オランダがボスニアHとの打ち合い制し白星発進! 代表初先発ザークツィーが初ゴールに初アシスト【UNL】
2024.09.08 05:50 Sun
オランダ代表は7日、UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ3第1節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦し5-2で勝利した。
今夏に行われたユーロ2024をベスト4で終えたオランダは、2大会連続の決勝ラウンド進出を狙う今大会の初戦に向けて、ガクポやシャビ・シモンズ、ファン・ダイク、デ・リフトら主力が順当に先発に名を連ねた。
ジェコやデミロビッチらを先発で起用したボスニア・ヘルツェゴビナに対し、オランダは13分に先制する。左サイドからカットインしたシャビ・シモンズがペナルティライン付近からシュート。ギゴビッチにディフレクトした浮き球をゴール前のザークツィーがバックヘッドで合わせると、これがゴール右隅に吸い込まれた。
代表初スタメンとなったザークツィーの初ゴールによって幸先良く先制したオランダだが、27分にボスニア・ヘルツェゴビナにワンチャンスをモノにされる。最終ラインのカティッチからのパスを敵陣中盤で受けたフセインバシッチがツータッチで前線に送ると、DFの間に抜け出したデミロビッチがボックス内まで切り込みゴールネットを揺らした。
前半半ば以降は、再びオランダが主導権を握ると42分に決定機。アケの縦パスを受けたラインデルスがザークツィーとのワンツーでボックス中央左から侵入すると、右足のダイレクトシュートでゴールに迫ったが、これはクロスバーを直撃。
迎えた後半もオランダが主導権を握ると56分、グラフェンベルフのスルーパスをボックス右に走り込んだラインデルスが受けると、そのままゴールエリア右まで切り込みラストパス。最後はガクポがワンタッチシュートを沈め、3点目を奪った。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びスコアを動かしたのはボスニア・ヘルツェゴビナ。73分、右サイドを持ち上がったがバイラクタレビッチがアーリークロスを供給すると、GKフェルブルッヘンとDFデ・リフトがお見合いの形となったところ抜け出したジェコがゴールネットを揺らした。
1点差に迫られたオランダだったが、74分にザークツィーを下げてヴェグホルストを投入。すると88分、敵陣左サイドでボールを奪ったクインテン・ティンバーがカットインからミドルシュートを放つと、GKヴァシリが弾いたボールをヴェグホルストが押し込んだ。
試合を決定づける4点目を奪ったオランダは、97分にもシャビ・シモンズがゴールネットを揺らし、5-2で勝利。ボスニア・ヘルツェゴビナとの打ち合いを制し、白星発進としている。
オランダ代表 5-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
【オランダ】
ジョシュア・ザークツィー(前13)
タイアニ・ラインデルス(前47)
コーディ・ガクポ(後11)
ワウト・ヴェグホルスト(後43)
シャビ・シモンズ(後47)
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】
エルメディン・デミロビッチ(前27)
エディン・ジェコ(後28)
今夏に行われたユーロ2024をベスト4で終えたオランダは、2大会連続の決勝ラウンド進出を狙う今大会の初戦に向けて、ガクポやシャビ・シモンズ、ファン・ダイク、デ・リフトら主力が順当に先発に名を連ねた。
ジェコやデミロビッチらを先発で起用したボスニア・ヘルツェゴビナに対し、オランダは13分に先制する。左サイドからカットインしたシャビ・シモンズがペナルティライン付近からシュート。ギゴビッチにディフレクトした浮き球をゴール前のザークツィーがバックヘッドで合わせると、これがゴール右隅に吸い込まれた。
前半半ば以降は、再びオランダが主導権を握ると42分に決定機。アケの縦パスを受けたラインデルスがザークツィーとのワンツーでボックス中央左から侵入すると、右足のダイレクトシュートでゴールに迫ったが、これはクロスバーを直撃。
このまま前半終了かと思われたが、オランダは前半追加タイム2分に勝ち越す。ザークツィーの横パスをバイタルエリア中央手前で受けたラインデルスが斜めのドリブルでゴールエリア左手前まで切り込むと、冷静にシュートをゴールに流し込んだ。
迎えた後半もオランダが主導権を握ると56分、グラフェンベルフのスルーパスをボックス右に走り込んだラインデルスが受けると、そのままゴールエリア右まで切り込みラストパス。最後はガクポがワンタッチシュートを沈め、3点目を奪った。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びスコアを動かしたのはボスニア・ヘルツェゴビナ。73分、右サイドを持ち上がったがバイラクタレビッチがアーリークロスを供給すると、GKフェルブルッヘンとDFデ・リフトがお見合いの形となったところ抜け出したジェコがゴールネットを揺らした。
1点差に迫られたオランダだったが、74分にザークツィーを下げてヴェグホルストを投入。すると88分、敵陣左サイドでボールを奪ったクインテン・ティンバーがカットインからミドルシュートを放つと、GKヴァシリが弾いたボールをヴェグホルストが押し込んだ。
試合を決定づける4点目を奪ったオランダは、97分にもシャビ・シモンズがゴールネットを揺らし、5-2で勝利。ボスニア・ヘルツェゴビナとの打ち合いを制し、白星発進としている。
オランダ代表 5-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
【オランダ】
ジョシュア・ザークツィー(前13)
タイアニ・ラインデルス(前47)
コーディ・ガクポ(後11)
ワウト・ヴェグホルスト(後43)
シャビ・シモンズ(後47)
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】
エルメディン・デミロビッチ(前27)
エディン・ジェコ(後28)
ジョシュア・ザークツィー
シャビ・シモンズ
クインテン・ティンバー
タイアニ・ラインデルス
コーディ・ガクポ
ワウト・ヴェグホルスト
エルメディン・デミロビッチ
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ローマDFディーン・ハイセン(18)が自らのアイデンティティを語った。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエAでメキメキ頭角を表す197cmの両利きセンターバック・ハイセン。16歳でマラガからユベントスへ移籍し、トップ昇格の今季は後半戦からローマへ武者修行…順調に出場機会を得ている。 そんなハイセン、U-17オランダ代表の一員として2022年にU-17欧州選手権準優勝などなど、これまでは世代別オランダ代表の常連。 しかし、今回の代表ウィークはU-21スペイン代表に招集…元アヤックスの父ドン・ハイセン氏を含めて一家揃ってオランダ出身だが、自身が5歳の時にスペイン・アンダルシア州へ移住し、今年2月にはスペイン国籍を取得しているのだ。 そして、21日に行われたU-21スロバキア代表との国際親善試合でラ・ロヒタ(世代別スペイン代表の愛称)デビュー。スペイン『マルカ』のインタビューでは「僕はスペイン人」と明言した。 「そうだね。僕は自分がスペイン人だと感じているよ。5歳からマラガで育ち、今回スペイン代表の一員になれて嬉しい。いずれスペイン代表でトロフィーを勝ち取りたいよ」 ハイセンをDFヴィルヒル・ファン・ダイクやDFステファン・デ・フライ、DFマタイス・デ・リフトらに続く新時代のディフェンスリーダーと捉えていたオランダ側から見れば、今回の所信表明は痛い。 2024.03.26 16:35 Tue4
両足を操るキックの天才、“パスマスター”ヴェスレイ・スナイデル
現代サッカーにおいては選手のアスリート能力が非常に重視される時代。圧倒的なスピードやフィジカルの強さなどを持つ選手が輝きを放っている。 一方で、テクニックに秀でた選手は長いこと活躍する期間が続くことは減り、特に中盤の選手としてよりオールラウンダーの選手が好まれる時代となっている。 一芸に秀でた選手の魅力が尽きることはないが、オールラウンダーの中でも多くのファンを虜にした選手もいる。それがヴェスレイ・スナイデルだ。 オランダの名門・アヤックス出身のスナイデル。祖父や父もプロサッカー選手というサッカー一家に生まれ、兄と弟もサッカーをプレーしていた。 名門・アヤックスで若くして頭角を現すと、黄金世代の旗頭として活躍。最も特徴的だったのは、その卓越したパススキルだった。 <span class="paragraph-subtitle">◆全く遜色ない両足のキック</span> パスの上手さ、精度の高さはもちろんのことだが、スナイデルの最大の特徴は両足で遜色なくキックを出せるところだろう。右利きではあるが、左足のキック精度も非常に高く、両利きとも言われるほどだ。 セントラルミッドフィルダーとしてのポジションを確立していたスナイデルは、その両足から繰り出すパスでゲームをコントロール。また、ドリブルも得意としていたため、パスだけでなく自身で持ち出して局面を打開するなど、類稀なる才能を持ち合わせていた。 また判断力が優れていたこともプレースタイルに影響。状況に応じてパスとドリブル、右足と左足を使い分けることで、多くのゴールやアシストを生み出していた。 司令塔として活躍する一方で、徐々にポジションが前に移り、アヤックス時代にはFKやミドルシュートなどでリーグ戦18ゴールを記録したことも。その影響もあり、2007年8月にレアル・マドリーへと完全移籍。ステップアップを果たした。 <span class="paragraph-subtitle">◆復活を遂げて3冠を達成&W杯準優勝</span> マドリーへ移籍したスナイデルは、デイビッド・ベッカムから受け継いだ「23」を着用。大きな期待が寄せられた中、チームの中心選手として活躍し、マドリーのリーグ連覇に貢献。2年目は「10」を与えられて更なる飛躍が期待されたが、ケガによる離脱に加え、不倫が発覚し大問題に。結局2年で退団し、インテルへと完全移籍した。 不本意な形でイタリアへと活躍の場を移したが、持っている才能は本物。1年目でセリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグの3冠達成に大きく貢献。インテルの長い歴史にその名を刻むことに成功。そして臨んだ2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では、日本代表とも対戦。自身は5ゴールの活躍を見せると、チームも決勝進出。スペイン代表に敗れたものの、準優勝という成績を残し、5ゴールは大会得点王タイ、中盤の選手としては初の快挙を成し遂げていた。 マドリーで過ごしたシーズンで凋落すると思われた中での大活躍は、やはり生まれ持った才能。両足を使いこなすパスセンスと持ち味の得点力は世界最高の選手の1人と称され、多くのファンから愛されていた。 <span class="paragraph-subtitle">◆キックを使い分ける天才MF</span> スナイデルがFKの名手という印象を持っている人がどれほどいるかは定かではないが、キックの正確さに加えて、球種を蹴り分ける技術を考えれば、紛れもない名キッカーといえる。 本人は「FKはPKと同じ」と語ったことがあるほど。自分の中でのフィーリングではどういう球種を蹴れば、ゴールやアシストに繋がるのかを理解していたとされている。 流れの中からのゴールが注目され、重要視されることもあるが、セットプレーこそ思い通りのプレーをするのには最適な機会。スナイデルの両足が持つ力が十二分に発揮されるCK、FKは、相手にとっての地獄の時間だったと言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>両足を巧みに使う世界最高峰の司令塔として活躍したスナイデルが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>その正確なキックが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/5uev4c53" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sega20230215.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】名手・スナイデル、レアル・マドリー時代の圧巻ゴール集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJVSzJYVGJhTyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 両足を巧みに使う世界最高峰の司令塔として活躍したスナイデルが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>その正確なキックが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。 <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/5uev4c53" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sega20230215.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2023.02.15 18:30 Wed5