板倉vsチェイス・アンリの日本人DF対決はシュツットガルトに軍配で今季初勝利【ブンデスリーガ】

2024.09.15 00:29 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第3節、ボルシアMGvsシュツットガルトが14日に行われ、1-3でシュツットガルトが勝利した。ボルシアMGのDF板倉滉とシュツットガルトのDFチェイス・アンリはフル出場している。
PR
代表ウィーク前の前節ボーフム戦、シャットアウト勝利に貢献したボルシアMGの板倉は、[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。一方、前節マインツ戦(3-3)で公式戦2試合連続スタメンのチャンスを貰ったチェイス・アンリは、[4-4-2]の右センターバックでスタメンとなった。
序盤の主導権争いを経て16分、まずはシュツットガルトがゴールに迫る。スルーパスに抜け出したウンダブがボックス内からシュートを放ったが、GKにセーブされた。

それでも21分、ルウェリングのシュートをGKがセーブしたこぼれ球をウンダブが詰めてシュツットガルトが先制。
しかし29分、前線からの圧力を強めたボルシアMGがすかさず追いつく。高い位置でボールを奪った流れから最後はプレアがヘディングシュートでねじ込んだ。

このプレーでGKと接触したプレアが負傷交代となったボルシアMGが盛り返す流れとなったなか、ハーフタイムにかけては好機なく1-1で前半を終えた。

迎えた後半、互角の攻防で立ち上がったなか、57分にシュツットガルトに勝ち越し弾。リーダーが右サイドゴールライン際で粘ってボールを残し、折り返したクロスをデミロビッチが合わせた。

さらに61分、CKからデミロビッチのヘディングシュートが決まって3点目を奪ったシュツットガルトが、終盤にかけても主導権を握って勝利。今季初白星を飾っている。

ボルシアMG 1-3 #シュツットガルト
【ボルシアMG】
アラサン・プレア(前27)
【シュツットガルト】
デニス・ウンダブ(前21)
エルメディン・デミロビッチ(後12)
エルメディン・デミロビッチ(後16)

PR

チェイス・アンリの関連記事

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節、アタランタvsシュトゥルム・グラーツが21日にスタディオ・ディ・ベルガモで行われ、ホームのアタランタが5-0で圧勝した。 13位のアタランタは直近の公式戦5試合未勝利とやや不調に陥るなか、CLで2025年初勝利を狙った。 立ち上がりから押し込む展開となった 2025.01.22 07:50 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節が21日と22日に行われる。ここでは第7節1日目の21日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第7節① ▽1/21(火) 《26:45》 モナコ vs アストン・ビラ アタランタ vs シュトゥルム・グラーツ 《29:00》 アトレテ 2025.01.21 18:00 Tue
ブンデスリーガ第18節、シュツットガルトvsフライブルクが18日に行われ、4-0でシュツットガルトが完勝した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはベンチ入りせず、フライブルクのMF堂安律はフル出場している。 3日前のライプツィヒ戦を2-1で逆転勝利した5位シュツットガルト(勝ち点29)は、年明け以降ベンチ外の 2025.01.19 05:34 Sun
ミッドウィークに行われた前半戦最終戦の前節、レバークーゼンがMF佐野海舟のマインツにシャットアウト勝利とした。そして首位バイエルンがホッフェンハイムに5発完勝としてレバークーゼンとの4ポイント差を維持して前半戦を終えている。後半戦スタートとなる第18節、ボルシアMGでトップチーム初ゴールを記録したFW福田師王がレバーク 2025.01.17 18:01 Fri
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了した。コンパニ新監督の下、バイエルンがドイツの盟主に相応しい強さを取り戻している。そして連覇を狙うレバークーゼンも尻上がりに調子を上げて昨季の状態に近づき、後半戦にかけては両雄による熾烈な優勝争いが繰り広げられそうな予感だ。一方でドルトムントが低迷し、CLで振る 2025.01.16 18:00 Thu

ボルシアMGの関連記事

レバークーゼンのフランス人FWマルタン・テリエが右アキレス腱を負傷したようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。 テリエは18日に行われたブンデスリーガ第18節のボルシアMG戦に先発。しかし、開始早々の6分にボックス内でパスを繋ぐ相手GKにプレスをかけようとした際に右足のアキレス腱を痛めていた。そのままピッチには戻れ 2025.01.19 11:30 Sun
ブンデスリーガ第18節のレバークーゼンvsボルシアMGが18日に行われ、3-1でレバークーゼンが勝利した。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、FW福田師王は87分からプレ-している。 公式戦10連勝中の2位レバークーゼン(勝ち点38)が、3連敗中の11位ボルシアMG(勝ち点24)をホームに迎えた一戦。ボルシアMG 2025.01.19 08:40 Sun
ミッドウィークに行われた前半戦最終戦の前節、レバークーゼンがMF佐野海舟のマインツにシャットアウト勝利とした。そして首位バイエルンがホッフェンハイムに5発完勝としてレバークーゼンとの4ポイント差を維持して前半戦を終えている。後半戦スタートとなる第18節、ボルシアMGでトップチーム初ゴールを記録したFW福田師王がレバーク 2025.01.17 18:01 Fri
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了した。コンパニ新監督の下、バイエルンがドイツの盟主に相応しい強さを取り戻している。そして連覇を狙うレバークーゼンも尻上がりに調子を上げて昨季の状態に近づき、後半戦にかけては両雄による熾烈な優勝争いが繰り広げられそうな予感だ。一方でドルトムントが低迷し、CLで振る 2025.01.16 18:00 Thu
ボルシアMGのFW福田師王がプロ初ゴールを決めた。 ボルシアMGは14日、ブンデスリーガ第17節でヴォルフスブルクとのアウェイゲーム。日本代表DF板倉滉はフル出場し、福田は2点ビハインドの70分から出場した。 さらに3点を奪われる苦しい展開も、89分に一矢報いる。GKからのロングパスを前線の福田がワンタッチ 2025.01.15 15:25 Wed

ブンデスリーガの関連記事

マインツは21日、ハイデンハイムからアメリカ代表MFレナード・マロニー(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「15」に決定。契約期間は2028年6月30日までとなる。 ベルリンで生まれ育ち、ウニオン・ベルリンの下部組織出身のマロニーは188cmの守備的MF。ドルトムントⅡから2022年夏に加入したハ 2025.01.22 09:17 Wed
RBライプツィヒがプレミアリーグの若きスター選手を狙っているという。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、ライプツィヒが狙っているのはサウサンプトンのU-19イングランド代表MFタイラー・ディブリング(18)とのこと。若き才能を確保したい考えがあるようだ。 トッテナムやマンチェスター・ユナイテッドなども関心 2025.01.21 23:45 Tue
レアル・マドリーへの移籍が度々報じられてきたカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(24)だが、バイエルンとの契約延長に近づいているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 2019年1月にバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに完全移籍で加入したデイビス。圧倒的なスピードを武器にバイエルンの左サイドバ 2025.01.21 23:15 Tue
レバークーゼンは21日、フランス人FWマルタン・テリエの手術成功を報告した。 テリエは18日に行われたブンデスリーガ第18節のボルシアMG戦に先発。しかし、開始早々の6分にボックス内でパスを繋ぐ相手GKにプレスをかけようとした際、右足のアキレス腱を負傷。そのままピッチには戻れず、DFピエロ・インカピエがスクランブ 2025.01.21 23:00 Tue
バイエルンが21日、ホッフェンハイムからU-20ドイツ代表MFトム・ビショーフ(19)の獲得を発表。ホッフェンハイムとの契約が切れる2025年夏の合流となる。 ビショーフは世代別ドイツ代表の常連となっているセントラルハーフで、少年時代からホッフェンハイムに所属。今シーズンは主力として公式戦24試合に出場しており、 2025.01.21 20:29 Tue

記事をさがす

チェイス・アンリの人気記事ランキング

1

【ブンデス第18節プレビュー】後半戦スタート、初ゴールの福田師王がレバークーゼンに挑戦

ミッドウィークに行われた前半戦最終戦の前節、レバークーゼンがMF佐野海舟のマインツにシャットアウト勝利とした。そして首位バイエルンがホッフェンハイムに5発完勝としてレバークーゼンとの4ポイント差を維持して前半戦を終えている。後半戦スタートとなる第18節、ボルシアMGでトップチーム初ゴールを記録したFW福田師王がレバークーゼンに挑む。 11位ボルシアMG(勝ち点24)は前節ヴォルフスブルク戦、同勝ち点で並んでいた相手にまさかの5失点惨敗に。そんな中で終盤の89分に福田が一矢報いたことは数少ない光明となった。レバークーゼン戦でもスーパーサブとしての出場が高まった中、王者からゴールを奪うサプライズを起こせるか。ディフェンスリーダーのDF板倉滉としては守備の立て直しを図り、レバークーゼンの強力攻撃陣を何とか抑えて福田のゴールに期待したい。 対する2位レバークーゼン(勝ち点38)は前節マインツ戦、MFグリマルドの直接FK弾が決勝点となって勝利。1-0のスコア以上の内容差で勝利して公式戦連勝を10に伸ばした中、この勢いを持続してボルシアMG撃破となるか。 首位バイエルン(勝ち点42)は7位ヴォルフスブルク(勝ち点27)と対戦。バイエルンは前節ホッフェンハイム戦、26分までに3ゴールを挙げて勝負を付け、5発圧勝とした。3連勝としてレバークーゼンとの4ポイント差を維持した中、ボルシアMGを粉砕したヴォルフスブルクを退けることはできるか。 レバークーゼンに敗れて連勝が3で止まったMF佐野海舟の6位マインツ(勝ち点28)は13位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)と対戦。佐野自身はレバークーゼンの至宝であるMFヴィルツを抑え込み役割を全うした中、後半戦スタートとなるウニオン戦でも献身的なプレーを続けたい。 前節ドルトムント戦で先制ゴールを挙げ、前半戦を終えて7ゴールを積み上げたFW町野修斗の17位ホルシュタイン・キール(勝ち点11)は16位ホッフェンハイム(勝ち点14)と対戦。ドルトムントを下してホーム戦連勝と勢い付く中、残留を争うホッフェンハイムを下して勝ち点で並べるか。 前節フランクフルト戦で先制ゴールを挙げたMF堂安律の8位フライブルク(勝ち点24)は、DFチェイス・アンリの5位シュツットガルト(勝ち点29)と対戦。フランクフルト戦では堂安のゴールも虚しく力負けとなったフライブルク。上位を狙う上では負けられないシュツットガルト戦を制すことはできるか。ここ2試合ベンチ外のチェイス・アンリはベンチスタート予想となっている。 キールに敗れて厳しい連敗となった10位ドルトムント(勝ち点25)は、FWマーモウシュがマンチェスター・移籍合意報道の出ている3位フランクフルト(勝ち点33)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第18節 ▽1/17(金) 《28:30》 フランクフルトvsドルトムント ▽1/18(土) 《23:30》 シュツットガルトvsフライブルク バイエルンvsヴォルフスブルク ハイデンハイムvsザンクト・パウリ ボーフムvsライプツィヒ ホルシュタイン・キールvsホッフェンハイム 《26:30》 レバークーゼンvsボルシアMG ▽1/19(日) 《23:30》 ウニオン・ベルリンvsマインツ 《25:30》 ブレーメンvsアウグスブルク 2025.01.17 18:01 Fri
2

【2024-25前半戦ブンデスリーガ総括】超WS選出の最優秀選手はマーモウシュ

2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了した。コンパニ新監督の下、バイエルンがドイツの盟主に相応しい強さを取り戻している。そして連覇を狙うレバークーゼンも尻上がりに調子を上げて昨季の状態に近づき、後半戦にかけては両雄による熾烈な優勝争いが繰り広げられそうな予感だ。一方でドルトムントが低迷し、CLで振るわないライプツィヒはここまで4位に付けている。 ◆コンパニ監督の予想を上回る手腕~首位バイエルン(勝ち点42)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> メガクラブの監督未経験だった不安は杞憂に終わった。グアルディオラ監督の系譜を継ぐコンパニ監督が自チームのスター選手相手にも物怖じせず十分な手腕を発揮し、マイスターシャーレ奪還を狙える強度の高いチームに仕上げた。日本人としてはDF伊藤洋輝の長期離脱は残念だったが、新戦力FWオリーズが早々にチームにフィットし、攻撃陣を活性化させた。FWケインも今季も安定した得点力を発揮した中、不安視されたセンターバックではアスリート系コンビのDFウパメカノとDFキム・ミンジェがそのフィジカルを駆使して強みに変えてしまった。健全な競争力の下、腐る選手が出ていないのもコンパニ監督の手腕が優れていることを示す要素だった。 ◆尻上がりで連覇視野~2位レバークーゼン(勝ち点38)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シャビ・アロンソ監督の下で連覇を目指した今季、戦力面での大きな上積みなく臨んだ中、昨季のような勢いを出しきれない難しさを感じる序盤戦だった。CLとの過密日程による疲弊が最たる要因だったかと思われるが、昨季とは打って変わって終盤の失点で勝ち点を落とすような試合が目立ってしまった。それでもシーズンが進むにつれて昨季を彷彿とさせる勝負強さをしっかりと取り戻した辺りはシャビ・アロンソ監督の手腕の見事なところ。絶対的得点源のFWボニフェイスやFWアドリの長期離脱があってもカバーできてしまう選手層をシャビ・アロンソ監督が生み出しており、前半戦を終えて十分に連覇を狙える位置に付けている。 ◆CLでの不振とは裏腹に~4位ライプツィヒ(勝ち点30)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFダニ・オルモがバルセロナへ帰還した中、CLではまさかの6連敗と振るわなかったライプツィヒ。ただ、ブンデスリーガでは安定した力を示し、ここまで4位。来季のCL出場が元々現実的な目標だったためまずまずの結果だと言える。 ◆チェイス・アンリの進化に注目~5位シュツットガルト(勝ち点29)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ヘーネス監督の手腕でCL出場を勝ち取ったシュツットガルト。ギラシーを始め、伊藤、DFアントンと主力が去ってしまった中、CLの負担も大きかったが、ブンデスリーガではここまで5位と十分な位置に付けている。そして、日本人としては過密日程によりトップチームデビューを飾ったDFチェイス・アンリの出番が劇的に増え、急速な進化を遂げている現状に感謝したいところ。後半戦もチェイス・アンリの成長から目が離せない。 ◆シャヒンを監督に昇格も~10位ドルトムント(勝ち点25)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アシスタントコーチだったシャヒンを監督に昇格させて迎えた新シーズン。ホームでは圧倒的な強さを見せ付けたが、アウェイで力を発揮できず勝ち点を伸ばしきれなかった。負傷がちだったFWギラシーもまだまだ本調子ではなく実力を発揮しきれていないが、後半戦で巻き返しとなるか。 ◆スキャンダル起こした佐野が名誉挽回の大活躍~日本人前半戦総括~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 開幕前には性スキャンダルを起こし、キャリア終焉の可能性まであったマインツのMF佐野海舟。しかしその佐野が前半戦を終えてブンデスリーガで最も活躍した日本人選手となったのは誰も予想できないことだった。今やマインツに欠かせない戦力として認識され、そればかりかブンデスリーガ屈指のボランチとしての評価も得ている。代表復帰の可能性は限りなく低いものと思われるが、ブンデスリーガで鍛錬を重ねることが裏切ってしまった人たちへの報いとなる。 ブンデスリーガで十分なキャリアを積んでいるフライブルクのMF堂安律、ボルシアMGのDF板倉滉に関しては昨季までと変わらない安定したプレーを継続。チームに欠かせない戦力としての地位を確立している。 また、チームと共に昇格したホルシュタイン・キールのFW町野修斗は開幕から6試合で4ゴールとスタートダッシュに成功。そこから10試合ゴールから見放されチーム共々低空飛行となったが、2024年最終戦のアウグスブルク戦で2ゴール2アシストの大活躍を見せた。 一方でブンデスリーガ初挑戦のボーフムMF三好康児はチーム共々苦戦。第10節レバークーゼン戦で初ゴールを記録したが、第14節ウニオン・ベルリン戦で一発退場するなど苦い前半戦となっている。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWオマル・マーモウシュ(フランクフルト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWサラーに次ぐエジプトから新たなスター選手が誕生の予感だ。昨季移籍したフランクフルトで点取り屋としての才能が開花し始めたマーモウシュ。昨季の12ゴールを既に上回り15ゴールを挙げている。抜群のスピードと打開力で単騎でゴールを奪えてしまう正にサラーのような存在。この活躍を受けてマンチェスター・シティが獲得に乗り出しているが、後半戦もフランクフルトで戦うことになるか。 ★最優秀監督 ◆ヴァンサン・コンパニ(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季ブンデスリーガ12連覇を阻まれ、そのまま競争力が落ちても不思議ではなかった中、レバークーゼンを抑えて首位ターンができたのはコンパニ監督の手腕に他ならない。バーンリーではプレミアリーグ昇格に成功したものの、残留を果たせなかった中、メガクラブのバイエルンでここまで十分な手腕を発揮している。 【期待以上】 ★チーム ◆フランクフルト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム最大の武器となったマーモウシュを存分に生かす堅守速攻スタイルで躍進。父のクラウス・トップメラー同様、ディノも名将への道を歩むことになりそうだ。 ★選手 FWヨナタン・ブルカルト(マインツ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケイン、マーモウシュに次ぐ12ゴールと覚醒。昨季8ゴール、2021-22シーズンに記録した11ゴールを既に更新し、佐野と共に躍進マインツを象徴する存在だ。 【期待外れ】 ★チーム ◆ドルトムント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 唯一FWバイノー=ギテンスが一人気を吐いていたが、バイエルン、レバークーゼンと共に優勝争いを繰り広げなければならない立ち位置の中、10位と低迷した。クラブのレジェンドであるシャヒン監督は今季終了まで持つか。 ★選手 ◆DF伊藤洋輝(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケガのため仕方ないところだが、期待が大きかったことも含めて苦渋の選出。全休となってしまった前半戦の鬱憤を晴らすべく後半戦は挽回としたい。 2025.01.16 18:00 Thu
3

【ブンデス第17節プレビュー】前半戦最終戦、佐野海舟がヴィルツとマッチアップ

先週末に行われたウインターブレイク明けの前節、ドルトムントvsレバークーゼンの好カードは2-3でレバークーゼンが逃げ切り勝利を飾った。そして首位バイエルンがボルシアMGにシャットアウト勝利とし、2位レバークーゼンとの4ポイント差を維持している。前半戦最終戦となる第17節は火曜と水曜に行われ、MF佐野海舟の5位マインツ(勝ち点28)が2位レバークーゼン(勝ち点35)と火曜に対戦する。 マインツは前節ボーフム戦、ケガから復帰の主砲FWブルカルトのドッペルパックで快勝。年を跨いで連勝を3に伸ばした。開幕から先発を続ける佐野も一貫したハードワークで相手に隙を与えず快勝に貢献している。レバークーゼン戦ではヴィルツとマッチアップする可能性が高いが、バイエルン戦で抑え込んだMFムシアラ同様にドイツの至宝を再び封じ込めてしまうだろうか。 一方、FWシックのドッペルパックでドルトムントに逃げ切り勝利としたレバークーゼンは、年を跨いで公式戦連勝を9とした。終盤にドルトムントの攻勢を許してヒヤリとしたが、しっかり勝ち切った。堅実なブロックを築くマインツ相手にレバークーゼンが多彩な攻めでいかに崩すのかに注目が集まる。 水曜には首位バイエルン(勝ち点39)が登場、15位ホッフェンハイム(勝ち点13)と対戦する。バイエルンは前節ボルシアMG戦、ムシアラを病気で、DFウパメカノを負傷で欠いた中、1-0のスコア以上の内容差で勝利。年を跨いで連勝とした中、前半戦最終戦を勝利で締めくくれるか。 MF堂安律の6位フライブルク(勝ち点27)は3位フランクフルト(勝ち点30)との上位対決に挑む。フライブルクは前節ホルシュタイン・キール戦、堂安が3点目をアシストした中、終盤に2点を決められて追い上げを許したが勝ち切った。2024年最終戦のレバークーゼン戦大敗を払拭して新年白星スタートとした中、マンチェスター・シティへの移籍報道があるFWマーモウシュ擁するフランクフルトを下して連勝となるか。 その堂安との日本人対決に敗れたFW町野修斗の17位ホルシュタイン・キール(勝ち点8)は、8位ドルトムント(勝ち点25)と対戦。2024年最終戦で大活躍し、フライブルク戦では先発で起用された町野だったが、見せ場を作れず。再びアピールする立場となった中、DFシュロッターベックやMFジャン、DFアントンらバックラインに病欠者が相次ぐドルトムント相手に結果を残せるか。 バイエルン攻撃陣を1失点に抑えたDF板倉滉の11位ボルシアMGは、勝ち点24で並ぶ10位ヴォルフスブルクとの中位対決。トップハーフを目指す上では同レベルのヴォルフスブルクには負けられないところ。前半戦最終戦を勝利で飾れるか。 前節出番のなかったDFチェイス・アンリの7位シュツットガルト(勝ち点26)は4位ライプツィヒ(勝ち点30)と、出場停止が明けるMF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点8)は14位ザンクト・パウリ(勝ち点14)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第17節 ▽1/14(火) 《26:30》 ホルシュタイン・キールvsドルトムント 《28:30》 レバークーゼンvsマインツ フランクフルトvsフライブルク ヴォルフスブルクvsボルシアMG ▽1/15(水) 《26:30》 ボーフムvsザンクト・パウリ 《28:30》 シュツットガルトvsライプツィヒ バイエルンvsホッフェンハイム ブレーメンvsハイデンハイム ウニオン・ベルリンvsアウグスブルク 2025.01.14 18:00 Tue
4

「チームタイトルを1つ獲れて良かった」LAギャラクシーで栄冠の吉田麻也、右肩上がりのMLS知り危機感「日本も成長しないと離される」

ロサンゼルス・ギャラクシーの元日本代表DF吉田麻也が、メジャーリーグ・サッカー(MLS)や現在の日本代表について語った。 先日、MLSの年間王者を決めるMLSカップの決勝が行われ、西地区2位から勝ち上がったロサンゼルス・ギャラクシーが東地区7位から勝ち上がったニューヨーク・レッドブルズと対戦。キャプテンとして山根視来とともにフル出場し、2-1の勝利に貢献した。 アメリカでのシーズンを終え、15日に行われた松井大輔の引退試合『松井大輔引退試合-Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~』に駆けつけた吉田。試合後にはアメリカで得た経験について語った。 「僕は1年半前に向こうで新しいチャレンジをして、モチベーションの意味でもプレッシャーをかけて新たなチャレンジに挑んだ。こうしてわかりやすい結果が出たのはすごく説得力が増すと思うし、自分のなかではチームのタイトルがなかったので、1つそれも獲れて良かったです」 「来年またハードなスケジュールになると思うので、1回ゆっくり休んで。(ロサンゼルス・ギャラクシーに)残ればね。やっぱり繰り返しですね。大きなケガをすれば、それで終わるような年齢だと思うので、毎日のケアが大事だなと思います」 また、アメリカならではのサッカー文化についてもコメント。プレミアリーグの第一線でも長らく活躍したが、また違った魅力を感じているようだ。 「ヨーロッパとも日本とも違う。いろんな意味で違う形のビジネススキームがあるので、すごくピッチ内外で勉強になります。マーケティングもそうだし、演出もそう」 「盛り上がりは間違いなく大きくなっているし、成長スピードも非常に早いなというのはあります。というのも、投下されるお金の額が違う。たとえば『Apple TV』が(放映権を)独占していますけど、放映権を売って小さな小銭稼ぎはしません。だから、僕の映像なんかほとんどみなさん観ないと思いますけど」 「そういうことから、ビジネススキームのサイズが違うなという感じはしますね。だからこそもっと日本も成長しないと離されるんじゃないかなという危機感もあります」 一方、2022年のカタールワールドカップ(W杯)が最後のプレーとなっている日本代表にも言及。「楽しく観ています」と述べたが、「なんとも言えないですね。相手が弱いので」とも見解を示した。 さらに、14日の中村憲剛の引退試合に駆けつけたシント=トロイデンのDF谷口彰悟にも触れた吉田。負傷離脱中の参加は「日系クラブでなければ絶対にできない」というが、「ケガを治すしかないですね」と本人の心情も察した。 「年齢的にも30代になっていて、治しつつコンディションも維持しなければいけないので、大変だと思います。僕はこの数試合の代表を観ていて、谷口くんが後ろで一番良いな、安定しているなと思ったので残念ではあります」 「だけど、そういう時は違う新しい選手のチャンスですし。(板倉)滉とかも。そういう意味でプレッシャーがかかるので、伸びるチャンスだなと思っています。そういう多角的な見方をしています」 2026年の北中米ワールドカップに向けた自らの代表復帰については、「ないでしょ」とひと言。しかし、森保一監督からの要請があれば、現在戦っている地での大舞台に向け、招集に応じる可能性もあるようだ。 「誰でもやると思いますよ。別に僕だけでなく川島永嗣だってあり得るだろうし、シュミット・ダニエルだって、長友だってありえる。それは監督のみぞ知る」 「(チェイス・アンリの台頭など)選択肢が多いことは監督にとってはすごく良いことです。3人ないし、26人なので、どういうバランスを取るかというのは非常に大事だと思います。それは監督が決めることだと思います。僕は特にあまり一喜一憂する立場でもないですけど、やるべきことをやるというだけですね」 2024.12.16 07:30 Mon
5

シュツットガルトが堂安律フル出場のフライブルクに4発完勝、年明け後3連勝【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第18節、シュツットガルトvsフライブルクが18日に行われ、4-0でシュツットガルトが完勝した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはベンチ入りせず、フライブルクのMF堂安律はフル出場している。 3日前のライプツィヒ戦を2-1で逆転勝利した5位シュツットガルト(勝ち点29)は、年明け以降ベンチ外のチェイス・アンリがセカンドチームへ送られることになり、今節も不在となった。 一方、4日前の前節フランクフルト戦では堂安が先制ゴールを挙げたものの、1-4で完敗した8位フライブルク(勝ち点24)は、堂安が[4-2-3-1]の右MFで先発となった。 開始2分、スティラーの右CKからルオーがヘディングシュートを決めたシュツットガルトが良い入りとすると、17分にリードを広げる。 またもCK流れから右サイドのスティラーのインスウィングクロスをデミロビッチが頭で合わせた。さらに29分にはルウェリングの左クロスからデミロビッチがまたもヘディングシュートを決めたかに思われたが、VARが入ってオフサイドを取られノーゴールに。 それでも前半追加タイム3分、シュツットガルトがPKを獲得。またもCKの流れからボックス内のルウェリングがローゼンフェルダーと接触した。このPKをウォルトメイドが沈めてシュツットガルトが前半で勝負を決めた。 迎えた後半も主導権を握るシュツットガルトは終盤の80分、途中出場のウンダブがミドルシュートを蹴り込んで4発圧勝。年明け以降3連勝としている。一方、敗れたフライブルクは2試合連続4失点で連敗となった。 シュツットガルト 4-0 フライブルク 【シュツットガルト】 アントニー・ルオー(前2) エルメディン・デミロビッチ(前17) ニック・ウォルトメイド(前50)【PK】 デニス・ウンダブ(後35) 2025.01.19 05:34 Sun

ボルシアMGの人気記事ランキング

1

「あの局面で股抜きさすが」「FWらしいゴール」ボルシアMGのFW福田師王がブンデス初得点! 速攻の起点作り&冷静に完結「大きな一歩」「出場機会増えると良いな」

ボルシアMGのFW福田師王がプロ初ゴールを決めた。 ボルシアMGは14日、ブンデスリーガ第17節でヴォルフスブルクとのアウェイゲーム。日本代表DF板倉滉はフル出場し、福田は2点ビハインドの70分から出場した。 さらに3点を奪われる苦しい展開も、89分に一矢報いる。GKからのロングパスを前線の福田がワンタッチではたき、速攻の起点に。そのままゴールへ向かうと、味方からのスルーパスを右足ダイレクトで合わせ、飛び出したGKの股下を抜いた。 チームは1-5で敗れたものの、ブンデスリーガ通算7試合目、今シーズン2試合目での待望の初ゴール。2試合連続の途中起用に結果で応えた。 SNS上では「あの局面で股抜きシュートさすが」「動き出しから最後冷静に決めててかっこいい」「FWらしいゴールなのがいい。いい動きから冷静に股下通して」「起点から素晴らしい」などと反応が。「大きな一歩だねおめでとう!」「これで出場機会が増えると良いな」といったコメントも寄せられた一方、「板倉が祝福にいってるね」「板倉駆けつけるの早い(笑)」とゴール後にも注目が集まっている。 <span class="paragraph-title">【動画】板倉滉も祝福! 福田師王のブンデス初得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">GOOOAL<br><br>/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E5%B8%AB%E7%8E%8B?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#福田師王</a> が待望のブンデス初ゴール!<br>\<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブンデスリーガ</a> 第17節<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴォルフスブルク</a>×<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2MG?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ボルシアMG</a><br><br><a href="https://t.co/N6qhz9B7C3">https://t.co/N6qhz9B7C3</a><a href="https://twitter.com/shiou40?ref_src=twsrc%5Etfw">@shiou40</a><a href="https://twitter.com/borussia?ref_src=twsrc%5Etfw">@borussia</a><a href="https://twitter.com/borussia_jp?ref_src=twsrc%5Etfw">@borussia_jp</a> <a href="https://t.co/WLh7GJCg4q">pic.twitter.com/WLh7GJCg4q</a></p>&mdash; スカパー!ブンデスリーガ (@skyperfectv) <a href="https://twitter.com/skyperfectv/status/1879289503401320851?ref_src=twsrc%5Etfw">January 14, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.15 15:25 Wed
2

【ブンデス第18節プレビュー】後半戦スタート、初ゴールの福田師王がレバークーゼンに挑戦

ミッドウィークに行われた前半戦最終戦の前節、レバークーゼンがMF佐野海舟のマインツにシャットアウト勝利とした。そして首位バイエルンがホッフェンハイムに5発完勝としてレバークーゼンとの4ポイント差を維持して前半戦を終えている。後半戦スタートとなる第18節、ボルシアMGでトップチーム初ゴールを記録したFW福田師王がレバークーゼンに挑む。 11位ボルシアMG(勝ち点24)は前節ヴォルフスブルク戦、同勝ち点で並んでいた相手にまさかの5失点惨敗に。そんな中で終盤の89分に福田が一矢報いたことは数少ない光明となった。レバークーゼン戦でもスーパーサブとしての出場が高まった中、王者からゴールを奪うサプライズを起こせるか。ディフェンスリーダーのDF板倉滉としては守備の立て直しを図り、レバークーゼンの強力攻撃陣を何とか抑えて福田のゴールに期待したい。 対する2位レバークーゼン(勝ち点38)は前節マインツ戦、MFグリマルドの直接FK弾が決勝点となって勝利。1-0のスコア以上の内容差で勝利して公式戦連勝を10に伸ばした中、この勢いを持続してボルシアMG撃破となるか。 首位バイエルン(勝ち点42)は7位ヴォルフスブルク(勝ち点27)と対戦。バイエルンは前節ホッフェンハイム戦、26分までに3ゴールを挙げて勝負を付け、5発圧勝とした。3連勝としてレバークーゼンとの4ポイント差を維持した中、ボルシアMGを粉砕したヴォルフスブルクを退けることはできるか。 レバークーゼンに敗れて連勝が3で止まったMF佐野海舟の6位マインツ(勝ち点28)は13位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)と対戦。佐野自身はレバークーゼンの至宝であるMFヴィルツを抑え込み役割を全うした中、後半戦スタートとなるウニオン戦でも献身的なプレーを続けたい。 前節ドルトムント戦で先制ゴールを挙げ、前半戦を終えて7ゴールを積み上げたFW町野修斗の17位ホルシュタイン・キール(勝ち点11)は16位ホッフェンハイム(勝ち点14)と対戦。ドルトムントを下してホーム戦連勝と勢い付く中、残留を争うホッフェンハイムを下して勝ち点で並べるか。 前節フランクフルト戦で先制ゴールを挙げたMF堂安律の8位フライブルク(勝ち点24)は、DFチェイス・アンリの5位シュツットガルト(勝ち点29)と対戦。フランクフルト戦では堂安のゴールも虚しく力負けとなったフライブルク。上位を狙う上では負けられないシュツットガルト戦を制すことはできるか。ここ2試合ベンチ外のチェイス・アンリはベンチスタート予想となっている。 キールに敗れて厳しい連敗となった10位ドルトムント(勝ち点25)は、FWマーモウシュがマンチェスター・移籍合意報道の出ている3位フランクフルト(勝ち点33)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第18節 ▽1/17(金) 《28:30》 フランクフルトvsドルトムント ▽1/18(土) 《23:30》 シュツットガルトvsフライブルク バイエルンvsヴォルフスブルク ハイデンハイムvsザンクト・パウリ ボーフムvsライプツィヒ ホルシュタイン・キールvsホッフェンハイム 《26:30》 レバークーゼンvsボルシアMG ▽1/19(日) 《23:30》 ウニオン・ベルリンvsマインツ 《25:30》 ブレーメンvsアウグスブルク 2025.01.17 18:01 Fri
3

【2024-25前半戦ブンデスリーガ総括】超WS選出の最優秀選手はマーモウシュ

2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了した。コンパニ新監督の下、バイエルンがドイツの盟主に相応しい強さを取り戻している。そして連覇を狙うレバークーゼンも尻上がりに調子を上げて昨季の状態に近づき、後半戦にかけては両雄による熾烈な優勝争いが繰り広げられそうな予感だ。一方でドルトムントが低迷し、CLで振るわないライプツィヒはここまで4位に付けている。 ◆コンパニ監督の予想を上回る手腕~首位バイエルン(勝ち点42)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> メガクラブの監督未経験だった不安は杞憂に終わった。グアルディオラ監督の系譜を継ぐコンパニ監督が自チームのスター選手相手にも物怖じせず十分な手腕を発揮し、マイスターシャーレ奪還を狙える強度の高いチームに仕上げた。日本人としてはDF伊藤洋輝の長期離脱は残念だったが、新戦力FWオリーズが早々にチームにフィットし、攻撃陣を活性化させた。FWケインも今季も安定した得点力を発揮した中、不安視されたセンターバックではアスリート系コンビのDFウパメカノとDFキム・ミンジェがそのフィジカルを駆使して強みに変えてしまった。健全な競争力の下、腐る選手が出ていないのもコンパニ監督の手腕が優れていることを示す要素だった。 ◆尻上がりで連覇視野~2位レバークーゼン(勝ち点38)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シャビ・アロンソ監督の下で連覇を目指した今季、戦力面での大きな上積みなく臨んだ中、昨季のような勢いを出しきれない難しさを感じる序盤戦だった。CLとの過密日程による疲弊が最たる要因だったかと思われるが、昨季とは打って変わって終盤の失点で勝ち点を落とすような試合が目立ってしまった。それでもシーズンが進むにつれて昨季を彷彿とさせる勝負強さをしっかりと取り戻した辺りはシャビ・アロンソ監督の手腕の見事なところ。絶対的得点源のFWボニフェイスやFWアドリの長期離脱があってもカバーできてしまう選手層をシャビ・アロンソ監督が生み出しており、前半戦を終えて十分に連覇を狙える位置に付けている。 ◆CLでの不振とは裏腹に~4位ライプツィヒ(勝ち点30)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFダニ・オルモがバルセロナへ帰還した中、CLではまさかの6連敗と振るわなかったライプツィヒ。ただ、ブンデスリーガでは安定した力を示し、ここまで4位。来季のCL出場が元々現実的な目標だったためまずまずの結果だと言える。 ◆チェイス・アンリの進化に注目~5位シュツットガルト(勝ち点29)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ヘーネス監督の手腕でCL出場を勝ち取ったシュツットガルト。ギラシーを始め、伊藤、DFアントンと主力が去ってしまった中、CLの負担も大きかったが、ブンデスリーガではここまで5位と十分な位置に付けている。そして、日本人としては過密日程によりトップチームデビューを飾ったDFチェイス・アンリの出番が劇的に増え、急速な進化を遂げている現状に感謝したいところ。後半戦もチェイス・アンリの成長から目が離せない。 ◆シャヒンを監督に昇格も~10位ドルトムント(勝ち点25)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アシスタントコーチだったシャヒンを監督に昇格させて迎えた新シーズン。ホームでは圧倒的な強さを見せ付けたが、アウェイで力を発揮できず勝ち点を伸ばしきれなかった。負傷がちだったFWギラシーもまだまだ本調子ではなく実力を発揮しきれていないが、後半戦で巻き返しとなるか。 ◆スキャンダル起こした佐野が名誉挽回の大活躍~日本人前半戦総括~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 開幕前には性スキャンダルを起こし、キャリア終焉の可能性まであったマインツのMF佐野海舟。しかしその佐野が前半戦を終えてブンデスリーガで最も活躍した日本人選手となったのは誰も予想できないことだった。今やマインツに欠かせない戦力として認識され、そればかりかブンデスリーガ屈指のボランチとしての評価も得ている。代表復帰の可能性は限りなく低いものと思われるが、ブンデスリーガで鍛錬を重ねることが裏切ってしまった人たちへの報いとなる。 ブンデスリーガで十分なキャリアを積んでいるフライブルクのMF堂安律、ボルシアMGのDF板倉滉に関しては昨季までと変わらない安定したプレーを継続。チームに欠かせない戦力としての地位を確立している。 また、チームと共に昇格したホルシュタイン・キールのFW町野修斗は開幕から6試合で4ゴールとスタートダッシュに成功。そこから10試合ゴールから見放されチーム共々低空飛行となったが、2024年最終戦のアウグスブルク戦で2ゴール2アシストの大活躍を見せた。 一方でブンデスリーガ初挑戦のボーフムMF三好康児はチーム共々苦戦。第10節レバークーゼン戦で初ゴールを記録したが、第14節ウニオン・ベルリン戦で一発退場するなど苦い前半戦となっている。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWオマル・マーモウシュ(フランクフルト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWサラーに次ぐエジプトから新たなスター選手が誕生の予感だ。昨季移籍したフランクフルトで点取り屋としての才能が開花し始めたマーモウシュ。昨季の12ゴールを既に上回り15ゴールを挙げている。抜群のスピードと打開力で単騎でゴールを奪えてしまう正にサラーのような存在。この活躍を受けてマンチェスター・シティが獲得に乗り出しているが、後半戦もフランクフルトで戦うことになるか。 ★最優秀監督 ◆ヴァンサン・コンパニ(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季ブンデスリーガ12連覇を阻まれ、そのまま競争力が落ちても不思議ではなかった中、レバークーゼンを抑えて首位ターンができたのはコンパニ監督の手腕に他ならない。バーンリーではプレミアリーグ昇格に成功したものの、残留を果たせなかった中、メガクラブのバイエルンでここまで十分な手腕を発揮している。 【期待以上】 ★チーム ◆フランクフルト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム最大の武器となったマーモウシュを存分に生かす堅守速攻スタイルで躍進。父のクラウス・トップメラー同様、ディノも名将への道を歩むことになりそうだ。 ★選手 FWヨナタン・ブルカルト(マインツ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケイン、マーモウシュに次ぐ12ゴールと覚醒。昨季8ゴール、2021-22シーズンに記録した11ゴールを既に更新し、佐野と共に躍進マインツを象徴する存在だ。 【期待外れ】 ★チーム ◆ドルトムント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 唯一FWバイノー=ギテンスが一人気を吐いていたが、バイエルン、レバークーゼンと共に優勝争いを繰り広げなければならない立ち位置の中、10位と低迷した。クラブのレジェンドであるシャヒン監督は今季終了まで持つか。 ★選手 ◆DF伊藤洋輝(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケガのため仕方ないところだが、期待が大きかったことも含めて苦渋の選出。全休となってしまった前半戦の鬱憤を晴らすべく後半戦は挽回としたい。 2025.01.16 18:00 Thu
4

ヴィルツが2G1Aと躍動!レバークーゼンがボルシアMGに完勝で公式戦11連勝【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第18節のレバークーゼンvsボルシアMGが18日に行われ、3-1でレバークーゼンが勝利した。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、FW福田師王は87分からプレ-している。 公式戦10連勝中の2位レバークーゼン(勝ち点38)が、3連敗中の11位ボルシアMG(勝ち点24)をホームに迎えた一戦。ボルシアMGの板倉はスタメン出場、前節ブンデス初ゴールを挙げた福田はベンチスタートとなった。 試合は開始早々の6分にレバークーゼンにアクシデント。ボックス内でパスを繋ぐ相手GKにプレスをかけようとしたテリエが右足を負傷すると、プレー続行不可能となり、インカピエが緊急投入された。 不運な形で交代カードを使ったレバークーゼンだったが、その後も主導権を握ると32分に先制する。中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ジャカのパスを前線で受けたヴィルツが板倉を股抜きでかわしボックス内まで侵攻。冷静にシュートをゴール右隅に流し込んだ。 1点ビハンドで前半を終えたボルシアMGは、62分に再び失点する。ボックス左から侵入したグリマルドのクロスがヴァイグルの右手に当たると、主審はPKを宣告。このPKをヴィルツが沈め、追加点を奪った。 リードを広げたレバークーゼンは、74分にも左サイドを持ち上がったインカピエの斜めのパスをボックス手前のヴィルツがワンタッチで繋ぐと、ゴール前に抜け出したシックがゴール右隅にシュートを流し込んだ。 3点差とされたボルシアMGは、87分にサンデルを下げて福田を投入。すると91分、シュテーガーとのワンツーで左サイドを抜けたネッツがダイレクトクロスを供給すると、クラインディーンストがダイレクトシュートを流し込んだ。 1点を返して勢いづくボルシアMGは、92にもヴァイグルにも決定機が訪れたが、シュートはGKフラデツキーに防がれ、3-1でタイムアップ。 公式戦11連勝と絶好調のレバークーゼンが週明けのアトレティコ・マドリーに弾みをつけている。 レバークーゼン 3-1 ボルシアMG 【レバークーゼン】 フロリアン・ヴィルツ(前32) フロリアン・ヴィルツ(後17)【PK】 パトリック・シック(後29) 【ボルシアMG】 ティム・クラインディーンスト(後46) 2025.01.19 08:40 Sun
5

福田師王がブンデス初ゴールも守備崩壊のボルシアMGは5失点でヴォルフスブルクに惨敗…【ブンデスリーガ】

ボルシアMGは14日、ブンデスリーガ第17節でヴォルフスブルクと対戦し1-5で惨敗した。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、福田師王は70分から出場し、89分にプロ初ゴールを記録している。 前節バイエルンに惜敗した11位ボルシアMG(勝ち点24)が、10位ヴォルフスブルク(勝ち点24)のホームに乗り込んだ一戦。ボルシアMGの板倉はスタメン出場、福田はベンチスタートとなった。 ボルシアMGは開始早々に失点を許す。2分、メーレの折り返しに反応したダルダイの足をヴァイグルが蹴ってしまいPKを献上。このPKをヴィンドに決められた。 先制されたボルシアMGは12分に反撃。ハックの縦パスが相手DFのクリアミスを誘うと、こぼれ球からDFの裏に抜け出したクヴァンカラがゴール前まで侵攻しチップキックシュートを放ったが、これは絶妙な飛び出しでシュートコースを絞ったGKグラバラがセーブ。 さらにボルシアMGは、34分にも敵陣でのデザインされたFKからボックス左深くに抜け出したハックがシュート。しかし、これもGKグラバラの好セーブに防がれた。 1点ビハンドで後半を迎えたボルシアMGは、60分に再び失点する。左サイドから中央に切り込んだメーレがボックス内のヴィンドとのパス交換でゴール前まで侵攻すると、冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ。 2点を追うボルシアMGは。70分にハックとネッツを下げて福田とウルリッヒを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはヴォルフスブルク。75分、ヴァヴロのロングフィードをボックス左横で収めたメーレはマイナスへパスを送ると、駆け上がったアルノルトがそのままボックス左深くまで侵攻し、左足のシュートでゴールネットを揺らした。 さらに84分には、ボックス右から侵入したヴィマーの折り返しを途中出場のルーカス・エンメチャに決められると、87分にもヴィマーのパスでDFの裏に抜け出したメーレのラストパスからルーカス・エンメチャにゴールネットを揺らされた。 大量失点を喫したボルシアMGは、89分にGKニコラスからのロングフィードを福田が繋ぐと、前線でこれを収めたプレアがラストパス。パス&ゴーでボックス内まで駆け上がった福田がダイレクトシュートをで流し込み、1点を返したが反撃はここまで。 福田のブンデスリーガ初ゴールで一矢報いたボルシアMGだったが、大量5失点でリーグ戦2連敗となった。 ヴォルフスブルク 5-1 ボルシアMG 【ヴォルフスブルク】 ヨナス・ヴィンド(前3)【PK】 ヨアキム・メーレ(後16) マキシミリアン・アルノルト(後30) ルーカス・エンメチャ(後39) ルーカス・エンメチャ(後42) 【ボルシアMG】 福田師王(後44) 2025.01.15 09:15 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly