【プレミアリーグ第2節プレビュー】三笘ブライトンvsユナイテッドに、アストン・ビラvsアーセナルの昨季上位対決
2024.08.24 12:00 Sat
先週末に開幕を迎えた2024-25シーズンのプレミアリーグ。開幕節屈指の好カードとなったチェルシー戦に完勝した王者マンチェスター・シティが最高の滑り出しを見せたなか、その他の強豪チームは昇格組レスターに引き分けたトッテナムを除き、アーセナルやリバプール、マンチェスター・ユナイテッドらが順当に白星スタートを飾った。
一方、フルアムとの開幕戦をFWザークツィーのデビューゴールで1-0と制したユナイテッド。攻守に課題は残したものの、タフな初戦を白星で飾った点は昨季からの成長だ。2連勝を狙う今回のアウェイゲームは一筋縄ではいかないが、早くも才能の片りんを示したザークツィーや前述のディフェンスラインの新戦力をフィットさせつつ、攻守により成熟した内容でシーガルズ撃破といきたい。
今夏の積極補強でタイトルコンテンダーの一翼を担うアストン・ビラは、同じく積極補強を敢行した新生ハマーズとの開幕戦に2-1の勝利。MFオナナのデビューゴールに、DFマートセンも絡んだ本格ブレイク期待のFWデュランのゴールで難敵相手のアウェイゲームを勝ち切った。そして、ホーム開幕戦では昨季シーズンダブルを達成した2位チーム相手に連勝を狙う。新契約にサインしたばかりの古巣対戦の守護神マルティネス、今季初ゴールを狙うエースFWワトキンスと開幕戦では脇役となった主力の躍動がビッグマッチの勝利のカギを握る。
王者マンチェスター・シティはここに来て積極補強を敢行する昇格組イプスウィッチ相手にホーム開幕戦での連勝を目指す。チェルシーとの開幕節ではクラブ通算100試合出場となったFWハーランドのメモリアルゴールに、MFコバチッチの恩返しゴールによって2-0の完勝。元副官マレスカが率いるチームに地力の差を示した。さらに、試合前日には前キャプテンであるMFギュンドアンの電撃復帰が決定し、より良いムードでエティハド・スタジアムでの開幕戦を迎える。
前半は苦戦も昨季のスタイルを意識した微調整によってイプスウィッチを2-0で退け、スロット新体制初陣を白星で飾ったリバプール。後半は縦への推進力を増し、DFアレクサンダー=アーノルドを起点に慣れ親しんだ原点回帰の戦い方でFWジョタ、FWサラーの連続ゴールが生まれた。オランダ人指揮官としては志向するスタイルで勝ち切りたいところだったが、柔軟にやり方を変えた点は今後に向けたプラス材料だ。
今後も新たなスタイルへの順応を促しつつ、状況に応じて現有戦力を活かしやすい前体制の戦い方を組み合わせていくことになりそうだ。アンフィールドでの開幕戦は白星スタートのブレントフォードとの戦いとなるが、3バックへの変更も想定される難敵相手にセットプレーを含めて押し切りたい。開幕戦で出番なしに終わったMF遠藤航はリード時の逃げ切りに起用法が限定されそうだが、今季初出場で連勝に貢献したい。
昨季上位陣で唯一の取りこぼしスタートとなったトッテナムは、エバートン相手のホーム開幕戦で初白星を狙う。レスター戦では前半にハーフコートゲームを展開しながらも追加点を奪えずに1-0で試合を折り返すと、相手エースFWヴァーディに一瞬の隙を突かれて追いつかれた結果、最後まで流れを引き戻せないまま消化不良のドローに。昨季から続く悪癖を露呈する初戦となった。今回の一戦に向けては足首に軽傷を負ったFWソランケ、脳震とうのプロトコルで起用不可のMFベンタンクールの2選手が不在となるが、ポステコグルー監督の前線の起用法に注目だ。
王者相手に屈して黒星スタートとなったチェルシーだが、ミッドウィークに行われたカンファレンスリーグ(ECL)のプレーオフ初戦ではセルヴェットに2-0の勝利を収め、マレスカ体制初白星と共にバウンスバックに成功した。その一戦から中2日で臨むウォルバーハンプトンとのアウェイゲームではいきなりの古巣対戦となるFWペドロ・ネトや再デビューも期待されるFWフェリックスらアタッカー陣のプレーに注目だ。
開幕節では共に先発でプレミアリーグデビューを飾ったものの、黒星スタートとなったクリスタル・パレスのMF鎌田大地、サウサンプトンのDF菅原由勢は今節初白星を狙う。
ブレントフォードとのロンドンダービーでは主に守備面で戦術を熟知するグラスナー監督の期待通りのプレーを見せた一方、攻撃面では連携面の問題も散見された鎌田は、ウェストハムとの2戦連続ダービーで攻守に存在感を示したい。一方、10人のニューカッスル相手に敗れた菅原はパフォーマンス自体は悪くなかったものの、より攻撃的な戦いを選択したチーム事情によって前半のみの出場と悔しい思いをした。それだけに、より勝ち点を拾える可能性が高いノッティンガム・フォレストとのホームゲームではその悔しさを晴らす活躍を期待したい。
《プレミアリーグ第2節》
▽8/24(土)
《20:30》
ブライトン vs マンチェスター・ユナイテッド
《23:00》
クリスタル・パレス vs ウェストハム
フルアム vs レスター・シティ
マンチェスター・シティ vs イプスウィッチ
サウサンプトン vs ノッティンガム・フォレスト
トッテナム vs エバートン
《25:30》
アストン・ビラ vs アーセナル
▽8/25(日)
《22:00》
ボーンマス vs ニューカッスル
ウォルバーハンプトン vs チェルシー
《24:30》
リバプール vs ブレントフォード
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UEFAコンペティション参戦組を除く12チームが週明けミッドウィークにEFLカップ2回戦を控え、早くも過密日程の様相を呈するなか、今節はブライトンvsマンチェスター・ユナイテッド、アストン・ビラvsアーセナルと2つのビッグマッチに注目が集まる。MF三笘薫を擁するエバートンとのアウェイ開催の開幕戦に3-0の快勝。31歳の青年指揮官ヒュルツェラーの初陣を飾った。この試合で三笘はチームの今季ファーストゴールを挙げると、DFヤングの退場も誘発。それ以外でも再三の鋭い仕掛けでチームの攻撃を牽引し、最高のスタートを切った。さらに、MFグルダ、FWリュテールら新戦力のデビューも期待されるホーム開幕戦では難敵ユナイテッドを相手にチームとしての真価が試されるところ。日本代表MFにはマッチアップが予想されるDFマズラウィ、DFデ・リフトの元バイエルンコンビを翻弄する活躍を期待したい。今夏の積極補強でタイトルコンテンダーの一翼を担うアストン・ビラは、同じく積極補強を敢行した新生ハマーズとの開幕戦に2-1の勝利。MFオナナのデビューゴールに、DFマートセンも絡んだ本格ブレイク期待のFWデュランのゴールで難敵相手のアウェイゲームを勝ち切った。そして、ホーム開幕戦では昨季シーズンダブルを達成した2位チーム相手に連勝を狙う。新契約にサインしたばかりの古巣対戦の守護神マルティネス、今季初ゴールを狙うエースFWワトキンスと開幕戦では脇役となった主力の躍動がビッグマッチの勝利のカギを握る。
2季連続2位から今季こそリーグテーブルの頂を狙うアーセナルはウォルバーハンプトンとの開幕戦に2-0の勝利。MFハヴァーツ、FWサカが挙げたゴールを鉄壁の守備陣が危なげなく守り切り、スコア以上の差を感じさせる上々の開幕戦となった。DFカラフィオーリに続く2人目の新戦力となるMFメリーノの加入が間近に迫るなか、今節も昨季の主力を軸に元指揮官エメリ相手にリベンジを狙う。なお、DF冨安健洋は引き続き欠場となる。
王者マンチェスター・シティはここに来て積極補強を敢行する昇格組イプスウィッチ相手にホーム開幕戦での連勝を目指す。チェルシーとの開幕節ではクラブ通算100試合出場となったFWハーランドのメモリアルゴールに、MFコバチッチの恩返しゴールによって2-0の完勝。元副官マレスカが率いるチームに地力の差を示した。さらに、試合前日には前キャプテンであるMFギュンドアンの電撃復帰が決定し、より良いムードでエティハド・スタジアムでの開幕戦を迎える。
前半は苦戦も昨季のスタイルを意識した微調整によってイプスウィッチを2-0で退け、スロット新体制初陣を白星で飾ったリバプール。後半は縦への推進力を増し、DFアレクサンダー=アーノルドを起点に慣れ親しんだ原点回帰の戦い方でFWジョタ、FWサラーの連続ゴールが生まれた。オランダ人指揮官としては志向するスタイルで勝ち切りたいところだったが、柔軟にやり方を変えた点は今後に向けたプラス材料だ。
今後も新たなスタイルへの順応を促しつつ、状況に応じて現有戦力を活かしやすい前体制の戦い方を組み合わせていくことになりそうだ。アンフィールドでの開幕戦は白星スタートのブレントフォードとの戦いとなるが、3バックへの変更も想定される難敵相手にセットプレーを含めて押し切りたい。開幕戦で出番なしに終わったMF遠藤航はリード時の逃げ切りに起用法が限定されそうだが、今季初出場で連勝に貢献したい。
昨季上位陣で唯一の取りこぼしスタートとなったトッテナムは、エバートン相手のホーム開幕戦で初白星を狙う。レスター戦では前半にハーフコートゲームを展開しながらも追加点を奪えずに1-0で試合を折り返すと、相手エースFWヴァーディに一瞬の隙を突かれて追いつかれた結果、最後まで流れを引き戻せないまま消化不良のドローに。昨季から続く悪癖を露呈する初戦となった。今回の一戦に向けては足首に軽傷を負ったFWソランケ、脳震とうのプロトコルで起用不可のMFベンタンクールの2選手が不在となるが、ポステコグルー監督の前線の起用法に注目だ。
王者相手に屈して黒星スタートとなったチェルシーだが、ミッドウィークに行われたカンファレンスリーグ(ECL)のプレーオフ初戦ではセルヴェットに2-0の勝利を収め、マレスカ体制初白星と共にバウンスバックに成功した。その一戦から中2日で臨むウォルバーハンプトンとのアウェイゲームではいきなりの古巣対戦となるFWペドロ・ネトや再デビューも期待されるFWフェリックスらアタッカー陣のプレーに注目だ。
開幕節では共に先発でプレミアリーグデビューを飾ったものの、黒星スタートとなったクリスタル・パレスのMF鎌田大地、サウサンプトンのDF菅原由勢は今節初白星を狙う。
ブレントフォードとのロンドンダービーでは主に守備面で戦術を熟知するグラスナー監督の期待通りのプレーを見せた一方、攻撃面では連携面の問題も散見された鎌田は、ウェストハムとの2戦連続ダービーで攻守に存在感を示したい。一方、10人のニューカッスル相手に敗れた菅原はパフォーマンス自体は悪くなかったものの、より攻撃的な戦いを選択したチーム事情によって前半のみの出場と悔しい思いをした。それだけに、より勝ち点を拾える可能性が高いノッティンガム・フォレストとのホームゲームではその悔しさを晴らす活躍を期待したい。
《プレミアリーグ第2節》
▽8/24(土)
《20:30》
ブライトン vs マンチェスター・ユナイテッド
《23:00》
クリスタル・パレス vs ウェストハム
フルアム vs レスター・シティ
マンチェスター・シティ vs イプスウィッチ
サウサンプトン vs ノッティンガム・フォレスト
トッテナム vs エバートン
《25:30》
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▽8/25(日)
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ボーンマス vs ニューカッスル
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《24:30》
リバプール vs ブレントフォード
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「得意技を披露」「スロットが信頼している証拠」終盤出場の遠藤航を現地紙が高く評価、クローザーの役割で信頼アップか「非常に重要な瞬間」
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「先発決めがさらに難しくなる」リバプールがメンバー入れ替えもEFL杯勝利、スロット監督は控え選手の活躍に満足「クオリティをもたらしてくれた」
リバプールのアルネ・スロット監督が、敵地で難敵相手の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 30日、EFLカップ(カラバオカップ)4回戦でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦したリバプールは多くの選手を入れ替えており、遠藤航やコナー・ブラッドリーらが先発。試合はノーゴールで終えた前半を経て、後半にコーディ・ガクポが傑出した個の力で2ゴールを記録。81分に1点を返されながら、その4分後にルイス・ディアスが粘り強いキープから得点を挙げると終盤に失点するも3-2で勝利した。 この勝利でカラバオカップ準々決勝進出を決めたスロット監督は難しい試合だったとしつつ、控え選手の活躍を大いに喜んでいる。 「間違いなく厳しい試合だった。彼らのプレースタイルやここ数年で連れてきた選手を考えると、難しい試合になるのは分かっていたがね。それでも、この場所で結果を得た、つまり勝利を収められたのはとても嬉しい」 「今シーズンまだそれほどプレーしていない選手たちが、いつも我々がやっているようなスタイルでプレーし、試合にクオリティをもたらしてくれた。本当に良かったと思う。だからこそ、今後数週間の先発決めはさらに難しくなる」 「まだ13、14試合くらいしかこなしていないが、アウェイでもホームでも非常に良いスタートを切っている。土曜日にも、良い調子で臨まなければならない。なぜなら、ブライトンは良いチームと理解しており、今日彼らが見せてきたプレーも良かったからだ。だからこそ、土曜日にはまた最高の状態で試合に臨みたい」 「(ガクポの活躍について)昨シーズン後半から、彼はすでに多くのゴールを決めていた。彼は長い間リバプールで良い選手だったと思うし、それは良いことだ。私にとって、彼はスタメンの選手でもある。毎試合そうではないが定期的に先発しており、ルイス・ディアスとの厳しい競争を続けている」 「ディアスも左サイドに出た瞬間にゴールを決めた。リバプールのようなクラブでプレーするなら、多くのポジションに2人は質の高い選手がいるんだ。ジョー・ゴメスや、ジャレル・クアンサーのプレーを見れば、彼らがファン・ダイクやイブラヒマ・コナテと張り合える選手だとわかるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】ガクポの2ゴールもありリバプールがEFL杯勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Qu8mdniJ1Q8?si=Nkh1otL4JZdW_fsS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.31 10:20 Thu4
サラー弾で鮮やか逆転のリバプールが首位奪還! 遠藤航と三笘薫の日本人対決も実現【プレミアリーグ】
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「中盤の底で堅実な選択肢」「エネルギッシュなプレー」1カ月ぶりの先発、リバプールMF遠藤航の守備は評価も攻撃面は指摘「スロットを苛立たせた」
久々の先発出場を果たしたリバプールの日本代表MF遠藤航はまずまずの評価となった。 30日、リバプールはカラバオカップ(EFLカップ)4回戦でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦した。 遠藤は実に1カ月ぶりの先発出場。今季6試合目の出場となった。一方の日本代表MF三笘薫はベンチスタートとなり、後半途中出場もピッチ上で遠藤と対面はならなかった。 試合は前半は互いにゴールに迫るチャンスを作るも、両GKの好セーブもあり得点が生まれず。それでも46分、リバプールはコーディ・ガクポが先制ゴールを決めると、63分にもガクポが追加点を決める。 ブライトンは81分に1点を返すが、85分にルイス・ディアスが決めてリーバプールがリードを広げることに。90分に反撃を許すが、2-3で勝利を収めた。 遠藤はアンカーとしてプレーし64分にトレイ・ニョニと交代してピッチを後に。現地メディアは守備面での評価はするものの、攻撃面でのクオリティに注文をつけた。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 6点(10点満点)</h3> 「中央でボールを奪い返そうとする点では、かなり激しいプレーを見せたが、リズムが欠けていることを考えると当然のことながら、パスは安全または後方に出ることが多く、タッチライン上でスロットを何度も苛立たせていた」 「コーディ・ガクポが1vs1で戦うチャンスだったはずのボックス内への通常のパスを強く出しすぎてしまった」 「60分にグラフェンベルフがターンを見せたが、リバプールの選手が近くにいない中で、そのままファン・ヘッケにパスを送ってしまった」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 6点(10点満点)</h3> 「最初の10分間は調子が悪かったが、その後はいつも通りのエネルギッシュな中盤のプレーで落ち着いていた。しかし、時々不注意なところもあった。警告を受けて交代した」 <h3>◆イギリス『90min』/ 5点(10点満点)</h3> 「ブライトンがプレッシャーをかけてきた時、ボールを保持しているときに完全に落ち着いているようには見えなかったことで、スロットの下で序列が下がった」 <h3>◆イギリス『Liverpool.com』 / 6点(10点満点)</h3> 「相変わらず機能的だった。ボールの保持は限られているが、最終的にはリバプールの中盤の底で堅実な選択肢となった」 「恐ることなく足を踏み入れたが、創造性やボールのクオリティという点では大きなことはできなかった。タックルが遅くなってしまいボールから大きく外れたために警告を受けた」 <span class="paragraph-title">【動画】久々先発の遠藤航!三笘薫との対決ならず</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KsXx-T9lKKs";var video_start = 37;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.31 13:55 Thuブライトン&ホーヴ・アルビオンの人気記事ランキング
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「全く力を発揮できなかった」後半盛り返したリバプール、スロット監督は前半の出来に不満「全員が交代に値した」
リバプールのアルネ・スロット監督が、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 2日、プレミアリーグ第10節でリバプールはホームにブライトンを迎えた。 前節はアーセナルと引き分けに終わったリバプール。ミッドウィークのカラバオカップ(EFLカップ)からブライトンとの連戦となった。 試合は14分にブライトンが先制。リバプールは全く良いところなく前半を終えると、1点ビハインドの中で66分にアレクシス・マク・アリスター、ドニミク・ソボスライを下げてカーティス・ジョーンズとルイス・ディアスを投入。すると流れが変わる。 69分にコーディ・ガクポが同点ゴールを決めると、72分にはモハメド・サラーが逆転ゴールを記録。77分にはダルウィン・ヌニェスを下げて遠藤航を投入してブライトンの攻撃を封じ、2-1で逆転勝利を収めた。 前半は非常に出来が悪かったなか、ハーフタイム以降は調子を取り戻したリバプール。スロット監督はブライトンの良さを称えるとともに、前半のパフォーマンスが悪かったことを認めた。 「まず第一に、ブライトンのこの試合での活躍を称賛したい。彼らは非常に落ち着いており、プレーを恐れていなかった。彼らは後方から非常にうまくプレーしていた」 「ボールを持っていない時でもエネルギーに満ちていた。そして我々は試合のどの場面でも、おそらくセットプレーを除いて、全く力を発揮できなかった」 「ブライトンのような非常に優れたチームと対戦する場合、1回、2回、3回走るだけでは十分ではない。走り続けなければならない」 「だから、我々は戦術を少し変更した。それはボール保持とは関係なく、後半に我々がより強くなったこととも関係なく、全ては選手たちが違った態度と違った激しさを見せたことに関係していた」 「私はいくつかのことを言ったし、いくつかのことを示したが、私が叫んだり、激怒したりしたわけではない。それは選手たちにこれでは十分ではないと理解してもらうためであり、彼らもそう感じていたと思う」 ハーフタイムには選手たちに満足いっていないことを伝えたというスロット監督。後半は一変した中で、流れを変えるための交代が功を奏したと語った。 「後半の序盤は我々が優勢で、チャンスを作っていたので何かを変える必要性を感じていなかった。ただ、チャンスを作ってもそれが入らなければ、ベンチには違いを生み、試合に影響を与えることができる優秀な選手がたくさんいるので交代は必要だ」 「後半は交代に値する選手はいなかったと思う。前半はほぼ全員が交代に値したが、後半はそうではなかった。ただ、ルチョ(ルイス・ディアス)やカーティス・ジョーンズのような選手がいれば、彼らを投入する」 「私にとっては、1-0で負けている時にゴールを決められる選手を投入するのは、その選手たちが先発した選手と同じ激しさでプレーできるとわかっている限りはそれほどリスクではない」 「そしてルチョとカーティスは、ボールを持っていない時の激しさとボールを持っている時の質をもたらしてくれる」 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航と三笘薫の対決が実現! リバプールがブライトンに逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IgExB72rUBc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.03 14:25 Sun2
「先発決めがさらに難しくなる」リバプールがメンバー入れ替えもEFL杯勝利、スロット監督は控え選手の活躍に満足「クオリティをもたらしてくれた」
リバプールのアルネ・スロット監督が、敵地で難敵相手の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 30日、EFLカップ(カラバオカップ)4回戦でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦したリバプールは多くの選手を入れ替えており、遠藤航やコナー・ブラッドリーらが先発。試合はノーゴールで終えた前半を経て、後半にコーディ・ガクポが傑出した個の力で2ゴールを記録。81分に1点を返されながら、その4分後にルイス・ディアスが粘り強いキープから得点を挙げると終盤に失点するも3-2で勝利した。 この勝利でカラバオカップ準々決勝進出を決めたスロット監督は難しい試合だったとしつつ、控え選手の活躍を大いに喜んでいる。 「間違いなく厳しい試合だった。彼らのプレースタイルやここ数年で連れてきた選手を考えると、難しい試合になるのは分かっていたがね。それでも、この場所で結果を得た、つまり勝利を収められたのはとても嬉しい」 「今シーズンまだそれほどプレーしていない選手たちが、いつも我々がやっているようなスタイルでプレーし、試合にクオリティをもたらしてくれた。本当に良かったと思う。だからこそ、今後数週間の先発決めはさらに難しくなる」 「まだ13、14試合くらいしかこなしていないが、アウェイでもホームでも非常に良いスタートを切っている。土曜日にも、良い調子で臨まなければならない。なぜなら、ブライトンは良いチームと理解しており、今日彼らが見せてきたプレーも良かったからだ。だからこそ、土曜日にはまた最高の状態で試合に臨みたい」 「(ガクポの活躍について)昨シーズン後半から、彼はすでに多くのゴールを決めていた。彼は長い間リバプールで良い選手だったと思うし、それは良いことだ。私にとって、彼はスタメンの選手でもある。毎試合そうではないが定期的に先発しており、ルイス・ディアスとの厳しい競争を続けている」 「ディアスも左サイドに出た瞬間にゴールを決めた。リバプールのようなクラブでプレーするなら、多くのポジションに2人は質の高い選手がいるんだ。ジョー・ゴメスや、ジャレル・クアンサーのプレーを見れば、彼らがファン・ダイクやイブラヒマ・コナテと張り合える選手だとわかるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】ガクポの2ゴールもありリバプールがEFL杯勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Qu8mdniJ1Q8?si=Nkh1otL4JZdW_fsS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.31 10:20 Thu3
サラー弾で鮮やか逆転のリバプールが首位奪還! 遠藤航と三笘薫の日本人対決も実現【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第10節、リバプールvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが2日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが2-1で逆転勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は77分から途中出場、ブライトンのMF三笘薫は87分までプレーした。 首位から陥落したものの、前節のアーセナル戦では2度のビハインドを撥ね返して敵地から勝ち点1を持ち帰った2位のリバプールは、ブライトン相手に公式戦連勝を狙った。共にメンバーを大幅に入れ替えて戦ったEFLカップを3-2で勝利したレッズは、ファン・ダイクやサラーといった主力がスタメン復帰し、現状のベストメンバーを揃えた。 対する5位のブライトンはEFLカップの敗戦に加え、リーグ前節はウォルバーハンプトン相手に終盤の連続失点で2点差を追いつかれてドローに終わる失態を演じており、今回の一戦でバウンスバックを図った。この試合では三笘ら主力が同じく先発に復帰した。 立ち上がりからボールの握り合いが繰り広げられると、互いに決定機を作り合っていく。開始9分、ハーフウェイライン付近で馬力のある仕掛けで一気にボックス付近まで持ち込んだヌニェスが鋭い右足シュートを枠に飛ばす。だが、ここはGKフェルブルッヘンの見事な左手ワンハンドセーブに阻まれる。 一方、ブライトンは14分、左サイドで仕掛けた三笘がボックス付近で折り返したボールを中央のウェルベックがワンタッチでファーに流すと、これにフリーで反応したカディオグルが強烈な右足ダイレクトシュート。左ポストの内側を叩いたボールがゴールネットを揺らし、トルコ代表DFのプレミアリーグ初ゴールでホームチームが先手を奪った。 ミッドウィークの前回対戦と異なり、先制に成功したブライトンはより前からボールを奪いに来たリバプールを冷静にいなしながら、局面が変わった際には三笘やリュテールのスピードを活かした縦に速い攻めでチャンスを作り出す。27分にはアヤリのミドルスルーパスに反応したリュテールがボックス内でGKと一対一の決定機を迎えたが、ここはGKケレハーの好守に遭う。 一方、サラーとガクポの両ウイングを起点に反撃を試みるリバプールだったが、流れの中ではなかなか攻め切れない。得意のセットプレーではコナテやファン・ダイクが制空権を握ったが、相手の体を張ったブロックに撥ね返されてゴールとはならず。 その後、前半終盤にかけてはカウンターからボックス付近の好位置で続けてFKを獲得したブライトンは、ウェルベックが直接ゴールを狙っていくが、ここはサイドネットとGKケレハーのキャッチに遭い、追加点を奪うまでには至らなかった。 迎えた後半、リバプールは前半終了間際に腕か肩を痛めたコナテを下げてジョー・ゴメスをハーフタイム空けに投入。そのゴメスはツィミカスのFKにフリーで合わせてゴールに迫るが、ここはGKフェルブルッヘンの好守に遭う。 さらに、ホームチームはガクポの左からの正確なクロスを起点にマク・アリスター、ファン・ダイクが続けてゴールに迫ると、56分にもサラーがボックス内でGKと一対一を迎えるが、フェルブルッヘンの再三の好守を前にゴールが遠い。 攻勢を続ける中でもう一押しが足りないリバプールは66分に2枚替えを敢行。ソボスライとマク・アリスターを下げてルイス・ディアス、カーティス・ジョーンズを同時投入しより前がかると、この交代策が鮮やかな逆転劇を演出する。 まずは69分、相手陣内左サイドでボールを持ったガクポが右足インスウィングのクロスを入れると、ゴール前で競りに行ったヌニェスの頭には触れずも、そのままボールがサイドネットに吸い込まれた。 ややツキにも恵まれて同点に追いついたホームチームは直後の72分、自陣ボックス内で相手の攻撃を撥ね返してロングカウンターを発動。中央を持ち上がったカーティス・ジョーンズが味方とのパス交換からボックス右に走り込むサラーへラストパスを送ると、エジプト代表FWがカットインから左足のコントロールシュートをゴール左上隅に突き刺した。 エースの圧巻のゴールで試合を引っくり返したリバプールは、攻守のバランスを整えるためにヌニェスを下げて遠藤を投入。ピッチ上での日本人対決が実現した。 ただ、ブライトンも試合終盤にかけてファーガソンやアディングラ、グルダと攻撃的なカードを切った中で三笘は87分にピッチを去った。 その後、一進一退で試合は推移したが、ファン・ダイクを中心に最後まで集中した守備を見せたホームチームが、アウェイチームの反撃を凌ぎ切った。 この結果、鮮やかな逆転勝ちでブライトンに連勝したリバプールは、同時刻開催で敗れたマンチェスター・シティを抜き返して1節での首位奪還に成功した。 リバプール 2-1 ブライトン&ホーヴ・アルビオン 【リバプール】 コーディ・ガクポ(後24) モハメド・サラー(後27) 【ブライトン】 フェルディ・カディオグル(前14) <span class="paragraph-title">【動画】鮮やかなロングカウンターからサラーが圧巻の左足シュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">「まさにサラー・ゾーン!」<br>サラーらしい完璧な一撃で<br>リヴァプールが逆転<br><br>サラーはプレミア通算164ゴールで<br>ロビー・ファウラーを抜き<br>歴代単独8位に浮上<br><br>プレミアリーグ 第10節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブライトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/JZPbQOfRGG">pic.twitter.com/JZPbQOfRGG</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1852752425159196831?ref_src=twsrc%5Etfw">November 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.03 02:12 Sun4
「中盤の底で堅実な選択肢」「エネルギッシュなプレー」1カ月ぶりの先発、リバプールMF遠藤航の守備は評価も攻撃面は指摘「スロットを苛立たせた」
久々の先発出場を果たしたリバプールの日本代表MF遠藤航はまずまずの評価となった。 30日、リバプールはカラバオカップ(EFLカップ)4回戦でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦した。 遠藤は実に1カ月ぶりの先発出場。今季6試合目の出場となった。一方の日本代表MF三笘薫はベンチスタートとなり、後半途中出場もピッチ上で遠藤と対面はならなかった。 試合は前半は互いにゴールに迫るチャンスを作るも、両GKの好セーブもあり得点が生まれず。それでも46分、リバプールはコーディ・ガクポが先制ゴールを決めると、63分にもガクポが追加点を決める。 ブライトンは81分に1点を返すが、85分にルイス・ディアスが決めてリーバプールがリードを広げることに。90分に反撃を許すが、2-3で勝利を収めた。 遠藤はアンカーとしてプレーし64分にトレイ・ニョニと交代してピッチを後に。現地メディアは守備面での評価はするものの、攻撃面でのクオリティに注文をつけた。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 6点(10点満点)</h3> 「中央でボールを奪い返そうとする点では、かなり激しいプレーを見せたが、リズムが欠けていることを考えると当然のことながら、パスは安全または後方に出ることが多く、タッチライン上でスロットを何度も苛立たせていた」 「コーディ・ガクポが1vs1で戦うチャンスだったはずのボックス内への通常のパスを強く出しすぎてしまった」 「60分にグラフェンベルフがターンを見せたが、リバプールの選手が近くにいない中で、そのままファン・ヘッケにパスを送ってしまった」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 6点(10点満点)</h3> 「最初の10分間は調子が悪かったが、その後はいつも通りのエネルギッシュな中盤のプレーで落ち着いていた。しかし、時々不注意なところもあった。警告を受けて交代した」 <h3>◆イギリス『90min』/ 5点(10点満点)</h3> 「ブライトンがプレッシャーをかけてきた時、ボールを保持しているときに完全に落ち着いているようには見えなかったことで、スロットの下で序列が下がった」 <h3>◆イギリス『Liverpool.com』 / 6点(10点満点)</h3> 「相変わらず機能的だった。ボールの保持は限られているが、最終的にはリバプールの中盤の底で堅実な選択肢となった」 「恐ることなく足を踏み入れたが、創造性やボールのクオリティという点では大きなことはできなかった。タックルが遅くなってしまいボールから大きく外れたために警告を受けた」 <span class="paragraph-title">【動画】久々先発の遠藤航!三笘薫との対決ならず</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KsXx-T9lKKs";var video_start = 37;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.31 13:55 Thu5