと擁護もしている。 いずれにしても、苦しい状況には変わらないガクポ。チームと共に力を発揮することはできるだろうか。 2023.02.08 22:02 Wed3
リバプールで躍動のガクポ、9番の役割に自信 「当時は左サイドを好んだけど…」
リバプールのオランダ代表FWコーディ・ガクポは9番の位置でのプレーに自信を深めているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 本職は左ウィングながら、昨年11月に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)では、ルイス・ファン・ハール監督によって2トップの一角としても起用されたガクポ。今年1月にPSVから加入したリバプールでも一貫して3トップの中央で起用されると、巧みなポストプレーや強烈なミドルシュートなどを披露し、プレミアリーグ21試合で7ゴール3アシストの成績を残した。 14日に行われるUEFAネーションズリーグ・ファイナルの準決勝、クロアチア代表戦に先だった記者会見で自身のポジションについて質問されたガクポは、当初は9番の位置でのプレーに抵抗があったと告白。それでも、現在は新たな役割を楽しんでおり、この経験を代表にも還元したいと意気込んでいる。 「リバプールでプレーできている現在を考えると、9番は僕にとって良いポジションだと思う。ストライカーとしての役割が自分に合っていると、確信するようになったよ」 「9番としてのプレーは、(PSV時代に)フース・ヒディンクから提案されたのが最初だった。PSVで相談役として過ごしていた彼は、僕のプレーを見て『君はストライカーになるか、偽9番としてプレーするしかない』と言ったんだ。そのときは信じたくなかったよ」 「その後、PSVで監督を務めていたロジャー・シュミットからも同じことを言われたよ。ただ、その時の僕は以前よりも頑なになっていた。当時は左サイドでのプレーを好んでいたからね」 「それでも、W杯ではよりピッチ中央でプレーするようになっていた。そしてリバプールでは、半年間このポジションでスタメンに定着できた。だから、今は良い感じだ。クラブだけでなく代表のためにも、このポジションでもっと良くなりたいね。今はワクワクした気分さ」 「最初にリバプールへやって来たとき、クラブは難しい時期だった。そこでユルゲン・クロップ監督が僕に何を求めているのか話してくれたよ。最初はもちろん慣れるまで時間がかかったけど、ここ数カ月は9番の位置でプレーするのを楽しんでいる」 2023.06.13 14:10 Tue4
3発快勝のオランダ代表、クーマン監督は吉と出た3バックに「やらずにうまくいかないことの方が最悪」
ギリシャ代表に勝利したオランダ代表のロナルド・クーマン監督が手応えを口にした。オランダ『Algemeen Dagblad』が伝えている。 7日、ユーロ2024予選グループB第5節のギリシャ代表戦に臨んだオランダ代表。前半のうちにMFマルテン・デ・ローン、FWコーディ・ガクポ、FWワウト・ヴェグホルストのゴールが決まり、3-0の勝利を飾った。 クーマン監督は試合後、オランダ『NOS』を通じて選手たちの奮闘ぶりを称賛。右ウイングバックで出場し、全3ゴールを演出したMFデンゼル・ダンフリースについては名指しで触れた。 「我々はとても良いゴールを決めることができた。それにいくつもの瞬間で細心の注意を払っていた」 「月曜日からこの1週間でできる限りのことに取り組んだ。ワウト(・ヴェグホルスト)が深い位置を取り、その背後に10番タイプの選手が2人いて、両サイドにはサッカー能力が高い2人のディフェンダーがいた。特にデンゼルは身体能力が高く、(先制点の場面のように)ファーポストからヘディングでボールを入れることができる」 クーマン監督はこれまで用いていた4バックの布陣から[3-4-2-1]にシステムを変更した意図についても語った。 「確かに私は(就任当初){4-3-3}で戦うつもりだと言ったが、十分にコントロールすることができず、結果も芳しくないのであれば、代表監督として変わらなければならない。ギャンブルだと言う人もいるが、私はそうは思わない」 「3月以降、他のシステムを用いて良かった試合を思い返すことができなかったから、今がその瞬間だと思った。私に言わせてみれば、あまりにも多くの疑問があったし、やらずにうまくいかないことの方が最悪だった。私はこれまで働いてきたクラブでこういった変更をより頻繁に行ってきた」 また、クーマン監督はこの決断を1人で下したわけではないことを明かし、システム変更の及ぼす影響がそれほど大きくないことも強調している。 「休暇の後、何人かの選手と変更の可能性について話した。いつだって選手たちとテストするんだ。だから、私はそれをリスクだとは思っていない」 「多くの選手たちが慣れ親しんでいるプレースタイルだから、ギャンブルだとは思っていない。しかし、直感的にこれがうまくいかなければ窮地に陥る可能性もあると思っていた」 「何が理にかなっているのか? 私は意図的にこの試合に焦点を当てた。我々は非常に良いサッカーができるし、システムについて何度も何度も話すこともできるが、我々にはプレーの原則がある。それに、そのせいで眠れなくなってはいけない。このシステムはそれほど大きな違いをもたらさない」 オランダ代表は今回の勝利によりグループBの2位に浮上。クーマン監督就任後2勝目で嫌なムードを吹き飛ばしたが、本大会出場に向け、まだまだ油断するつもりはないようだ。 「それがサッカーだ。週末が終わればまた違うかもしれない。楽しもうじゃないか」 2023.09.08 12:49 Fri5
スパーズに完勝もさらなる改善求めるファン・ダイク「相手にもっと苦しい思いをさせたかった」
リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクは、4-0での完勝となったトッテナム戦からも今後のさらなる成長への課題を感じている。 リバプールは6日、アンフィールドで行われたEFLカップ準決勝2ndレグでトッテナムと対戦し、4-0で快勝。2戦合計4-1としたレッズは、2シーズン連続のファイナル進出を決めた。 先月に敵地で行われた1stレグを0-1で落としていたなか、ホームで逆転突破を図ったチームは前半半ば過ぎにFWコーディ・ガクポのゴールで2戦合計スコアでタイに戻すと、後半は畳みかける3ゴールを挙げて一気に逆転。シュート26本枠内10本に対して、相手の攻撃をシュート5本枠内0本と完璧に封じ込み、スコア通りの内容で完勝した。 そして同試合後、アルネ・スロット監督は「今日のパフォーマンスは私にとって最もうれしいものだった」と決勝進出とともにチームパフォーマンスを称えた。 だが、ピッチ上の指揮官はイギリス『スカイ・スポーツ』で、より良いパフォーマンスを見せられたはずだとやや苦戦した前半のパフォーマンスに苦言を呈した。 「僕らには完璧なパフォーマンスが必要だった。ハーフタイムまでに、激しさという点でレベルを上げて、彼らにさらにプレッシャーをかけることができると思うし、僕自身もチームにそう話した」 「しかし、今夜のようにここで勝てたことはチームとクラブにとって素晴らしいことであり、今はFAカップに集中しているよ」 その前半の不満について具体的な説明を求められると、トッテナムの選手の治療などの影響でプレーが切れる難しさは認めながらも、より相手を苦しめるような戦いができたはずだと改善点を指摘した。 「もちろん、非常に激しいプレーで試合を始めたかったが、前半に何度か試合が中断されたと思う。それによって、それまであった勢いが少し台無しになってしまった」 「それでも、ときどきはそうしていたが、もう少しやれると感じたんだ。相手にもっと苦しい思いをさせたかった。相手には最後までプレーできる力があることはわかっていたからね。相手は中央を突破したいし、そのパターンも持っているし、試合に激しさを持ち込めば、誰でもミスを犯す可能性があった。後半はそれができたと思うし、今日は素晴らしい勝利だったと思うよ」 今回の重要な勝利によってリバプールは、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップとともに4つのタイトル獲得の可能性を残した。結果・内容共に順風満帆と言える状況においても、慢心せずに改善すべき点を指摘する生粋のリーダーの存在が絶好調のチームを支えている。 2025.02.07 13:15 Friリバプールの人気記事ランキング
1
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu2
リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去
▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu3
「何やってんだよ笑」遠藤航、チームメートを操り自身のチャントを歌わせる イベントで仕掛けた“サプライズ”がネットで大盛り上がり
リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、チームメートたちとの仲の良さを見せた。クラブのコミュニティイベントにサプライズ訪問した時に一幕にファンたちが反応している。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">"Wa-ta-ru... Endo!"<a href="https://twitter.com/wasabi_cloud?ref_src=twsrc%5Etfw">@wasabi_cloud</a> <a href="https://twitter.com/LFCFoundation?ref_src=twsrc%5Etfw">@LFCFoundation</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/Ad?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Ad</a> <a href="https://t.co/fFad5tkvvq">pic.twitter.com/fFad5tkvvq</a></p>— Liverpool FC (@LFC) <a href="https://twitter.com/LFC/status/1971171572909289950?ref_src=twsrc%5Etfw">September 25, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 遠藤は、チームメートであるイングランド代表MFカーティス・ジョーンズ、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフとともに、クラブの地域プログラム『レッド・ホット・ビーツ』のイベントにサプライズ訪問して、地元の子供たちを触れ合った。 リヴァプールの3人は、ここであるドッキリを仕掛ける。子供たちの前に登場したカーティス・ジョーンズを、裏で遠藤とフラーフェンベルフが操るというもの。すると遠藤はイヤフォン越しに「子供たちに僕の歌を歌ってもらおう」と提案。続けて「君が僕の歌を歌って!ワ〜タ〜ル〜エンドウ!」と自身のチャントを歌うように伝えた。 遠藤に操られるがままに子供たちの前でチャントを披露したカーティス・ジョーンズ。これに遠藤とフラーフェンベルフは大爆笑。しかし対照的に子供たちはポカーンとしてしまった。 この様子はリヴァプールの公式『X』で公開されており、ファンたちが反応。「こういうのを見ると、ほんまにチーム内でいい関係を築けてるんやろなーと感じる!」「遠藤、カーティスでめっちゃ楽しんでる」「航さん、自分の歌を歌ってて面白い」「何やってんだよ笑」「ワタルたちたのそうでなにより笑」「カーティスにワタのチャント歌わせて、滑らせるの鬼すぎるw」「動揺する子供たち可愛いww」などのコメントが寄せられた。 2025.09.30 17:18 Tue4
「ゴールエグぅうう!!」三笘薫のスーパーゴール、『ブルーロック』作者のノ村優介さんも驚き、ファンは技に例える「完全に凪くんのアレでしたw」
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫の活躍に、人気漫画家も驚きを隠せなかったようだ。 29日に行われたFAカップ4回戦でブライトンはリバプールと対戦。2週間前にプレミアリーグで対戦した際には、3-0で快勝したブライトンだが、試合は前半に1点ずつを奪いながら後半はゴールがなかなか生まれず。90分が終了しようとしていた。 しかし、終了間際の後半アディショナルタイムに三笘が巧みなアウトサイドでのファーストタッチでわざと浮かせてジョー・ゴメスをかわし、右足アウトで押し込み劇的な逆転ゴールを記録。三笘のスーパーゴールで、ブライトンが5回戦へと駒を進めた。 日本のファンはもちろんのこと、現地のファンだけでなくヨーロッパ中も話題としている中、人気サッカー漫画『ブルーロック』の作者であるノ村優介さんもツイッターでこのゴールに驚き喜んだ。 「三笘選手のゴールエグぅうう!!前回のゴールもやけど、DFの動きしっかり見た後にめちゃくちゃ繊細に隙間通す技術が凄過ぎる…!!」 三笘は『ブルーロック』のスマートフォンゲームのCMにも出演しており、作者も反応したことでファンも反応。実際には異なるものだが、トラップを武器とし、ドリブルやパスが特徴の凪誠士郎の二段式空砲直蹴撃(空中でトラップしてそのままボレーをするシュート)に例えるファンも現れた。 「二段式空砲直蹴撃」 「凪を見ました」 「完全に凪くんのアレでしたw」 止まるところを知らない三笘。カタール・ワールドカップ(W杯)での「三笘の1ミリ」で世界中の注目を集めたが、その後の活躍でも話題を独り占めしている状況だ。 <span class="paragraph-title">【SNS】三笘のゴールに漫画『ブルーロック』の作者も驚き</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">三笘選手のゴールエグぅうう!!<br>前回のゴールもやけど、DFの動きしっかり見た後にめちゃくちゃ繊細に隙間通す技術が凄過ぎる…!!</p>— ノ村優介 Yusuke Nomura (@nomnii) <a href="https://twitter.com/nomnii/status/1619742603632861184?ref_src=twsrc%5Etfw">January 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】『ブルーロック』作者も驚き!三笘薫の劇的スーパーゴールは「二段式空砲直蹴撃」!?</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="pLMTZtEg8iE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.01.30 16:48 Mon5
