イラン代表、前ベルギー代表監督のヴィルモッツ氏を新指揮官に招へい!
2019.05.15 16:00 Wed
イラン代表の新監督にベルギー人指揮官のマルク・ヴィルモッツ氏(50)の就任が決定した。『IRNA(国営イラン通信)』が15日に伝えた。
AFCアジアカップUAE2019の準決勝で日本代表に敗れたイラン代表では、大会後にカルロス・ケイロス前監督がコロンビア代表の新指揮官就任のために退任。その後、同国代表の指揮官は空席となっていたが、この度ヴィルモッツ氏の就任が決定した。
なお、『IRNA』の伝えるところによると、15日午前にテヘラン入りを果たしたヴィルモッツ氏は同日午後にも正式な契約書にサインする予定だという。また、契約に関しては2022年カタール・ワールドカップ(W杯)までとなり、年俸は120万ドル(約1億3000万円)前後になるようだ。ただ、この契約は予選突破などの条件付きになるという。
現役時代にアタッカーとしてベルギー代表で活躍したヴィルモッツ氏は、2012年から母国ベルギー代表の指揮官に就任し、2014年ブラジル大会で3大会ぶりのW杯出場を、ユーロ2016で4大会ぶりの本戦出場に導いていた。しかし、ユーロ2016ではタレントを多数抱えながらもウェールズ代表の前にベスト8敗退に終わり、解任されていた。
また、ベルギー代表解任後は2017年3月にコートジボワール代表の指揮官に就任も、2018年ロシアW杯のアフリカ3次予選敗退に伴い、同年11月に辞任していた。
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イラン代表のカルロス・ケイロス監督が、イングランド代表戦を振り返った。ポルトガル『A Bola』が伝えた。 21日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループB第1節でイランはイングランドと対戦した。アジア最速でW杯出場を決め、FIFAランキングでも最も高い位置にいるイラン。しかし、試合はアクシデントも影響し、圧倒的な差を見せつけられることになる。 守備的な[5-4-1]で臨んだイランだったが、開始早々にGKアリレザ・ベイランヴァンドがクロス対応で前に出たところ味方と激突。これで鼻を負傷し流血すると、一度はプレーを再開も自ら交代を要求した。 正守護神をアクシデントで欠くことになったイランは、イングランドの攻勢に遭うと、前半だけで3失点。後半にも失点からスタートするが、エースのFWメフディ・タレミが1点を返す。その後も失点を重ね、終わってみれば6失点。最終盤にタレミがPKを決めて意地の1点を返したが、6-2で大敗となった。 試合後、ケイロス監督がコメント。相手との力量差があったことを認め、多くを学ぶことができたと振り返った。 「私の分析はとてもシンプルで実用的だ。ハーフタイムはイングランドが0-3で迎えた。それ以降の唯一の目的は、その瞬間を楽しもうと言うことだった。そのためには、勇気を持ってフットボールをプレーし続けなければいけなかった」 「前半はとてもレベルの高いチームと、同じ経験を持たない我々の選手との違いが非常に明白だった。勝つか学ぶかのどちらかであり、イングランド代表から多くのことを学ぶことができたことを光栄に思う」 2点を返したことで、後半は3-2というスコアに。ケイロス監督は、この経験を第2戦のウェールズ代表戦に繋げたいとした。 「我々はウェールズとの試合に向けてより良い準備ができている。監督としての私の仕事は、過去を正すことではなく、すでに行われたことを正すことでもない。未来に影響を与えることだ」 <span class="paragraph-title">【写真】顔面強打で流血するイランの強肩守護神・ベイランヴァンド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ClOYt4Lo6C1/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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