スパーズの新戦力ベリヴァルがPSMで負傷交代…指揮官は「大したことではない」と軽傷の見通し明かす
2024.07.21 18:50 Sun
プレシーズンマッチで負傷したトッテナムのスウェーデン代表MFルーカス・ベリヴァルだが、大事には至らなかったようだ。
今年1月にバルセロナと競合となった中、トッテナム加入を決断した18歳MF。新天地での初戦となった先日のハーツとのプレシーズンマッチで上々のパフォーマンスを見せた若武者は、20日に行われたQPR戦でも2試合連続でスタメン出場した。
だが、筋肉系のトラブルか前半20分過ぎのセットプレー時に自らピッチに座り込むと、プレー続行は叶わず。同郷の先輩であるデヤン・クルゼフスキとの交代でピッチを後にした。
交代時は足を引きずることなく自らの足で歩いてドレッシングルームに向かっており、深刻なケガではなさそうだったが、試合後に『SPURSPLAY』のインタビューに答えたアンジェ・ポステコグルー監督も同様に予防的な措置だったと説明している。
「少し痛みを感じただけだ。大したことではないと思う。繰り返しになるが、彼とアーチー(・グレイ)にとっては、これは全く新しい経験だ。我々のトレーニング方法に慣れていく中で、彼らをケアしていく必要がある。ただ、大したことではないと思う」
今年1月にバルセロナと競合となった中、トッテナム加入を決断した18歳MF。新天地での初戦となった先日のハーツとのプレシーズンマッチで上々のパフォーマンスを見せた若武者は、20日に行われたQPR戦でも2試合連続でスタメン出場した。
だが、筋肉系のトラブルか前半20分過ぎのセットプレー時に自らピッチに座り込むと、プレー続行は叶わず。同郷の先輩であるデヤン・クルゼフスキとの交代でピッチを後にした。
「少し痛みを感じただけだ。大したことではないと思う。繰り返しになるが、彼とアーチー(・グレイ)にとっては、これは全く新しい経験だ。我々のトレーニング方法に慣れていく中で、彼らをケアしていく必要がある。ただ、大したことではないと思う」
来週には日本と韓国へのアジア遠征が控えており、大きな問題がなければベリヴァルも遠征メンバーに名を連ねるはずだ。
ルーカス・ベリヴァルの関連記事
トッテナムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ルーカス・ベリヴァルの人気記事ランキング
1
ポステコグルー、難所でのドローに一定評価も低調ヴェルナーにカミナリ「18歳の若者を抱えている状況で、受け入れられない」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、1-1のドローに終わったレンジャーズ戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が指揮官のコメントを伝えている。 トッテナムは12日、アイブロックス・スタジアムで行われたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第6節でレンジャーズと対戦し、1-1のドローに終わった。 公式戦4試合未勝利の苦境で臨んだ勝ち点10で並ぶスコットランドの強豪との対戦は、終始拮抗した展開に。前半を最低限のゴールレスで終えたが、後半開始直後に失点。その後、積極的な交代策で押し返すと、75分にMFデヤン・クルゼフスキのゴールで同点に追いついた。 以降は一進一退の攻防のなかで幾度かピンチを迎えたが、GKフレイザー・フォースターのビッグセーブにも救われ、敵地から勝ち点1を持ち帰る形となった。 セルティック時代の元ライバルとのタフなアウェイゲームをドローで終えたオーストラリア人指揮官は、拮抗した一戦での勝ち点1に一定の評価を下した。 「予想通り厳しい試合だった。雰囲気的に、前半はかなり緊迫していて、どちらのチームにも決定的なチャンスはなかった。もちろん、ハーフタイム後に得点を取られるとスタジアムは盛り上がり、挽回するのは大変だが、我々はうまく試合に復帰できたと思う」 「交代選手が違いを生み、いいゴールを決めたと思う。他にもチャンスはいくつかあったが、最後にフレイザーの素晴らしいセーブもあった。ヨーロッパでの自分たちの位置を考えると、重要なポイントになったと思う」 「(ドローという結果が)公平か不公平かは他の人が判断することだと思うが、全体的にかなり緊迫した試合だった。相手にもチャンスはあったし、後半は特に交代選手が入ったときに、我々は試合でよりよい足場を築けた」 また、個人のパフォーマンスでは「本来の力を発揮できなかった」とハーフタイムでの交代理由を説明したFWティモ・ヴェルナーにカミナリを落とした。 「18歳の若者を抱えている状況で、それは私にとって受け入れられない。ティモにもそう言ったた。彼はシニアのプレーヤーであり、ドイツ代表だ。今の状況では、選択肢がたくさんあるわけではない。少なくとも全員がベストを尽くすように努める必要がある。そういった意味で、前半の彼のパフォーマンスは受け入れられなかった」 「(カミナリを落とした影響は)それほど心配するほどのことではない。彼を含め、全員が貢献する必要がある。なぜなら、パフォーマンスが悪い人を除外できるほどの選手層が我々にはないからだ。彼らには自分の役割を果たしてもらう必要がある。特にベテラン。若手に大きな仕事を頼むときは、ベテランにも一定のパフォーマンスを期待するが、今日はそれができなかった」 そのヴェルナーへのコメントで引き合いに出した“18歳”の選手ではセンターバックの本職を多数欠くなか、慣れないポジションで奮闘したMFアーチー・グレイ、途中投入で流れを変えたMFルーカス・ベリヴァルの2選手の働きぶりを称賛した。 「アーチーは18歳で、彼にとっては大きな経験だ。彼は本当にうまく対処したと思う。このレベルで加入1年目である18歳に、このような大きな試合で慣れないポジションでプレーするよう求めているが、彼のやっていることは素晴らしかった」 「ルーカスも素晴らしかったと思う。彼は今夜先発する予定だったが、今日は少し体調が悪かったようだ。ベンチに座らせなければならなかったが、それは我々にとって大きなプラスだ。18歳ですでに貢献し、このようなことを経験している2人は、我々にとって大きな利益となるはずだ」 これで公式戦5試合未勝利となった苦境のスパーズは、今週末のプレミアリーグで最下位のサウサンプトンと対戦する。 2024.12.13 10:40 Fri2
トッテナムがスウェーデンの逸材ベルグヴァルを来季加入で獲得! 5年契約に
トッテナムは2日、ユールゴーデンからスウェーデン代表MFルーカス・ベルグヴァル(18)の獲得合意を発表した。契約は2029年まで。7月1日から加入する。 ベルグヴァルはドリブルや組み立てができる中盤で、2022年夏に当時スウェーデン3部のIFブロマポイカルナで1stチームデビュー。その半年後に1部のユールゴーデンに移籍した。 昨季は公式戦28試合で3得点1アシスト。代表キャリアではU-15世代からスウェーデン代表の常連で、当時17歳だった今年1月のエストニア代表戦でフル代表デビューを果たした。 バルセロナらの動きもあった注目株だが、トッテナムが制した格好に。イギリス『The Athletic』によると、移籍金額は固定の1000万ユーロ(約16億円)にアドオンになるという。 18歳の誕生日だった2日にトッテナム入りが決まったベルグヴァル。ユールゴーデン側によると、同クラブ最高額での選手売却になったようだ。 2024.02.03 09:00 Sat3
スパーズの新戦力ベリヴァルがPSMで負傷交代…指揮官は「大したことではない」と軽傷の見通し明かす
プレシーズンマッチで負傷したトッテナムのスウェーデン代表MFルーカス・ベリヴァルだが、大事には至らなかったようだ。 今年1月にバルセロナと競合となった中、トッテナム加入を決断した18歳MF。新天地での初戦となった先日のハーツとのプレシーズンマッチで上々のパフォーマンスを見せた若武者は、20日に行われたQPR戦でも2試合連続でスタメン出場した。 だが、筋肉系のトラブルか前半20分過ぎのセットプレー時に自らピッチに座り込むと、プレー続行は叶わず。同郷の先輩であるデヤン・クルゼフスキとの交代でピッチを後にした。 交代時は足を引きずることなく自らの足で歩いてドレッシングルームに向かっており、深刻なケガではなさそうだったが、試合後に『SPURSPLAY』のインタビューに答えたアンジェ・ポステコグルー監督も同様に予防的な措置だったと説明している。 「少し痛みを感じただけだ。大したことではないと思う。繰り返しになるが、彼とアーチー(・グレイ)にとっては、これは全く新しい経験だ。我々のトレーニング方法に慣れていく中で、彼らをケアしていく必要がある。ただ、大したことではないと思う」 来週には日本と韓国へのアジア遠征が控えており、大きな問題がなければベリヴァルも遠征メンバーに名を連ねるはずだ。 2024.07.21 18:50 Sun4
「スピリットと気概を見せた」、薄氷勝利もポステコグルー監督は勝利への執念評価…負傷交代2選手にも言及
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が薄氷の勝ち抜けとなったコヴェントリー・シティ戦を振り返った。 トッテナムは18日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦でコヴェントリー・シティと対戦し、2-1で逆転勝利。プレミアリーグでの連敗をストップすると共に4回戦進出を決めた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)所属の格下相手の中2日の一戦に向け、0-1で敗れたアーセナル戦から先発8人を変更。GKフレイザー・フォースターやDFベン・デイビスが今シーズン初出場を飾ったほか、MFルーカス・ベリヴァル、MFアーチー・グレイ、FWウィルソン・オドベールと10代の新加入選手が起用された。 立ち上がりから圧倒的にボールを握る展開となったが、ボール回しのリズムの悪さに加え、アタッキングサードでの連携ミスが目立って前半は決定機はおろかシュート0本に終わる低調なパフォーマンスに終始。 迎えた後半は多少修正が施されたものの、攻撃が停滞する中でFWソン・フンミン、MFジェームズ・マディソンの主力を同時投入。しかし、その交代直後に先制を許すと、0-1のまま試合終盤に突入した。 万事休すかに思われたが、88分にDFジェド・スペンスの加入後初ゴールで同点に追いつくと、92分にはFWブレナン・ジョンソンのゴールによって土壇場で試合を引っくり返し、辛くも4回戦進出を決めた。 ポステコグルー監督は勝つには勝ったものの、低調なパフォーマンスに終始した一戦後に試合を総括。対戦相手を称えると共にカップ戦特有の難しさに言及しつつ、最終的に試合を引っくり返したチームのメンタルティに満足感を示した。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えた。 「平凡なパフォーマンスというのは、我々にとってちょっと厳しい指摘だ。私は典型的なカップ戦だと思った。コヴェントリーは本当に良かったと思う。彼らは試合に本当に力を入れて試合に入り、我々はそれをうまくコントロールできなかった。だからこそ、我々は我慢しなければならなかった」 「もちろん1点ビハインドになるとさらに難しくなる。それでも、我々は本当のスピリットと気概を見せた。それはおそらく最初の4試合で欠けていたものだ。良いパフォーマンスはあったが、結果を出すための執念がなかった。最後の10分間で、我々はそこから本当の自信を得たと感じている。うまくいけば、それが今後に向けて良い兆候になるはずだ」 また、流れを変える加入後初ゴールを決めたスペンス、ノースロンドン・ダービーでのパフォーマンスを受け、SNS上での誹謗中傷の被害に晒された中で決定的な仕事を果たしたジョンソンの2選手に対しては「2人とも本当に良かった。出場した瞬間にインパクトを残した」と、その活躍ぶりを称えた。 「ブレナンについては、昨日私が話したように、彼は試合に出て一生懸命にプレーする。攻撃的なプレーヤーであれば、常に何かと比べられるものだ。彼がこの時期を乗り越えて前向きにプレーし、自分の力を発揮できれば、我々に大きく貢献できると私は言った。今夜はいいゴールを決めたし、それは彼の功績だ」 来週開幕するヨーロッパリーグの戦いに向け、ベリヴァルやグレイら若手を試運転させるなど今後に向けた収穫も得た一方、この試合では前半にオドベールが右ハムストリング、後半終盤にFWティモ・ヴェルナーが右ヒザの問題を訴えて負傷交代となった。 その2選手に関して「何とも言えない」と現状でケガの状況を把握していないとしながらも、前者に関してはより深刻なものである可能性があることを認めた。 「ウィルソンはかなり重症に見えたので、様子を見るつもりだ。ティモについては、疲労によるものかどうかはよくわからないが、2人にとっては少し残念だった。もちろん、2人とも同じようなポジションでプレーしている。深刻なものではないことを願っている」 今回の勝利でひとまず悪い流れをストップしたスパーズ。今週末に曲者ブレントフォード、ELを挟んだ次節はマンチェスター・ユナイテッドとの重要な戦いが続く。 オーストラリア人指揮官は「物事に即効性や簡単な好転はない」と以前からの考え方を変えずも、今夜の勝利がチームを前向きにさせるものになると確信している。 「今夜は昨年の成果を多く発揮できたと思う。昨年はフットボールの試合に勝つために、多くの気概と精神力を発揮した。試合に粘り強く取り組み、終盤で多くの勝利を収めたが、今シーズンの最初の4試合では、パフォーマンスに少し欠けていたと感じた。したがって、今夜の試合でそれを成し遂げたこと、そしてそのやり方で、プレーヤーに、リーグ戦でこれまで見せてきたレベルのパフォーマンスに、試合に勝つための執念と意欲を少し加えれば、間違いなく助けになるだろうと示せればと思う」 2024.09.19 11:45 Thu5
その名は“アンジェズ・エンジェルズ”…10代4人先発起用でEL勝利のポステコグルー監督「本当にうまく対処した」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、若手抜擢の末に敵地で勝ち切ったフェレンツヴァーロシュ戦の手応えを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 トッテナムは3日、アウェイで行われたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節でフェレンツヴァーロシュと対戦し、2-1の勝利を収めた。 リーグ前節でマンチェスター・ユナイテッドに3-0の完勝を収めたチームは、今週末に難敵ブライトン戦を控える中、ハンガリー王者との一戦で先発7人を変更。MFアーチー・グレイ、MFルーカス・ベリヴァルに加え、FWマイキー・ムーアとこれがファーストチームデビューとなったFWウィル・ランクシャーと10代の4選手をスタメンに抜擢した。 立ち上がりからサイドバックの背後というウィークポイントを積極的に突いたホームチームの攻撃に苦戦したものの、23分にMFパプ・マタル・サールのゴールで先制に成功。1点リードで折り返した後半は行ったり来たりの展開となったが、86分に途中出場のFWブレナン・ジョンソンの公式戦5試合連続ゴールで追加点。試合終了間際の失点で3試合連続クリーンシートを逃したが、EL連勝と共に公式戦5連勝を達成した。 同試合後、オーストラリア人指揮官は大幅なターンオーバーを敢行しながらも敵地で勝ち切った一戦に満足感を示した。 「ヨーロッパのアウェイ戦では誰と対戦するかに関係なく、常にチャレンジになる。もちろん、若いプレーヤーを投入するなど、チームにかなりの変更を加えたが、彼らは本当にうまく対処したと思う」 「我々は守備をしっかりする必要があった。良いフットボールをして、良いチャンスをいくつか作った。おそらくもう2、3回チャンスがあったと思うし、何よりもヨーロッパのアウェイ戦で勝てたことは、プレーヤーたちの功績だ」 試合後の会見で“バスビー・ベイブス”、“ファギー・フレッジリングス”と過去のマンチェスター・ユナイテッドの若手黄金世代にちなんで、“アンジェズ・エンジェルズ”との報道陣からの指摘もあった10代の4選手のパフォーマンスにも言及。 17歳でスタメンデビューし、フル出場したムーアについては「素晴らしかった」と称賛した。 「17歳がヨーロッパのアウェイ戦で90分以上プレーするのは素晴らしいことだ。彼は見事に対処した。私は彼がそうなるだろうと知っていたし、そのような経験を経れば、フットボーラーとしての成長に役立つと思う。彼は成長し、進化すると思うし、彼を交代させる必要はないと思っていた。彼は最後まで力強く見え、貢献し続けた」 「プレッシャーに対処し、非常に狭いエリアでボールをキープし、若手にしては非常に良い判断を下す能力を持っている。彼は足をしっかり保ち、内側にドライブしたり、相手を攻撃したりする責任を負っている。まだ成長の余地はあるが、良い点は、彼が学びたい、成長したいと考えていることだ」 その他の3選手に関しては、本職ではないセンターバックと左サイドバックの2つのポジションを器用にこなしたグレイを含め、各選手が期待以上の働きを見せてくれたと考えている。 「アーチーは今日素晴らしかった。我々は彼に2つの異なるポジションでプレーするように求めたが、彼が適応し、どこに配置されても自分のゲームをもたらすことができるのは驚くべきことだ。ルーカスは一生懸命働き、ウィルはゴールを決められる可能性のある瞬間がいくつかあったが、今日は運が悪かった」 「彼らはその地位を獲得したからこそ、そこにいるが、我々の成長にとって重要な部分だ。今年はインパクトのあるチームになりたいが、前にも言ったように、途中でプレーヤーを育成していくことが重要だ。そうすれば、成功の可能性やチャンスがどんなものであっても、若いプレーヤーが乗り越えることでその期間が長くなる」 「18歳のとき、あなた方は何をしていましたか?」とジョークを交えて末恐ろしいティーンエイジャーたちを「特別」だと語ったポステコグルー監督。同世代ですでにワールドクラスに到達したバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルを例に出しつつ、より心身の消耗が激しいプレミアリーグにおいて、その逸材たちの能力を適切に伸ばしていきたいと、今後の育成プランについても明かした。 「ヤマルは素晴らしいが、それは珍しいことだ。17歳でそれを処理できる肉体的成熟度だけでなく、感情的成熟度も考慮する必要があるため、彼の存在はかなり稀だ」 「プレミアリーグを見れば、実際に貢献している17歳のプレーヤーが何人いるかがわかる。マイキーはすでにその一人であり、彼には特別な何かがあることを示しているが、それをどのように育成するかについては本当に注意する必要がある」 「素晴らしい若手だからといって、ただ起用するだけでいいというのは簡単すぎる。特にプレミアリーグは、ヨーロッパのリーグの中で最も体力的に厳しいリーグであり、若いプレーヤーでまず見たいのは、彼らがそれに耐えられるかどうかだ。公平に言えば、マイキーはそれをうまくこなしているし、アーチーとルーカスももちろんそうだが、彼らには注意を払わなければいけない」 「一方で、彼らへの私の売り込みの一部は、我々が彼らを育て、彼らがプレーすること。そして彼らがそれを確実に実行できるようにすることが私の責任だということだ。私が次に契約する18歳か17歳のプレーヤーには最近の実績をアピールすることになり、私はその点から逃げることはできない。したがって、彼らにふさわしい試合時間を与えることが重要だ」 現時点で前述の4選手や、今冬加入の韓国代表FWヤン・ミンヒョク、アカデミーから虎視眈々とファーストチームでのチャンスを窺う選手たちが黄金世代を築くか否かは時期尚早だが、ムーアを中心とする“アンジェズ・エンジェルズ”のさらなる飛躍に期待したいところだ。 2024.10.04 09:30 Friトッテナムの人気記事ランキング
1
0-3からファイトも敗北のユナイテッド、指揮官「相手の方がより決定的だった」 またもベンチ外の10番にも言及
マンチェスター・ユナイテッドのカラバオカップが終わった。 ユナイテッドは19日のカラバオカップ準々決勝でトッテナムのホームに乗り込み、3-4で敗戦。54分までの3失点が重くのしかかるなか、63分にジョシュア・ザークツィー、70分にアマド・ディアロの連続ゴールで1点差に詰め寄ったが、88分にソン・フンミンの左CKから直接ゴールに吸い込まれると、その後のジョニー・エバンスの得点もむなしく、1点差で散った。 クラブ公式サイトによると、ルベン・アモリム監督はプレミアリーグで上位争いから遅れを取るチーム同士の一戦を1点差で落とし、唇を噛むが、選手の巻き返す姿勢を高く評価する。 「我々は過去にも苦しい場面でファイトする姿を示した。後半の序盤は流れを掴めず、10分ぐらい厳しい状況だったが、そこから盛り返し、素晴らしい仕事をしたと思う」 「試合全体を見たら、自分たちが最高のチームだったと思うが、相手の方がより決定的だった。負けはしたが、選手たちのファイトする姿勢は私にとって本当に重要だ」 この試合からの学びを問われると、「明日考える」と返したポルトガル人指揮官はマーカス・ラッシュフォードを引き続きメンバー外に。そんな10番についてもこう言葉を残した。 「明日はトレーニングがあるし、彼も次の試合に備えているはず。彼はユナイテッドの選手。誰もがマンチェスター・ユナイテッドでの未来がある」 <span class="paragraph-title">【動画】カラバオカップで激突のトッテナムとユナイテッドが壮絶打ち合い!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uEJd67mMm4g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.20 11:50 Fri2
スパーズに大敗を喫したサウサンプトンがマーティン監督の解任を発表
サウサンプトンは15日、ラッセル・マーティン監督(38)の解任を発表した。 チャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した2023年夏にサウサンプトンの監督に就任したマーティン監督。2023-24シーズンはチャンピオンシップを4位で終えると、昇格プレーオフでWBAとリーズ・ユナイテッドを下し1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。 新シーズンに向けて、今夏には日本代表DF菅原由勢や元イングランド代表MFアダム・ララナ、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールらを獲得するなど補強にも動いたが、開幕から苦戦が続き、ここまで16試合が終了したプレミアリーグではわずか1勝で最下位に低迷。 15日に行われたトッテナム戦でも、開始早々に失点すると悪い流れを止められず、0-5と大敗。これが引き金となり、クラブはマーティン監督の解任を決断した。 なお、後任監督が決まるまではU-21チーム監督のサイモン・ラスク氏が暫定監督を務めるとのことだ。 2024.12.16 09:45 Mon3
【プレミアリーグ第16節プレビュー】不振脱却のきっかけ探るマンチェスター・ダービー! 三笘vs鎌田の日本人対決も
先週末に行われた第15節ではマージーサイド・ダービー延期で首位リバプールが一休みとなったなか、チェルシーとアーセナルのロンドン勢が暫定ながら勝ち点差を縮めた。一方、マンチェスター・シティは下位相手のドローと復調の気配は遠い。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りとなり、ここから年末年始の過酷な国内の戦いに集中できる環境に。そんななか、今節は4位のシティと13位のユナイテッドによる、マンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームを2-2のドローで終えた。2度のビハインドを追いついたが、後半終盤のDFリコ・ルイスの退場も響いてリーグ連勝を逃した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントスに0-2の完敗。滑り出し上々だった欧州の戦いでも22位転落と絶不調だ。不振の序盤はキャリア初めての逆境に前向きな姿勢も示してきたグアルディオラ監督だが、ここにきてネガティブなコメントも目立っており、ここがクラブとしての正念場だ。ダービーへポジティブな要素は少ないが、ホームで赤い悪魔を叩いて不振脱却のきっかけにしたい。 対するユナイテッドは前節、ホームでノッティンガム・フォレストに2-3のスコアで敗戦。アモリム体制で初のリーグ連敗となった。アーセナル戦に続きセットプレーでの失点に、攻守両面で新体制移行の戦術的な部分での齟齬も見受けられ、前途多難な印象は拭えない。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニ相手に苦戦を強いられたものの、FWホイルンドの2ゴールの活躍で劇的な2-1の逆転勝利。ELではトップ8圏内の浮上しており、対戦相手に比べてわずかながらポジティブな材料を得た。ただ、絶不調の王者相手にリーグ3連敗を喫することになれば、その手応えを失うだけになんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 また、今節はMF三笘薫とMF鎌田大地による日本人対決にも注目が集まるところだ。 7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは前節、ファン・ニステルローイ率いる新生レスター・シティとアウェイで対戦。2点リードで後半終盤を迎えたが、FWヴァーディの1ゴール1アシストの活躍によって土壇場で追いつかれて痛恨のドローに。以前からゲームクローズに問題を抱えていたなか、この試合では三笘に代えてクローザー役として投入したDFイゴールの軽率なボールロストが相手の同点ゴールに繋がっており、よりショックが残る形となった。4試合ぶりの勝利を目指す一戦ではその課題克服とともに、個人としては決定力の部分で問題を抱える三笘に決定的な仕事を求めたい。 一方、残留圏内ギリギリの17位に位置するパレスは前述のシティ戦を粘り強い戦いでドローに持ち込み、直近は1勝3分けの4戦無敗としぶとく勝ち点を積み上げている。ただ、3試合のサスペンション明けとなった鎌田は試合展開の影響もあり、シティ戦では出番なし。引き続きベンチスタートが濃厚な一戦ではポジション奪取に繋がる仕事を見せたい。 2試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う首位のリバプールは10位のフルアムとのホームゲームに臨む。悪天候の影響でダービー延期と良い流れに水をさされたが、直近のCLではジローナに苦戦しながらも、FWサラーのPKによるゴールを守り抜いて1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させた。対戦相手は直近の3試合でトッテナム、ブライトン、アーセナルに1勝2分けと結果を残している侮れない相手ではあるが、ホームで普段通りの戦いができれば、勝ち点3を積み上げる可能性は高い。 公式戦6連勝とリバプールと並んで最も好調なチームとなる2位のチェルシーは、9位のブレントフォードとのホームゲームに臨む。前節のトッテナム戦はDFククレジャの2度のスリップで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、MFパーマーの2つのPKや好調のMFエンソ・フェルナンデスのゴールなどで鮮やかに逆転。3失点は反省材料も、宿敵相手に敵地で4-3の勝利を収めた。また、主力温存のカンファレンスリーグ(ECL)もFWマルク・ギウの2ゴールの活躍で3-1の完勝している。対戦相手のブレントフォードは出入りの激しい戦いが続いているが、リーグ2位タイの31得点を挙げている攻撃の破壊力は侮れず、ゴールを量産する試合序盤、セットプレーの対応には細心の注意を払いたいところだ。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。フルアム戦は思わぬ苦戦を強いられて勝ち点2を逃したが、CLではモナコ相手にFWサカが3ゴールすべてに絡む圧巻の活躍を見せて3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。休養十分のトフィーズに対して、コンディション面が唯一の懸念材料だが、絶好調のサカやMFウーデゴールの引き続きの活躍に、DFガブリエウの復帰で破壊力増すセットプレーで押し切りたい。 公式戦5試合未勝利とマンチェスター勢同様に苦境が続く11位のトッテナムは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指す。前節はチェルシー相手の逆転負けに、DFロメロとDFファン・デ・フェンのレギュラーセンターバックコンビ2人を再負傷で失う、泣きっ面に蜂の状況に。ELではMFグレイ、MFベリヴァルの18歳コンビの奮闘もあって難所アイブロックでレンジャーズと1-1のドローに持ち込んだが、負傷者続出での過密日程においてパフォーマンスレベルは低下している。また、今季はパレス、イプスウィッチ・タウンと下位相手にリーグ戦初勝利を献上しており、その格下相手の勝負弱さも懸念材料だ。 対するセインツは直近1分け4敗と低迷が続く。1-1のドローに持ち込んだブライトン戦や0-1で惜敗した直近のアストン・ビラ戦などパフォーマンスの部分ですべてを悲観すべきではないが、チームスタイルを貫くなかでの致命的なミスや前線のクオリティ不足で勝ち点を積み上げられずにいる。なお、アストン・ビラ戦では出番なしに終わった菅原は引き続きベンチスタートが濃厚か。 そのほかでは5位のノッティンガム・フォレストと、6位のアストン・ビラによる上位対決、ファン・ニステルローイ体制で2戦無敗の16位のレスターが12位のニューカッスルに挑む一戦も注目カードだ。 《プレミアリーグ第16節》 ▽12/14(土) 《24:00》 アーセナル vs エバートン リバプール vs フルアム ニューカッスル vs レスター・シティ ウォルバーハンプトン vs イプスウィッチ 《26:30》 ノッティンガム・フォレスト vs アストン・ビラ ▽12/15(日) 《23:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド 《28:00》 チェルシー vs ブレントフォード サウサンプトン vs トッテナム ▽12/16(月) 《29:00》 ボーンマス vs ウェストハム 2024.12.14 14:30 Sat4
スパーズが壮絶打ち合い制して4強進出! ユナイテッドは相手ミス突いて3点奪うも敗退…【EFLカップ】
EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝、トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッドが19日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、4-3で勝利したトッテナムが準決勝進出を決めた。 前ラウンドでマンチェスター・シティを破って8強入りのトッテナム。公式戦5試合未勝利と苦境に陥っていたチームだったが、直近のリーグ戦ではサウサンプトン相手に5-0の圧勝。会心の勝利で6戦ぶりの白星を挙げた。今週末にリバプールとのビッグマッチを控えるなか、今回の一戦では先発2人を変更。負傷のウドジェに代えてペドロ・ポロを起用し、スペンスを左サイドバックで起用。また、ベリヴァルに代えてサスペンション明けのビスマを起用した。 一方、ユナイテッドもレスター・シティとのプレミア勢対決を制してベスト8進出。また、直近のリーグ戦ではシティとのアウェイ開催のダービーを劇的2-1の逆転勝利で飾って勢いに乗る。その一線からは先発5人を変更。GKをバユンドゥルに代えたほか、ベンチ外のデ・リフト、マウントに代えてヨロ、アントニーを起用。さらに、マグワイア、アマドに代えてリンデロフ、エリクセンを起用。なお、ダービーでベンチ外の2選手ではガルナチョが復帰した一方、ラッシュフォードは引き続き不在となった。 試合は開始早々にトッテナムがショートカウンターから際どいシーンを作ったが、以降は主導権争いが繰り広げられていく。 立ち上がり以降はユナイテッドがカウンターから良い形を作り出したが、先にゴールをこじ開けたのはホームチーム。15分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でサインプレーからペナルティアーク付近のポロが鋭いミドルシュートを放つ。これをGKバユンドゥルが前にはじくと、こぼれにいち早く反応したソランケが右ポストの内側を掠める右足シュートをねじ込んだ。 早くもビハインドを背負ったユナイテッドはすぐさま反撃を開始。引き続き最前線のホイルンドにハイラインとの駆け引きをさせながら、サイドバックの背後をシャドーとウイングバックで執拗に狙う。20分過ぎにはその形から左のダロトのマイナスクロスに反応した中央のエリクセンがダイレクトシュートを枠に飛ばすが、ここはDFのブロックに遭う。 前半半ばから終盤にかけては互いにプレス回避からのオープンな仕掛け、ショートカウンターの形からチャンスを作り合う、一進一退の展開に。その流れでトッテナムがクルゼフスキを起点により際どいシーンを作り出したが、ユナイテッドも粘りの守備で2失点目は許さず。ただ、前半終了間際にはリンデロフが筋肉系のトラブルでプレー続行不可能となり、エバンスのスクランブル投入を余儀なくされた。 結局、ホームチームの1点リードで折り返した試合は互いにハーフタイムの選手交代なしでスタートすると、いきなりスコアが動く。後半キックオフから1分経たずにソランケのポストワークから左サイドでソン・フンミン、マディソンで崩すと、グラウンダーの折り返しをDFマルティネスがブロックしたこぼれに詰めたクルゼフスキが右足シュートを左隅に突き刺し、公式戦4試合連続ゴールとした。 最高のスタートを切ったホームチームは畳みかける。54分、ハーフウェイライン付近の左サイドからスペンスが浮き球で出したスルーパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出したソランケが左からのカットインでDF2枚を外して右足シュートをニア下へ突き刺した。 これで厳しい3点ビハインドとなったユナイテッドは失点直後に3枚替えを敢行。アントニー、ホイルンド、エリクセンを下げてアマド、ザークツィー、メイヌーを投入した。 この交代によって即攻撃活性化とはならずも、相手の軽率なミスを突いて1点を返す。63分、トッテナムのビルドアップの局面で足元で詰まったGKフォースターのミスパスをボックス左でブルーノ・フェルナンデスがカット。すかさず折り返したボールをザークツィーが難なく無人のゴールへ流し込んだ。 このゴールをきっかけに試合の流れが一変すると、勢いづいたアウェイチームが再び相手の信じがたいミスを突いて2点目まで奪う。70分、リスタートでの何でもないバックパスを受けたGKフォースターが再び足元で詰まると、これに快足を飛ばしてプレスを仕掛けたアマドがスライディングブロック。これがブロックショットの形でゴールネットを揺らした。 フォースターの2つのイージーミスを突いて一気に点差を縮めて勢いづくユナイテッドは、この直後にウガルテを下げてガルナチョを投入。攻勢を強めると、74分にもブルーノのスルーパスに抜け出したマズラウィがボックス右から切り返しての左足シュートでゴールに迫るが、これは枠を捉え切れない。 後半終盤にかけては完全に余裕を失って青色吐息のホームチームに対して、リスクを冒して前に出るユナイテッドが相手陣内でハーフコートゲームを展開。ユナイテッドが追いつきそうな雰囲気が色濃く漂っていたが、思わぬ形からホームチームに決定的な4点目が生まれる。 88分、左CKの場面でキッカーのソン・フンミンが右足インスウィングでゴールへ向かうボールを蹴ると、これがそのままファーポストに決まった。このボールに触れなかったGKバユンドゥルはベリヴァルに左腕を手でブロックされたファウルを主張も、この試合ではVARの採用はなくゴールが支持された。 その後、6分が加えられた後半アディショナルタイムではユナイテッドが94分にアマドの右CKをニアに飛び込んだエバンスが頭で合わせてゴールネットを揺らし、再び1点差に詰め寄る。だが、追いつくことはできずに試合はタイムアップ。 この結果、壮絶な打ち合いを制したトッテナムがマンチェスター勢連破でベスト4進出を決めた。 トッテナム 4-3 マンチェスター・ユナイテッド 【トッテナム】 ドミニク・ソランケ(前15、後9) デヤン・クルゼフスキ(後1) ソン・フンミン(後43) 【ユナイテッド】 ジョシュア・ザークツィー(後18) アマド・ディアロ(後25) ジョニー・エバンス(後49) 2024.12.20 07:04 Fri5