FIFA元暫定会長のイッサ・ハヤトウ氏が77歳で逝去…アフリカサッカー界に貢献
2024.08.09 15:03 Fri
国際サッカー連盟(FIFA)の元暫定会長であるイッサ・ハヤトウ氏(享年77)が78歳の誕生日の前日となる8日に逝去した。
2016年まで15年に渡って国際オリンピック委員会(IOC)の委員を務め、名誉会員だった元カメルーンの陸上競技者はオリンピック開催中のパリで逝去した。
今回の訃報に際して、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は自身のインスタグラムを通じて「元CAF会長、元FIFA会長、FIFA暫定副会長、FIFA評議会メンバーのイッサ・ハヤトウ氏の死去を知り悲しんでいます。熱烈なスポーツファンだった同氏は、スポーツ行政に人生を捧げました。FIFAを代表して、同氏の家族、友人、元同僚、同氏を知るすべての人々に哀悼の意を表します。安らかにお眠りください」と哀悼の意を評している。
カメルーンの名門家系で生まれたハヤトウ氏は、現役時代に陸上の400m走、800m走で国内記録を保持し、バスケットボール選手としても活躍。アスリートとしてのキャリアを終えた後はサッカー界に絡み、カメルーン国内で影響力を発揮した。
1988年にアフリカサッカー連盟(CAF)の会長に初選出されると、2002年にはFIFAの副会長に選出。その後、ゼップ・ブラッター会長の対抗馬として会長選に挑んだものの敗北した。
長年に渡るサッカー界への貢献の一方、2021年にはCAFの商業権取引における「忠実義務」違反の疑いで1年間サッカーから追放。また、1995年にFIFAにワールドカップの放映権を販売したスイスのマーケティング会社『ISL』から現金を受け取ったとして、2011年にIOC倫理委員会からけん責を受けていた。
2016年まで15年に渡って国際オリンピック委員会(IOC)の委員を務め、名誉会員だった元カメルーンの陸上競技者はオリンピック開催中のパリで逝去した。
今回の訃報に際して、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は自身のインスタグラムを通じて「元CAF会長、元FIFA会長、FIFA暫定副会長、FIFA評議会メンバーのイッサ・ハヤトウ氏の死去を知り悲しんでいます。熱烈なスポーツファンだった同氏は、スポーツ行政に人生を捧げました。FIFAを代表して、同氏の家族、友人、元同僚、同氏を知るすべての人々に哀悼の意を表します。安らかにお眠りください」と哀悼の意を評している。
1988年にアフリカサッカー連盟(CAF)の会長に初選出されると、2002年にはFIFAの副会長に選出。その後、ゼップ・ブラッター会長の対抗馬として会長選に挑んだものの敗北した。
それでも、2015年の“FIFAゲート”と呼ばれる汚職事件でブラッター会長が職を追われた際には4カ月間に渡って暫定会長を務め、FIFAを汚職防止改革と選挙に向けて導き、インファンティーノ氏を会長に据えた。
長年に渡るサッカー界への貢献の一方、2021年にはCAFの商業権取引における「忠実義務」違反の疑いで1年間サッカーから追放。また、1995年にFIFAにワールドカップの放映権を販売したスイスのマーケティング会社『ISL』から現金を受け取ったとして、2011年にIOC倫理委員会からけん責を受けていた。
カメルーンの関連記事
アフリカ・ネーションズカップの関連記事
記事をさがす
|
イッサ・ハヤトウの人気記事ランキング
1
FIFA元暫定会長のイッサ・ハヤトウ氏が77歳で逝去…アフリカサッカー界に貢献
国際サッカー連盟(FIFA)の元暫定会長であるイッサ・ハヤトウ氏(享年77)が78歳の誕生日の前日となる8日に逝去した。 2016年まで15年に渡って国際オリンピック委員会(IOC)の委員を務め、名誉会員だった元カメルーンの陸上競技者はオリンピック開催中のパリで逝去した。 今回の訃報に際して、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は自身のインスタグラムを通じて「元CAF会長、元FIFA会長、FIFA暫定副会長、FIFA評議会メンバーのイッサ・ハヤトウ氏の死去を知り悲しんでいます。熱烈なスポーツファンだった同氏は、スポーツ行政に人生を捧げました。FIFAを代表して、同氏の家族、友人、元同僚、同氏を知るすべての人々に哀悼の意を表します。安らかにお眠りください」と哀悼の意を評している。 カメルーンの名門家系で生まれたハヤトウ氏は、現役時代に陸上の400m走、800m走で国内記録を保持し、バスケットボール選手としても活躍。アスリートとしてのキャリアを終えた後はサッカー界に絡み、カメルーン国内で影響力を発揮した。 1988年にアフリカサッカー連盟(CAF)の会長に初選出されると、2002年にはFIFAの副会長に選出。その後、ゼップ・ブラッター会長の対抗馬として会長選に挑んだものの敗北した。 それでも、2015年の“FIFAゲート”と呼ばれる汚職事件でブラッター会長が職を追われた際には4カ月間に渡って暫定会長を務め、FIFAを汚職防止改革と選挙に向けて導き、インファンティーノ氏を会長に据えた。 長年に渡るサッカー界への貢献の一方、2021年にはCAFの商業権取引における「忠実義務」違反の疑いで1年間サッカーから追放。また、1995年にFIFAにワールドカップの放映権を販売したスイスのマーケティング会社『ISL』から現金を受け取ったとして、2011年にIOC倫理委員会からけん責を受けていた。 2024.08.09 15:03 Friカメルーンの人気記事ランキング
1
大会公式は谷川萌々子を注目選手に!U-19日本女子がフランスでのSUD Ladies Cupに臨む
U-19日本女子代表は16日から21日にかけ、フランスで行われるSUD Ladies Cup 2023に参加する。大会公式サイトは日本の注目選手にMF谷川萌々子(JFAアカデミー福島)を挙げた。 来年開催予定のFIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)を目指すU-19日本女子。同メンバーで迎える初の海外遠征、対外試合には、2020年8月にコスタリカで開催されたU-20女子W杯準優勝メンバーのMF林愛花(MVLA Soccer Club/アメリカ)に加え、WEリーグでも結果を残すMF榊原琴乃(AC長野パルセイロ・レディース)やMF笹井一愛(ノジマステラ神奈川相模原)らが招集された。 現地入り後の11日にはD1 Arkema(フランス女子1部)で現在3位のパリFCとのトレーニングマッチを実施。FW根府桃子(大和シルフィード)の先制点を含め、5-3の勝利で終えた。 開幕に先立って大会公式サイトは注目選手を紹介。「日本のライジングスター」と称されたのが谷川だ。 「(当時)17歳の攻撃的MFは2022年10月にインドで行われたU-17女子W杯で最大の発見だった」と綴られた谷川は、両足遜色ない長短のキックを武器に昨季はなでしこリーグ2部で8得点を挙げ、今季もすでに3ゴールをマーク。同大会では圧巻のロングシュートを含む4試合連続ゴールを記録し、シルバーブーツにも選出された。 準々決勝で対戦したU-17女子スペイン代表メンバーの1人、FWヴィッキー・ロペスはすでにバルセロナでUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)にもメンバー入り。同年代の谷川にも今大会をはじめとした国際舞台でのさらなる活躍が期待される。 なお、今大会におけるU-19日本女子代表の試合日程は以下の通りとなっている。 16日 第1節 vs カメルーン(25:00 KO) 19日 第2節 vs パナマ(24:00 KO) 21日 第3節 vs フランス(25:00 KO) <span class="paragraph-title">【動画】U-17女子W杯4戦連発となったMF谷川萌々子の超ロングシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>Playback GAME<br>66分<br>が先制ゴール<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E8%90%8C%E3%80%85%E5%AD%90?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#谷川萌々子</a> 選手の左脚が炸裂<br>ミドルシュートはゴラッソ!<br><br>準々決勝-3 日本 1-0 スペイン<br>FIFA U-17<br>女子 ワールドカップ インド 2022<br>J SPORTSオンデマンドで全32試合配信中<a href="https://t.co/2yTFCaTLOC">https://t.co/2yTFCaTLOC</a><a href="https://twitter.com/hashtag/U17WWC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#U17WWC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#女子サッカー</a> <a href="https://t.co/AbBy3PthQV">pic.twitter.com/AbBy3PthQV</a></p>— J SPORTSフットボール公式 (@jsports_soccer) <a href="https://twitter.com/jsports_soccer/status/1583951272147030016?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.16 22:15 Tue2
アフリカ年間最優秀選手賞の最終候補10名が発表! 受賞者発表は12月11日
アフリカサッカー連盟(CAF)は17日、CAFアワード2023で表彰されるアフリカ年間最優秀選手賞の最終候補10名を発表した。 今月1日に発表された30名の候補から10名に絞られた最終候補では直近連続受賞中のサディオ・マネや2018年以来3度目の受賞を目指すモハメド・サラーといった常連に加え、昨シーズンまで在籍したマンチェスター・シティのシーズントレブルに貢献したリヤド・マフレズ、昨季セリエA得点王に輝きナポリのスクデット獲得に大きく貢献したビクター・オシムヘンなどがノミネート。 また、カタール・ワールドカップ(W杯)で躍進を見せたモロッコ代表からは、ユセフ・エン=ネシリ、ソフィアン・アムラバト、アクラフ・ハキミ、GKボノと最多4名が残っている。 なお、受賞者の発表は12月11日に予定されている。 ◆アフリカ年間最優秀選手賞 最終候補10名 FW リヤド・マフレズ(アルジェリア/マンチェスター・シティ&アル・アハリ) MF アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(カメルーン/ナポリ) FW ヴァンサン・アブバカル(カメルーン/ベシクタシュ) FW モハメド・サラー(エジプト/リバプール) DF アクラフ・ハキミ(モロッコ/パリ・サンジェルマン) MF ソフィアン・アムラバト(モロッコ/フィオレンティーナ&マンチェスター・ユナイテッド) GK ボノ(モロッコ/セビージャ&アル・ヒラル) FW ユセフ・エン=ネシリ(モロッコ/セビージャ) FW ビクター・オシムヘン(ナイジェリア/ナポリ) FW サディオ・マネ(セネガル/バイエルン&アル・ナスル) 2023.11.18 07:30 Sat3
カメルーン代表のセードルフ監督、クライファートコーチが辞任
カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)は16日、同代表を率いるクラレンス・セードルフ監督(43)が辞任したことを発表した。また、アシスタントコーチを務めるパトリック・クライファート氏(43)も退任する。 セードルフ監督は、2014年の現役引退後、ミランや深セン、デポルティボの指揮官を歴任すると、2018年8月にウーゴ・ブロース前監督の後任としてカメルーン代表の指揮官に就任。 前回王者として臨んだアフリカネーションズカップ2019では、グループリーグを1勝2分けで通過したが、ラウンド16のナイジェリア代表戦で敗戦し大会2連覇を逃していた。 2019.07.17 02:45 Wed4
開催国カメルーン代表が発表! ザンボ・アンギサやチュポ=モティングらが招集《アフリカ・ネーションズカップ》
カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)は、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)に向けたカメルーン代表メンバーを発表した。 来年1月9日から2月6日の期間で開催される今大会のホスト国であるカメルーンを率いるトニ・コンセイソン監督は28名を招集。GKアンドレ・オナナ(アヤックス)やMFアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(ナポリ)、FWエリック・チュポ=モティング(バイエルン)、FWカール・トコ・エカンビ(リヨン)といった主力が選出されている。 カメルーンは、ブルキナファソ代表、エチオピア代表、カーボベルデ代表と同じグループAに入っている。 今回発表されたカメルーン代表メンバーは以下の通り。 ◆カメルーン代表メンバー28名 GK アンドレ・オナナ(アヤックス/オランダ) デヴィ・エパシ(OFIクレタ/ギリシャ) シモン・オモソラ(ヴィタ・クラブ) ジャン・エファラ(アクワ・ユナイテッド) DF ヌフ・トロ(シアトル・サウンダーズ/アメリカ) オリヴィエ・ムバイゾ(フィラデルフィア・ユニオン/アメリカ) ミシェル・エンガデュ=エンガジュイ(ヘント/ベルギー) ジェローム・オンゲネ(ザルツブルク/オーストリア) コリンズ・ファイ(スタンダール・リエージュ/ベルギー) エンゾ・エボセ(アンジェ/フランス) ジャン=シャルル・カステレット(ナント/フランス) アロルド・ムクディ(サンテチェンヌ/フランス) アンブロワーズ・オヨンゴ(モンペリエ/フランス) MF サミュエル・ウム・グエ(メヘレン/ベルギー) ピエール・クンデ(オリンピアコス/ギリシャ) イヴァン・ネユ(サンテチェンヌ/フランス) ジャン・オナナ(ボルドー/フランス) ジェームズ・レア・シリキ(ミドルズブラ/イングランド) マルタン・ホングラ(ヴェローナ/イタリア) アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(ナポリ/イタリア) FW エリック・チュポ=モティング(バイエルン/ドイツ) カール・トコ・エカンビ(リヨン/フランス) ステファン・バオケン(アンジェ/フランス) イグナティウス・ガナゴ(RCランス/フランス) ムミ・エンガマル(ヤング・ボーイズ/スイス) クリントン・エンジエ(ディナモ・モスクワ/ロシア) ヴァンサン・アブバカル(アル・ナスル/サウジアラビア) クリスティアン・バソゴグ(上海申花/中国) 2021.12.24 00:37 Fri5