混迷カメルーン代表の監督人事がひとまず解決…エトー会長が対立したブリス監督に謝罪
2024.05.31 17:00 Fri
公の場で謝罪したエトー会長
カメルーン代表の監督人事を巡る問題が、ひとまず解決した。フランス『レキップ』が伝えている。カメルーンは、今年初めに行われたアフリカ・ネーションズカップ後にリゴベール・ソング前監督が退任。カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)はその後任の招へいに動いていたが、4月にはカメルーン政府(スポーツ省)主導でベルギー人指揮官のマルク・ブリス監督の招へいが突然発表された。
FECAFOOTにとって寝耳に水のこの新監督招へいを受け、同連盟は情報共有さえない独断人事であるとして批判する声明を発表した。
通常、サッカー連盟が監督を任命し、報酬を支払うが、一部のアフリカ諸国では連盟が資金不足の場合、政府がその代わりを行うケースが多々ある。
とりわけ、カメルーンでは世界最高齢の国家元首、ポール・ビヤ大統領が40年以上君臨。以前からサッカーに高い関心を示す同大統領は、スポーツ省を通じた独断専行で新指揮官を選定するケースがあった。
その初顔合わせは比較的和やかな雰囲気で執り行われたが直後に一変。おそらく事前に招待を受けていなかったスポーツ省の政府高官の姿を確認したエトー会長が、激しい口論の末に施設から出ていかせた。
さらに、この対応に異議を唱えたと思われるブリス監督に対してもエトー会長は激しい口論となり、同じく部屋から追い出す形となった。
その後、エトー会長はFECAFOOTの声明として、2008年北京オリンピックでU-23カメルーン代表を指揮した経験もあるマルタン・ヌドゥング・エンピレ氏を暫定指揮官に指名し、W杯予選のカーボベルデ代表、アンゴラ代表戦を戦う旨を伝えていた。
しかし、過度のプレッシャーに晒されることを嫌ったエンピレ氏と副官2名は、最終的に暫定的に指揮を執ることを拒否。これを受け、FECAFOOTとカメルーン政府が緊急の会合を開いた結果、ブリス監督の承認とエトー会長が求める人材をスタッフに組み込むという妥協策で合意。ひとまず今回のW杯予選はブリス監督指揮の下で戦うことになった。
そして、エトー会長は直近の公式会見を通じて、「謝罪します。私はあなた(ブリス)の味方です」と同監督への謝罪を行った。
FECAFOOTにとって寝耳に水のこの新監督招へいを受け、同連盟は情報共有さえない独断人事であるとして批判する声明を発表した。
とりわけ、カメルーンでは世界最高齢の国家元首、ポール・ビヤ大統領が40年以上君臨。以前からサッカーに高い関心を示す同大統領は、スポーツ省を通じた独断専行で新指揮官を選定するケースがあった。
そういった事情もあり、サミュエル・エトー会長らFECAFOOTの首脳陣は一旦は怒りの矛を収めてブリス監督と協力する意向を表明。28日には来月行われる北中米ワールドカップ予選に向け、エトー会長側がブリス監督を「ワーキングセッション」に招待していた。
その初顔合わせは比較的和やかな雰囲気で執り行われたが直後に一変。おそらく事前に招待を受けていなかったスポーツ省の政府高官の姿を確認したエトー会長が、激しい口論の末に施設から出ていかせた。
さらに、この対応に異議を唱えたと思われるブリス監督に対してもエトー会長は激しい口論となり、同じく部屋から追い出す形となった。
その後、エトー会長はFECAFOOTの声明として、2008年北京オリンピックでU-23カメルーン代表を指揮した経験もあるマルタン・ヌドゥング・エンピレ氏を暫定指揮官に指名し、W杯予選のカーボベルデ代表、アンゴラ代表戦を戦う旨を伝えていた。
しかし、過度のプレッシャーに晒されることを嫌ったエンピレ氏と副官2名は、最終的に暫定的に指揮を執ることを拒否。これを受け、FECAFOOTとカメルーン政府が緊急の会合を開いた結果、ブリス監督の承認とエトー会長が求める人材をスタッフに組み込むという妥協策で合意。ひとまず今回のW杯予選はブリス監督指揮の下で戦うことになった。
そして、エトー会長は直近の公式会見を通じて、「謝罪します。私はあなた(ブリス)の味方です」と同監督への謝罪を行った。
1
2
カメルーン代表の関連記事
W杯予選の関連記事
|
|
カメルーン代表の人気記事ランキング
1
エトーが元カノのリベンジポルノを阻止!!
▽トルコのアンタルヤスポルに所属する元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが、元恋人のリベンジポルノを阻止することに成功した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。 ▽エトーの元恋人であるカメルーン人女性のナタリー・コアさんは、「フットボール、セックス、金:サミュエル・エトーの元恋人の証言」と題した暴露本を執筆。2007年から2014年まで交際していたエトーとの性生活の模様を記していた。 ▽この本は今週にも発売される予定だったが、エトーは出版の差し止めを求めて裁判を起こしており、この度の判決により出版を一時停止することに成功。この本を刊行したパリの出版社は、すぐに上訴している。 ▽2014年の途中にエトーと別れていたコアさんは、自身のフェイスブックを通じて失望をあらわにしている。 「私は今回の判決に失望しているの。でも、落ち込むことではないわ。私はこの物語の犠牲者なの。正直に話すことを許してもらえないのかしら」 ▽なお、サッカー界のリベンジポルノに関しては、昨年10月にミランのFWマリオ・バロテッリが、40歳の女性とのプライバシーな写真を公表したとして、同女性から訴えられたとの報道がなされている。 2016.02.20 02:47 Sat2
ANC王者カメルーンの予選敗退が決定…2006年ドイツW杯以来の予選敗退《ロシアW杯アフリカ最終予選》
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選グループB第4節のカメルーン代表vsナイジェリア代表が4日に行われ、1-1のドローに終わった。この結果、2節を残してカメルーンの敗退が決定した。 ▽ブラジルW杯に出場したナイジェリアとアルジェリア代表、アフリカ・ネイションズ・カップ優勝経験のあるザンビア代表と同居した死のグループBで1敗2分けの3位と苦しいスタートを強いられたカメルーンは、この4節で直近の対戦で大敗したナイジェリアとのリベンジマッチに臨んだ。 ▽逆転での本大会出場に向けて勝ち点3が絶対条件のカメルーンだったが、30分にサイモンにゴールを許して先制点を奪われてしまう。その後、後半に入ってバソゴグ、アブバカルと攻撃的な交代カードを切って逆転を目指すカメルーンは75分、アブバカルのPKで同点に追いつく。だが、ここまで全勝の首位ナイジェリア相手に逆転ゴールを奪うことはできず、試合はこのまま1-1でタイムアップ。2節を残して首位ナイジェリア(勝ち点10)との勝ち点差が「7」のままとなったカメルーンの予選敗退が決定した。 ▽直近のW杯7大会中6度本大会行きを決めていたカメルーンは、今年1月に行われたアフリカ・ネイションズ・カップでも優勝を果たしていたが、2006年のドイツW杯以来となる予選敗退となった。 ▽なお、2位ザンビア(勝ち点4)と最下位アルジェリア(勝ち点1)の一戦は、5日に行われる。 2017.09.05 06:23 Tue3
2年前の脳卒中から完全復活! カメルーンの闘将リゴベール・ソング氏が東京五輪目指すU-23チームの監督に
▽かつてリバプールやガラタサライで活躍した元カメルーン代表DFのリゴベール・ソング氏(42)が、U-23カメルーン代表の新指揮官に就任した。カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)が18日に発表した。 ▽2016年10月に脳動脈瘤の疑いで母国のヤウンデの病院に緊急搬送されたソング氏は一時生命の危機に瀕したものの、その後無事意識を取り戻し大きな後遺症もなくリハビリを行っていた。そして、今年に入ってからは指揮官不在のフル代表を暫定指揮官として率い、今回新たな職務として2020年の東京オリンピック出場を目指すU-23カメルーン代表の指揮官に就任することになった。 ▽現役時代にアフリカ屈指のセンターバックと評されたソング氏は、カメルーン代表として歴代最多の137キャップを誇り、4度のワールドカップ出場を果たしていた。また、クラブレベルではリバプールやガラタサライ、ウェストハムで活躍。なお、アーセナルやバルセロナに在籍したMFアレクサンドル・ソングは、甥にあたる。 ▽また、ソング氏は2002年日韓・ワールドカップのキャンプ地となった大分県の旧中津江村(現日田市)での周辺住民との交流や、2010年南アフリカ・ワールドカップのグループステージで日本代表と対戦するなど、日本でも知られた存在だ。 ▽不屈のライオンをピッチ内外で体現するソング氏はアフリカ予選を勝ち抜き、2020年に再び日本の地に足を踏み入れることになるのか。 2018.10.19 14:00 Fri4
ナイジェリア、エジプト、カメルーンらが2次予選を突破!最終予選に進む10カ国が決定《カタールW杯アフリカ予選》
カタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ2次予選の全日程が終了し、最終予選に進む10カ国が決定した。 2次予選では、4チーム10グループに分かれてホーム&アウェイのリーグ戦を行い、各グループの首位10チームが最終予選に進出する。 グループAの最終節では、首位のアルジェリア代表と2位のブルキナファソ代表が対戦。ホームのアルジェリアは負けてしまうと予選敗退というプレッシャーを抱えていたなか、マンチェスター・シティFWのリヤド・マフレズのゴールなどもあり、2-2で試合終了。最終予選に駒を進めた。 グループCでも最終節にて天王山が実現。ナイジェリア代表とカーボベルデ代表が相まみえた。こちらも敗北すれば予選敗退という状況のナイジェリアだったが、1-1のドローに持ち込んで最終予選に進出している。 一方、グループDでは逆転劇が発生。2位カメルーン代表がリヨンFWのカール・トコ・エカンビの先制点を守り切り、首位コートジボワール代表を撃破。コートジボワールは2大会連続で予選敗退となった。 また、リバプールFWモハメド・サラー擁するエジプト代表は、4勝2分けと無敗で2次予選を終了。アーセナルFWピエール=エメリク・オーバメヤンがけん引するガボン代表に勝ち点7差をつけ、グループFを突破した。 そして、2015年3月~2018年4月まで日本代表の指揮官を務めたヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるモロッコ代表は6戦全勝。20得点を挙げて失点はわずか「1」と、圧倒的な強さでグループIを通過している。 その他、グループBはチュニジア代表、グループEはマリ代表、グループGはガーナ代表、グループHはセネガル代表、グループIはモロッコ代表、グループJはDRコンゴ代表がそれぞれ最終予選へと駒を進めることになった。 なお、最終予選は10チームを上位と下位に分け、上位チームと下位チームがホーム&アウェイ方式で直接対決。勝利した5チームが本戦行きの切符を手にするレギュレーションとなっている。 ◆最終予選進出10カ国 グループA:アルジェリア(次点:ブルキナファソ) グループB:チュニジア(次点:赤道ギニア) グループC:ナイジェリア(次点:カーボベルデ) グループD:カメルーン(次点:コートジボワール) グループE:マリ(次点:ウガンダ) グループF:エジプト(次点:ガボン) グループG:ガーナ(次点:南アフリカ) グループH:セネガル(次点:トーゴ) グループI:モロッコ(次点:ギニアビサウ) グループJ:DRコンゴ(次点:ベナン) 2021.11.17 16:41 Wed5

