【Jリーグ移籍情報/1月17日】50歳のゴン中山が契約更新! J1昇格に貢献した湘南FWジネイは甲府へ…昨年のCWCに出場したFWが岐阜加入

2018.01.18 08:00 Thu
Getty Images
▽1月17日(水)に決定した、Jリーグの移籍情報を全てまとめて紹介。

▽主な動向では、昨シーズンの明治安田生命J2リーグで12ゴールを記録して湘南ベルマーレのJ1昇格に貢献したFWジネイがJ2降格のヴァンフォーレ甲府へ移籍。一方で甲府FWドゥドゥがアビスパ福岡に加入した。
▽また、アルビレックス新潟MF成岡翔がSC相模原に加入。FC岐阜はクラブ・ワールドカップにも出場したオークランド・シティからFWライアン・デ・フリースを獲得している。そうした中、アスルクラロ沼津のFW中山雅史が契約を更新し、50歳での現役続行を決断した。

▽1月17日(水)
【J1】
◆湘南ベルマーレ
《OUT》
FWジネイ(34)
[ヴァンフォーレ甲府→完全移籍]

◆ヴィッセル神戸
《OUT》
MF田中英雄選手(34)
[契約満了]
【J2】
◆ジェフユナイテッド千葉
《OUT》
MF仲村京雅(21)
[Y.S.C.C.横浜→完全移籍]

◆ヴァンフォーレ甲府
《IN》
FWジネイ(34)
[湘南ベルマーレ←完全移籍]
Getty Images


《OUT》
FWドゥドゥ(27)
[アビスパ福岡→期限付き移籍]

◆アルビレックス新潟
《OUT》
MF成岡翔(33)
[SC相模原→完全移籍]

◆FC岐阜
《IN》
FWライアン・デ・フリース(26)
[オークランド・シティ(ニュージーランド)←完全移籍]
Getty Images


◆徳島ヴォルティス
《IN》
GKカルバハル(29)
[アルバセテ・バロンビエ(スペイン)←期限付き移籍内定]
Getty Images


◆アビスパ福岡
《IN》
FWドゥドゥ(27)
[ヴァンフォーレ甲府←期限付き移籍]
Getty Images


《OUT》
FWウィリアン・ポッピ(23)
[契約解除]

【J3】
◆グルージャ盛岡
《OUT》
MF井上丈(23)
[コバルトーレ女川(JFL)→完全移籍]

◆ザスパクサツ群馬
《OUT》
DFチェ・ジュンギ(23)
[城南FC(韓国)→完全移籍]

FWカン・スイル(30)
[ラチャブリFC(タイ)→完全移籍]

◆Y.S.C.C.横浜
《IN》
MF仲村京雅(21)
[ジェフユナイテッド千葉←完全移籍]

《契約更新》
DF上田航平(19)
FW金子大晟(19)

◆SC相模原
《IN》
MF成岡翔(33)
[アルビレックス新潟←完全移籍]
Getty Images


◆AC長野パルセイロ
《OUT》
GK武田大(28)
[アルティスタ東御(北信越1部)→完全移籍]

◆アスルクラロ沼津
《契約更新》
FW中山雅史(50)
Getty Images


◆ガイナーレ鳥取
《IN》
FWレオナルド(20)
[サントス(ブラジル)←完全移籍]

《OUT》
DF亀島周(24)
[東京23FC(関東1部)→完全移籍]

ジネイの関連記事

マドリーがフランス代表MFフェキルに興味? 30億円+セバージョスでオファーか

レアル・マドリーが、来シーズンの補強に向けフランス代表MFに興味を持っているようだ。スペイン『Fichajes』が報じた。 マドリーが興味を持っているとされるのは、レアル・ベティスに所属するフランス代表MFナビル・フェキル(26)。かつてはリバプールへの移籍が盛んに報じられた中、2019年7月に移籍金2200万ユーロ(約25億8500万円)でリヨンからベティスへ完全移籍で加入した。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJKTXJYV2p1dSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 初のスペイン挑戦となったフェキルは、今シーズンのラ・リーガでここまで22試合に出場し7ゴール6アシストと結果を残している。 また、先日のマドリー戦でも先発フル出場。あわやゴールかという鋭いシュートを放つなど好プレーを見せると、40分には積極的なボール奪取からシジネイの豪快ゴールにつなげていた。 かねてからフェキルに注目していたジネディーヌ・ジダン監督は、そのプレーを目の当たりにしたことでより興味を持ったという。そして、今夏の獲得候補にリストアップし、オファーの準備をしているとのことだ。 マドリーはフェキル獲得に2500万ユーロ(約29億4000万円)を用意するとのこと。また、現在はアーセナルにレンタル移籍しており、ベティスの下部組織出身であるスペイン代表MFダニ・セバージョス(23)も譲渡するつもりがあるとされている。 2020.03.13 12:27 Fri

松本FWジネイが契約満了…今季甲府途中退団も練習生を経て加入

▽松本山雅FCは29日、ブラジル人FWジネイ(35)の契約満了を発表した。 ▽ブラジルやスペイン複数クラブでプレーした後、2015年1月に鹿島アントラーズに加入したジネイは、湘南ベルマーレ、2018年にヴァンフォーレ甲府に加入。しかし、同年8月に契約解除が発表され、一時は帰国を考えたものの、練習生を経て松本に加入した。今シーズンは明治安田生命J2リーグで4試合1ゴールを記録している。 ▽松本退団が決定したジネイは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「山雅に来て、たくさんの人に恵まれみんなと一緒に昇格できたことを非常に幸せに思います。これからは山雅を応援する立場になりますが、山雅の輝かしい未来を願ってます。またどこかで皆さんに会えることを楽しみにしてます。本当にありがとうございました!」 2018.11.29 15:55 Thu
thumb

松本、甲府退団のFWジネイ加入を発表! 「共にJ1へ行きましょう! 」

▽松本山雅FCは8月31日、ヴァンフォーレ甲府を退団ブラジル人FWジネイ(34)の加入を発表した。また、背番号は「49」を着用する。 ▽ジネイは、アトレチコ・パラナエンセやヴィトーリア、スペインのセルタやテネリフェなどでプレー。2015年に鹿島アントラーズへ加入すると、2016年8月からは湘南ベルマーレ、今年から甲府に加入していた。今シーズンは、甲府での明治安田生命J2リーグ12試合に出場し、1得点を記録している。 ▽ジネイは、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントした。 ◆ジネイ 「まだ日本でプレーしたい気持ちがあるなかで、ブラジルに帰国する1日前に松本山雅FCにテスト生として迎えていただいたことを感謝しています。そしてこのまま松本山雅FCでプレーできることを夢のように思います。湘南で昇格した経験を松本山雅でも活かしたいと思いますし、今の自分の目標がこのチームで昇格することなので、皆さんと共にJ1へ行きましょう! 」 2018.08.31 16:15 Fri
thumb

甲府がFWジネイと契約解除…今季加入でリーグ戦12試合に出場

▽ヴァンフォーレ甲府は14日、ブラジル人FWジネイ(34)と8月10日をもって契約解除していたことを発表した。 ▽ジネイは、アトレチコ・パラナエンセやヴィトーリア、スペインのセルタやテネリフェなどでプレー。2015年に鹿島アントラーズへ加入すると、2016年8月からは湘南ベルマーレ、今シーズンから甲府に加入していた。 ▽甲府では明治安田生命J2リーグで12試合に出場し1得点を記録。J1通算20試合出場4得点、J2通算45試合13得点を記録していた。 2018.08.14 10:23 Tue
thumb

甲府FWジネイが右ヒザ外側半月板損傷で全治約3カ月

▽ヴァンフォーレ甲府は11日、FWジネイの負傷を発表した。 ▽クラブの発表によると、ジネイは右ヒザ外側半月板損傷と診断。10日に手術を受け、全治約3カ月とのことだ。 ▽ジネイは、湘南ベルマーレから今シーズン加入。明治安田生命J2リーグで7試合に出場し1得点を記録していた。 2018.05.11 18:31 Fri

J1の関連記事

Eピースでの古巣戦に臨む東京Vの城福監督「臆せずチャレンジングな試合をしたい」…「特別」と語る広島への思いにも触れる

東京ヴェルディの城福浩監督が、2021年以来となる広島の地での古巣対戦への思いを語った。 ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌相手に今シーズン2度目の連勝を達成し、11位に浮上した東京V。さらに、12日に行われた天皇杯2回戦ではAC長野パルセイロを相手に5-0の完勝を収め、公式戦3連勝とした。 [3-4-2-1]へのシステム変更を機にトップハーフ浮上も見えてきた上り調子の昇格チームは、15日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1第18節で5位のサンフレッチェ広島と対戦する。 13日、クラブハウスで行われた会見で城福監督は、前日に行われた天皇杯で得た手応えと課題に言及。 ややバタついた前半の入りに関しては「ちょっと足元、足元でプレーしている選手が多く、相手の嫌なところを突いてゲームに入っていくということができなかった」と課題を口にしたが、後半については「入りもよかったですし、クローズのところは本当に後から入った選手も最初から出た選手も、隙を見せないという姿勢を見せてくれた。何よりも山田剛綺の動きがシャドーで入った時のあのハードワークの姿勢というのは、みんなに伝わった。非常に集中力の高いクローズができたと思います」とコメント。 「矢印を自分たちに向けて成長していくプロセスの1試合」で、下位カテゴリー相手にしっかりとした心構えで臨んだ選手たちの姿勢。試合終盤に決死の3度追いを見せたストライカーを名指しで称賛するなど、札幌戦で出た課題を克服したチームのパフォーマンスに満足感を示した。 直近の公式戦2試合でいずれも5ゴールを挙げた攻撃面では、システム変更や相手の戦い方の影響もあったものの、より背後や縦パスの意識が高まった印象だ。城福監督は中盤から短い縦パス3本を繋いで奪った長野戦の先制点を例に挙げつつ、「相手の嫌がること」、「バランス」をキーワードに、「よりムラのない試合運び」をチームに求める。 「これは我々が志向するサッカーでいうと、いわゆるへそと言われている部分をうまくアンカーに入った選手が、ボールを触りながら機能させながら、相手を中に締めさせておいて外を使う。相手が広がったら中を使う、前から来れば裏を使うというところのバランスが大事なんですけれども、天皇杯の昨日の試合で言えば、最初の15分ぐらいは本当に中ばっかりだった。みんながいいことしようとしたというか、相手が嫌なことをしているかというと、本当にいいバランスで入れたかというと、そこはまだちょっとムラがあるいうところは否めないかなと思います」 「ただ、あの1点目というのは最後染野のスルーパスに山田剛綺が反応しましたが、時間で言えばその15秒、20秒ぐらい前というのは相手を広げて最終ラインに戻して最終ラインで回してるうちに、染野ともう一人が裏を取りに行っている。そのボールを相手がギリギリでクリアしたセカンドを拾って、そこからまたスタートしてあのスルーパスでした」 「そこの映像は僕らもハーフタイムに見せました。『間違えるな』と、綺麗なサッカーをやろうとしてやれるほど簡単ではないし、我々が目指すのは相手の嫌がるところ、ゴールに近いところをまず見て、そこからへそを使ったりワイドを使ったり、バランスを取っていくのであって、自分たちにとって何か心地いいというか、気持ちいいコンビネーションのところから入ったら、本当にカウンターも食らいますし、相手も組みやすくなるので、特に裏を取る選手が得意な選手が多いので、ここのバランスを取りながら、しっかりと繋いでいくというところは、昨日の試合だけではなくJリーグ含めてみんながいいバランスで状況を見ながら、いいバランスが取れるような、もっとムラのないような試合運びというのはやっていきたいです」 また、ここにきて徐々に離脱者が増え始める中、長野戦で戦列復帰を果たしたDF谷口栄斗に関しては「彼が離脱している間にチームの立ち位置というか、システムを変えてやっていた中、公式戦でレギュラー陣のセンターバックと一緒にやれたということは、すごく意義がある」、「身体的には全く問題ないと思います。あの時間であれば、我々は離脱した理由である箇所のところのリバウンドが一番心配だったので、そこさえ問題なければ、昨日ぐらいの時間であれば、中2日は全く問題ないと思っています」と、中2日でのリーグ戦での起用を示唆した。 5月22日に行われたJリーグYBCルヴァンカップではほぼベストメンバーを起用した広島に対して、控え中心の布陣で臨んだ結果、2-3の敗戦で古巣初対戦を終えた城福監督は、その敗戦から約1カ月の期間を経てリベンジマッチに臨む。 その前回対戦を経て改めて対戦相手の印象について問われた指揮官は、「ルヴァンで対戦してみても、強度という意味で、やっぱりトップレベルだなと。今まで対戦した中で言えば、それこそ町田と同じぐらいのレベルがあり、広島が今のJリーグを牽引するチームであることは間違いない」、「ボールを奪ってからのスピード感であったり、湧き出てくる人数であったり、局面の強さであったり、カウンターの精度というのは、本当にこういうチームが優勝候補と言われるチームなんだろうなと。観察していても対戦してみても改めて思います」と、称賛の言葉を並べた。 さらに「Jリーグでトップレベル、優勝を争うようなチームというのがどのレベルなのかというのは、ここまで経験してきているので、そこに打ち勝つためのポジションの準備だったり、バトルの準備だったり、セカンドの準備だったり、あるいは予測だったり、カバーの意識だったりというところを、もうワンランク上げないと、勝ち点を持ち帰ってくるというのは難しいと思っています」と、前回対戦を踏まえた上でのチームの改善点を指摘。 ただ、野心的な指揮官は「こういうチームに対して、互角以上の戦いをすること。勝ち点3を取ることというのが、おそらく我々のチームを新しいステージに導いていくことになるんだろうなと思っているので、我々が志向するサッカーで、アウェイではありますけど、勝ち点3を取りにいくという姿勢を見せることが、このチームの今の現在地というのを測れるいい機会だと思うので、臆せずチャレンジングな試合をしたい」と、J1残留以上のサプライズを目指す中で強豪撃破へ意気込む。 広島の元指揮官で、日本代表を率いる森保一監督が先日のシリア代表戦で広島念願のサッカー専用スタジアム“Eピース”への思いを語ったことが記憶に新しいが、同じく2018年から2021年途中まで4年に渡ってクラブを率いた城福監督にとっても、新スタジアムで戦う一戦は特別な思いをもっての試合になる。 新スタジアムで戦う広島の地での古巣対戦について63歳の指揮官は「僕は4年いましたけど、自分が就任した時には、スタジアムができるかどうかわからなかったです。非常に難しい時期でした。その機運は高まってましたけれども、『作りたい』、『でも実現するのか』というところと、場所はいくつかの候補があって、そこが絞り込まれていくプロセスにあったというふうに思います。本当に先人の方の思い、苦労や成果があって、スタジアムが中央公園という本当に町の中心部のところにできるということが決まったのが、ちょうどコロナ禍だったんですけど、それはクラブにとって、あるいは広島にとってものすごく大きなことでした。僕はその時インサイドにいましたけど、みんながそこの近い将来に向けての期待感のある中で、自分は目の前の現実と戦っていた。そんな思い出もあります」と、感慨深げに当時を回想。 また、この一戦の目標として「いい試合をして勝ち点を持ち帰ること」と共に、試合後に改めて古巣のファン・サポーターに挨拶をしたいと、自身にとって「特別」なクラブへの思いを語った。 「4年間いたので、やはり広島への思いは特別ですし、選手とスタッフ、ファン・サポーターに4年間いて、ちゃんとした挨拶ができずに、東京に戻ってきたので、この前のルヴァンの時に何人かの選手とは会えて、あれ以来ぶりに話ができたことはよかったですけど、何よりもファン・サポーターに挨拶できていないというのが、自分はすごく心残りなので、自分のやれることはあのスタジアムでいい試合をすること。それとその後でしっかりファン・サポーターに挨拶をすること。これは自分の中で強い思いがあります。ただ、それは自分の思いなので、とにかくチームが最大値を出して、選手を躍動させて悔いのない戦いをする。これに集中したいなと思います」 2024.06.14 19:30 Fri

日本のS級ライセンスで欧州の監督ができるかも/六川亨の日本サッカー見聞録

日本時間の12日朝9時から、U-23日本対U-23アメリカの親善試合をテレビで観戦した。日本は藤尾翔太のPKと細谷真大の追加点で2-0の勝利を収めたが、意外だったのは、あまりに低調なアメリカの試合ぶりだった。 プレスはその場しのぎで連動性はなく、間延びした陣形に、日本は左MFの斉藤光毅が得意のドリブルで対戦相手を翻弄した。アメリカはOA枠の選手も加わっていたものの、意図的に手の内を見せないよう“手抜き“をしているのではないかと疑ったほど酷い試合内容だった。 それでも2度ほどカウンターからチャンスをつかみかけた。相手はかなりの俊足だったのか、それとも日本のCB西尾隆矢と高井幸大はあまり足が速くないのか。本大会に向けて後者でないことを祈るばかりだ。 そしてこのピンチを救ったのがGK小久保怜央ブライアンだった。迷うことなく果敢にペナルティーエリアを飛び出すと、最初は左足で相手のドリブルをストップ、次は相手より先にボールに到達してクリアした。ミャンマー戦とシリア戦に招集されたGK3人は現状横並びの状態だろうが、U-23日本代表は小久保怜央ブライアンが正GKにふさわしい活躍をU-23アジアカップから見せていると言っても過言ではないだろう。 さて13日はJFAの技術委員会が開催され、終了後に影山雅永技術委員長がメディアブリーフィングを実施した。そこで影山技術委員長は、「早ければ来年にも」日本のS級ライセンスでヨーロッパ5大リーグの監督が務められるようになる「可能性がある」と明かした。 これまでヨーロッパの5大リーグで監督を務めた日本人は、84-85シーズンに当時西ドイツのブンデスリーガ1部、アルメニア・ビーレフェルトを率いた鈴木良平氏しかいなかった。鈴木氏は73年に東海大学を卒業後、元三菱と日本代表監督の二宮寛氏の勧めもありボルシア・メンヘングラッドバッハにコーチとして留学。現地ではヘネス・バイスバイラー監督(後にバルセロナや1FCケルンの監督を歴任)の薫陶を受け、ドイツのS級ライセンスを日本人として初めて取得。一度は帰国したものの、ビーレフェルトからの要請があり、ブンデスリーガの監督となった。 しかし近年では多くの日本人選手がヨーロッパに渡り、5大リーグでレギュラーとして活躍している選手も増えてきた。そこで「指導者養成をどうするか」(影山技術委員長)というのが次のテーマになったという。そして「近年はUEFAとAFCの互換性が認められつつある」として、AFCでプロライセンス制度を導入しているのは47協会中16協会しかなく、その16協会すべてをUEFAは認めないだろうが、AFCより先にプロのライセンス制度をスタートさせた日本協会のS級ライセンスはUEFAにも認可される可能性が高いという。 実際、アンジェ・ポステコグルーはオーストラリア人として初めてプレミアリーグの監督になったが、彼の場合はUEFAの面談を受け、英語でスムーズにコミュニケーションが取れるとしてスパーズの監督に就任することができた。影山技術委員長は「日本でS級を取れば、アジアのどの国でも監督はできる」と現状を解説しつつ、5大リーグのクラブから「オファーがなければ監督にはなれない」と厳しい現実も説明した。 その上で、「風穴を開けるのに、最初に頑張ってくれる人がいたらいいなあ」と正直な感想を漏らしていた。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.14 11:30 Fri

「何もできなくて悔しい」筑波大学戦で脛骨骨折の町田MF安井拓也が心境綴る「今出来ることをやります」

FC町田ゼルビアのMF安井拓也が、負傷した心境を綴った。 安井は12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦に出場。負傷交代していた。 町田は13日、安井について負傷状況を報告。右脛骨骨幹部骨折と診断され、全治は明かされていなかった。 安井は自身のX(旧ツイッター/@ta1121kuya)を通じて、現在の心境を綴っている。 ーーーーー 自分自身の今の立場、コンディション含めて絶対に結果を出そうと思ってました 怪我した今、何もできなくて悔しいです 余裕があればこうなってないかもしれないと思うと、まだまだ強くなれるなと感じます 大好きなサッカーを1日でも早く出来るように、今出来ることをやります ーーーーー 今シーズンの安井は、明治安田J1リーグで8試合、YBCルヴァンカップデ2試合1得点、天皇杯は筑波大学戦で先制ゴールを記録していたが、その直後に交代していた。 これにはクラブOBの鄭大世氏も「脛骨骨折はえぐい!」とコメント。ファンは「早く回復をお祈りします」と、復帰を願う声を寄せていた。 <span class="paragraph-title">【SNS】安井拓也がケガをした今の心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">自分自身の今の立場、コンディション含めて絶対に結果を出そうと思ってました<br><br>怪我した今、何もできなくて悔しいです<br>余裕があればこうなってないかもしれないと思うと、まだまだ強くなれるなと感じます<br><br>大好きなサッカーを1日でも早く出来るように、今出来ることをやります <a href="https://t.co/Z6iE5FODDW">https://t.co/Z6iE5FODDW</a></p>&mdash; 安井 拓也 (@ta1121kuya) <a href="https://twitter.com/ta1121kuya/status/1801071222551376104?ref_src=twsrc%5Etfw">June 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.13 20:55 Thu

町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱

FC町田ゼルビアは13日、FWナ・サンホ、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークの負傷を発表した。 共に12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦で負傷したとのことだ。 ナ・サンホは、左足関節じん帯損傷、前距腓じん帯損傷、三角じん帯損傷と診断されたとのこと。デュークは、左大腿二頭筋肉離れと診断された。 ナ・サンホは、今シーズンの明治安田J1リーグで12試合に出場し2得点、デュークは15試合に途中出場し2得点を記録していた。 筑波大学戦では、試合後に黒田剛監督が相手のラフプレーに対して苦言を呈していた中、MF安井拓也が右脛骨骨幹部骨折、DFチャン・ミンギュが左鎖骨骨折と診断されており、合わせて4名の選手の負傷離脱が発表されることとなった。 2024.06.13 18:55 Thu

浦和がファン・サポーターにお願い…遠征時のファン対応に「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」、今季は複数クラブが禁止の声明

浦和レッズは13日、「チームの遠征時に関するお願い」としてファン・サポーターへ呼びかけを行った。 今シーズンは、横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田、サンフレッチェ広島、FC東京などがすでに声明を発表している通り、移動時や滞在先のホテルなどでの執拗なつきまとい行為に対して注意喚起がなされ、公共施設でのファン対応を行わないとしてきた。 そんな中、浦和も同様の事象について声明を発表。遠征時には声掛けなどをしないようにお願いした。 「選手およびチームスタッフが遠征を行う際の、ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションについてお願いがございます」 「遠征時に利用する、公共交通機関(駅、空港等)やホテル等の公共施設、およびその周辺において、選手やスタッフがサインや写真撮影を求められる場面が見受けられます」 「みなさまご承知の通り、公共交通機関や公共施設は他のお客様もご利用になられており、そうした行為は他の利用者の方々や従業員のみなさまへのご迷惑に繋がる可能性があるほか、選手、スタッフ、およびファン・サポーターのみなさまの安全面への懸念もございますため、今後はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「なお、大原サッカー場でのファンサービスの実施につきましては、引き続き弊クラブ内にて検討を行ってまいります」 「本発信以前より、選手、チームスタッフ、そして公共交通機関や公共施設のご利用者様等へのご配慮から、サインや写真撮影を自重してくださっていたファン・サポーターのみなさまには、この場をお借りしまして心より感謝を申し上げます」 「またこれまで、遠征時に選手やチームスタッフにサインや写真撮影を求められていたみなさまにおかれましては、そうした行為が悪意に基づくものでは無いことを私どもも重々承知いたしておりますが、上記理由をご勘案の上、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます」 禁止とは発表せず、ファン・サポーターの配慮に任せる形となった浦和。クラブのことを思っての普段のサポートなのであれば、しっかりと耳を傾けてくれるはずだろう。 2024.06.13 18:45 Thu

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly