トルコに逆転勝利のオランダが5大会ぶりのベスト4進出!【ユーロ2024】
2024.07.07 06:10 Sun
ユーロ2024準々決勝のオランダ代表vsトルコ代表が6日に行われ、2-1でオランダが勝利した。
ラウンド16でルーマニア代表に快勝したオランダは、その試合と同じスタメンを採用。デパイを最前線に、2列目に右からベルフワイン、シャビ・シモンズ、ガクポと並べる[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
一方、ラウンド16でオーストリア代表にデミラルの2発で勝利したトルコは、その試合からスタメンを3人変更。出場停止のユクセク、オルクン・コクチュ、デミラルに代えてチャルハノール、エズジャン、ユルドゥズをスタメンで起用した。
立ち上がりからボールを保持するオランダは、開始早々にチャンスを作る。1分、ガクポとのパス交換で左サイドから侵攻したデパイがボックス左から中央に切り込みシュートまで持ち込んだが、これは枠の上に外れた。
その後もオランダが押し気味に試合を進めるが、5バックを敷くトルコ守備陣を崩しきれず、なかなか決定機まで至らない状況が続く。
ハーフタイムかけて反撃に転じたオランダだったが、最後までトルコの体を張った堅い守りを突破できず。前半は0-1で終了した。
迎えた後半、1点ビハインドのオランダはベルフワインを下げてヴェグホルストを投入。すると51分、バイタルエリア左手前からアケがクロスを供給すると、ヴェグホルストが頭で折り返したボールにデパイが詰めたが、わずかに届かず。
対するトルコは56分、バイタルエリア中央手前で獲得したFKをギュレルが直接狙ったが、これは左ポストに弾かれた。さらに65分には、チャルハノールの右FKのこぼれ球からボックス手前のユルドゥズがダイレクトシュート。しかし、これはGKフェルブルッヘンの好セーブに阻まれた。
一進一退の展開が続くなか、オランダは70分にショートコーナーの戻しを受けたデパイが右クロスを供給すると、デ・フライが打点の高いドンピシャヘッドを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
同点弾で勢いづくオランダは、76分にもシャビ・シモンズの斜めのパスでボックス右に侵入したダンフリースがダイレクトクロス。これをファーサイドに走り込んだガクポが倒れ込みながら右足でゴールに流し込むと、これはオウンゴールと判定された。
逆転を許したトルコは、77分にヨクシュルとアクトゥルコール、82分にトスンを投入。すると85分、左サイドを抜け出したアクトゥルコールのクロスのこぼれ球をファーサイドのチェリクがダイレクトで合わせたが、これはDFファン・デ・フェンがブロック。
終盤も猛攻を仕掛けるトルコは、92分にも14の左クロスからゴール前に飛び込んだトスンに決定機が訪れたが、ボレーシュートはGKフェルブルッヘンのファインセーブに阻まれ、万事休す。
結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。トルコに逆転勝利したオランダが5大会ぶりのベスト4進出を決めた。
オランダ 2-1 トルコ
【オランダ】
ステファン・デ・フライ(後25)
オウンゴール(後31)
【トルコ】
サメト・アカイドゥン(前35)
ラウンド16でルーマニア代表に快勝したオランダは、その試合と同じスタメンを採用。デパイを最前線に、2列目に右からベルフワイン、シャビ・シモンズ、ガクポと並べる[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
一方、ラウンド16でオーストリア代表にデミラルの2発で勝利したトルコは、その試合からスタメンを3人変更。出場停止のユクセク、オルクン・コクチュ、デミラルに代えてチャルハノール、エズジャン、ユルドゥズをスタメンで起用した。
その後もオランダが押し気味に試合を進めるが、5バックを敷くトルコ守備陣を崩しきれず、なかなか決定機まで至らない状況が続く。
すると先にスコアを動かしたのはトルコ。35分、左CKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、右サイドでボールを拾ったギュレルのクロスをゴール左手前のアカイドゥンがヘディングでゴールに流し込んだ。
ハーフタイムかけて反撃に転じたオランダだったが、最後までトルコの体を張った堅い守りを突破できず。前半は0-1で終了した。
迎えた後半、1点ビハインドのオランダはベルフワインを下げてヴェグホルストを投入。すると51分、バイタルエリア左手前からアケがクロスを供給すると、ヴェグホルストが頭で折り返したボールにデパイが詰めたが、わずかに届かず。
対するトルコは56分、バイタルエリア中央手前で獲得したFKをギュレルが直接狙ったが、これは左ポストに弾かれた。さらに65分には、チャルハノールの右FKのこぼれ球からボックス手前のユルドゥズがダイレクトシュート。しかし、これはGKフェルブルッヘンの好セーブに阻まれた。
一進一退の展開が続くなか、オランダは70分にショートコーナーの戻しを受けたデパイが右クロスを供給すると、デ・フライが打点の高いドンピシャヘッドを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
同点弾で勢いづくオランダは、76分にもシャビ・シモンズの斜めのパスでボックス右に侵入したダンフリースがダイレクトクロス。これをファーサイドに走り込んだガクポが倒れ込みながら右足でゴールに流し込むと、これはオウンゴールと判定された。
逆転を許したトルコは、77分にヨクシュルとアクトゥルコール、82分にトスンを投入。すると85分、左サイドを抜け出したアクトゥルコールのクロスのこぼれ球をファーサイドのチェリクがダイレクトで合わせたが、これはDFファン・デ・フェンがブロック。
終盤も猛攻を仕掛けるトルコは、92分にも14の左クロスからゴール前に飛び込んだトスンに決定機が訪れたが、ボレーシュートはGKフェルブルッヘンのファインセーブに阻まれ、万事休す。
結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。トルコに逆転勝利したオランダが5大会ぶりのベスト4進出を決めた。
オランダ 2-1 トルコ
【オランダ】
ステファン・デ・フライ(後25)
オウンゴール(後31)
【トルコ】
サメト・アカイドゥン(前35)
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◆ヨハン・ニースケンス 【Profile】 国籍:オランダ 誕生日:1990年9月15日 現役時クラブ:アヤックス、バルセロナなど ポジション:MF 身長:178㎝ ▽『今日の誕生日は誰だ!』 9月15日は、元オランダ代表MFヨハン・ニースケンス氏だ。 ▽抜群のアスリート能力を誇ったニースケンス氏は、地元のヘームステーデ・ハーレムでサッカーの道を歩み始め、20歳で名門アヤックスに移籍した。同じ名を持つヨハン・クライフ氏との名コンビを結成し、在籍4年間でチャンピオンズカップ3連覇を含む10度のタイトル格闘に貢献。1974年には、前年に移籍したクライフ氏を追うようにバルセロナに身を移し、“もう1人のヨハン”としてチームに欠かせない選手になった。 ▽強烈なシュートと類稀なボール奪取能力を備えたニースケンス氏は、トータルフットボール全盛のオランダ代表でも活躍。1974年の西ドイツ・ワールドカップ(W杯)では、チーム最多の5ゴールを決めて準優勝に導いた。1978年アルゼンチンW杯でもクライフ氏が出場辞退したオランダ代表の主軸を担い、決勝で開催国アルゼンチンと激突。試合には惜しくも敗れたものの、激しいマークに遭い歯を2本折りながら血まみれで最後まで戦い抜いた雄姿が語り継がれている。 ※誕生日が同じ主な著名人 エイドゥル・グジョンセン(元サッカー選手) ジュニーニョ(元サッカー選手) エジミウソン(元サッカー選手) アーロン・ムーイ(サッカー選手/ハダースフィールド) アリ・シソコ(サッカー選手/イェニ・マラティヤスポル) マルコ・ポーロ(冒険家) アガサ・クリスティ(作家) オリバー・ストーン(映画監督) トミー・リー・ジョーンズ(俳優) アンジェラ・アキ(歌手) KLUTCH(MC/ET-KING) 彦摩呂(タレント) 2018.09.15 07:00 Sat4
“オランダ代表のCB層はスゴい” 躍進ボローニャの25歳オランダ人CBが嘆き「正真正銘トップクラスしかいない…」
ボローニャのオランダ人センターバック、DFサム・ベウケマ(25)はA代表入りを夢見ているが…。 クラブ125年史で初のチャンピオンズリーグ(CL)参戦が決まったボローニャ。チアゴ・モッタ監督が現役時代の名声に劣らぬ指導力でチームを束ね、22歳FWジョシュア・ザークツィーに代表される若きタレントが躍動する。 ビッグクラブ移籍の噂も存在するザークツィーや24歳ルイス・ファーガソンらはアタッカー陣だが、今季セリエA36試合27失点という堅守を支える守備陣の奮闘も見逃せない。 最終ラインの中心は、表題のベウケマ。今季キャリア初の国外移籍としてAZからやってきた188cmセンターバック(CB)で、直近のナポリ戦は累積警告で出場停止も、状態に問題がなければ指揮官のファーストチョイスだ。 チームの躍進と共に自信が深まっているようで、CL行き決定を祝福される形で実施された母国オランダ『Ziggo Sport Voetbal』のインタビューにて、オランダ代表初招集への想いを率直に語っている。 「正直言って、開幕前にCLの切符を掴めるなんて微塵も思ってなかった(笑) クラブ計画にも入ってなかったしね。頑張って欧州の舞台(ELやECL)へ行こう、が大きな目標だったね」 「幼い頃からCLでプレーする自分を思い描いてきた。だから、キャリアのネクストステップは、CLで自分の価値を存分に発揮すること。だって僕はオランダ代表に入りたいからね」 しかし、2024年現在のオランダ代表は、世界No.1と言っても過言ではないほど、CBの層が厚い。 「(オランダ代表メンバーの)招集リストが世間に公表されるたび、電話がかかってない僕も、わずかな希望にすがって『僕の名前はあるかな…』なんて、そのリストを見る」 「僕はいたって現実的な人間なんだろう。オランダ代表には正真正銘トップクラスのディフェンダーしかいない…。鍛錬を続けて、チームに影響を与えられる選手になるしかないんだろうね。いつかその日が来るまで…」 リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイク(32)、インテルのDFステファン・デ・フライ(32)、マンチェスター・シティのDFナタン・アケ(29)、バイエルンのDFマタイス・デ・リフト(24)、トッテナムのDFミッキー・ファン・デ・フェン(23)…。 年齢層のバランスが比較的良く、揃いも揃ってトップクラブの主力選手たちというオランダ代表CB陣。左サイドをメインとするジローナ所属の重鎮DFデイリー・ブリント(34)もCBに対応可能という状況がある。 切にオランダ代表入りを夢見るベウケマ。地道にキャリアを積んできた25歳は、世代別も含めオレンジのユニフォームに袖を通した経験がない。その日が来ることを願いたい。 2024.05.14 16:40 Tue5