磐田の新監督がジョン・ハッチンソン氏に決定!今季途中から暫定的に横浜FMを指揮「昇格に向け一丸となり頑張っていきます」

2024.12.19 11:25 Thu
磐田の新監督がジョン・ハッチンソン氏(写真左)に決定
©超ワールドサッカー
磐田の新監督がジョン・ハッチンソン氏(写真左)に決定
ジュビロ磐田は19日、ジョン・ハッチンソン氏(44)の監督就任を発表した。

ハッチンソン氏は2015年からオーストラリアのセントラルコースト・マリナーズでコーチを務めると、2017年にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のシアトル・サウンダーズでリザーブチームのコーチに就任。2018年には監督に昇格するも、2019年にオーストラリアへ戻り、ウェスタン・ユナイテッドやシアトル・サウンダーズでコーチを務めていた。

2021年から当時指揮官を務めていたアンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム)の招きに応じ、横浜F・マリノスのコーチに就任。わずか1年で退任するも、その後は横浜FCでヘッドコーチを務めると、今季は横浜FMに再びヘッドコーチの形で復帰した。
7月に成績不振を理由としてハリー・キューウェル監督が契約解除となると、暫定指揮官に就任。シーズン終了まで指揮を執ることになったが、チームは9位フィニッシュとなり自身も退任となっていた。

新シーズンから磐田で指揮を執るハッチンソン氏は、クラブを通じてコメントしている。
「伝統と数々のタイトルを獲ったクラブで働けることに喜びを感じています。またチーム関係者を始め、素晴らしい選手やスタッフと仕事ができるのを楽しみにしています。そして何より昇格に向け一丸となり頑張っていきますので、ジュビロ磐田へのご声援をよろしくお願いいたします」

ジョン・ハッチンソンの関連記事

2025シーズンのJリーグに向けた最新の移籍情報を網羅。選手・監督の退団や引退、移籍をクラブごとにまとめてチェック。 J1、J2、J3の全部60クラブの移籍情報をまとめています。 ※最終更新日:2025年3月3日 [ J2移籍情報 | J3移籍情報 ] ◼︎明治安田J1移籍情報 ※カッコ内は発 2025.03.03 21:00 Mon
thumb 15日、明治安田J2リーグ開幕節の7試合が各地で行われた。 2024シーズンは清水エスパルスが優勝したJ2。2025シーズンはジュビロ磐田、北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖がJ1からの降格組、RB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山がJ3からの昇格組となった。 ジョン・ハッチンソン新監督を招へいした 2025.02.15 21:10 Sat
ジュビロ磐田は17日、コーチにオーストラリア人指導者のショーン・オントン氏(37)が就任することを発表した。 オーストラリア出身のオントン氏は、アデレード・ユナイテッドやニューカッスル・ジェッツ、オークライ・キャノンズとオーストラリア国内でプレー。引退後は指導者の道を歩んだ。 2020年にはアンジェ・ポステ 2025.01.17 14:53 Fri
ジュビロ磐田は7日、2025シーズンの新体制を発表した。 2024シーズンのJ1リーグを18位で終え、昇格から1年でJ2降格となった磐田。横内昭展監督が辞任を決断したことを受け、横浜F・マリノスでコーチや暫定指揮官を務めたジョン・ハッチンソン氏を招へいした。 10番を背負いキャプテンを務めたMF山田大記は、 2025.01.07 17:11 Tue
横浜F・マリノスは23日、ヘッドコーチにオーストラリア人指導者のパトリック・キスノーボ氏(43)が就任することを発表した。 横浜FMは、2024シーズンはハリー・キューウェル監督でスタートしたものの、チームが不調に陥り解任。ヘッドコーチのジョン・ハッチンソン監督が指揮を執っていた。 しかし、ハッチンソン監督 2024.12.23 17:05 Mon

ジュビロ磐田の関連記事

15日、明治安田J2リーグ第5節の5試合が各地で行われた。 昇格組ながら開幕4連勝のRB大宮アルディージャは、まだ勝利がない降格組のサガン鳥栖とのアウェイゲーム。鳥栖は堺屋佳介がプレー続行不可能となり、期限付き移籍加入したばかりの松田詠太郎を17分から投入。その鳥栖が38分に先制。ヴィンキンタス・スリヴカのクロス 2025.03.15 18:18 Sat
9日、明治安田J2リーグ第4節の7試合が各地で行われた。 ここまで3連敗で最下位に沈む北海道コンサドーレ札幌と3連勝で首位を追いかけるジェフユナイテッド千葉の対戦。真逆の状態でもある両者の対戦となった。 試合は開始4分にアクシデント発生。千葉が裏へのロングボールを出すと林誠道とGK菅野孝憲がボックス内で激突 2025.03.09 16:05 Sun
日本サッカー協会(JFA)は7日、第105回天皇杯の1回戦、2回戦の組み合わせを発表した。 天皇杯は5月24日(土)、25日(日)に開幕。1回戦には都道府県代表と、今シーズンからJ2に昇格したRB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山と昨シーズンでJ2下位に終わった水戸ホーリーホック、大分トリニータ、愛媛FC 2025.03.07 17:25 Fri
thumb 1日、明治安田J2リーグ第3節の5試合が各地で行われた。 10年ぶり開幕連勝のジェフユナイテッド千葉は、昨シーズンのJ1昇格プレーオフ進出を争ったモンテディオ山形をホームに迎えた一戦。山形は13分、ディサロ燦シルヴァーノのポストプレーから國分伸太郎が右足を振り抜いて先制。しかし千葉も譲らず、ボックス内で相手をかわ 2025.03.01 16:15 Sat
栃木シティFCは27日、FW山崎亮平(35)の現役引退を発表した。 山崎は2007年に八千代高校からジュビロ磐田に加入してプロキャリアをスタートさせると、2014年まで在籍。その後はアルビレックス新潟、柏レイソル、V・ファーレン長崎、テゲバジャーロ宮崎とわたり歩き、2024年に当時日本フットボールリーグ(JFL) 2025.02.27 11:35 Thu

J1の関連記事

記事をさがす

ジョン・ハッチンソンの人気記事ランキング

1

1年でJ1復帰へ磐田がコーチを招へい、横浜FMでポステコグルー監督やマスカット監督のコーチを務めたショーン・オントン氏

ジュビロ磐田は17日、コーチにオーストラリア人指導者のショーン・オントン氏(37)が就任することを発表した。 オーストラリア出身のオントン氏は、アデレード・ユナイテッドやニューカッスル・ジェッツ、オークライ・キャノンズとオーストラリア国内でプレー。引退後は指導者の道を歩んだ。 2020年にはアンジェ・ポステコグルー(現:トッテナム監督)の下で、横浜F・マリノスのアシスタントコーチに就任。ケヴィン・マスカット監督(現:上海海港監督)の下では、2022年から2023年はヘッドコーチを務めていた。 ジョン・ハッチンソン監督と同じオーストラリア人の指導者ということもあり、同じ横浜FMで指導してきた中で、どういった化学反応を見せるか注目だ。 2025.01.17 14:53 Fri
2

横浜FMの新監督、やはりサウスゲイトの右腕…英メディアが合意報じる 「就任準備が整った」

横浜F・マリノスの監督は噂の人物で決まりのようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 ハリー・キューウェル前監督の途中解任にジョン・ハッチンソン暫定監督発足と厳しいシーズンの終わりが見えてくるなか、新監督招へいの動きが取り沙汰される横浜FM。そこで名が浮かぶのが前イングランド代表ヘッドコーチのスティーブ・ホランド氏(54)だ。 トップチームの指揮官歴こそクルー・アレクサンドラ時代だけだが、参謀役としては経験豊富で、直近ではあのガレス・サウスゲイト前監督の右腕として従事。それ以前はチェルシーでジョゼ・モウリーニョ氏やアントニオ・コンテ氏らのアシスタントコーチを歴任した。 かつてのサウスゲイト前監督は「イングランドサッカー界、あるいはコーチのなかで最も成功した監督になるはず。彼ほどの勝利を手にした人、クラブや国際レベルの経験を持つ人はほかに浮かばない。トップクラスのオペレーターだ」との称賛コメントも残す。 遠くイングランドでも横浜FM入りが濃厚視され、『ミラー』は合意とともに「サウスゲイトの信頼できる盟友がマンチェスター・シティ所有のクラブで2度目の監督就任」との見出しでレポート。「横浜FMの監督に就任する準備が整った」と日本行きが決定的との見方を示す。 また、『The Athletic』でもその見込みといい、ホランド氏にとって16年ぶりの監督就任が近づいていると報じられる。 2024.11.22 17:01 Fri
3

FC東京を離れるクラモフスキー監督が代表監督に? マレーシア代表が監督招へいに動く…その他候補も横浜FMに絡むオーストラリア人か

2024シーズン限りでFC東京の監督を退任したピーター・クラモフスキー氏(46)が、代表監督に就任する可能性があるようだ。 かつて横浜F・マリノスやセルティックを指揮し、現在はトッテナムで監督を務めているアンジェ・ポステコグルー監督の右腕として働いていたクラモフスキー氏は、横浜FMのコーチ退任後の2020年に清水エスパルスの監督に就任。2021年にモンテディオ山形の監督に就任すると、2023年途中からFC東京の監督に就任していた。 2023シーズンはJ1で11位に終わると、今シーズンも不安定な戦いが続きチームは7位でフィニッシュ。特に後半戦は結果がなかなか出ないなど苦しみ、シーズン終了と共に退任した。 そのクラモフスキー氏だがマレーシア代表監督に就任する可能性があるとのこと。マレーシア『The Star』によると、マレーシアサッカー協会(FAM)は、パウ・マルティ・ビセンテ暫定監督の後任を決めている段階とのこと。現在開催されているASEANチャンピオンシップ終了後にも監督に就任すると見られている。 FAMはオーストラリア代表のエースとして活躍していたティム・ケイヒル氏をスポーツディレクター(SD)として引き抜くことを画策。現在はカタールサッカー協会(QFA)でテクニカルディレクターを務めているが、マレーシア代表の陣頭指揮を執らせたい考えがあるようだ。 なお、クラモフスキー氏以外では、横浜F・マリノスのジョン・ハッチンソン監督(44)や鹿児島ユナイテッドFCでも監督を務めたことのあるアーサー・パパス氏(44)も候補として考えているとのこと。横浜FMに関わったことのあるオーストラリア人指揮官が候補となっており、いずれにしてもチームの強化を目指すようだ。 2024.12.12 16:30 Thu
4

横浜FMが新指揮官にサウスゲイトの“右腕”ホーランド氏を招へい 「タイトルを争うチームを築きあげていきたい」…ハッチンソン暫定監督は退任

横浜F・マリノスは17日、ジョン・ハッチンソン暫定監督(44)の退任および、後任にスティーブ・ホーランド氏(54)の就任を発表した。 今季からハリー・キューウェル前監督を招へいした横浜FMだが、チームの調子が上向かず、今年7月に監督交代を決断。ヘッドコーチのハッチンソン氏が暫定的に指揮を執る体制にシフトしたが、最後まで立て直しといかず、J1リーグ9位フィニッシュで無冠に終わった。 ホーランド氏はトップチームを率いた歴こそクルー・アレクサンドラ時代のみだが、直近ではあのガレス・サウスゲイト前監督の右腕としてイングランド代表を職場に。それ以前はチェルシーでジョゼ・モウリーニョ氏やアントニオ・コンテ氏らのもとでコーチも歴任した。 ◆ジョン・ハッチンソン 「横浜F・マリノスに関わるすべての皆さまに感謝申し上げます。そして、選手やスタッフも今シーズンは公式戦61試合といった中、チームのためにすべてを出し切ってくれたと思います。本当に感謝しています」 「自分は良いときも、悪いときも、選手たちと一緒に戦いながら、コーチとしてもそうですし、監督になってからも今日まですべてを捧げてきました」 「今シーズンは移動も多く、逆転したり、逆転されたりと様々な試合がありました。今シーズンは優勝を経験することができなかったことは本当に残念ですが、選手はこのスケジュールの中、よく頑張ってくれたと思います」 「自分はこのクラブで仕事をさせてもらい、最高の仲間に出会えました。これからもチームの活躍、選手たちの飛躍を期待しています。ありがとうございました」 ◆スティーブ・ホーランド 「すばらしい国である日本に行けることを楽しみにしており、アジアで最高のリーグであるJリーグで働けることを光栄に思います」 「情熱あふれるスタジアム、そしてすばらしい雰囲気をつくるファン・サポーターの熱意に囲まれた最高の環境の中で、横浜F・マリノスの監督として指揮を執ることも光栄です」 「1993年のJリーグ発足から存在する名門クラブであり、これまでリーグで5つのタイトルを獲得しております。ホームでも、アウェイでも、すばらしいサポートを受けることができるクラブとも伺っております」 「私たちの挑戦は、再びタイトルを獲得することです。そして、アグレッシブなアタッキングフットボールをしていきます。一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築きあげていきたいと思います」 「選手とスタッフが一丸となり、ファン・サポーター、パートナー、そして横浜市・横須賀市・大和市の皆さんに誇れるチームをつくっていきたいと思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしております」 2024.12.17 11:28 Tue

ジュビロ磐田の人気記事ランキング

1

降格組の鳥栖&札幌がようやく初勝利! RB大宮の開幕連勝は「4」でストップ、長崎はフアンマ・デルガドの決勝点で徳島との無敗対決制す【明治安田J2第5節】

15日、明治安田J2リーグ第5節の5試合が各地で行われた。 昇格組ながら開幕4連勝のRB大宮アルディージャは、まだ勝利がない降格組のサガン鳥栖とのアウェイゲーム。鳥栖は堺屋佳介がプレー続行不可能となり、期限付き移籍加入したばかりの松田詠太郎を17分から投入。その鳥栖が38分に先制。ヴィンキンタス・スリヴカのクロスからPKを獲得し、西澤健太がゴール左に決めた。 追う展開となったRB大宮は後半、アルトゥール・シルバの強烈なミドルが枠を捉えたが、鳥栖GK泉森涼太がセーブ。追加点こそ奪えなかった鳥栖だが、1-0で逃げ切って待望の今シーズン初勝利。RB大宮は開幕戦からの連勝が「4」で途切れた。 開幕4連敗と苦戦中の降格組である北海道コンサドーレ札幌は、ホーム開幕戦のブラウブリッツ秋田と対戦。アウェイの札幌は青木亮太のカットインシュートで15分に先制。23分には近藤友喜が折り返しに合わせて追加点を奪う。 攻勢の札幌は後半立ち上がりにもCKの混戦から家泉怜依が3点目をゲット。秋田はエース・小松蓮の5試合連続ゴールで反撃したものの、それ以上は追い上げられず1-3で終了。札幌が連敗を止めて今シーズン初白星を手にした一方、秋田は3連敗となった。 V・ファーレン長崎vs徳島ヴォルティスは2勝2分けで無敗同士の対決。互いにゴールに迫ったなか、36分には長崎の名倉巧がゴール左上を捉えた鋭いシュート。徳島GK田中颯がファインセーブで凌ぎ、ゴールレスで前半を終える。 均衡を破ったのは70分の長崎。マテウス・ジェズスが運ぶと、増山朝陽の折り返しを途中出場のフアンマ・デルガドが押し込む。これが決勝点となった長崎は開幕からの無敗をキープ。徳島は初黒星を喫した。 その他、降格組のジュビロ磐田はマテウス・ペイショットの2ゴールでヴァンフォーレ甲府に競り勝ち、3試合ぶりの白星。集団食中毒のアクシデントに見舞われながら勝ち点を積み上げる藤枝MYFCは、開幕から勝利がないいわきFCを2-0で下している。 <h3>◆明治安田J2リーグ第5節</h3> ▽3月15日(土) ブラウブリッツ秋田 1-3 北海道コンサドーレ札幌 サガン鳥栖 1-0 RB大宮アルディージャ ジュビロ磐田 2-1 ヴァンフォーレ甲府 藤枝MYFC 2-0 いわきFC V・ファーレン長崎 1-0 徳島ヴォルティス ▽3月16日(日) 《13:00》 ロアッソ熊本 vs モンテディオ山形 《14:00》 FC今治 vs カターレ富山 水戸ホーリーホック vs ベガルタ仙台 ジェフユナイテッド千葉 vs 愛媛FC レノファ山口FC vs 大分トリニータ <span class="paragraph-title">【動画】今季初出場の長崎FWフアンマ・デルガドが決勝点の大仕事!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">フアンマ今シーズン初出場・初ゴール<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J2リーグ 第5節<br> 長崎vs徳島<br> 1-0<br> 70分<br> フアンマ デルガド(長崎)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/r6szckUM05">pic.twitter.com/r6szckUM05</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1900833706514030878?ref_src=twsrc%5Etfw">March 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.15 18:18 Sat
2

千葉がクラブ史上初の開幕4連勝で首位浮上! 札幌が早々のGK交代アクシデントもあり泥沼4連敗…3連敗中の鳥栖も追いつかれドロー、山形は秋田と打ち合い連敗ストップ【明治安田J2第4節】

9日、明治安田J2リーグ第4節の7試合が各地で行われた。 ここまで3連敗で最下位に沈む北海道コンサドーレ札幌と3連勝で首位を追いかけるジェフユナイテッド千葉の対戦。真逆の状態でもある両者の対戦となった。 試合は開始4分にアクシデント発生。千葉が裏へのロングボールを出すと林誠道とGK菅野孝憲がボックス内で激突。顔面に足が入ってしまった菅野はそのまま倒れ、すぐにプレー続行不可能と判断されて中野小次郎と急遽交代となった。 いきなりのアクシデントとなった試合は11分、林のスルーパスに完全に抜けた田中和樹がGKとの一対一を落ち着いて決めて千葉が先制。アクシデントのままに失点してしまった札幌は、アマドゥ・バカヨコを中心にゴールに迫るが、追加点を奪ったのは千葉だった。32分、再び裏へのボールが出ると、右サイドを抜けた田中がドリブルで持ち込みグラウンダーのクロス。これを走り込んだ椿直起が押し込みリードを広げた。 今季ここまで無得点の札幌にとっては重い2点ビハインドとなったが、38分に一矢報いる。左サイドからのクロスをアマドゥ・バカヨコがボックス内で落とすと、スパチョークが右足一閃。これがゴール右に決まり、今季のチーム初ゴールが決まった。 後半は札幌が積極的に攻勢に出るが、なかなかゴールが奪えず。千葉はリスクを冒さずにプレーしていくと後半アディショナルタイムに背後に出たボールをGK中野がボックスから飛び出して頭でクリアに行くと呉屋大翔が競り勝って無人のゴールに流し込み試合を決める3点目を奪った。 千葉はクラブ史上初の開幕4連勝を達成し、同じ4連勝のRB大宮アルディージャを得点数で上回り首位に浮上。一方の札幌は、降格組ながらも泥沼の開幕4連敗となった。 同様に降格組ながら開幕3連敗中の19位サガン鳥栖はこちらも勝利がない16位いわきFCとアウェイで対戦した。 試合は38分、いわきが最終ラインからボールを回すも鳥栖がカット。日野翔太が運び右の西川潤へパス。グラウンダーのクロスに酒井宣福が飛び込むと、相手DFに当たりオウンゴールとなった。 前線からの守備からしっかりとゴールに繋げた鳥栖。リードして後半を迎えたが、51分に失点。ボックス内左からのグラウンダーの鵜木郁哉のクロスをボックス手前で大西悠介がミドルシュート。これがディフレクトして入り、いわきが同点に追いついた。 鳥栖は初勝利へ向けて攻勢を強めていくが、なかなかゴールをこじ開けられない。後半アディショナルタイムにはCKからビッグチャンス。クロスの流れから、最後は堺屋佳介がシュートも枠を捉えられない。結局そのまま1-1のドロー。鳥栖の今季初勝利はまたもお預けとなった。 同じく開幕3連敗中の18位モンテディオ山形は2勝の7位ブラウブリッツ秋田と対戦。今シーズン初のホームゲームとなった中、試合は打ち合いとなる。 山形は12分に土居聖真、14分にディサロ燦シルヴァーノのゴールで2点のリードを奪うが、秋田は30分に小松蓮が1点を返す。 2-1で迎えた後半、山形は56分に岡本一真のゴールでリードを広げると、秋田は65分に梶谷政仁のゴールで1点差に詰め寄ることに。それでも山形は85分に途中出場の高橋潤哉がダメ押しゴール。そのまま4-2で勝利を収め、3連敗でストップし今季初勝利を挙げた。 なお、降格組の7位ジュビロ磐田は、昇格組の9位カターレ富山とアウェイで対戦。試合は33分に松田力のゴールで富山が先制。苦しんだ磐田は71分にマテウス・ペイショットのゴールで追いつくが、富山は75分に碓井聖生、81分に神山京右がゴールを重ね、3-1で富山が勝利。磐田は手痛い黒星となった。 <h3>◆明治安田J2リーグ第4節</h3> ▽3月9日(日) 北海道コンサドーレ札幌 1-3 ジェフユナイテッド千葉 ヴァンフォーレ甲府 3-3 藤枝MYFC 大分トリニータ 0-0 水戸ホーリーホック モンテディオ山形 4-2 ブラウブリッツ秋田 いわきFC 1-1 サガン鳥栖 徳島ヴォルティス 0-0 ロアッソ熊本 カターレ富山 3-1 ジュビロ磐田 ▽3月8日(土) ベガルタ仙台 1-1 V・ファーレン長崎 RB大宮アルディージャ 2-1 レノファ山口FC 愛媛FC 2-3 FC今治 <span class="paragraph-title">【動画】スルーパスに抜け出した田中和樹が先制ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/88qK1W7sbn">pic.twitter.com/88qK1W7sbn</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1898603399140250033?ref_src=twsrc%5Etfw">March 9, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.09 16:05 Sun
3

5月24日に開幕する天皇杯の1回戦、2回戦の組み合わせ決定! 2回戦ではいわきvs秋田、徳島vs山口、千葉vs熊本は決定【天皇杯】

日本サッカー協会(JFA)は7日、第105回天皇杯の1回戦、2回戦の組み合わせを発表した。 天皇杯は5月24日(土)、25日(日)に開幕。1回戦には都道府県代表と、今シーズンからJ2に昇格したRB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山と昨シーズンでJ2下位に終わった水戸ホーリーホック、大分トリニータ、愛媛FCの6チームが参加。さらに、アマチュアシードの東洋大学の参加が決定している。 各都道府県代表はこれから決定する中、1回戦、2回戦の対戦カードとキックオフ時間、スタジアムが決定した。なお、2回戦では、いわきFCvsブラウブリッツ秋田、徳島ヴォルティスvsレノファ山口FC、ジェフユナイテッド千葉vsロアッソ熊本は既に決定している。 なお、1回戦のFC今治vs鹿児島県代表、2回戦の藤枝MYFCvs山口県代表/岡山県代表のキックオフ時間とスタジアムに関しては調整中となっている。 3回戦は7月16日(水)、ラウンド16は8月6日(水)、準々決勝は8月27日(水)、準決勝は11月16日(日)、決勝は11月22日(土)となっている。 <h3>◆1回戦</h3> ▽5月24日(土) 《13:00》 【4】宮城県代表 vs 東洋大学 [みやぎ生協めぐみ野サッカー場・Bグラウンド] 【6】水戸ホーリーホック vs 神奈川県代表 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【14】佐賀県代表 vs 熊本県代表 [SAGAサンライズパークSAGAスタジアム] 【16】岐阜県代表 vs 富山県代表 [岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウ] 【21】京都府代表 vs 滋賀県代表 [たけびしスタジアム京都] 【23】奈良県代表 vs 新潟県代表 [ロートフィールド奈良] 【25】栃木県代表 vs 山形県代表 [栃木県グリーンスタジアム] 【26】愛媛FC vs 長崎県代表 [ニンジニアスタジアム] 【27】宮崎県代表 vs 鳥取県代表 [いちご宮崎新富サッカー場] 《15:00》 【1】香川県代表 vs 高知県代表 [Pikaraスタジアム] ▽5月25日(日) 《13:00》 【2】福井県代表 vs 静岡県代表 [テクノポート福井スタジアム] 【3】広島県代表 vs 徳島県代表 [エディオンピースウイング広島] 【5】福島県代表 vs 埼玉県代表 [とうほう・みんなのスタジアム] 【7】青森県代表 vs 北海道代表 [プライフーズスタジアム] 【8】三重県代表 vs 山梨県代表 [三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メインG] 【10】群馬県代表 vs 東京都代表 [アースケア敷島サッカー・ラグビー場] 【12】沖縄県代表 vs 大分県代表 [タピック県総ひやごんスタジアム] 【13】島根県代表 vs 福岡県代表 [島根県立浜山公園陸上競技場] 【15】山口県代表 vs 岡山県代表 [セービング陸上競技場] 【17】長野県代表 vs 大阪府代表 [サンプロアルウィンサンアル] 【18】石川県代表 vs 愛知県代表 [金沢ゴーゴーカレースタジアム] 【19】大分トリニータ vs 愛媛県代表 [クラサスドーム大分] 【20】和歌山県代表 vs 兵庫県代表 [和歌山県紀三井寺公園陸上競技場] 【22】カターレ富山 vs 千葉県代表 [高岡スポーツコアサッカー・ラグビー場高岡] 【24】岩手県代表 vs 秋田県代表 [いわぎんスタジアム] 《14:00》 【11】RB大宮アルディージャ vs 茨城県代表 [NACK5スタジアム大宮] 《調整中》 【9】FC今治 vs 鹿児島県代表 [※調整中] <h3>◆2回戦</h3> ▽6月11日(水) 《18:30》 【34】横浜F・マリノス vs 【7】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 【42】サンフレッチェ広島 vs 【14】の勝者 [福山通運ローズスタジアム] 【49】徳島ヴォルティス vs レノファ山口FC [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 【50】FC町田ゼルビア vs 【21】の勝者 [町田GIONスタジアム] 【56】名古屋グランパス vs 【27】の勝者 [豊田スタジアム] 《19:00》 【28】ヴィッセル神戸 vs 【1】の勝者 [ノエビアスタジアム神戸] 【29】ヴァンフォーレ甲府 vs 【2】の勝者 [JITリサイクルインクスタジアム] 【30】アルビレックス新潟 vs 【3】の勝者 [デンカビッグスワンスタジアム] 【31】柏レイソル vs 【4】の勝者 [三協フロンテア柏スタジアム] 【32】川崎フロンターレ vs 【5】の勝者 [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] 【33】ジュビロ磐田 vs 【6】の勝者 [ヤマハスタジアム(磐田)] 【35】いわきFC vs ブラウブリッツ秋田 [ハワイアンズスタジアムいわき] 【37】モンテディオ山形 vs 【9】の勝者 [NDソフトスタジアム山形] 【38】鹿島アントラーズ vs 【10】の勝者 [茨城県立カシマサッカースタジアム] 【39】V・ファーレン長崎 vs 【11】の勝者 [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【40】アビスパ福岡 vs 【12】の勝者 [ベスト電器スタジアム] 【41】ファジアーノ岡山 vs 【13】の勝者 [JFE晴れの国スタジアム] 【44】湘南ベルマーレ vs 【16】の勝者 [レモンガススタジアム平塚] 【45】清水エスパルス vs 【17】の勝者 [IAIスタジアム日本平] 【48】セレッソ大阪 vs 【20】の勝者 [ヨドコウ桜スタジアム] 【51】ベガルタ仙台 vs 【22】の勝者 [キューアンドエースタジアムみやぎ] 【52】京都サンガF.C. vs 【23】の勝者 [サンガスタジアム by KYOCERA] 【54】東京ヴェルディ vs 【25】の勝者 [味の素スタジアム] 【55】サガン鳥栖 vs 【26】の勝者 [駅前不動産スタジアム] 【57】ジェフユナイテッド千葉 vs ロアッソ熊本 [フクダ電子アリーナ] 《調整中》 【43】藤枝MYFC vs 【15】の勝者 [※調整中※調整中] ▽6月18日(水) 《18:30》 【53】横浜FC vs 【24】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 《19:00》 【36】ガンバ大阪 vs 【8】の勝者 [パナソニック スタジアム 吹田] 【46】FC東京 vs 【18】の勝者 [味の素スタジアム] 【47】北海道コンサドーレ札幌 vs 【19】の勝者 [大和ハウスプレミストドーム] 2025.03.07 17:25 Fri
4

Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円

Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue
thumb
5

千葉が山形との打ち合い制し開幕3連勝!ホーム連勝の長崎が追随、今治にJ2初勝利献上の鳥栖は3連敗…【明治安田J2第3節】

1日、明治安田J2リーグ第3節の5試合が各地で行われた。 10年ぶり開幕連勝のジェフユナイテッド千葉は、昨シーズンのJ1昇格プレーオフ進出を争ったモンテディオ山形をホームに迎えた一戦。山形は13分、ディサロ燦シルヴァーノのポストプレーから國分伸太郎が右足を振り抜いて先制。しかし千葉も譲らず、ボックス内で相手をかわした横山暁之が23分に同点ゴールを奪う。 37分、右サイドを抜け出した田中和樹の折り返しを椿直紀が押し込んで千葉が逆転。しかし2分後、ディサロ燦シルヴァーノのグラウンダーの左クロスにイサカ・ゼインが合わせ、2-2で前半を終える。 後半に入って一歩前に出たのは千葉。64分、右サイドで得たFKからGK長谷川洸が弾いたボールを鈴木大輔が頭で押し込む。1点リードで逃げ切った千葉がシーソーゲームを制して開幕3連勝。山形は開幕3連敗と明暗が分かれた。 1年でのJ1復帰に向け連勝発進のジュビロ磐田は、今シーズンこそ昇格を狙うV・ファーレン長崎とアウェイで対戦。互いにチャンスを作りながらゴールレスで折り返すと、63分に長崎が先制。ボックス手前で山口蛍からのパスを受けた笠柳翼が体勢を崩しながら右足シュート。GK川島永嗣の手を弾いてネットを揺らした。 81分には長崎に追加点のチャンス。名倉巧のシュートのこぼれ球から途中出場のマルコス・ギリェルメがネットを揺らすが、オフサイドの判定。リードは広げられなかったが、笠柳の1点を守り抜いてホーム2連勝。磐田は連勝を逃している。 こちらも2連勝スタートのブラウブリッツ秋田は、集団食中毒に見舞われた藤枝MYFCと対戦。2試合3ゴールの小松蓮がCKから先制点も、前半アディショナルタイムに浅倉廉が左足で流し込み、藤枝が追いついてハーフタイムを迎える。 後半は同点のまま推移したが、88分に再びスコアが動く。右CKのセカンドボールから前田翔茉のハーフボレーで藤枝が逆転。今シーズン初勝利を手にし、敗れた秋田は3連勝を逃している。 その他、降格組ながら開幕連敗のサガン鳥栖は、J2初挑戦の今治に1-4の大敗。今治が記念すべきJ2初勝利を手にした一方、鳥栖は開幕3連敗となった。昨シーズン6位の仙台は、エロンの先制点と相良竜之介の豪快な追加点で大分トリニータに2-0で勝利。今シーズン2勝目を挙げた。 ◆明治安田J2リーグ第3節 ▽3月1日(土) ベガルタ仙台 2-0 大分トリニータ V・ファーレン長崎 1-0 ジュビロ磐田 サガン鳥栖 1-4 FC今治 藤枝MYFC 2-1 ブラウブリッツ秋田 ジェフユナイテッド千葉 3-2 モンテディオ山形 ▽3月2日(日) 《13:00》 ロアッソ熊本 vs RB大宮アルディージャ 《14:00》 レノファ山口FC vs 北海道コンサドーレ札幌 カターレ富山 vs ヴァンフォーレ甲府 水戸ホーリーホック vs 愛媛FC いわきFC vs 徳島ヴォルティス 2025.03.01 16:15 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly