【CLリーグフェーズ第7節プレビュー①】公式戦15連勝でストップのアトレティコと11連勝中のレバークーゼンが激突

2025.01.21 18:00 Tue
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チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節が21日と22日に行われる。ここでは第7節1日目の21日に開催されるカードの展望を紹介していく。
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◆リーグフェーズ第7節①
▽1/21(火)
《26:45》
モナコ vs アストン・ビラ
アタランタ vs シュトゥルム・グラーツ
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs レバークーゼン
ボローニャ vs ドルトムント
クラブ・ブルージュ vs ユベントス
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs PSV
リバプール vs リール
スロバン・ブラチスラヴァ vs シュツットガルト
ベンフィカ vs バルセロナ◆絶好調対決
リーグフェーズ残り2試合となって迎える第7節、1日目の最注目試合は絶好調の11位アトレティコ・マドリー(勝ち点12)と4位レバークーゼン(勝ち点13)によるトップ8入りを懸けた対戦だ。
先月11日に行われた前節スロバン・ブラチスラヴァ戦をFWグリーズマンのドブレーテなどで快勝したアトレティコはCL3連勝で11位に浮上。直近のレガネス戦ではポスト直撃やグリーズマンのPK失敗などもあって不覚を取りウノセロ敗戦となったが、それまでは公式戦15連勝と絶好調が続いていた。仕切り直しの一戦でレバークーゼンを撃破し、CL4連勝としてラウンド16ストレートインとなる8位以内への浮上となるか。

一方、前節インテル戦を終盤のDFムキエレ弾でこじ開け、1-0のシャットアウト勝利としたレバークーゼンは公式戦11連勝中。2024年年末にかけて尻上がりに調子を上げ、現在は国内2冠を達成した昨季のチーム状態に戻っている。直近のボルシアMG戦では大黒柱のMFヴィルツがドッペルパックで快勝と最高のチーム状態の中、アトレティコを下してラウンド16進出を決めてしまうか。
◆2位バルセロナは勝利で突破
Getty Images

前節ドルトムントとのアウェイ戦を途中出場FWフェラン・トーレスのドブレーテで制した2位バルセロナ(勝ち点15)は15位ベンフィカ(勝ち点10)と対戦。CL5連勝としてラウンド16進出が目前となっている中、直近のヘタフェ戦では1-1の引き分けに終わり、ラ・リーガではここ4試合勝ちなしとなっている。スーペル・コパではレアル・マドリーを粉砕するなどチーム状態が読み辛いバルセロナだが、ベンフィカを退けてリーグフェーズ突破となるか。

◆不調の南野モナコは5位ビラと対戦
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前節アーセナルに0-3で完敗した16位モナコ(勝ち点10)は5位アストン・ビラ(勝ち点13)と対戦。MF南野拓実は1点ビハインドの後半から出場して攻撃を活性化させたが、ゴールは生まれなかった。CL連敗で16位に後退した中、リーグ・アンでも調子を落とし、ここ4試合2分け2敗となっている。直近のモンペリエ戦では最下位チーム相手に逆転負けと最悪なチーム状態の中、直近のアーセナル戦を2-2の引き分けに持ち込むなど力のあるビラから勝ち点を奪えるか。

◆ラウンド16一番乗りのリバプールは公式戦21試合負けなしのリールと対戦
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前節ジローナ戦を1-0のシャットアウト勝利として唯一の6連勝としたリバプールは8位以上を確定させ、ラウンド16一番乗りを決めた。その首位リバプール(勝ち点18)は、公式戦21試合負けのない8位リール(勝ち点13)と対戦。

直近のブレントフォード戦ではFWヌニェスの後半追加タイムでの2ゴールで劇的勝利としたリバプール。チャンスの数に対してゴールが少なく結果が伴わない状況が続いていたが、ブレントフォード戦では勝利を手にした。既に決勝トーナメント進出を決めている中、引き分け以上で首位通過が確定するがMF遠藤航に出番はあるか。

◆トップ8入り狙うユベントスは1pt差のブルージュと対戦
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前節マンチェスター・シティ戦をシャットアウト勝利とし、14位に浮上したユベントス(勝ち点11)は19位クラブ・ブルージュ(勝ち点10)と対戦。シティ戦の勝利でCL4試合ぶりの白星としたユベントス。セリエAでは引き分け地獄にハマっていたが、直近のミラン戦では会心の勝利を収めて停滞感を払拭。良い流れをブルージュ戦に持ち込み、トップ8入りへCL連勝なるか。

そのユベントスと同勝ち点で並ぶ13位アタランタ(勝ち点11)は29位シュトゥルム・グラーツ(勝ち点3)と対戦。アタランタは前節レアル・マドリー戦を打ち負け、UEFAスーパーカップのリベンジを果たせず。セリエAでは2024年末にかけて怒涛の11連勝を飾っていたが、ここ4試合勝ちなしと小休止。直近のナポリ戦では2-3と競り負けた中、切り替えて格下シュトゥルム・グラーツを撃破できるか。

今季結果の出ていたホームでバルセロナに敗れた9位ドルトムント(勝ち点12)は33位ボローニャ(勝ち点2)と対戦。ウインターブレイク明け後、ブンデスリーガ3連敗と絶望的なチーム状態の中、年明け以降のセリエAではローマとインテルに引き分ける善戦を見せているボローニャを下してシャヒン監督は首を繋げるか。

そしてDFチェイス・アンリの26位シュツットガルト(勝ち点7)は35位スロバン・ブラチスラヴァ(勝ち点0)と対戦。年明け以降、ベンチ外が続いていたチェイス・アンリはセカンドチームへ送られているが、チームはラウンド16プレーオフに進出できる24位以内を目指してCL3勝目を狙う。

◆リーグフェーズ第7節 日程
▽1/22(水)
《26:45》
シャフタール vs ブレスト
ライプツィヒ vs スポルティングCP
《29:00》
ミラン vs ジローナ
スパルタ・プラハ vs インテル
アーセナル vs ディナモ・ザグレブ
セルティック vs ヤング・ボーイズ
フェイエノールト vs バイエルン
パリ・サンジェルマン vs マンチェスター・シティ
レアル・マドリー vs ザルツブルク

2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。

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バルセロナvsアタランタは白熱ドロー…バルサは2位フィニッシュ、アタランタはトップ8届かず【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ最終節、バルセロナvsアタランタが29日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、2-2のドローに終わった。 CL6連勝で2位に位置するバルセロナはトップ8圏内を確定させたなか、逆転での首位フィニッシュを目指した。直近のバレンシア戦で7-1の圧勝を収め、不振ラ・リーガの戦いでも結果を残したハンジ・フリックのチームは、強豪をホームで迎え撃った今回の一戦で先発5人を変更。レヴァンドフスキ、ガビ、ペドリの主力が復帰したほか、クバルシに代えてアラウホを起用した。 一方、自力でのトップ8フィニッシュへ勝ち点3必須の7位アタランタは、直近のコモ戦を2-1の逆転で制し、こちらも良い流れで敵地へ乗り込んだ。ガスペリーニ監督はこの大一番へ負傷のルックマンを除き主力を起用。2トップにレテギ、デ・ケテラエルが並んだ。 立ち上がりから球際でのバトル、ハイラインの攻略が強調される展開に。10分過ぎにはアタランタがザッパコスタの裏抜けからのクロスに飛び込んだデ・ケテラエル、GKカルネセッキのフィード1本で裏抜けしたレテギが続けて決定的なシュートを放つが、いずれもGKシュチェスニーの好守に遭う。 以降はバルセロナがボールを保持し、アタランタがカウンターで応戦する構図の下で一進一退に。中盤での攻防がメインとなるなか、バルセロナは要所で相手の人に付く守備を剥がして右のヤマルにボールを集めていくと、その17歳FWが幾度か得意の形でシュートまで持ち込んでいく。 前半半ばから終盤にかけても拮抗した展開が続くと、35分にはデ・ケテラエルからボックス左でパスを受けたザッパコスタがゴールネットを揺らすが、これは微妙なオフサイド判定でノーゴールに。決定機の数ではアタランタもほぼイーブンの状況のまま試合は後半へと折り返された。 しかし、後半立ち上がりはいきなり動く。47分、ハーフウェイライン付近で縦パスを収めたレヴァンドフスキが左で背後を狙ったハフィーニャにスルーパスを供給。ハフィーニャは縦に運びながら逆サイドで浮いたヤマルへ絶妙な折り返しを供給すると、中途半端な飛び出しを見せたGKカルネセッキをかわしたヤマルがDFコラシナツも振り切って無人のゴールへ流し込んだ。 幸先よく先制に成功したバルセロナは、先制点で完全に勢いに乗ったヤマルが躍動。60分には相手セットプレーを撥ね返したロングカウンターから驚異的なキープ力で左で浮いたレヴァンドフスキに繋ぐが、ハフィーニャとのコンビネーションプレーでゴール前に飛び込んだレヴァンドフスキは混戦の中でシュートを押し込めず。さらに、63分にはボックス左での鮮やかな仕掛けから左足アウトを使ったシュートでゴールに迫るが、これはGKカルネセッキのビッグセーブに遭う。 すると、一連のピンチでなんとか2失点目を回避したアタランタは個人技で同点に追いつく。67分、ボックス手前左でダブルタッチでDFを外したエデルソンの鋭い右足シュートがゴール左隅の完璧なコースに突き刺さった。 追いつかれたバルセロナは失点直後に3枚替えを敢行。クバルシ、フェルミン・ロペス、フェラン・トーレスを一気にピッチへ送り込むと、72分にはハフィーニャの右CKをファーでフリーのアラウホが頭で合わせ、ニア下へ流し込んだ。 これで再びホームチームが一歩前に出たが、アタランタも直後の3枚替えで前がかると、すぐさま追いつく。79分、右サイドに流れたデ・ローンのクロスをオフサイドギリギリでゴール前に飛び出したパシャリッチが右足で流し込んだ。 首位リバプールがPSVに負けている状況で逆転での首位通過の可能性が出てきたバルセロナ、トップ8フィニッシュを目指すアタランタは2-2で迎えた後半最終盤も勝ち点3を目指した白熱の攻防を見せる。 後半最終盤にはアタランタが交代カードをすべて使い切った状況でDFスカルヴィーニが負傷交代となったことで数的不利を背負ったが、バルセロナの後半アディショナルタイムの猛攻はGKカルネセッキの好守などに阻まれ、試合はこのまま痛み分けとなった。 この結果、バルセロナは2位フィニッシュ、アタランタはストレートイン圏外の9位でリーグフェーズを終えることになった。 バルセロナ 2-2 アタランタ 【バルセロナ】 ラミン・ヤマル(後2) ロナルド・アラウホ(後27) 【アタランタ】 エデルソン(後21) マリオ・パシャリッチ(後35) 2025.01.30 07:26 Thu
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マニータでの圧勝にフリック監督「チームのハングリー精神を示している」…殊勲フェランら個々の活躍も称える

バルセロナのハンジ・フリック監督が、マニータの圧勝で4強入りを決めたバレンシア戦を振り返った。 バルセロナは6日、メスタージャで行われたコパ・デル・レイ準々決勝でバレンシアと対戦し、5-0の大勝を飾った。 リーグ前回対戦で7-1と圧勝していた相手に倒して、この試合でも序盤から圧倒したバルセロナ。開始3分にFWフェラン・トーレスが口火を切る先制点を挙げると、MFフェルミン・ロペスのゴールを挟んで古巣対戦の背番号7が躍動。わずか30分でトリプレーテを達成した。 さらに、後半も序盤にFWラミン・ヤマルのゴールでトドメの5点目を挙げると、以降は早々に主力をベンチに下げる余裕の采配をみせ、負傷明けのMFダニ・オルモらにもプレー機会を与え、ほぼ完璧な内容でベスト4進出を決めた。 同試合後、フリック監督は殊勲のトリプレーテ達成者を含めチームの好パフォーマンスに満足感を示した。スペイン『アス』がドイツ人指揮官の会見コメントを伝えている。 「我々にとって非常に重要な勝利だ。チームにも満足している。最初からチャンスを作り、ゴールを決め、目標を達成することができた。(大量得点は)チームのハングリー精神を示している。そしてプレーヤーはもっとゴールを決めようと集中していた。それを見るのは良いことだ」 「全員がベストを尽くすことが重要だ。良い得点をあげ、良いプレーをした。もう一度言うが。バレンシア戦では非常に良いプレーをした。フェランもハットトリックを決めて良かった。彼は負傷でしばらく欠場していたが、よく復帰してくれた」 また、この試合でも攻守両面で抜群のパフォーマンスを見せたMFペドリに関しては「彼はフットボールを楽しんでいるし、見ていて楽しいし、どこでプレーしてもチームを大いに助けてくれる。そしていつもチームのためにプレーしている。彼がここに長くいてくれてうれしいよ」と称賛の言葉を惜しまず。 一方、ここ最近では正GKとして継続して起用しながらも、飛び出しの判断など批判も少なくないなか、公式戦2試合連続クリーンシートを達成したGKヴォイチェフ・シュチェスニーについては、こちらもそのパフォーマンスを称えつつ、改めて信頼を強調した。 「彼の仕事はゴールを守ることであり、彼はチームに安定感を与えてくれた。今日、彼はまたも無失点を守り、それが我々の勝利につながった」 2025.02.07 11:30 Fri

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久保建英は古巣・レアルと激突! バルサはアトレティコと準決勝で、決勝はエル・クラシコかダービーの可能性

12日、コパ・デル・レイ準決勝の組み合わせ抽選会が行われた。 準々決勝では2大会ぶりの制覇を狙うレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーとラ・リーガでも優勝を争う3チームが順当に勝利。日本代表MF久保建英を擁するレアル・ソシエダもベスト4進出を叶えた。 今回の抽選会では、バルセロナ対アトレティコ、ソシエダ対マドリーで対戦カードが決定。1stレグはバルセロナとソシエダ、2ndレグはアトレティコとマドリーがそれぞれホームで戦う。 なお、準決勝は1stレグが2月25日から27日、2ndレグが4月1日から3日にかけて行われる。 ◆コパ・デル・レイ準決勝 対戦カード バルセロナ vs アトレティコ・マドリー レアル・ソシエダ vs レアル・マドリー 2025.02.12 22:55 Wed
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バイエルンやPSGら強豪4クラブ、クリスタル・パレスのジェシー・デリー17歳に熱視線…U-18チームでは27戦20発

クリスタル・パレスのU-19イングランド代表MFジェシー・デリー(17)に、欧州のトップクラブが熱視線を送っているという。 ジェシー・デリーは、日本代表MF鎌田大地が所属するC・パレスのU-18チームに登録されるワイドアタッカーまたはセンターフォワード。 世代別イングランド代表の常連で、これまでトップチーム帯同はないが、昨秋からはU-18チームに籍を残しつつ、軸足がU-21チームへ。昨年12月までにU-18で公式戦27試合20得点を叩き出し、U-21に引き上げられた格好だ。 そんなジェシー・デリーに対し、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、バイエルン、ユベントス、アトレティコ・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)が熱視線。実際にスカウトをイギリスへ派遣しているという。 まだプロ契約を締結していないなか、同紙いわく「C・パレスU-21は選手層が非常に厚い」とのこと。ジェシー・デリーがトップチームでプレーするメドは立たず、上述のクラブらは獲得のチャンスを小さくないと睨んでいるそうだ。 2025.02.11 16:15 Tue
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【ラ・リーガ第23節プレビュー】首位攻防となる激戦必至の首都決戦!

先週末に行われた第22節では首位のレアル・マドリーが下位に沈むエスパニョールに苦杯を舐めると、アトレティコ・マドリー、バルセロナが勝ち点3を積み上げて上位争いがより活性化された。 慌ただしい今冬の移籍市場が閉幕し、週明けにはチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の重要なプレーオフを控えるなかで開催される第23節。そして、今節は1ポイント差でマドリードの両雄が激突するマドリード・ダービーに大きな注目が集まる。 マドリーは前節、エスパニョールとのアウェイゲームで0-1の敗戦。終始、ボールの主導権を握りながらも粘り強い相手の守備に手を焼くと、後半終盤に前がかりな背後を突かれる形で痛恨の失点を喫し、リーグ6戦ぶりの敗戦となった。FWムバッペに対する危険なタックルが流される不運に加え、鉄人リュディガーがハムストリングのケガで負傷と踏んだり蹴ったりの一戦に。 それでも、直近のコパ・デル・レイ準々決勝ではレガネスに2点差を追いつかれる失態はあったものの、カスティージャでゴールを量産するFWゴンサロ・ガルシアのファーストチーム初ゴールの活躍によって3-2の劇的勝利を収め、厳しい状況ながらもダービーへ弾みを付ける勝利を得た。週明けにマンチェスター・シティとの重要なプレーオフを控える首位攻防戦ではディフェンスラインに不安を抱えての戦いとなるため、直近2試合での不遜な態度が不興を買ったFWヴィニシウス・ジュニオールを筆頭に攻撃陣の奮起を求めたい。 対する2位のアトレティコは前節マジョルカと対戦し、好調のMFサムエウ・リーノのゴールにFWグリーズマンの芸術的なミドルループで2-0の勝利を収め、シメオネ監督のラ・リーガ通算500試合目のメモリアルゲームを見事に白星で飾った。続くコパではヘタフェにFWジュリアーノ・シメオネのドブレーテの活躍などでマニータの圧勝。主力のプレータイムをコントロールした上、対戦相手と異なりラウンド16ストレートインを決めていることで、今回の大一番に全力を注ぐことができる。首位奪還へ敵地での勝ち点3が求められるなか、マドリーの急造ディフェンスラインに対してアグレッシブな戦いを期待したい。 そのライバルの潰し合いを期待しつつ、リーグ3連勝を狙う3位のバルセロナ。今節は直近1勝3分けで4試合無敗の12位セビージャとのアウェイゲームに臨む。前節はアラベスのファウルを辞さない激しいプレーに手を焼いたものの、FWレヴァンドフスキのゴールを守り切ってウノセロ勝利。続くコパでは前回のリーグ戦で7-1と圧勝したバレンシア相手に若干のターンオーバーを敢行したが、FWフェラン・トーレスのトリプレーテの活躍などでマニータの圧勝。公式戦2試合連続クリーンシートと攻守に状態を上げている。束の間の休養を得たレヴァンドフスキらが復帰となる今節ではルケバキオ、バルガスの背後への飛び出しをケアしつつ、きっちりチャンスで決め切りたい。 MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、マドリー撃破で降格圏を脱出した17位のエスパニョールと対戦。リーグ前節はオサスナに1-2の敗戦を喫し、今季ワーストのリーグ3連敗を喫したラ・レアルだが、コパでの再戦では退場者を出した相手に2-0の完勝。ここ数試合フラストレーションが溜まる久保も先制点の起点となるなど上々のパフォーマンスをみせ、ひとまず溜飲を下げた。その勢いを活かしたいエスパニョール戦では堅守速攻を徹底してくる相手に対して、久保の個での打開力が攻撃の突破口となりそうだ。 FW浅野拓磨を擁する9位のマジョルカは、直近の公式戦5試合無得点での全敗と深刻な不振に陥る。前節はアトレティコ相手に粘りの守備こそ見せたが、攻撃ではほぼ見せ場を作れずに敗戦となった。同勝ち点で8位のオサスナとのホームゲームでは日程面とホームアドバンテージを活かしつつ、攻撃面での修正が連敗ストップのカギになる。引き続き途中投入が見込まれる浅野には苦境のチームを救う決定的な仕事を求めたい。 前節、ベティス相手に2度のビハインドを追いついたものの、勝ち点3を逃した4位のアスレティック・ビルバオは7位のジローナとの上位対決に挑む。公式戦連敗ストップで息を吹き返したアウェイチーム相手に好勝負が期待できそうだ。 その他ではカピタンのMFキリアン・ロドリゲスが癌の再発によって今季全休を発表した15位ラス・パルマスと5位ビジャレアルの一戦、今冬の移籍市場最終盤に積極的な動きを見せた14位ヘタフェや最下位バジャドリーといったクラブの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第23節》 ▽2/7(金) 《29:00》 ラージョ vs バジャドリー ▽2/8(土) 《22:00》 セルタ vs ベティス 《24:15》 アスレティック・ビルバオ vs ジローナ 《26:30》 ラス・パルマス vs ビジャレアル 《29:00》 レアル・マドリー vs アトレティコ ▽2/9(日) 《22:00》 アラベス vs ヘタフェ 《24:15》 バレンシア vs レガネス 《26:30》 レアル・ソシエダ vs エスパニョール 《29:00》 セビージャ vs バルセロナ ▽2/10(月) 《29:00》 マジョルカ vs オサスナ 2025.02.07 19:00 Fri
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【ラ・リーガ第24節プレビュー】2pt差の三つ巴タイトルレース! シティ戦控える首位マドリーは敵地でオサスナ戦

先週末に行われた第23節では首位攻防のマドリード・ダービーが痛み分けに終わったなか、バルセロナの快勝によってタイトルレースは2ポイント差の三つ巴の形となった。 ヨーロッパのノックアウトフェーズ・プレーオフの谷間での開催となる今節は、3強が中位付近の相手と対戦する。 首位のマドリーは今節、9位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。ホーム開催となったダービーでは物議醸すPKで先制点を奪われたが、FWキリアン・ムバッペのゴールによって同点に追いついて1-1のドローに持ち込んだ。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティ相手に2度の先行を許したが、古巣対戦のMFブラヒム・ディアス、MFベリンガムの後半終盤の連続ゴールによって3-2の劇的逆転勝利。最高の状況でスペインに戻ってきた。 19日にホームでの2ndレグを控えるなか、今回のアウェイゲームではリーグ戦も落とせない状況ながらも幾つかのポジションでターンオーバーを採用する可能性が高い。2ndレグで復帰の可能性が高いDFアラバとDFリュディガーを試運転できるかは微妙なところだが、ブラヒム・ディアスやDFフラン・ガルシア、MFモドリッチといった選手の活躍を期待したいところだ。 そのマドリーと痛み分けとなり、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ・マドリーは、12位のセルタとのホームゲームに挑む。対戦相手のセルタは直近のベティス戦で2点ビハインドを引っくり返すレモンターダで勢いに乗る。その侮れない相手に対して、勝ち切る上ではマドリー戦でやや停滞した攻撃陣の活躍が必須。FWグリーズマンや途中出場で消化不良に終わったFWセルロートらにうっ憤を晴らすプレーを期待したい。 3位のバルセロナは前節、MFフェルミン・ロペスの退場、DFアラウホの再負傷とアクシデントに見舞われたものの、FWレヴァンドフスキやFWハフィーニャの主役組にDFエリック・ガルシアのゴールで4-1と快勝。マドリードの2強が潰し合ったなか、唯一の勝ち組となった。 リーグ連勝の勢いに乗って臨む今節は6位のラージョとのホームゲームに臨む。CLでのラウンド16ストレートインによって久々に十分な休養を得て臨むマンデーナイトの一戦に向けては、対戦相手が3連勝の難敵ではあるものの、通常規格のホームのピッチで戦えることもあり、相手の激しいプレスをいなしながら、コンパクトな守備ブロック攻略を図りたい。そのなかで今季リーグ戦20ゴール到達へ王手をかけたFWレヴァンドフスキの躍動に期待だ。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダは、公式戦4連勝を懸けて11位ベティスとのアウェイゲームに臨む。一部主力を温存した前節のエスパニョール戦を試合終盤のMFブライス・メンデスのゴールで2-1と競り勝ったラ・レアル。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)のミッティラン戦では一部ポジションでメンバーを入れ替えたものの、ブライス・メンデスの公式戦3試合連続ゴールに、久保のカットインミドルのゴラッソを守り抜いて2-1の勝利を収めた。最少得点差ということもあり、週明けに控えるホームでのリターンレグへ引き続きターンオーバーが見込まれるが、サスペンションとなるDFアランブル、MFスビメンディの2選手やここにきて少しずつ結果を出しているFWベッカー、FWオスカールソンらの活躍に期待したい。 一方、ヘントとのカンファレンスリーグ(ECL)の初戦を3-0で完勝したベティスは大逆転負けのセルタ戦ショックを払拭。ラ・レアルに比べて、週明けのリターンレグにメンバーを落として臨めるなか、マンチェスター・ユナイテッドからの新加入で早くもエース級の仕事を見せているFWアントニーのパフォーマンスに注目だ。 FW浅野拓磨の所属する10位マジョルカは、公式戦7戦ぶりの白星を懸けて15位のラス・パルマスと対戦。前節はオサスナ相手にFWムリキのPKによるゴールで公式戦6試合ぶりのゴールを記録したが、土壇場の失点で追いつかれて連敗を「5」でストップするにとどまった。不振脱却へ半歩進んだチームは、今回の一戦では流れのなかでの得点、複数得点を目指しつつ途中出場が続く日本代表FWの奮起にも期待だ。 その他では5位のビジャレアルと18位のバレンシアによる自治州ダービー、17位のレガネスvs19位のアラベスの残留争い直接対決。4位のアスレティック・ビルバオの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第24節》 ▽2/14(金) 《29:00》 ジローナ vs ヘタフェ ▽2/15(土) 《22:00》 レガネス vs アラベス 《24:15》 オサスナ vs レアル・マドリー 《26:30》 アトレティコ vs セルタ 《29:00》 ビジャレアル vs バレンシア ▽2/16(日) 《22:00》 エスパニョール vs アスレティック・ビルバオ 《24:15》 バジャドリー vs セビージャ 《26:30》 マジョルカ vs ラス・パルマス 《29:00》 ベティス vs レアル・ソシエダ ▽2/17(月) 《29:00》 バルセロナ vs ラージョ 2025.02.14 19:00 Fri
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開始直後に数的不利背負ったアトレティコがセルロート同点弾で勝ち点1拾う…マドリーにお付き合いで首位奪還ならず【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第24節、アトレティコ・マドリーvsセルタが15日にリアド・エア・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。 前節、アウェイで行われたレアル・マドリーとの首位攻防のダービーを1-1のドローで終え、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ。2戦ぶりの白星を期して臨んだ今回のホームゲームでは12位のセルタを迎え撃った。シメオネ監督はダービーから先発1人を変更。ラングレに代えてサスペンション明けのル・ノルマンを起用した。 試合開始直前に終了したオサスナ戦で首位マドリーがドローに終わったことで、首位奪還のチャンスを得たアトレティコ。しかし、開始直後にいきなりのアクシデントに見舞われた。 5分、イーブンボールに飛び込んだバリオスがドゥランと激しく交錯。当初はイエローカードが掲示されたものの、オンフィールド・レビューの末に足裏を見せた危険なアフターチャージと判断され、カードの色が赤に変わった。 先日のレバークーゼン戦に続くバリオスの前半の一発退場によってほぼフルタイムを数的不利で戦うことになったアトレティコ。10分にはリーノを下げてコケを投入し、アルバレスのポジションを中盤に下げた。 以降はボールを握って攻めるセルタ、自陣で構えて堅守速攻を狙うアトレティコという構図の下で拮抗した展開が続く。 ボールを保持して相手陣内でプレーするものの、ホームチームのカウンターの脅威をよく知るセルタがリスクを冒し切れないこともあり、一方的な試合展開とはならず。それでも、前半終盤にはドゥランやフェルナンド・ロペスがボックス内でシュートシーンを作り出し、GKオブラクを脅かす場面も作り出した。 ゴールレスで折り返した後半、セルタがハーフタイムでボルハ・イグレシアス、イケル・ロサダのアタッカー2枚を投入。よりリスクを負う形でゴールを目指していく。 前半同様の構図で試合が進むなか、後半半ばに試合が動いた。ボックス内でボールを収めたイグレシアスがDFル・ノルマンにアフターで足を踏まれると、オンフィールド・レビューの末にPKが与えられた。これをキッカーのアスパスがきっちり決めて68分の先制点とした。 これで勝ち点奪取へゴールが必要となったアトレティコは78分、グリーズマン、ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウルを下げてセルロート、アンヘル・コレア、ギャラガーとフレッシュな選手を送り込むと、この交代策が同点ゴールをもたらす。 81分、最後尾のヒメネスの背後を狙ったフィードに反応したセルロートがDFとうまく入れ替わってボックス内に持ち込んで利き足とは逆に右足シュートをゴール左隅に突き刺した。 その後、試合を引っくり返すことはできなかったアトレティコだったが、セルタの攻勢を凌ぎ切って1-1のスコアでタイムアップを迎えた。首位マドリーとお付き合いする形で勝ち点を取りこぼしたものの、最低限の勝ち点差1を維持している。 アトレティコ・マドリー 1-1 セルタ 【アトレティコ】 アレクサンダー・セルロート(後37) 【セルタ】 イアゴ・アスパス(後23[PK]) 2025.02.16 04:58 Sun

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