ローマのデ・ロッシ監督解任を選手は誰一人として受け入れず リーダー2人が「選手の総意」でCEOに撤回を直談判
2024.09.20 17:53 Fri
ローマ上層部による「ダニエレ・デ・ロッシ監督解任」の決断は、全くもって選手たちに受け入れられていないのだという。
後任には、その手腕がカルチョで高く評価されるイバン・ユリッチ氏が就任。何はともあれリスタートを切るローマだが、首都ローマに本社を置く『コリエレ・デッロ・スポルト』が、クラブに関してこのようなニュースを展開。
どうやら、ダン・フリードキン氏から事実上全権を託されている最高経営責任者(CEO)、リナ・スロウコウ氏に特定の選手から直談判が。ズバリ「デ・ロッシ解任の撤回」だという。
また、解任前ラストゲームとなったジェノア戦に前後して、選手全員が上層部から個別に呼び出され、「デ・ロッシ監督をどう思うか」という半ば尋問があった模様。
地元紙コリエレいわく、この場でデ・ロッシ監督を“裏切った”選手は1人もおらず、にもかかわらず解任に。結局ペッレグリーニとマンチーニの直談判も通らなかったようで、波紋がまだ続きそうだ。
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ローマは18日、夏に契約を延長したばかりのデ・ロッシ監督との契約解除・解任を発表。確かにセリエA開幕4試合未勝利と苦しんでいたが、それでも、この別れを受け入れられないと嘆くロマニスタが少なくない。どうやら、ダン・フリードキン氏から事実上全権を託されている最高経営責任者(CEO)、リナ・スロウコウ氏に特定の選手から直談判が。ズバリ「デ・ロッシ解任の撤回」だという。
その選手とは、主将のロレンツォ・ペッレグリーニ、ジャンルカ・マンチーニで、2選手は「選手全員から想いを託された代表団として彼女(スロウコウCEO)を頼った」とも。ボスの解任は、全くもって受け入れられていないようだ。
また、解任前ラストゲームとなったジェノア戦に前後して、選手全員が上層部から個別に呼び出され、「デ・ロッシ監督をどう思うか」という半ば尋問があった模様。
地元紙コリエレいわく、この場でデ・ロッシ監督を“裏切った”選手は1人もおらず、にもかかわらず解任に。結局ペッレグリーニとマンチーニの直談判も通らなかったようで、波紋がまだ続きそうだ。
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「望んでいた結末ではない」エル・シャーラウィがローマ解任のデ・ロッシ監督に熱いメッセージ「いつも思っていた通りの人だった」
ローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが、電撃解任されたダニエレ・デ・ロッシ監督へメッセージを送った。 デ・ロッシ監督は下部組織時代から過ごしたローマで17シーズンを過ごし、その後はボカ・ジュニアーズでのプレーを経て現役引退。イタリア代表のコーチやSPALでの指揮官を経験すると、2024年1月からジョゼ・モウリーニョ前監督の後任としてローマの監督に就任した。 昨シーズンは公式戦26試合14勝6分け6敗とチームを立て直し、ヨーロッパリーグ(EL)ではベスト4に進出。しかし、今シーズンはセリエA開幕からの4試合で3分け1敗と勝利がない中、18日にクラブは「望ましい道を速やかに再開できるよう、チームの利益を考慮して採用された」という説明と共に、デ・ロッシ監督の電撃解任を発表した。 クラブが後任としてイバン・ユリッチ氏の就任を発表する中で、ローマの選手たちはSNSでデ・ロッシ監督への感謝を表明。その中でもエル・シャーラウィはインスタグラムで長文のメッセージを投稿しており、感謝と今後の幸運を祈ると綴っている。 「最初はチームメイトとして、次は監督として、あなたはいつも僕が思っていた通りの人だった。フットボール界の紳士であり、技術的なレベルだけでなく、何よりもあなたのカリスマ性とチーム内でのリーダーシップは参考とされるべき存在だった」 「あなたがこの街の何を代表しているか考えれば、これが僕たちの望んでいた結末でないのは確かだ。でも、あなたが僕たちに与えてくれたことを、たとえ短い時間だったとしてもみんなは忘れない」 「僕はあなたの幸運を祈ることしかできない。あなたの未来が、あなたに相応しいものであることを祈っている。すべてに感謝している。愛しているよ、ダニ」 2024.09.19 11:55 Thu3
「なぜアプローチを変えたのか」 土壇場被弾でいまだ勝ちなしのローマ…デ・ロッシ監督は後半に苦言「理解できない」
ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が苦い思いを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 開幕から2分け1敗のローマは、15日のセリエA第4節でジェノアと対戦。敵地で今シーズン初白星を目指した。 序盤は守勢に回るも、徐々にリズムを掴み、敵陣でゲームを展開。37分にはセットプレーの流れからウクライナ代表FWアルテム・ドフビクが移籍後初ゴールを奪う。 後半序盤にもドフビクに決定機がありながら、ジェノアに押し込まれる形に。デ・ロッシ監督が抗議で退席処分となった後半アディショナルタイムには劇的な同点弾を決められ、1-1のドローに終わった。 勝ちきれず、開幕4戦未勝利となったデ・ロッシ監督。後半のペースダウンを悔いている。 「ハーフタイムに入るまで我々は試合を支配していたが、その後は下がりすぎてしまった。我々はカウンターアタックをやめてしまったが、自分たちのクオリティを考慮すれば、下がってカウンターを仕掛けることは恥ずべきことではない」 「ビルドアップを試みた時にボールを失い続けた。うまくいき始めたものの、あまりにミスが多かった。慌てすぎてしまった。これで相手に自信を与えてしまったし、相手はトップチームだった」 「数字に目を向けると、我々には大きなチャンスがあった。しかし、試合を最後まで見届けなければならない。何よりも前半にあれだけ支配していたのに、なぜ後半はアプローチを変えたのか理解できない」 また、3分け1敗で16位に沈む状況にも言及。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を目指すため、このような試合を落としてはいけないと主張した。 「我々はチャンピオンズリーグに出場するために戦わなければならないチームだと思う。それが我々の目標だ。昨シーズンは6位で終えたが、これにはうんざりし始めている」 「そこに到達できなかったら失敗かどうかは別の問題だ。相手はユベントス、インテル、ミラン、ヨーロッパを戦わないナポリ、そしてトップチームのアタランタだ。我々より上位、あるいは下位で終えられるチームがたくさんあり、状況はかなり拮抗している」 「私の意見としては、シーズンに向けた目標に基づき、移籍市場ではうまくやった。今後は正しい戦略を取れると確信している。このスタジアムでは多くのチームが苦戦するだろうから、このような試合に勝たなければならないのは明らかだ」 「こういった試合に勝つことは、リーグの順位の面でも大きな意味を持つだろう。4試合を終えた時点での順位はそれほど重要ではないが、士気を高めるために重要だ。今日勝てば大きな収穫になっていたはずだから」 <span class="paragraph-title">【動画】試合終了間際に悲劇…ジェノアvsローマ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="eTT6JDKLFTQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.16 16:30 Mon4
開幕4戦未勝利のローマがデ・ロッシ監督を電撃解任、早期の立て直しを決断
ローマは18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督(41)の解任を発表した。なお、後任に関しては決定次第の発表となる。 現役時代は下部組織時代から過ごしたローマで17シーズンを過ごし、その後はボカ・ジュニアーズでプレーし現役を引退したデ・ロッシ監督。イタリア代表のコーチやSPALで監督を務めて中、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任を受け、2024年1月から監督に就任した。 2023-24シーズンは公式戦26試合を指揮し、14勝6分け6敗。ヨーロッパリーグでは準決勝でレバークーゼンに敗れベスト4の成績を残していた。 今シーズンはここまで開幕4試合を戦い、セリエAでは3分け1敗と勝利なし。クラブは「この決定は、シーズンがまだ始まったばかりの時期に、望ましい道を速やかに再開できるよう、チームの利益を考慮して採用されたものである」と、解任に至った理由を説明している。 今夏のローマは、レンタル移籍でプレーしていた選手が退団したものの、FWアルテム・ドフビク、FWマティアス・スーレ、DFマリオ・エルモソ、DFマッツ・フンメルスなどを補強。攻守に戦力を揃えた中、ここまで4試合でわずか2ゴールと攻撃陣が低調な出来に終わっていた。 2024.09.18 16:17 Wed5
あっさりとアイコン切りのローマをOBナインゴランが辛辣批判! 「4試合で追い出されるなんて僕には狂気の沙汰」
ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督解任にクラブOBから批判の声だ。 現役最後はボカ・ジュニアーズだったが、それまでローマで17シーズンを過ごし、アイコンとして愛されたデ・ロッシ氏。イタリア代表のコーチや、SPALの指揮官を経験し、今年月からジョゼ・モウリーニョ前監督の後任として、ローマに帰還した。 そんなデ・ロッシ氏は昨季の公式戦26試合で14勝6分け6敗とチームを立て直してみせ、ヨーロッパリーグ(CL)出場にも導くと、今年6月に2027年夏の新契約にサイン。だが、今季のセリエA開幕から3分け1敗の16位で18日に解任の憂き目に遭った。 未勝利といっても、負けたのは1試合だけ。ロマニスタからもクラブの躊躇ない決断に納得できない者の声が聞こえてくるが、OBの元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランも『Il Tempo』のインタビューで批判した。 「僕にはまったくの狂気だ。昨年、彼は『金には興味がない』と言ってローマを率いて始め、それから良い結果を出し、続投を勝ち取った。で、彼らは3年契約を渡し、華々しく発表してこれだ…4試合で追い出されるなんて、僕には狂気の沙汰だ」 「結果をどうこう言うのは勝手だけど、選手全員が彼の味方なら、言われている以上の何かがあるのは明らか。解任は冗談にしか感じないし、4試合で3つの引き分けで、結局のところ。負けたのは1試合だけ。その事実を正当化できるはずがない」 また、「彼らはファンを落ち着かせるためにデ・ロッシを呼んだ。モウリーニョを追い出した後、ファンがチームに残るための人を探さなければならず、デ・ロッシが解決策だった」と続け、改めて厳しい言葉を並べた。 「昨年、彼がチームを引き継いでからはモウリーニョがいたときよりもはるかに良いプレーをしていたし、僕なら彼にもっと時間を与えたことだろうね。何回か勝つだけで上位に戻れたはずだ」 「経験の浅い監督が昨年に良い結果を出して3年契約を手にした。だが、行われたことはすべて表面的なものにすぎなかったということ。彼を信頼していること、彼が未来の監督であるのをファンに示すためのね」 元同僚であり、SPAL時代に指揮官として師事したナインゴランが言うように、わずか1敗の事実があるだけに、早すぎる判断にも感じるローマのデ・ロッシ切り。解任発表の同日にイバン・ユリッチ氏(49)を招へいしたが、これが吉と出るか凶と出るか。 2024.09.20 22:40 Friローマの人気記事ランキング
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