爆進山形が暫定ながらもJ1昇格PO圏へ! 降格圏19位鹿児島は久々勝利も…17位大分も勝利で差縮まらず【明治安田J2第33節】

2024.09.28 21:07 Sat
28日、明治安田J2リーグ第33節の4試合が各地で行われた。
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◇甲府 1-2 山形モンテディオ山形がヴァンフォーレ甲府を下して4連勝。1-1で迎えた76分、最古参の34歳DF山田拓巳が右足シュートを決めて勝ち越し、アウェイで1-2と競り勝った。山形は暫定ながらもJ1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上だ。
◇清水 1-1 横浜FC

首位・清水エスパルスと2位・横浜FCによる国立決戦。観衆5万5598人を記録した一戦は、横浜FCがジョアン・パウロで先制も、清水が宮本航汰弾で追いつくという1-1ドローに。結果、勝ち点1差対決に首位交代は起こらなかった。
◇鹿児島 3-0 水戸

その一方、J3降格圏19位と苦しむ鹿児島ユナイテッドFCが、とうとう連敗を「8」でストップ。ホームで水戸ホーリーホックに3-0と勝利した。2-0リードの60分に田中渉が退場も、しっかり戦って後半ATに1点を追加した。

鹿児島はこの勝利を次に活かさねば意味がない。次節は10月6日、2位横浜FCとのアウェイゲームに臨む。

◇大分 2-0 藤枝

鹿児島にとって痛いのは、ギリギリ残留ライン17位の大分トリニータが今節勝ち点「3」を積んだこと。目下6試合未勝利で片野坂知宏監督への風当たりが強まる大分だが、今節はホームで藤枝MYFCに2-0ときっちり勝ち切った。

これにより、17位大分と19位鹿児島の勝ち点差「10」は縮まらなかった。

◆第33節
▽9月28日(土)
ヴァンフォーレ甲府 1-2 モンテディオ山形
清水エスパルス 1-1 横浜FC
鹿児島ユナイテッドFC 3-0 水戸ホーリーホック
大分トリニータ 2-0 藤枝MYFC

▽9月29日(日)
[14:00]
ブラウブリッツ秋田 vs 徳島ヴォルティス
ファジアーノ岡山 vs V・ファーレン長崎
レノファ山口FC vs ベガルタ仙台
[15:30]
いわきFC vs 栃木SC
[18:00]
ザスパ群馬 vs ロアッソ熊本
愛媛FC vs ジェフユナイテッド千葉

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Jリーグは7日、最新の出場停止選手情報を発表した。 今回追加されたのはYBCルヴァンカップの出場停止選手。横浜F・マリノスのMF井上健太が準々決勝第2戦の北海道コンサドーレ札幌戦で出場停止となる。 井上は6日に行われた準々決勝第1戦に先発出場。6分と58分にイエローカードを受け、退場処分となっていた。 なお、試合は後半アディショナルタイムに札幌のFW小柏剛がゴールを決め、3-2で札幌が先勝している。 【YBCルヴァンカップ】 MF井上健太(横浜F・マリノス) 準々決勝第2戦 vs北海道コンサドーレ札幌(9/10) 今回の停止:1試合停止 【明治安田生命J1リーグ】 MF仲間隼斗(鹿島アントラーズ) 第27節 vsセレッソ大阪(9/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF川﨑颯太(京都サンガF.C.) 第27節 vs浦和レッズ(9/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFクォン・ギョンウォン(ガンバ大阪) 第27節 vsアルビレックス新潟(9/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF川村拓夢(サンフレッチェ広島) 第27節 vsヴィッセル神戸(9/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J2リーグ】 DF山田拓巳(モンテディオ山形) 第34節 vs清水エスパルス(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWカルリーニョス・ジュニオ(清水エスパルス) 第34節 vsモンテディオ山形(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF上原力也(ジュビロ磐田) 第34節 vs大宮アルディージャ(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF生駒仁(レノファ山口FC) 第34節 vs東京ヴェルディ(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J3リーグ】 DF加藤大育(SC相模原) 第26節 vs鹿児島ユナイテッドFC(9/9) 今回の停止:1試合停止 MF宇賀神友弥(FC岐阜) 第26節 vsテゲバジャーロ宮崎(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW重松健太郎(ガイナーレ鳥取) 第26節 vsY.S.C.C.横浜(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWベン・ダンカン(愛媛FC) 第26節 vsアスルクラロ沼津(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF青山生(テゲバジャーロ宮崎) 第26節 vsFC岐阜(9/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2023.09.07 21:10 Thu

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「チームの本気度を感じた」山形一筋17年目を迎える山田拓巳が語るJ1への想い…10年ぶりの昇格への覚悟「どんな形でも勝ち点を取るサッカーを見せたい」

いよいよ開幕を迎える明治安田J2リーグ。年々チーム間の実力差がなくなり、J1への昇格争いが熾烈を極めている。 3枚しかないJ1への切符を争う戦い。その中での注目は10年ぶりのJ1昇格を目指すモンテディオ山形。2年連続で最終節でのプレーオフ行きを決め、ここ数シーズンはあと一歩のところまで来ている中、悔しさを味わっている。 渡邉晋監督が率いて2年目。J2優勝を目標に掲げ、選手も各クラブの主力級を獲得した中、クラブ一筋17年目を迎えるDF山田拓巳が、その想いを語った。 <span class="paragraph-subtitle">「チームの本気度を感じた」</span> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーここまでキャンプをやってきた中での仕上がりはいかがですか?</span> 「順調に個人としても、チームとしても、今年も結構選手が変わりましたけど、違和感なくというか、日に日に連係も高まっていて、チームとしても良くなってきている感触はあります」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー3回に分かれて行われたキャンプ。それぞれの差はありますか?</span> 「一次キャンプから、比較的実戦形式が多かったというか、上げるペースは例年より早かったです。今シーズン掲げている目標が高いので、序盤から良いトレーニングができていましたし、三次キャンプでは対外試合が増えて来た中でも、トレーニングから強度は高いですけど、まだまだ上げている段階だと感じています」 「シーズン通してもそうだと思いますが、とにかく日々成長するためには調整というよりも、レベルアップするトレーニングはナベさん(渡邉晋監督)をはじめスタッフも感じていると思います。緊張感は開幕が近づいて少しずつ出てきていますが、良い強度の激しいトレーニングが積めていると思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー昨シーズン途中から指揮を執る渡邉晋監督のキャンプは初めてだと思いますが、シーズン中との違いはありますか?</span> 「シーズン途中からの指揮ということで、ナベさんも気を遣いながらというか、そういった状況ではなかったのですが、前任のピーター(・クラモフスキー)が残してくれていったものも含めて、ちょっとずつアクセントを入れていった感じだと思います」 「ただ、今年は最初からということで、キャンプ中もミーティングを毎日のようにしていますし、細かいところにこだわって、今日はこういう意図でトレーニングをするということを練習前に言葉や映像を使って伝えてくれて、それから練習に入るという流れがほとんど毎日です」 「頭の中もしっかり整理して、細かいことにこだわってやろうという意図を感じますし、ここまでミーティングをしながらのキャンプは初めてで、ナベさんやチームの本気度を感じます」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー試合が続いていく中で、シーズン中はそこまで細かくは落とし込んだりはできなかったでしょうか?</span> 「シーズン中でも少しずつアクセントを加えていったり、特に失点が多かったので守備に時間を割いたり、攻撃の部分も相手を見て、その都度話をしてくれたり、練習を含めて試合前もやっていました」 「少しずつ、ナベさんの色は出していたと思いますが、より今年はナベさん自身が伝えたいことやりたいことを遠慮なく伝えて、時間を割いてやろうとしてくれているので、自分たちもそういう風に前向きにトライして、最終的には色々なものを提示してもらった中で、自分たちがやれることを増やして、最後にやるのは自分たちなのでピッチで色々なバリエーションを感じながら相手によって出したいです」 「やっていないことも含めてピッチの中で出す必要はあると思いますが、自立したことをピッチでやらないといけないなと去年までも感じていましたし、それが問われると思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー今年も多くの選手が加入しました。特に同じサイドで関係を築くことになる選手が多いですが、関係性はいかがでしょうか?</span> 「サイドは特に激戦区だと思いますし、自分たちのサッカーでも肝になるポイントであるポジションであることは間違いないので、チームとして懸けているのも補強を見て感じました」 「J1昇格、J2優勝を掲げる上では、これぐらいのタレント、戦力は間違いなく必要になるとも感じていました。今まで対戦したことある選手がほとんどで、それぞれ個性があって、対峙してきて嫌でしたし、良い選手だなと感じていた選手ばかりです」 「チームメイトになったら、多少色は違いますが、期待通り力のある選手で、それぞれの選手の特徴を僕も把握しているつもりですし、大枠チームとしてのスタイルがあるので大きな変わりはないですが、ちょっとずつ微調整は必要で、組むときの選手によって変えたほうが良いかなと考えています」 「周りの選手を生かすこともそうですが、僕も生かしてもらえるように特徴を知ってもらいたいので、お互いに遠慮なく攻撃・守備に関して話したり、伝えたりしています。彼らには攻撃の部分で色を出して欲しいということはあるので、なるべく守備で負担をかけないようなポジション取りや声掛けをしています」 <span class="paragraph-subtitle">周囲の熱量は「比べ物にならないぐらい変わっている」</span> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー昨シーズンは最終節で逆転の昇格プレーオフ行き。2022年も最終節にホームでプレーオフ行きを決めました。ファン・サポーターが持っている力はどう感じていますか?</span> 「例年少しずつというか、山形のサポーターの数ももちろん増えていますが、数だけじゃなく熱量なども年々強くなってきていて、迫力も凄く出てきているなと選手みんなが感じています」 「ホームもですが、アウェイに駆けつけてくれているファン・サポーターの数も結構驚いています。関東圏内ではホームチームにも負けない、ほぼほぼジャックしているんじゃないかなというほどの迫力ある応援をいただいていて、アウェイのチケットがほぼ完売で足りないぐらいの数が駆けつけてくれているので、毎試合力をもらっています」 「そういった意味では、ホームも欲を言えばもっともっと来てくれるんじゃないか、さらに今年は期待しています。スタジアムをもっと埋めてくれるのかなと」 「今のレベルではもう一歩、もう二歩まで来ているけど越えられないのは僕たち選手たちの力不足ですけど、それを越えるためにはファン・サポーターの声援は間違いなく今まで以上に必要になってくると思います」 「肝のところ、最後のギリギリのところで自分たちに勝利を手繰り寄せてくれるという声援をくれているのは紛れもない事実なので、ホームの皆さんのパワーは間違いなく力になっているので、それを存分に生かして、もっともっとシーズン序盤から勝ち星を増やせるようにトレーニングをしっかり積んでおきたいですね」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー山形一筋で17年目のシーズンを迎えますが、入団当初と比べてファン・サポーターの熱量の変化は感じられますか?</span> 「比べ物にならないぐらい変わっているんじゃないですかね。J1の時は相手チームの応援や、J1だから普段来ない人も含めて人数的には多かったかもしれないですけど、ここ数年J2が続いている中ではホームの平均入場者数も増えてきていますし、それは間違いなく会社の人たちの努力のおかげで、今の自分たちのサッカーに面白いとか楽しいと思ってくれる人が増えているからだと思います」 「僕が入った頃とは間違いなくクラブの規模、スタジアムの雰囲気は全く違うので、ほぼJ1仕様になっているというか、環境、規模、雰囲気含めて、J1に行かなきゃいけない状況になっていると思います」 「そういった環境で日々試合ができているということが、僕たちには良いことですし、ありがたいことですが、普通じゃないということを感じなければいけないですし、危機感を持ってやらなければいけないと思います」 「いい加減自分たちが結果を出して、J1に上がって、山形で熱量が上がっている雰囲気をもう1つ加速させるために、結果を出す必要があると思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー熱量という点では、昨シーズンの最終節で同点に追いつけてからの雰囲気は凄まじいものがありました</span> 「最終戦はスタンドの上からファン・サポーターと同じ目線で見ていましたけど、なんだか勝てそうな雰囲気に自然となりましたし、アウェイでのいわき戦(第41節)もそうでしたけど、同点になってから逆転できそうだという雰囲気でした」 「ホーム最終戦も時間が経つにつれて、どうかなと思うこともありましたけど、同点になった瞬間から行ける気しかしなかったので、その雰囲気を作ってくれるのは心強いファン・サポーターたちで、今年もその力ありきではいけないですが、その雰囲気を作ってくれていることは物凄く大きいです」 「アウェイでその雰囲気に飲み込まれて負けることは何回も経験しているので、そういう相手にとっての嫌な空気はどんどん作っていただきたいです」 <span class="paragraph-title">「どんなに泥臭くても良いので勝ち点3を取る」</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/montedio20240223_yamada_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎MONTEDIO YAMAGATA<hr></div> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー開幕戦は昨シーズンも昇格を争ったジェフユナイテッド千葉とアウェイで対戦します</span> 「申し分ない相手だと思いますし、ジェフさんも今年にかける思いは物凄く強いと思うので、開幕戦からタフで相当厳しい試合になるなと思います」 「最初は千葉、栃木、横浜FCとアウェイが続きますが、開幕3連戦は特に大事で、自分たちの目標から考えたら間違いなく落とせない試合になります。直接昇格争いをしそうな相手でもありますし、毎試合タフになると思いますが、強いチームになる必要があります」 「アウェイでの開幕戦でスタジアムの雰囲気を考えたら、ジェフさんもエネルギーを持ってくると思いますし、自分たちがやろうとしていることがどれだけ出せるかはやってみないと分からないですが、仮に自分たちの思うような展開にならなかったり、厳しい試合展開になったとしても、どんな内容であれ勝たなければいけない相手だと思います」 「内容ももちろん大事ですが、どんなに泥臭くても良いので勝ち点3を取ること、取り続けていくことが自分たちに自信を持たせてくれますし、相手もより嫌だな、強いんだなと印象づけられるので、そうなれば伸び伸びやることもできると思います」 「なんとなく良いサッカーしているけど勝てないというのは全く意味がなく、目標に届かないので、開幕戦から勝利にこだわって、どんな形でも勝ち点を取るサッカーを見せたいと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーホームの開幕ゲームもヴァンフォーレ甲府と昨シーズン最後まで昇格を争った相手。開幕から重要な試合が続きます</span> 「毎試合落とせない試合が続きます。相手もここ数年の山形を分かってきていて、スタイルも把握されているので、いろいろな対策をされることが多く、思い通りに行かなかったり、想像以上に難しい試合になることが多いです。今年もそういう試合が増えるかなと予想して準備しなければいけないと思います」 「僕たちは王様のサッカーをするチームではなく、チャレンジャーとして立ち向かっていくべきですが、どんな対策をされようが、自分たちから崩れることなく、辛抱強く戦うことが物凄く大事だと思います」 「点が取れなくても点を取らせないように試合を進めたり、自分たちの形が作れなくても焦れずに戦ってなんとか1点を取るとか。セットプレーを含めて大事になると思いますし、点を毎試合取って勝ち切る。負けそうな試合であれば、最低でも勝ち点1を拾うということを続けていかないと優勝には届かないので、粘り強さは開幕から必要になる大きなポイントになると思います」 <span class="paragraph-subtitle">「粘り強く戦って目標を達成したい」</span> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー昨シーズンは出場機会が減りましたが、4年ぶりにゴールも奪いました。今シーズンのご自身についてはいかがでしょうか</span> 「自分の良さはアグレッシブな部分だと思うので、攻守にわたってとにかくアグレッシブにやり続けることが大前提で、今年も何も変わりないですし、そうした部分でチームにも勢いを与えるプレーというのを常に心がけています」 「その中でも細部にこだわって、細かい技術も必要ですし、そういうところが上がらないと試合にも出続けることが難しいこともわかっているので、課題を克服して向き合いながらですけど、出番が来る時に何が求められているかはわかっているので、チームに必要なプレー、勢いを与えられるプレーをどんどん出して、チームが前向きなエネルギーが出ているシーンを作っていきたいです」 「去年も1点しか取れなかったですけど、サイドバックでも得点が取れるポジションに行けるスタイルでもあるので、可能性のあるところに積極的に顔を出して、しっかり仕留められる、得点に絡めるような仕事ができるようにしたいです」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー山形としてJ1を知るのは山田選手だけ。改めて、昇格を目指す今シーズンに懸ける想いをお聞かせください</span> 「物凄く目標、ハードルは高いと思います。それは間違いなく、どのチームも力の差がなく、レベルもどんどん上がってきているので、どこかのチームが突き抜けてJ2優勝するとか、J1昇格に向けてどこかが前半戦からダントツで抜けるという感じでもないと思います」 「本当に毎試合毎試合が100%の状態、フルパワーで戦ってもどうなるか分からないという試合が続くと思いますが、目標を達成するには、チーム全員で、どんな状況に置かれている選手でも常に100%の準備をして、出番が来た時にしっかり力を発揮できるような準備をし続けられる集団にならないとチームとしての力も上がりません」 「数少ない人数だけでは間違いなく戦っていけないので、今いる31人全員の力で、日々良いトレーニングをして、良い競争をして、その中で選ばれた選手が自信を持ってピッチでやってきていることを表現できれば、目標に近づくと思います」 「ケガやアクシデントを含めて、1年間全員が元気でやっていくことは難しいと思いますが、出番が来た時にそれぞれが仕事をしっかりできる準備ができている集団であれば、どんな状況になろうとブレずに、崩れずに戦っていけると思うので、1人1人の覚悟、日頃の準備が問われると思います」 「選手僕たちは常に高い緊張感の中で1年間過ごしていくべきで、僕たちには頼もしいファン・サポーターがたくさんいるので、周りの力も借りながら、粘り強く戦ってなんとか目標を達成したいと思います」 取材・文:菅野剛史 2024.02.23 20:00 Fri
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爆進山形が暫定ながらもJ1昇格PO圏へ! 降格圏19位鹿児島は久々勝利も…17位大分も勝利で差縮まらず【明治安田J2第33節】

28日、明治安田J2リーグ第33節の4試合が各地で行われた。 ◇甲府 1-2 山形 モンテディオ山形がヴァンフォーレ甲府を下して4連勝。1-1で迎えた76分、最古参の34歳DF山田拓巳が右足シュートを決めて勝ち越し、アウェイで1-2と競り勝った。山形は暫定ながらもJ1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上だ。 ◇清水 1-1 横浜FC 首位・清水エスパルスと2位・横浜FCによる国立決戦。観衆5万5598人を記録した一戦は、横浜FCがジョアン・パウロで先制も、清水が宮本航汰弾で追いつくという1-1ドローに。結果、勝ち点1差対決に首位交代は起こらなかった。 ◇鹿児島 3-0 水戸 その一方、J3降格圏19位と苦しむ鹿児島ユナイテッドFCが、とうとう連敗を「8」でストップ。ホームで水戸ホーリーホックに3-0と勝利した。2-0リードの60分に田中渉が退場も、しっかり戦って後半ATに1点を追加した。 鹿児島はこの勝利を次に活かさねば意味がない。次節は10月6日、2位横浜FCとのアウェイゲームに臨む。 ◇大分 2-0 藤枝 鹿児島にとって痛いのは、ギリギリ残留ライン17位の大分トリニータが今節勝ち点「3」を積んだこと。目下6試合未勝利で片野坂知宏監督への風当たりが強まる大分だが、今節はホームで藤枝MYFCに2-0ときっちり勝ち切った。 これにより、17位大分と19位鹿児島の勝ち点差「10」は縮まらなかった。 ◆第33節 ▽9月28日(土) ヴァンフォーレ甲府 1-2 モンテディオ山形 清水エスパルス 1-1 横浜FC 鹿児島ユナイテッドFC 3-0 水戸ホーリーホック 大分トリニータ 2-0 藤枝MYFC ▽9月29日(日) [14:00] ブラウブリッツ秋田 vs 徳島ヴォルティス ファジアーノ岡山 vs V・ファーレン長崎 レノファ山口FC vs ベガルタ仙台 [15:30] いわきFC vs 栃木SC [18:00] ザスパ群馬 vs ロアッソ熊本 愛媛FC vs ジェフユナイテッド千葉 2024.09.28 21:07 Sat
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山形がクラブ一筋17年目を迎えるDF山田拓巳と契約更新「笑って終われる最高のシーズンに」

モンテディオ山形は9日、DF山田拓巳(34)との契約更新を発表した。 山田は市立船橋高校から2008年に山形に加入。クラブ一筋で、16年目を迎えていた。 2023シーズンは明治安田生命J2リーグで17試合1得点を記録。天皇杯で2試合に出場していた。 山形で17年目を迎える山田はクラブを通じてコメントしている。 「明けましておめでとうございます。まず初めに能登半島の地震、そして羽田空港での事故等で被災された方、お亡くなりになられた方、その家族や関係者の方に心よりお見舞い申し上げます。地震に関しては、まだまだ予断を許さない状況が続いていますが1日も早い復興をお祈り申し上げます」 「私事ですが今シーズンも山形でプレーさせていただける事になりました。チームの目標は何も言わなくてもみんなが分かっているくらい明確だと思います。1人1人がどんな状況になろうと常に最大限のパワーを発揮しながらシーズンを過ごしていき、最後に皆さんと笑って終われる最高のシーズンに出来る様に戦っていきます。今年も1年間熱いサポートよろしくお願いします」 2024.01.09 10:20 Tue
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矢島慎也の技あり2ゴールで2位清水がPO圏の山口相手に4発快勝! PO圏の仙台は敗戦、岡山は快勝【明治安田J2第31節】

14日、明治安田J2リーグ第31節の6試合が各地で行われた。 首位と4ポイント差の2位につける清水エスパルス(勝ち点62)は、ホームに6位・レノファ山口FC(勝ち点47)を迎えた。 J1昇格を目指す両者の対戦。開始2分にカルリーニョス・ジュニオのシュートで清水がゴールを襲うと、22分には北川航也が決定機。しかし、どちらも決まらない。それでも27分、CKの流れから山原怜音が左サイドからクロスを入れると、北川がヘッドで合わせてネットを揺らす。 先制した清水。プレーオフ圏の山口はなかなか攻め手が見つけられない。それでも65分、山口はダイレクトパス交換から抜け出した若月大和がボックス内からシュート。一度はブロックされるが、再度蹴り込み同点とした。 ただ、負けられない清水はここから反撃。中村亮太朗の裏へのパスに完全に抜け出た矢島慎也が、トラップから浮き球シュート。これがGKの上を越えて入り清水が勝ち越し。86分にはドウグラス・タンキのパスを受けた矢島がスライディングしながらシュートを蹴り込んだ。 リードを2点とした清水は89分にドウグラス・タンキがCKから最後押し込み勝負あり。4-1で清水がしっかりと勝利を収めた。 昇格プレーオフ圏の4位・ベガルタ仙台(勝ち点51)はホームに10位・藤枝MYFC(勝ち点42)を迎えた。 試合は開始4分、ロングボールが送られるとボックス内で矢村健が角度のないところから蹴り込み藤枝が早速先制。さらに30分には細かくパスを繋ぐと、最後は梶川諒太がネットを揺らし、藤枝がリードを広げる。 昇格に向けて負けられない仙台は、43分に郷家友太が中島元彦の縦パスに松井蓮之が反応。落としを、郷家友太が決め切った。 2-1出迎えた後半、藤枝はロングボールを矢村が前線で収めると、相手DFを引き連れながら左足で蹴り込み3点目、仙台は後半アディショナルタイムにオウンゴールで1点を返すが、2-3で敗戦となった。 昇格プレーオフ圏内の5位・ファジアーノ岡山(勝ち点48)は、ホームに14位・愛媛FC(勝ち点38)を迎えた。 試合は8分、左CKから田部井涼がゴール前にクロスを送ると、田上大地が豪快にヘディングで決めて岡山が先制する。 愛媛は岡山に対して攻め込む時間があるものの、なかなかゴールとはいかず。岡山はGKスベンド・ブローダーセンを中心に守っていくと、徐々にゴールに迫っていくことに。すると72分、カウンターからスルーパスに抜け出したルカオが左サイドをドリブルで運ぶと、クロスを岩渕弘人がダイビングヘッドで合わせてリードを2点とする。 さらに82分、ボックス右からのクロスをルカオが頭で合わせると、浮き球を神谷優太がスライディングシュート。これが決まり、3-0で岡山が完勝を収めた。 なお、最下位のザスパ群馬は、9位のモンテディオ山形に4-1で惨敗。残留争い中の16位・大分トリニータも12位・徳島ヴォルティスに3-1で敗れた。 ◆明治安田J2リーグ第31節 ▽9/14(土) ベガルタ仙台 2-3 藤枝MYFC 清水エルパルス 4-1 レノファ山口FC ブラウブリッツ秋田 1-0 ジェフユナイテッド千葉 モンテディオ山形 4-1 ザスパ群馬 ファジアーノ岡山 3-0 愛媛FC 徳島ヴォルティス 3-1 大分トリニータ ▽9/15(日) いわきFC vs V・ファーレン長崎 鹿児島ユナイテッドFC vs ロアッソ熊本 横浜FC vs ヴァンフォーレ甲府 栃木SC vs 水戸ホーリーホック 2024.09.14 21:50 Sat
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小森飛絢が圧巻ハット…4連敗山口と入れ替わりで千葉がJ1昇格PO圏! 首位横浜FCは大分とドロー【明治安田J2第32節】

21日、明治安田J2リーグ第32節の5試合が各地で行われた。 ◇千葉 4-1 山口 ギリギリJ1昇格プレーオフ(PO)圏内6位のレノファ山口FCと、ギリギリJ1昇格PO圏外7位のジェフユナイテッド千葉が、千葉ホームで勝ち点「1」差の直接対決に。 43分、千葉はゴール正面でこぼれ球に反応した小森飛絢の先制点が生まれ、51分には横山暁之の左足弾で追加点。対して山口は86分、酒井宣福の反撃弾が飛び出す。 それでも千葉は90+3分、90+7分と、小森が連発でハットトリックに。山口を4-1と粉砕し、対戦相手をかわして暫定ながらもPO圏内6位に浮上だ。また、小森は今季19得点とし、J2得点ランキングの首位に躍り出ている。 一方、4連敗の山口は千葉と順位が入れ替わっただけでなく、モンテディオ山形(後述)にもかわされて現在8位。明日の他会場次第では、さらなる後退もあり得る状況となった。 ◇仙台 2-2 甲府 一方、PO圏内5位のベガルタ仙台は、ホームで13位・ヴァンフォーレ甲府と勝ち点1を分け合う形に。中山仁斗、真瀬拓海のゴールで2点先行も、68分に1点差とされ、とうとう90+8分に痛恨の同点被弾を喰らった。仙台は3試合未勝利、直近5試合1勝2分け2敗となっている。 ◇横浜FC 1-1 大分 また、限りなく2位以内確保が安泰となってきた首位・横浜FCも、17位と低迷する大分トリニータにホームで勝ちきれず。32分に小川慶治朗が先制点も、後半に入って追いつかれ、勝ち越し点を奪えなかった。明日の清水エスパルス次第で、J2は首位交代だ。 ◇愛媛 1-3 山形 ここのところ比較的快調に勝ち点を積み上げ、PO圏内を視界に捉えた9位・モンテディオ山形は、アウェイで15位・愛媛FCに3発勝利。1-1で迎えた61分にディサロ燦シルヴァーノの左足弾で勝ち越し、83分に高橋潤哉が追加点を叩き込んだ。山形は暫定ながらも7位に浮上だ。 ◆第32節 ▽9月21日(土) ベガルタ仙台 2-2 ヴァンフォーレ甲府 横浜FC 1-1 大分トリニータ 愛媛FC 1-3 モンテディオ山形 ロアッソ熊本 3-1 ブラウブリッツ秋田 ジェフユナイテッド千葉 4-1 レノファ山口FC ▽9月22日(日) [14:00] V・ファーレン長崎 vs ザスパ群馬 水戸ホーリーホック vs ファジアーノ岡山 [14:30] 藤枝MYFC vs 清水エスパルス [18:00] 徳島ヴォルティス vs いわきFC [19:00] 栃木SC vs 鹿児島ユナイテッドFC 2024.09.21 21:20 Sat

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