24秒での失点は「何も起こらなかったかのよう」、逆転勝利にトッテナム指揮官「完全に勝利に値した」

2024.09.22 14:20 Sun
3戦ぶり勝利のポステコグルー監督
Getty Images
3戦ぶり勝利のポステコグルー監督
トッテナムアンジェ・ポステコグルー監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。プレミアリーグ2連敗中のなか、21日には第5節のブレントフォード戦に臨んだトッテナム。3試合ぶりの白星を目指してホームゲームに臨んだ。

開始24秒で失点する痛恨の立ち上がりも、イングランド代表MFジェームズ・マディソンのシュートのこぼれ球を元イングランド代表FWドミニク・ソランケが押し込んですぐさま同点。28分にはウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンのゴールで逆転する。
1点のリードを守って終盤へ向かうと、85分にはカウンターからマディソンが追加点。3-1の逆転勝利を収めた。

ポステコグルー監督は試合開始直後の失点から立ち直った点に言及。選手たちのパフォーマンスを称えている。
「もちろん理想的なスタートではなかったが、正直なところ、何も起こらなかったかのようだった。選手たちはただ全力でプレーした。それが今日やりたかったことだ」

「ブレントフォードはボールを持っていても持っていなくてもかなりアグレッシブにくるとわかっていた。我々はそういった試合展開が好きだ。ボールを持っていても持っていなくても、自分たちのエネルギーやインテンシティをしっかりと発揮できれば、大きな問題を引き起こすことができると考え、実際にそうした。試合中ずっと戦い続け、完全に勝利に値した」

また、先制点の起点となり、勝負を決める3点目を奪ったマディソンについてもコメント。「彼は良かったと思う」と述べた一方、「チーム全体が良かった」「全員が素晴らしいパフォーマンスに貢献した」とチームとしての頑張りを誇っている。


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スパーズが敵地でブルーノ退場ユナイテッドを粉砕…ブレナン&ソランケ連発で公式戦4連勝【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムが29日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのトッテナムが0-3で快勝した。 ユナイテッドは前節、クリスタル・パレス相手に決定力を欠いてゴールレスドロー。続くヨーロッパリーグ(EL)ではホームでトゥベンテと対戦も、一瞬の緩みで喫した失点と決定力不足によって1-1のドロー。公式戦2試合連続ドローと、再びフォームを落とした状態で、今シーズン2度目のビッグ6直接対決に臨んだ。テン・ハグ監督はそのELから先発3人を変更。マグワイア、エリクセン、アマドに代えてデ・リフト、メイヌー、ガルナチョを起用した。 一方のトッテナムは前節、ブレントフォードに3-1の勝利。リーグ連敗をストップした。続くELではカラバフをホームで迎え撃った中、前半開始直後にドラグシンが一発退場となる窮地に陥ったが、数的不利を感じさせないパフォーマンスで3-0の勝利。公式戦3連勝を達成した。相手に比べて準備期間が1日に少ないアウェイゲームに向けてポステコグルー監督はELから先発7人を変更。負傷でメンバー外のソン・フンミン代役にヴェルナーを据え、アウェイながらインサイドハーフにマディソン、クルゼフスキを並べる攻撃的な布陣で臨んだ。 2勝1分け2敗と微妙なスタート切った両雄による浮上のきっかけを探る直接対決。互いに前からアグレッシブにプレスをかけ合う入りになると、アウェイチームが驚愕の高速カウンターで電光石火の先制点を挙げる。 3分、トランジションの応酬の流れでハーフウェイライン付近でインターセプトしたファン・デ・フェンが左のハーフスペースで豪快に持ち上がると、DFに囲まれかけたボックス手前で再加速ボックス左に抜け出してグラウンダーのクロスを入れると、ニアでソランケが引っ張った背後にドフリーで走り込んだブレナン・ジョンソンがワンタッチで無人のゴールへ流し込み、公式戦4試合連続ゴールを決めた。 プレミア最速DFのスーパーアシストで先手を奪ったトッテナムは以降も前傾姿勢の戦いを継続。連動したハイプレスでユナイテッドのビルドアップを再三食うと、マイボール時もテンポの速いパスワークで剥がして決定機を創出。左サイドのマディソン、ウドジェがゴールに迫る。 以降はユナイテッドも長いボールを使ってプレス回避を試みてショートカウンターを浴び続ける状況を改善したが、流れ自体は変わらず。20分にウドジェとヴェルナーの見事なコンビネーションで局面を打開。スムーズに右へサイドを変えて、最後はジョンソンがボックス右で対角シュート。だが、これは惜しくも左ポストを叩いた。 22分には久々に深い位置まで攻撃を仕掛けたユナイテッドが、ボックス右に侵入したメイヌーの折り返しから中央のザークツィーに決定機も枠を捉えたダイレクトシュートはGKヴィカーリオの好守に遭う。 前半半ばから終盤にかけて試合はよりオープンな展開に。37分、ユナイテッドは左サイド深くでラッシュフォードが上げたクロスを大外でフリーのガルナチョがダイレクトボレーで合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩く。直後の39分にはトッテナムがロングカウンターで相手陣内を独走したヴェルナーがGKと一対一も、股間を狙ったシュートはGKオナナのビッグセーブに阻まれる。 守護神の好守で2失点目を免れた赤い悪魔だったが、直後に痛恨のアクシデントが発生。入れ替わられた局面でマディソンの脛を足裏で蹴る形となったブルーノ・フェルナンデスにレッドカードが掲示される。さらに、メイヌーが足を痛めてプレー続行不可能となり、マウントのスクランブル投入も余儀なくされた。 点差は最少もビハインドのホームチームが数的不利を背負って臨んだ後半。ハーフタイムで両ベンチが動く。ユナイテッドはザークツィーに代えてカゼミロを投入し、ラッシュフォードを最前線に上げた。一方のトッテナムは前半足を気にしていたウドジェを下げてスペンスを同じポジションに入れた。 ハーフタイムの修正に注目が集まった立ち上がりだったが、前半同様にアウェイチームが電光石火のゴールを決める。47分、ロメロの浮き球のクリアボールを中盤で競り勝ったソランケがヘディングで右のスペースに流すと、ジョンソンが一気に攻撃をスピードアップ。ボックス右に持ち込んでの折り返しはDFデ・リフトに触られるが、ゴール前に飛び込んだクルゼフスキが左足アウトで叩く技ありボレーでゴール左隅に流し込んだ。 これで勝利に大きく近づいたトッテナムは完全にホームチームの心を折るべく攻勢を継続。56分にはクルゼフスキの絶妙なスルーパスに抜け出したヴェルナーにこの試合2度目のビッグチャンスが舞い込むが、右足シュートはGKオナナがビッグセーブ。さらに、こぼれに詰めたソランケのシュートもオナナが見事なリカバリーで阻止した。 すると、ファイティングポーズを取り続ける守護神に鼓舞されたホームチームはここからギアを入れ直して前から圧力を強めつつ、後方の選手たちもリスクを負って攻撃に出て行く。流れの中では決定機には至らずも、効果的にセットプレーを獲得して際どいシーンを作り出す。さらに、ホイルンドとエリクセンのデンマーク代表コンビを同時投入し、勝負に出た。 一方、圧倒的優位は変わらずも嫌な空気が漂うトッテナムは75分過ぎに3枚替えを敢行。ジョンソンとヴェルナーの両翼とマディソンを下げてベリヴァル、ムーア、サールと若手3人をピッチに送り出す。すると、この交代策が試合を決める3点目をもたらす。 77分、左CKの場面でキッカーのベリヴァルが右足インスウィングの鋭いボールを入れると、ニアで競り勝ったサールのヘディングでのフリックに反応したソランケがワンタッチで流し込み、公式戦3試合連発とした。 これで完全に試合の大勢が決した中、ホームで意地を見せたいユナイテッド、ビッグマッチで結果を出したいスパーズの若手が最後まで貪欲にゴールを狙ったが、試合はこのまま0-3でタイムアップ。 マンチェスター・ユナイテッド 0-3 トッテナム 【トッテナム】 ブレナン・ジョンソン(前3) デヤン・クルゼフスキ(後2) ドミニク・ソランケ(後32) <span class="paragraph-title">【動画】VDVの驚愕アシストからブレナン4戦連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが先制!<br>ブレナン・ジョンソンが<br>公式戦4試合連続ゴール<br><br>ファン・デ・フェンが<br>最後尾から駆け上がり<br>見事なアシスト!<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/JmIVWfW6WO">pic.twitter.com/JmIVWfW6WO</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840417415026589821?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが追加点!<br>クルセフスキが繊細なタッチで<br>今季初ゴール<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/0qfpSEk02s">pic.twitter.com/0qfpSEk02s</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840433492917944766?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが<br>試合を決める3点目<br>ソランキは<br>プレミアリーグのユナイテッド戦で<br>3試合連続ゴール<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/u5BpvsdYE6">pic.twitter.com/u5BpvsdYE6</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840442590212378860?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.30 02:33 Mon
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敵地での快勝に水差す愚行…スパーズがユナイテッド戦での同性愛嫌悪チャントに声明「いかなる差別も許されない」

トッテナムは、29日にオールド・トラッフォードで行われたプレミアリーグ第6節のマンチェスター・ユナイテッド戦で確認された一部アウェイサポーターの問題行為に対して声明を発表した。 トッテナムは今回のビッグマッチをFWブレナン・ジョンソン、MFデヤン・クルゼフスキ、FWドミニク・ソランケのゴールによって3-0の快勝。公式戦4連勝を達成した。 MFブルーノ・フェルナンデスの前半終了間際の退場の影響はあったものの、試合を通して完勝と言える素晴らしいパフォーマンスを披露。だが、ピッチ外ではその快勝に水を差す愚行が確認されたようだ。 トッテナムは同試合後、公式声明を通じてオールド・トラッフォードのアウェイサポーターの一部から同性愛嫌悪の酷い内容のチャントが聞こえたことを報告した。 「クラブは、本日オールド・トラッフォードのアウェイサポーターの一部から同性愛嫌悪の酷いチャントが聞こえたことを認識しています」 「これはまったく容認できない、非常に不快な行為であり、チームへのサポートを示す方法ではありません」 「クラブは警察や警備員と緊密に連携し、チャントを扇動あるいは参加した人物を特定します。制裁および禁止ポリシーに従って、可能な限り最も強力な措置を講じます」 「ホームでもアウェイでも、素晴らしい忠実なサポーターを誇りに思っています。しかし、私たち全員にトッテナム・ホットスパーの大使として行動する責任があり、いかなる差別もクラブに許されません」 2024.09.30 06:15 Mon
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スパーズvsシティに、三笘vs遠藤! EFLカップ4回戦の対戦カード決定

カラバオカップ(EFLカップ)4回戦の組み合わせ抽選が25日に行われた。 プレミアリーグのUEFAコンペティション出場チームも参戦した3回戦ではフルアムがチャンピオンシップ(2部)のプレストンに敗れたものの、プレミアリーグのクラブが順当に勝ち抜けを決めた。なお、大雨による洪水の影響でスタジアムの一部が陥没し延期となったウィンブルドンvsニューカッスルは10月1日に開催予定だ。 今回の4回戦ではトッテナムvsマンチェスター・シティの対ビッグ6対決が実現。さらに、MF三笘薫を擁するブライトンとMF遠藤航を擁するディフェンディングチャンピオンのリバプールによる対戦も決定した。 また、DF菅原由勢の所属するサウサンプトンと、MF瀬古樹の所属するストーク・シティの日本人対決も実現した。 その他ではマンチェスター・ユナイテッドがレスター・シティと、DF冨安健洋を擁するアーセナルはプレストン、MF鎌田大地のクリスタル・パレスはアストン・ビラ。チェルシーはウィンブルドンvsニューカッスルの勝者との対戦が決定した。 なお、4回戦は10月最終週のミッドウィークに開催予定だ。 ◆EFLカップ4回戦 対戦カード ブレントフォード vs シェフィールド・ウェンズデイ(2) サウサンプトン vs ストーク・シティ(2) トッテナム vs マンチェスター・シティ ウィンブルドン(4)orニューカッスル vs チェルシー マンチェスター・ユナイテッド vs レスター・シティ ブライトン vs リバプール プレストン(2) vs アーセナル アストン・ビラ vs クリスタル・パレス ※()内は所属カテゴリー 2024.09.26 06:53 Thu
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ポステコグルー監督、数的不利撥ね返す勝利も「良いスタートではなかった」と反省の弁…負傷交代ソン・フンミンへの言及避ける

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、数的不利を撥ね返して勝利したカラバフ戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 コヴェントリー・シティ、ブレントフォード相手の公式戦連勝で復調気配を示すトッテナムは26日、トッテナム・ホットスパースタジアムで行われたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第1節でアゼルバイジャン王者のカラバフと対戦した。 直近のリーグ戦から先発6人を入れ替えて臨んだ一戦は現地交通網の深刻な乱れの影響で35分遅れでのキックオフに。さらに、開始7分にはDFラドゥ・ドラグシンが自身のミス絡みでの決定機阻止で一発退場となるアクシデントが発生した。 それでも、ここからタフさを見せたチームは12分にFWブレナン・ジョンソンのゴールで先制に成功すると、後半立ち上がりにMFパプ・マタル・サールが追加点。相手のPK失敗によって2点差を維持した後半半ばにはFWドミニク・ソランケがトドメの3点目を奪い、80分以上数的不利を背負いながらも3-0の快勝。公式戦3連勝を達成した。 同試合後、ポステコグルー監督は10人で勝ち切ったチームの勝負強さや献身を称えながらも、ドラグシンの退場に繋がった試合へのアプローチの拙さを含めて反省の言葉を並べた。 「我々にとって良いスタートではなかった。パスに関しては消極的だった。試合開始の遅れなどは、言い訳にならない。我々は自ら足を撃ち抜いてしまい、残念ながらラドゥと(退場の煽りで早期交代となった)ベリヴァルがその代償を払うことになった」 「チームとして、我々は望んでいたような、必要な形で試合を始められず、自分たちにとって難しい試合になってしまった。もちろん、そこからの対応は素晴らしかったが、我々がそのような状況に陥らざるを得なかったのは残念だ」 退場直後の先制点によって先日のマンチェスター・シティ戦でのアーセナルのように自陣深くにこもってリードを守り抜く選択肢がありながらも、この試合のトッテナムは“アンジェ・ボール”を貫いて大きなリスクを背負う攻撃的なスタイルで勝利を手にした。 9人でチェルシー相手に勇敢に戦い抜いた昨シーズンの戦いを彷彿とさせる試合内容を受け、改めてカラバフ戦での戦い方について問われたオーストラリア人指揮官はその狙いをこう語った。 「もちろん我々はどんな課題にも一定の方法で取り組むチームになりたい。10人になると、攻撃的になれなかったり、ボールをキープできなかったり、スムーズにプレーできなかったりすることもある。しかし、大部分は意図があった。最初のゴールは、我々がプレッシャーをかけた結果だ。10人でプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪えた。それが我々の狙いだったし、結果的にゴールを決めることができた。プレーヤーは大部分でその意図を示したと思う。それこそ我々が目指すチームであり、どんな課題に直面しても、そのように取り組むことだ」 そのタフな一戦においてチームを救うゴールを挙げたジョンソン、ソランケの2選手にも言及。 ノースロンドン・ダービー後にSNS上で誹謗中傷に晒された中、3試合連続ゴールと傑出したリバウンドメンタリティを示したウェールズ代表FWに対しては「改めて我々にとって重要だと思っている」とその働きぶりを称賛。 「今日は早い段階で10人になったことで攻撃の出口が必要になり、彼とドム(ソランケ)とソニー(ソン・フンミン)がそれを提供してくれたと思う。もちろん、ゴールが必要だったし、10人しかいなかったにもかかわらず、プレッシャーをかけ、ミスを誘った。我々にとって良い先制点だった。ブレナンはポジションを取るのが上手く、ドムとブレナンは互いに連携するという点で良い関係を築いており、彼はゴールをうまく決めた。彼は3試合で3ゴールを決めた。それがずっと続くことを願っているよ」 一方、ボーンマスからの目玉補強で、直近は2試合連続ゴールと存在感を高めるソランケに間しては「調子が上がってきている」と本領発揮に近づいていると感じている。 「彼はプレシーズンを一緒にプレーせず、その後に1試合だけプレーし、他のプレーヤーが試合体力をつけている間に2週間欠場したが、調子が上がってきている。今夜はおそらく私が望んでいたよりも長くプレーした。彼について言えることは、とにかく頑張り続けるということだ。彼が1点決めることができたのは素晴らしいことだが、全般的なパフォーマンスは本当に強力だった。10人になったときは、ストライカーがプレーを止めて懸命に走る必要があるが、彼はそれをやっていたと思う」 これで公式戦3連勝と、今週末に控えるマンチェスター・ユナイテッド戦へ弾みを付けられた一方、この試合では3点目を奪った直後にFWソン・フンミンがピッチ上で治療を受け、FWティモ・ヴェルナーと交代するアクシデントが発生。ビッグ6同士の直接対決へ不安要素となった。 そのエースの状態について指揮官は「彼とはまだ話していない。少し疲れていると言っていたが、彼やメディカルチームとはまだ話していない」と、明言を避けた。 2024.09.27 09:40 Fri

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