レンジャーズとスパーズの同勝ち点対決は痛み分け…スパーズは公式戦5戦未勝利【EL】
2024.12.13 07:06 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第6節、レンジャーズvsトッテナムが12日にアイブロックス・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。前節、ローマと2-2の激闘を演じた9位のトッテナムは、8位のレンジャーズとの一戦で公式戦5試合ぶりの勝利を狙った。直近のリーグ戦でボーンマス、チェルシーに連敗を喫したなか、元セルティック指揮官ポステコグルーはかつての宿敵レンジャーズと対峙したアウェイゲームでの勝ち点3に向けて先発5人を変更。負傷離脱のロメロとファン・デ・フェンに代えてグレイ、ドラグシンを起用。サール、クルゼフスキ、ソランケに代えてマディソン、ベンタンクール、ヴェルナーを起用した。
週末にセルティックとの国内カップ決勝を控えていることもあり、元セルティックのポステコグルー監督、GKフォースターへの強烈なブーイングのなかで幕を開けた一戦。試合は立ち上がりから拮抗した展開で進んでいく。
開始8分にはボックス左でボールを受けたヴェルナーが右足シュートでファーストシュートを記録。以降もカウンターを起点にサイドでの崩しからフィニッシュの数を増やしていくが、決定機までには至らず。
一方、レンジャーズも時間の経過とともに押し返していくと、右のチェルニーを起点に幾度か際どいシーンを作り出す。だが、GKフォースターの好守などに阻まれてゴールには至らない。
迎えた後半、トッテナムはヴェルナーを下げてクルゼフスキを投入。これでクルゼフスキを右に、ブレナン・ジョンソンを左に配置した。
一方、後半も同じメンバーで臨んだレンジャーズは立ち上がりの47分、右のハーフスペースでボールを受けたタヴァーニアが絶妙なクロスをゴール前のスペースに落とすと、これに反応したイガマネが見事な左足ダイレクトボレーでゴール右隅へ流し込んだ。
出ばなをくじかれてビハインドを背負ったトッテナムは失点直後に右からの崩しでジョンソンに決定機が訪れるが、ボックス中央でフリーで放ったシュートは枠を外れる。すると、以降は勢いづいたホームチームに圧倒され、押し込まれる展開が続く。
これを受けてポステコグルー監督は60分に3枚替えを敢行。ジョンソン、ベンタンクール、ボスマを下げてソランケ、ベリヴァル、サールを一気に投入。この交代直後にはボックス手前の好位置で得たFKの場面で、サインプレーからマディソンが右足シュート。続く66分にも左のポケットを取ったマディソンのクロスからペドロ・ポロが決定的なシュートを放つが、ここはGKバトランドの好守などに阻まれた。
それでも、ゴールの匂いをさせ始めたアウェイチームは75分、自陣からのビルドアップでうまく右サイドへ展開。クルゼフスキ、ポロ、ソランケと繋いでボックス内のマディソンがDFにアフターチャージを受ける。主審はPKを意識しつつもアドバンテージを取って流すと、こぼれに反応したクルゼフスキの左足シュートがゴールネットを揺らした。
これで1-1のイーブンに戻った試合は一進一退のまま後半終盤の攻防に突入。トッテナムがカウンターの形からソランケのボレーシュートでゴールに迫れば、レンジャーズも85分にビッグチャンス。デサースがボックス内でDF2枚を相手に馬力のある仕掛けでゴール前に抜け出すが、左足で放った至近距離からのシュートはGKフォースターのビッグセーブに阻まれた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、同勝ち点対決は痛み分けのドロー決着に。この結果、両者は試合前の順位を維持する形となった。なお、スパーズはこれで公式戦5試合未勝利となった。
レンジャーズ 1-1 トッテナム
【レンジャーズ】
ハムザ・イガマネ(後2)
【トッテナム】
デヤン・クルゼフスキ(後30)
週末にセルティックとの国内カップ決勝を控えていることもあり、元セルティックのポステコグルー監督、GKフォースターへの強烈なブーイングのなかで幕を開けた一戦。試合は立ち上がりから拮抗した展開で進んでいく。
一方、レンジャーズも時間の経過とともに押し返していくと、右のチェルニーを起点に幾度か際どいシーンを作り出す。だが、GKフォースターの好守などに阻まれてゴールには至らない。
前半半ばから終盤にかけてはがっぷり四つの状況に。ただ、互いに相手の守備を上回る攻撃を仕掛けることはできず、ゴールレスでの折り返しとなった。
迎えた後半、トッテナムはヴェルナーを下げてクルゼフスキを投入。これでクルゼフスキを右に、ブレナン・ジョンソンを左に配置した。
一方、後半も同じメンバーで臨んだレンジャーズは立ち上がりの47分、右のハーフスペースでボールを受けたタヴァーニアが絶妙なクロスをゴール前のスペースに落とすと、これに反応したイガマネが見事な左足ダイレクトボレーでゴール右隅へ流し込んだ。
出ばなをくじかれてビハインドを背負ったトッテナムは失点直後に右からの崩しでジョンソンに決定機が訪れるが、ボックス中央でフリーで放ったシュートは枠を外れる。すると、以降は勢いづいたホームチームに圧倒され、押し込まれる展開が続く。
これを受けてポステコグルー監督は60分に3枚替えを敢行。ジョンソン、ベンタンクール、ボスマを下げてソランケ、ベリヴァル、サールを一気に投入。この交代直後にはボックス手前の好位置で得たFKの場面で、サインプレーからマディソンが右足シュート。続く66分にも左のポケットを取ったマディソンのクロスからペドロ・ポロが決定的なシュートを放つが、ここはGKバトランドの好守などに阻まれた。
それでも、ゴールの匂いをさせ始めたアウェイチームは75分、自陣からのビルドアップでうまく右サイドへ展開。クルゼフスキ、ポロ、ソランケと繋いでボックス内のマディソンがDFにアフターチャージを受ける。主審はPKを意識しつつもアドバンテージを取って流すと、こぼれに反応したクルゼフスキの左足シュートがゴールネットを揺らした。
これで1-1のイーブンに戻った試合は一進一退のまま後半終盤の攻防に突入。トッテナムがカウンターの形からソランケのボレーシュートでゴールに迫れば、レンジャーズも85分にビッグチャンス。デサースがボックス内でDF2枚を相手に馬力のある仕掛けでゴール前に抜け出すが、左足で放った至近距離からのシュートはGKフォースターのビッグセーブに阻まれた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、同勝ち点対決は痛み分けのドロー決着に。この結果、両者は試合前の順位を維持する形となった。なお、スパーズはこれで公式戦5試合未勝利となった。
レンジャーズ 1-1 トッテナム
【レンジャーズ】
ハムザ・イガマネ(後2)
【トッテナム】
デヤン・クルゼフスキ(後30)
1
2
デヤン・クルゼフスキの関連記事
トッテナムの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
記事をさがす
|
デヤン・クルゼフスキの人気記事ランキング
1
PSGがクワラツヘリア獲得へ本腰! クラブ間・個人間で交渉が進行中
パリ・サンジェルマン(PSG)がジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)獲得の動きを本格化させている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアが報じている。 ナポリとの契約が2027年夏までとなっている23歳は、昨年から契約延長交渉が行われている一方、昨夏の段階からPSGから熱視線が注がれていた。さらに、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグのクラブも獲得レースに参戦の構えを見せている。 そんななか、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)の今冬退団が濃厚とみられるPSGは、前線補強を画策。昨夏からのターゲット獲得へ本腰を入れ始めている。 報道によると、PSGとナポリは8000万ユーロ(約130億円)前後の金額での交渉を行っており、選手サイドとはナポリで受け取る現行給与の4倍近くの好条件を掲示。クラブ間・個人間の双方で交渉を進めている段階だ。 なお、一部ではPSGが構想外であるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の譲渡を契約に盛り込むことで、移籍金の減額を目指しているとの報道もあるが、ナポリ側はあくまで前述の移籍金を売却条件に設定している模様だ。 また、クワラツヘリアの流出を覚悟するナポリでは、リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(24)、ユベントスからリバプールにレンタル中のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)らを後釜候補としてリストアップしているという。 2025.01.10 15:16 Fri2
スパーズが5部相手に延長戦まで持ち込まれる失態も4回戦進出…週明けNLダービーへ弾みはつかず【FAカップ】
トッテナムは12日、アウェイで行われたFAカップ3回戦でタムワースと対戦し、延長戦の末に3-0で勝利した。 直近のEFLカップ(カラバオカップ)準決勝1stレグで絶好調のリバプールを1-0で破り、2025年初白星を挙げたトッテナム。週明けの15日にアーセナルとのノースロンドン・ダービーを控えるなか、今季のFAカップ初戦ではナショナルリーグ(5部)のタムワースとのアウェイゲームに臨んだ。 ポステコグルー監督は格下との一戦に向けて大幅なターンオーバーも予想されたが、サスペンション明けで休養十分のマディソン、サールが起用され、レギロンやムーアを除いてほぼリーグ戦の主力が起用された。 開始直後には左サイドで馬力のある仕掛けを見せたエノルにいきなり決定的なシュートを打たれるが、GKキンスキーの好守で事なきを得たトッテナム。序盤は慣れない人工芝、出足鋭い相手の戦い方に適応するための時間に。 16分にはマディソンが巧みな切り返しからの左足シュートで最初の決定機を作り出したが、ここから完全に主導権を掌握するまでには至らず。逆に、相手の縦に速い攻撃とトンクスのロングスローに手を焼く。 前半半ばから終盤にかけても8割近いボール支配率を記録するものの、アタッキングサードで攻めあぐねる場面が目立つ。ブレナン・ジョンソンやペドロ・ポロのクロスも人工芝の影響か精度を欠く。38分にはボックス内でのヴェルナーとのパス交換でマディソンに決定機も、ゴール至近距離からのシュートはGK正面を突いた。 格下相手にゴールレスで試合を折り返したトッテナム。後半も同じメンバーで臨むと、立ち上がりにはボックス内のマディソンのシュート、55分にはムーアの深い位置でのクロスからファーでフリーのヴェルナーがヘディングシュートを枠に飛ばすが、いずれも相手守備陣の好守に遭う。 その後、64分にはジョンソンのスルーパスに抜け出したヴェルナーにGKと一対一のビッグチャンスが訪れるも、これをビッグセーブで阻まれて先制点を逃したトッテナム。直後にはムーア、サールを下げてソランケ、ベリヴァルを同時投入。攻撃に変化を加えていく。 エースストライカーの投入で即先制という展開に持ち込みたいところだったが、時間の経過とともに攻撃が停滞。時間だけが過ぎていく。逆に、後半アディショナルタイムには相手のセットプレーからの波状攻撃を浴びてあわや5部相手の敗戦という危機を迎えたが、ここはGKキンスキーの冷静なセーブで凌いだ。 アーセナル戦を控えるなか、最も避けたい延長戦に持ち込まれたスパーズは3枚替えを敢行。マディソン、ドラグシン、ヴェルナーを下げてスペンス、ソン・フンミン、クルゼフスキと主力を投入する形に。 そのソン・フンミンを起点に攻勢を強めると、延長前半の101分にはボックス手前で得たFKの場面でサインプレーからボックス右でポロのパスを受けたジョンソンが折り返すと、ソランケの手前でクリアを試みたDFに当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。 幸運な形で辛くも先制に成功したトッテナムはやや士気が落ちた相手に畳みかける。延長後半の立ち上がりに左サイドでサイドチェンジを受けたソン・フンミンがポケットに走り込むクルゼフスキにショートパスを通すと、スウェーデン代表MFが腰の捻りを利かせた左足シュートをゴール右隅に流し込んだ。 さらに、延長後半終了間際にはボックス中央でボールを受けたジョンソンがゴールhぢあり隅へ右足シュートを突き刺し、トドメの3点目とした。最終的には3-0も、5部相手に延長戦まで持ち込まれたトッテナムは4回戦進出を決めるも、ノースロンドン・ダービーへ弾みを付けるには至らなかった。 タムワース 0-3 トッテナム 【トッテナム】 オウンゴール(延前11) デヤン・クルゼフスキ(延後2) ブレナン・ジョンソン(延後13) 2025.01.13 00:12 Mon3
「チャレンジングな午後になるとわかっていた」ノースロンドン・ダービー前に5部相手の120分間も… トッテナム指揮官は前向き「ユニークな経験」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がイングランド5部チーム相手の苦戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 直近のEFLカップ(カラバオカップ)1stレグでは絶好調のリバプールに1-0で勝利したなか、12日はFAカップ3回戦のタムワース戦に臨んだトッテナム。敵地に乗り込み主力主体で戦うも、格下相手にゴールを奪えないまま90分を終える。 延長に入ると101分、FKのサインプレーからウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンの折り返しがオウンゴールを誘いついに先制。その後はスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ、ジョンソンが追加点を奪い、3-0の勝利で終えた。 試合後は「まずはタムワースを称賛したい」と語ったポステコグルー監督。人工芝の慣れないピッチのなか、延長に持ち込まれながら勝ちきったことを前向きに捉えている。 「彼らは全力を尽くし、自分たちの力を本当に良く発揮したと思う。望むようなプレーをするのが非常に難しいピッチのため、我々にとってチャレンジングな午後になるだろうとわかっていた」 「このような日はイライラしてしまいがちだが、選手たちは冷静さを保ち、落ち着いて、粘り強く戦い、最終的に相手を圧倒した」 「この大会の素晴らしいところだ。タムワースのすべての人々がこの日のことを覚えているだろう。彼らのチームは本当によくプレーしたからそうなるべきだし、我々もこの日のことを覚えているはずだ。今日のような挑戦は我々にとってユニークな経験だ。私は楽しんだし、良い一日だった」 また、15日のプレミアリーグ第21節ではアーセナルとのノースロンドン・ダービーに臨むトッテナムだが、90分間で終えられず体力を消耗。しかし、指揮官はそれ以上にFAカップ4回戦進出を喜んだ。 「大事なのは90分であろうと何であろうと、仕事をやり遂げて勝ち進んだことだ。もっと早く終わらせたかったが、最終的には次のラウンドに進めた。それが最も大事なことだ」 <span class="paragraph-title">【動画】5部チームが大健闘! タムワースvsトッテナム ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="U6FdSd4AnfY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.13 11:45 Mon4
ポステコグルー、難所でのドローに一定評価も低調ヴェルナーにカミナリ「18歳の若者を抱えている状況で、受け入れられない」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、1-1のドローに終わったレンジャーズ戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が指揮官のコメントを伝えている。 トッテナムは12日、アイブロックス・スタジアムで行われたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第6節でレンジャーズと対戦し、1-1のドローに終わった。 公式戦4試合未勝利の苦境で臨んだ勝ち点10で並ぶスコットランドの強豪との対戦は、終始拮抗した展開に。前半を最低限のゴールレスで終えたが、後半開始直後に失点。その後、積極的な交代策で押し返すと、75分にMFデヤン・クルゼフスキのゴールで同点に追いついた。 以降は一進一退の攻防のなかで幾度かピンチを迎えたが、GKフレイザー・フォースターのビッグセーブにも救われ、敵地から勝ち点1を持ち帰る形となった。 セルティック時代の元ライバルとのタフなアウェイゲームをドローで終えたオーストラリア人指揮官は、拮抗した一戦での勝ち点1に一定の評価を下した。 「予想通り厳しい試合だった。雰囲気的に、前半はかなり緊迫していて、どちらのチームにも決定的なチャンスはなかった。もちろん、ハーフタイム後に得点を取られるとスタジアムは盛り上がり、挽回するのは大変だが、我々はうまく試合に復帰できたと思う」 「交代選手が違いを生み、いいゴールを決めたと思う。他にもチャンスはいくつかあったが、最後にフレイザーの素晴らしいセーブもあった。ヨーロッパでの自分たちの位置を考えると、重要なポイントになったと思う」 「(ドローという結果が)公平か不公平かは他の人が判断することだと思うが、全体的にかなり緊迫した試合だった。相手にもチャンスはあったし、後半は特に交代選手が入ったときに、我々は試合でよりよい足場を築けた」 また、個人のパフォーマンスでは「本来の力を発揮できなかった」とハーフタイムでの交代理由を説明したFWティモ・ヴェルナーにカミナリを落とした。 「18歳の若者を抱えている状況で、それは私にとって受け入れられない。ティモにもそう言ったた。彼はシニアのプレーヤーであり、ドイツ代表だ。今の状況では、選択肢がたくさんあるわけではない。少なくとも全員がベストを尽くすように努める必要がある。そういった意味で、前半の彼のパフォーマンスは受け入れられなかった」 「(カミナリを落とした影響は)それほど心配するほどのことではない。彼を含め、全員が貢献する必要がある。なぜなら、パフォーマンスが悪い人を除外できるほどの選手層が我々にはないからだ。彼らには自分の役割を果たしてもらう必要がある。特にベテラン。若手に大きな仕事を頼むときは、ベテランにも一定のパフォーマンスを期待するが、今日はそれができなかった」 そのヴェルナーへのコメントで引き合いに出した“18歳”の選手ではセンターバックの本職を多数欠くなか、慣れないポジションで奮闘したMFアーチー・グレイ、途中投入で流れを変えたMFルーカス・ベリヴァルの2選手の働きぶりを称賛した。 「アーチーは18歳で、彼にとっては大きな経験だ。彼は本当にうまく対処したと思う。このレベルで加入1年目である18歳に、このような大きな試合で慣れないポジションでプレーするよう求めているが、彼のやっていることは素晴らしかった」 「ルーカスも素晴らしかったと思う。彼は今夜先発する予定だったが、今日は少し体調が悪かったようだ。ベンチに座らせなければならなかったが、それは我々にとって大きなプラスだ。18歳ですでに貢献し、このようなことを経験している2人は、我々にとって大きな利益となるはずだ」 これで公式戦5試合未勝利となった苦境のスパーズは、今週末のプレミアリーグで最下位のサウサンプトンと対戦する。 2024.12.13 10:40 Fri5
ファジョーリが今冬イングランド行き? 現時点でスパーズがポールポジションか
トッテナムが、ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)の獲得レースでポールポジションにあるようだ。 ユベントスのプリマヴェーラ出身のファジョーリは、2021年1月にファーストチームデビュー。前指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの下ではトップ下出身の技術力とレジスタや守備的MFもこなす多才さを武器に、主力として活躍。ただ、昨年10月には違法賭博行為で7カ月の出場停止処分も科された。 その後、イタリア代表としてユーロ2024に参戦したが、チアゴ・モッタ新監督の下では公式戦18試合に出場している一方、スタメン出場は7試合にとどまっており、序列が低下している。 そんななか、今冬のディフェンスライン、前線の補強を目指すクラブは、ホームグロウンで帳簿上も有益な若手MFに関して、2500万ユーロ(約41億円)程度のオファーが届いた場合、売却を容認する構えとみられている。 イタリア『TuttoSport』によれば、今冬の移籍市場ではフルアム、クリスタル・パレス、ウェストハムのプレミアリーグ3クラブに、マルセイユといった国外のクラブが同選手の獲得への動きを見せているという。 ただ、ファジョーリ自身はより大きなクラブへの移籍を希望しており、現時点ではトッテナムがポールポジションに立っているようだ。 現在も前ユベントスのファビオ・パラティチ氏がリクルート部門でアドバイザー的な役割を担っているトッテナムは、過去にビアンコネッリからMFデヤン・クルゼフスキ、MFロドリゴ・ベンタンクールの2選手、間接的にはDFクリスティアン・ロメロを獲得。そのいずれもが主力を担っており、ファジョーリに関しても1年半前辺りから関心を示していたという。 現時点で優先度が最も高いポジションではないものの、多才なMFを今冬にスカッドに加えることになるのか…。 2024.12.25 23:22 Wedトッテナムの人気記事ランキング
1
名手ファン・デル・ファールトの長男ダミアンがアヤックスと長期契約…世代別オランダ代表に名を連ねる18歳
アヤックスがラファエル・ファン・デル・ファールト氏の長男と長期契約を結んだ。 絶大なタレント性でサッカーファンを魅了した左足の名手、元オランダ代表MFファン・デル・ファールト氏。アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム等で活躍した。 その長男は、元日本代表FW高原直泰氏とともにプレーしたハンブルガー時代に生まれた、ダミアン・ファン・デル・ファールト(18)。 少年時代は父親の移籍に伴い、ドイツ、デンマーク等で生活し、2023年にアヤックスのU-18チームへ入団。昨夏U-19チームに昇格し、世代別のオランダ代表にも名を連ねている。 父の古巣でもあるアヤックスとはU-19昇格と同時に新契約を締結も、7日、新たに2029年6月までの契約延長にサイン。近い将来のトップチーム昇格が念頭にあるのは間違いないだろう。 アヤックスのフットボール・ダイレクター(FD)を務めるマリジン・ボイカー氏いわく、ダミアンは父ラファエルと同じく攻撃的MFで、より守備にも協力的な現代型のフットボーラー。 「彼との契約延長を嬉しく思う。ダイナミックな攻撃的MFで、ボックス内への侵入も多い。何より優れたキック精度とテクニックがあり、エネルギッシュなプレッシングも魅力的だ」 「次のステップはヨング・アヤックス(オランダ2部/セカンドチーム)に上がること。今後数年間でさらなる成長があると確信しているよ」 <span class="paragraph-title">【写真/2枚目】ファン・デル・ファールト親子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="hu" dir="ltr">It’s a ‘Van der Vaart’ thing <br><br>Damián 2029 </p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1876698684404207889?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.08 14:20 Wed2
マンチェスター・Cやレアル・マドリーが関心…ウズベキスタン代表の20歳CBが移籍へ RCランス幹部「今月で離れるだろう」
RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue3
遠藤航と交代したクアンサーは体調不良が原因「胸に痛み」
リバプールのイングランド代表DFジャレル・クアンサーが交代した理由は体調不良だったようだ。リバプールを率いるアルネ・スロット監督が明かしている。 クアンサーは8日に行われたEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦に先発。しかし27分頃、ピッチに座り込んで交代を要求し、MF遠藤航が起用されていた。 スロット監督は試合後、クアンサーについて「交代する際、胸に痛みがあると言っていた。あまり気分が良くないと言っていた。ここ数日、少し体調が悪かったのだが、回復に向かっていると思っていた。だが、それが影響したのかもしれない。ケガではない」とコメント。 リバプールのセンターバック陣ではDFジョー・ゴメスが12月29日のウェストハム戦で左ハムストリングを負傷して離脱中。DFイブラヒマ・コナテが代わって復帰しているが、貴重な控えセンターバックのクアンサーは大事に至らなかったようだ。 2025.01.09 11:00 Thu4
不利判定で公式戦25試合ぶり黒星もスロット監督は達観「負けなければならないなら…」
リバプールのアルネ・スロット監督が8日に行われ、0-1で先勝を許したEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦を振り返った。 2連覇を狙うリバプールが決勝進出を懸けてトッテナムと相まみえた初戦、両軍に好機がありながら迎えた終盤の86分に新星MFルーカス・ベリヴァルのゴールで先勝を許した。 決勝点を許したベリヴァルに2枚目のイエローカードが出なかったことで物議を醸しているが、スロット監督は公式戦25試合ぶりの黒星を達観している。 「あれは良いゴールだった。非常に冷静なフィニッシュだったと思う。だが、皆さんはそれに興味がないと思う。その前のプレーに興味があるはずだ。先週の日曜にはここに座ったアンジェ(ポステコグルー監督)が幾つかの判定に満足していなかったと思う。多くの人がシーズンが終われば不利な判定は有利な判定を受けることで収束するという。シーズンには不運なことも幸運なこともある。日曜にトッテナムは不利な判定を下されたが、今日は彼らに有利な判定が下されたかもしれない。というのもこの試合で私は一度も負けるとは感じなかったからだ。試合の大半をコントロールし、相手陣内でプレーすることができていた。そんな中、トッテナムのように良いサッカーができるチームに対して数十秒でも10人での戦い(ベリヴァルのタックルを受けてツィミカスが負傷し治療を受けていた)を強いられたのは不運だった」 一方で2枚目のイエローカードは出るべきだったと主張している。 「議論の余地はないと思う。どの監督もゴールから離れたあの位置であれば、プレーを止めてイエローカードを出してもらうことを望んだと思う。こちらのカウンターアタックの人数は少なかったしね。そもそもあのタックルは無謀だったと思うし、アドバンテージを取リ終えた後にイエローカードが出るべきだったと思う」 1点ビハインドでアンフィールドに帰ることになったリバプールだが、スロット監督は「負けてしまったのは理想からは程遠いが、もしどこかで負けなければならないなら、2ndレグが残っているこの試合だった」と反撃を見据えていた。 2025.01.09 11:30 Thu5